2017年03月18日

200年以上の歴史あり!伊勢参りの後は名物「へんば餅」を

200年以上の歴史あり!伊勢参りの後は名物「へんば餅」を

江戸時代から200年以上、伊勢の人々や参拝客に親しまれている銘菓「へんば餅」をご存知ですか?伊勢と言えば「赤福」が有名ですが、歴史ある伊勢の町にある銘菓は赤福だけではありません。独特な食感と上品な甘さで、長い間愛され続けている「へんば餅」。今回はそんな「へんば餅」について、特徴や歴史、どこで食べられるかなどをご紹介します。

赤福だけじゃない!伊勢の名物「へんば餅」

赤福だけじゃない!伊勢の名物「へんば餅」1095106

出典:LHさんの投稿

全国的に有名なパワースポット「伊勢神宮」。周辺にある「おはらい町」や「おかげ横丁」には、グルメやショッピングが楽しめるお店が立ち並び、多くの観光客でにぎわっています。

赤福だけじゃない!伊勢の名物「へんば餅」1095109

出典:Bycoさんの投稿

そんな伊勢神宮のお土産と言えば「赤福」が有名。しかし歴史ある伊勢の名物は赤福だけではありません。今回は、江戸時代から200年以上の歴史を持つ、地元に愛され続ける銘菓「へんば餅」についてご紹介したいと思います。

「へんば餅」ってどんな和菓子?

「へんばや商店 宮川店」料理 1095198 【2016.12】へんば餅(1皿2個入・160円)

出典:わんこそらさんの投稿

「へんば餅」の特徴は、この丸く平らな形。両面には焼き色が入り、中にはこしあんが入っています。

「三重テラス ショップ」料理 1095197 へんば餅5個入り(463円税別)16.10月

出典:chima@さんの投稿

香ばしいのにモチモチというなんとも言えない食感。中には上品な甘さのこしあんがたっぷり。餅とよく合います。

「へんばや商店 本店」外観 1095148 馬を返すから返馬(へんば)だそうです

出典:FROG☆MENさんの投稿

へんば餅の歴史は、遡ること約240年。今のお店のご先祖が、参宮街道宮川のほとりに茶店を開き、餅をふるまったことが始まりと言われています。伊勢神宮を参拝する人々が、このお店で馬を返し参宮したことから、「へんば(返馬)もち」と呼ばれるようになったそうです。

「へんばや商店 おはらい町店」料理 1095181 へんば餅

出典:白山みんとさんの投稿

「へんば餅」を食べられるのは、伊勢市内にある3つの「へんばや商店」のみ。お店で食べることも買って帰ることも可能です。

「へんばや商店 おはらい町店」料理 1095187 10個、¥800-

出典:nao&naoさんの投稿

お土産用のへんば餅は、5個ごとに包装されているので衛生面も安心。電子レンジで少し温めてトースターで軽く焼くと、家でも出来立てのおいしさが復活します。

「さわ餅」もおすすめ

また「へんばや商店」では、四角に切ったのし餅にあんを挟んだ、伊勢志摩・松阪地方の伝統菓子「さわ餅」も食べられます。こちらも地元に愛される銘菓です。

「へんば餅」が食べられるお店はどこに?

へんばや商店 本店

「へんばや商店 本店」外観 1095114

出典:知足常楽さんの投稿

へんばや商店本店は、旧参宮街道沿い、かつては伊勢参宮街道最後の宿場町として栄えた伊勢市小俣町にあります。趣のある伝統的な家屋が軒を連ねる小俣町。へんばや商店本店もそんな古き良き町並みの1つとして200年の歴史を伝えます。

「へんばや商店 本店」内観 1095152 店内

出典:cats-99さんの投稿

伝統的な様式の建物そのままに、イートインスペースが用意されています。熱々の緑茶とへんば餅の相性は抜群です。

「へんばや商店 本店」内観 1095160 商品ショーケース 店内のほんの一角で売られています

出典:tetumaruさんの投稿

もちろん買って帰ることも。へんば餅以外にも、さわ餅や昆布の佃煮など、へんばや商店の人気商品が並んでいます。

へんばや商店 本店の詳細情報

へんばや商店 本店

明野 / 和菓子

住所
三重県伊勢市小俣町明野1430-1
営業時間
[月]  定休日 [火]  08:00 - 17:00 [水]  08:00 - 17:00 [木]  08:00 - 17:00 [金]  08:00 - 17:00 [土]  08:00 - 17:00 [日]  08:00 - 17:00 ■ 営業時間 ※売り切れ次第終了 イートイン9:00~16:00 ■ 定休日 月曜日(祝日の場合は翌日)
定休日
月曜日
平均予算
  • ~¥999

