2017年08月02日

ぷらっと立ち寄りたくなる♪名古屋のおすすめミニシアター7選
名古屋には、大きな劇場では上映されない知られざる名作や佳作などの作品を扱う、規模は小さいながらも多くのファンが通う劇場や、旧作が見られる名画座など、人気のミニシアターがたくさんあります。レトロな雰囲気で映画の世界に浸れる映画館や、話題の超高層ビルやデパート、ファッションビルの中にある映画館など個性もさまざま。ちょっと時間が空いたときなどに、ふらりと立ち寄ってみたくなる、おすすめのミニシアターを紹介します。
地下鉄東山線・鶴舞線「伏見駅」近くにある「伏見ミリオン座」は、名古屋のミニシアターの中では最も新しく、3スクリーンを有します。くつろぎながら観賞できるゆったりスペースの劇場で、全館バリアフリー。ミリオン1では、臨場感のある音を体験できるナチュラル・サウンド・システムを採用しています。
可愛い雑貨なども購入できますのでぜひチェックしてみましょう♪
伏見ミリオン座の詳細情報
名古屋シネマテーク
「名古屋シネマテーク」は、名古屋のミニシアターの中では最も古く、自主上映会から始まった映画館。かつては“冷たい熱帯魚”などで知られる映画監督の園子温氏もこの映画館に通いつめていたそうです。ロードショー公開の映画から、内外の個性的な監督の映画を特集する企画など、上映内容はバリエーションに富んでいます。座席は40席で、1スクリーンのみ。12000冊を所蔵する映画図書館を併設しており、会員は無料で貸し出しができるとか。千種区今池にあります。
名演小劇場
「名演小劇場」は、赤い看板が目印の昔懐かしい雰囲気の映画館。もともとは劇場であり、現在も映画の興行だけでなく、劇場公演も行われています。大型映画館では上演されない個性派映画が2スクリーンで上演されることで人気の高い映画館。かつてどの映画館も目を向けなかった是枝裕和監督の「誰も知らない」を引き受け、大ヒットしたことで知られます。雨の日にはタオルが用意されていたり、冬にはひざ掛け毛布やカイロなどが提供される心づかいもうれしいところ。
キノシタホール
「キノシタホール」は、74席1スクリーンの名画座。現在、名古屋の名画座は、このキノシタホールと三越映画劇場のみ。地下鉄東山線・桜通線「今池駅」のすぐ近くにあります。名古屋初の映画製作会社「キノシタ映画」のキノシタ株式会社が、1986年この地に今池音楽会館を設立し、その1階で映画の新作を上映したのが始まり。現在はコア・セルダムという名に変わり、名古屋芸術音楽学院とともに、キノシタホールが入っています。
シネマスコーレ
「シネマスコーレ」は、1983年に“海燕ホテル・ブルー”などの作品で知られる若松孝二監督が立ち上げた映画館。名古屋駅西口にあります。アジア映画、日本映画、インディーズ映画を中心に上映しています。斜め向かいに、映画のパンフレットやグッズ、書籍、軽食などを扱う「Cafe スコーレ」があり、待合室を兼ねているとか。
三越映画劇場
「三越映画劇場」は、いまでは珍しいデパート直営の映画館。名古屋三越星が丘店内にある68席1スクリーンの名画座です。デパートにあるため、夏休み期間はファミリー向けの映画、それ以外は女性向けの映画が上映されることが多いようです。屋上からまた階段を使って上がっていく、秘密の場所のような映画館ですよ♪
センチュリーシネマ
栄の中心、名古屋パルコ館内にある2スクリーンの映画館。買物の際に立ち寄れる便利な場所にあり、女性客が多いようです。映画館にはカフェが併設されています。かつてはヨーロッパ系の映画が主流でしたが、中村区太閤に合ったゴールド館・シルバー館の閉館に伴って、同館で上映されていた作風の映画がセンチュリーシネマに移され、アジア系の作品も増えているとか。
少し自由な時間ができたら、ミニシアターを訪れてみませんか?思いがけず、お気に入りの作品に出会えるかもしれませんよ♪各館の上映スケジュールを、ちょっとチェックしてみましょう。