2017年07月30日

離島なのにアクセス抜群!1泊2日で楽しむ小豆島の王道観光プランをご紹介♪
瀬戸内海式気候でとても温暖な土地、そして穏やかな海に囲まれた小豆島は、南国リゾートのような島です。映画「二十四の瞳」や「八日目の蝉」、実写版「魔女の宅急便」の舞台にも使われるほど自然豊かで美しい景色が多い場所。小豆島へは、香川県や岡山県、兵庫県から渡ることができます。今回は、小豆島観光が初めてという方のために、1泊2日で巡る王道観光スポットをご紹介します!
小豆島の周囲はおよそ126㎞。車を使って観光をすれば、小豆島の王道スポットを1泊2日で網羅することができます。海に囲まれたこの島には、豊かな自然や歴史・文化・産業が盛りだくさん。
さっそく、魅力たっぷりの小豆島観光に出発です!
1日目
土庄(とのしょう)港
小豆島へ入る玄関口は、土庄港・池田港・草壁港・坂手港・福田港・大部港の6つ。今回は、小豆島最大の玄関口である土庄港から島へ入ることにしましょう。レンタカーを借りていざ観光開始!
小瀬石鎚神社・重岩
小豆島には、大阪城築城の際に良質の花崗岩を切り出した丁場(採石場)が20カ所以上あります。その中のひとつ、小瀬原丁場と呼ばれる岩山の山頂に「重岩」という巨大な岩があります。今、この巨大な岩が小豆島の新しいパワースポットとして人気急上昇。途中にある小瀬石鎚神社の御神体となっている「重岩」は、2つの岩が絶妙なバランスで重なっているもの。しかも、宙に浮いているかのようでとっても不思議な格好をしているんですよ。数百段の階段を登らなくてはいけないので、スニーカーなど歩きやすい格好で登りましょう!
重岩 (小瀬石鎚神社)の詳細情報
中山千枚田
小豆島の中央部にある中山地区には、「日本の棚田百選」に選ばれた棚田があります。春の田植えシーズンから夏の青々した田んぼ、秋には黄金色に輝く稲穂、稲刈りが終わってひっそりと静まり返った冬…800枚を超える棚田の四季折々の景色に、日本の原風景を見ることができます。
中山千枚田の詳細情報
ランチはノルスタジックな食堂で♪
こまめ食堂
千枚田の真ん中にある「こまめ食堂」。ノスタルジックな建物が印象的なカフェです。棚田のお米を使った“おにぎり定食”がランチにおすすめ!お米が美味しいのはもちろん、かき揚げも美味しいと評判です。
道の駅 小豆島オリーブ公園
ランチの後は約2,000本のオリーブに囲まれた道の駅へ。オリーブの歴史に触れることのできる「オリーブ記念館」や、約120種類のハーブを栽培する「花と香りのガーデン」、レストラン、温泉、宿泊施設などが併設されています。瀬戸内海を見下ろす小高い丘には、「小豆島オリーブ公園」のシンボルともいえる“ギリシャ風車”が建っています。
魔法のほうきに乗って、ギリシャ風車をバッグに記念撮影をしましょう♪“魔法のほうき”は、「オリーブ記念館」の事務所で無料貸出ししています。
ヤマロク醤油
「ヤマロク醤油」は、年間2万人以上が見学に訪れる人気の蔵元。ヤマロク醤油のもろみ蔵は、100年以上前に建てられた国の登録有形文化財に指定されている歴史ある蔵で、今も現役で使われています。
蔵の中には、酵母菌などさまざまな菌がびっしりとついた木桶がずらっと並んでいます。その様は、とても神秘的。年中無休で予約なしで見学することができるので、旅の途中に立ち寄ってみてはどうでしょうか。
おやつは「ヤマロク茶屋」のスイーツを
蔵を見学した後は、お隣にあるオープンカフェ「ヤマロク茶屋」で休憩しましょう。ヤマロク醤油オリジナルの醤油スイーツが楽しめます。
二十四の瞳映画村・岬の分教場
映画『二十四の瞳』のロケ地で知られている「二十四の瞳映画村」。瀬戸内海を見渡す海沿いに、大正・昭和初期の小さな村が再現されています。村に一歩足を踏み入れると、昔にタイムスリップしたみたい♪村のメインストリートには、民家が15件ほど並んでいます。大正・昭和初期の生活を垣間見ることができますよ!