へんばや商店 おはらい町店

「へんばや商店 おはらい町店」外観 1095163 実はこうして撮影している時に、とっても嬉しい出来事が。
ボキのブログをいつも見てくれていると言う、
きれいなお姉さんが、ボキらに声をかけてくれたの。

出典:つぬっこさんの投稿

小俣町の町並みも素敵ですが、伊勢神宮に合わせて行くなら、内宮へ向かう参道沿いにある「へんばや商店おはらい町店」が便利です。県道(伊勢道路)から内宮へ向かう途中、おかげ横丁よりやや県道寄りにあります。和風の趣ある建物が目印です。

「へんばや商店 おはらい町店」内観 1095189 こちらのお店の名前は『へんばや商店』と言って、
へんば餅が名物なんだけど、
他にもお赤飯や、さわ餅などを売られています。

へんば餅、くださ~い!

出典:つぬっこさんの投稿

本店と同じく、へんば餅のほか、さわ餅や佃煮など、へんばや商店の人気商品が並びます。

「へんばや商店 おはらい町店」内観 1095166

出典:bafiさんの投稿

イートインスペースもありますが、土日祝日はかなりの混雑が予想されますので注意しましょう。

へんばや商店 おはらい町店の詳細情報

へんばや商店 おはらい町店

五十鈴川 / 和菓子

住所
三重県伊勢市宇治浦田1-149-1
営業時間
[月]  定休日 [火]  09:00 - 17:00 [水]  09:00 - 17:00 [木]  09:00 - 17:00 [金]  09:00 - 17:00 [土]  09:00 - 17:00 [日]  09:00 - 17:00 ■ 営業時間 ※売り切れ次第終了 イートイン9:00~16:30 ■ 定休日 月曜日(祝日の場合は翌日)
定休日
月曜日
平均予算
  • ~¥999

へんばや商店 宮川店

「へんばや商店 宮川店」外観 1095167 お店の外観

出典:tomoseipapaさんの投稿

車で移動するなら、国道23号線沿いの「へんばや商店宮川店」がおすすめ。立派な建物や観光バスも停められる大きな駐車場があり、本店やおはらい町店よりゆっくりすることができます。場所は宮川を渡る少し手前、大きな屋根のモノトーンの建物が目印です。

「へんばや商店 宮川店」内観 1095173

出典:P-Chanさんの投稿

新しい建物で、店内は清潔感にあふれています。セルフサービスのお茶とイートインスペースが用意されているので、買ってすぐ食べることができます。

「へんばや商店 宮川店」内観 1095174 作っているところ見れるよ!!

出典:リノッチーさんの投稿

こちらの建物がこんなに大きい理由は、製造工場を兼ねているから。ガラス越しにへんば餅ができ上がる工程を見ることができます。

へんばや商店 宮川店の詳細情報

へんばや商店 宮川店

小俣 / 和菓子

住所
三重県伊勢市西豊浜町342-1 (国道23号線宮川大橋北交差点)
営業時間
[月]  定休日 [火]  08:00 - 17:00 [水]  08:00 - 17:00 [木]  08:00 - 17:00 [金]  08:00 - 17:00 [土]  08:00 - 17:00 [日]  08:00 - 17:00 ■ 営業時間 ※売り切れ次第終了 イートイン9:00~16:00 ■ 定休日 月曜日(祝日の場合は翌日)
定休日
月曜日
平均予算
  • ~¥999

いかがでしたか?

いかがでしたか?1095105

出典:chancoさんの投稿

伊勢の銘菓「へんば餅」の魅力はお分かりいただけましたでしょうか。伊勢に行くならぜひ、へんば餅も食べていってくださいね。閉店前に売り切れることも多々あるので、確実に食べたいなら早めに行くことをおすすめします。

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