岬の分教場
昭和46年まで苗羽小学校田浦分校として地元の子供たちが学んでいた建物。閉校当時のまま保存されています。木の机、オルガン、黒板、子どもたちの作品。生徒たちの息づかいが聞こえてきそうです。
チリリン屋
映画村のオフィシャルショップ。“二十四の瞳”のオリジナルグッズをはじめ、1950年代の名作DVDやスターのブロマイドなどが販売されています。その他にも、小豆島特産のオリーブや醤油、素麺などの製品も購入できます。小豆島のお土産はここで購入しましょう♪
チリリン屋の詳細情報
1日目の観光終了!夕食は小豆島食材を堪能しましょう♪
Ristorante FURYU(リストランテ フリュウ)
草壁港にほど近い小高い丘に建つイタリアンのお店「フリュウ」。内海湾の穏やかな景色が目の前に広がるお店では、小豆島の食材を生かした料理を食べることができます。島の食材を生かしたやさしい味のイタリアンは何度もリピートしたくなる味。
小豆島で泊まるならここがおすすめ!
ベイリゾートホテル小豆島
瀬戸内一静かな湾といわれている内海湾沿いに建つ「ベイリゾートホテル小豆島」。オリーブ公園、寒霞渓、映画村まで車で約20分という観光の拠点として便利なホテルです。
公式詳細情報
小豆島 / 高級ホテル
- 住所
- 香川県小豆郡小豆島町古江乙16-3
- 地図を見る
- アクセス
- (車)坂手港3分/福田港30分/土庄港30分/草壁港10分/...
- 宿泊料金
- 5,500円〜 / 人
- 宿泊時間
- 15:00(IN)〜 10:00(OUT)など
島宿 真里
約400軒もの醤油屋が軒を連ねるほど栄えていた町「醬の郷」の近くに佇む宿。全7室の風情溢れる宿は、大人の休日を過ごすのにピッタリです。
2日目
寒霞渓
2日目は日本三大渓谷美のひとつ「寒霞渓」からスタート!麓から山頂まではロープウェイがあり、奇岩・怪石の絶景と美しい空と海を一度に眺望することができます。
小さなお皿状の瓦を、崖の上にある輪っかに投げ入れると願いが叶うとか。是非試してみましょう!
迷路のまち
南北朝時代に海賊や敵の侵入に備えてつくられたといわれている不規則で複雑な路地。島の人でも、暗い夜道ではうっかりすると道に迷ってしまうそうです。冒険をしに町を歩いてみてはどうでしょうか。写真に収めたくなるスポットがたくさんありますよ♪
ランチはテイクアウトOKのごはん屋さんへ♪
島メシ家
「島メシ家」はさまざまな種類のお惣菜から3~4種類のおかずを選ぶデリタイプのお店。メニューはどれも小豆島や瀬戸内の食材が活用されています。店内での食事はもちろんテイクアウトも可能。帰りの船の中で食べるように買って帰る人も多いです。
土渕(どぶち)海峡
全長約2.5㎞、最小幅約9.93mの世界一狭い海峡。海峡にかかる橋は全部で3つで、海峡幅が一番狭いのは“永大橋”です。海峡を渡れば、土庄町役場で横断証明書を発行してもらうことができます。ぜひ渡ってみましょう!
土渕海峡の詳細情報
そろそろ旅も終わりフェリーターミナルへ…
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいますね。でも、船の出発の時間が近づいています。レンタカーを返して、土庄港のフェリーターミナルへ向かいましょう。お土産と素敵な思い出を抱えて乗船。穏やかな瀬戸内の海を眺めながら小豆島旅行の思い出に浸たるのも旅の醍醐味です。
プランを参考にして小豆島観光を楽しんでください♪
今回は、車移動を前提に観光スポットをご紹介しましたが、時間に余裕を持てばバスやレンタサイクルを使っても1泊2日で観光することができます。小豆島の旅へ出かけてみてはどうでしょうか。