新撰組ゆかりの地を巡る。函館のおすすめスポット10選

出典：ギヒトさんの投稿

新撰組は幕末に活躍した江戸幕府の警備隊。時が経った現在でも、彼らの生き様や思想に憧れる人も多いですよね。そんな新撰組のゆかりの地といったら真っ先に挙がるのは京都でしょうか？今回は北の大地・北海道は函館から、新撰組の中でも特に人気の高い土方歳三に関連するスポットを中心にご紹介します。

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出典：makorigeさんの投稿

函館の移動には、レトロな外観が素敵な市電が便利です。乗り放題で観光エリアマップもついた「市電1日乗車券」や、「市電・函館バス共通1日･2日乗車券」を利用すればお得にまわれますよ。乗車券を提示すれば施設やレストランの割引を受けることも。

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市電「五稜郭公園前」電停から徒歩15分。新政府軍と土方歳三らが率いる旧幕府軍の最後の戦いである箱館戦争の舞台となった地として知られる五稜郭は、日本では珍しい星型城郭で、国の特別史跡に指定されています。新撰組好きならずとも一度は訪れたい、函館観光屈指の人気を誇るスポットです。

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箱館戦争から150年近く経った現在では、自然溢れる綺麗な景色と巨大な星型の堀を見て歩くだけでも癒される“憩いの場”として地元や観光客から愛されています。季節によっては、お堀がライトアップされることも。とってもキレイなんですよ。周辺には「五稜郭タワー」や「函館奉行所」などの見学施設や資料館、レストランなども多く、一日中楽しめます。

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五稜郭公園の敷地内にある、函館のランドマーク「五稜郭タワー」。高さ107ｍのタワーで、展望台からは五稜郭の星型の形と、函館の景色が見渡せます。五稜郭の全体を俯瞰できる、写真撮影に絶好のスポットです。

出典：桜乃さんの投稿

1階は光が差し込む憩いのアトリウム。ちょっとした休憩にぴったりなカフェ「Food＆Drink 107」の他、お土産ショップ、土方歳三の銅像があります。2階には函館カレーの「レストラン五島軒」やジェラート店「ミルキッシモ」など有名店のグルメが楽しめます。展望台に上ると、函館戦争の様子を描いたミニチュア模型なども飾られ、ちょっとした資料館のようで見ごたえがありますよ。

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箱館戦争後に解体され、約140年後の2010年に忠実に復元された「箱館奉行所」。五稜郭の敷地内にあります。箱館戦争時には、旧政府軍の本拠地となったのがこの箱館奉行所なんです。元々は江戸時代の後期につくられた江戸幕府の役所で、主にロシアから北辺を警備するために設置されました。五稜郭は、この函館奉行所を敵から守るために、星型の形をしているんです。

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当時と同じ工法で再現された部屋には資料が展示され、奉行が書いた掛軸などを観ることができます。奉行所内には、当時の仕事部屋などが再現され悠久の歴史に思いを馳せることのできる“再現ゾーン”や、復元に関わる匠の技を体感できる“建築復元ゾーン”、“映像シアター”などいくつかゾーンにわかれています。歴史好きはもちろん、建築好きにも見逃せないスポットです。

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JR函館駅から湯の川温泉方面に車で約10分。「土方 啄木浪漫舘」は、哀愁テーマパークと銘打って設立された博物館です。フロアごとに「土方歳三函館記念館」（1階）、「石川啄木函館記念館」（2階）とわかれており、函館にゆかりのある二人に関する資料や収蔵品などが展示されています。

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函館が誇るファストフードチェーンの「ラッキーピエロ」。地元の人や観光客からも人気のご当地バーガーショップと新撰組って何か関係があるの？と思いますよね。こちらのお店では、土方歳三をイメージした「土方歳三ホタテバーガー」が食べられるんです。五稜郭公園前店は、市電の五稜郭公園前電停から徒歩12分の場所にあります。

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さっくりと揚げられた大ぶりのホタテフライが2つ入った、土方歳三ホタテバーガー。ラッキーピエロがお客さんと一緒になって作り上げた函館の名物バーガーなんです。主役のホタテには、函館付近の森町産を使用。肉厚で食べ応えがあり、ほんのり醤油味が効いています。甘辛い中華風ソースとの相性が抜群です。“土方歳三”という名前を聞くといてもたってもいられない方や、せっかくなら函館名物をという方におすすめのロマン漂うバーガーです。

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市電の青柳町電停から徒歩7分。函館山のふもと、緑豊かな函館公園内にある「市立函館博物館」は縄文時代から現代までの函館の歴史が展示された博物館。国指定重要文化財「北海道志海苔中世遺構出土銭」をはじめとした考古資料やアイヌ風俗画などの美術工芸など観ることができます。函館戦争についての資料が充実していることから、歴史好きに評判なんです。

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箱館戦争で実際に着用されていた陣羽織や洋式軍服、当時使われていたのと同型の銃や砲弾、新撰組隊士中島登の子孫から寄贈された新撰組コレクションが見られます。共に戦った仲間達を描いた「戦友姿絵」もチェックですよ！1917年（大正6年）に片上楽天が、五稜郭内の兵糧庫に開設した私設の展示館「懐旧館」で展示されていた箱館戦争などの関係者から集めた資料や人形も、現在ではこちらの博物館本館に展示されています。

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新撰組が活躍する幕末で、対立していた坂本龍馬。北海道に渡った子孫が手がけたのが、坂本竜馬記念館です。市電「十字街」電停すぐ目の前、函館駅から車で15分。なぜ北海道で龍馬？と思いますよね。実は龍馬は武士たちに、北海道を新天地として開拓や警備をさせようとしていたんです。

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等身大肖像写真や刀、愛用の湯呑みなど、龍馬の生涯と幕末に関する資料があり、龍馬直筆書簡2通をはじめ、勝海舟や西郷隆盛の書、貴重な幕末動乱期の日本刀を多数展示。館内には、竜馬の末裔である山岳画家・坂本直行のゆかりの品も展示されています。ちなみに坂本直行画伯といったら、六花亭の包装紙のデザインをした人なんです。ご存知でしたか？

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諸説ありますが、若松緑地公園内にある「土方歳三最期の地碑」は土方歳三の最後の戦いの地にして、35歳の若さで銃弾に倒れたと伝えられる場所の1つなんです。函館駅から徒歩15分。土方歳三が函館で戦っていた時、仲間だった近藤勇や沖田総司はすでに散っていました。最後の一人になっても、新撰組のために戦った土方歳三にジーンとしてしまいますね。

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函館戦争の頃、土方歳三らが出入りしていたという新撰組の屯所跡地に建つ「函館元町ホテル」。市電の大町電停から徒歩2分の場所にあります。明治42年に建てられた築100年の蔵を改修した離れが自慢のホテルです。歴史好きならぜひ泊まってみたいお宿です。館内にある大浴場「屯所の湯」からは、函館湾を眼下に眺められます。旧イギリス領事館（開港記念館）や、金森赤レンガ倉庫にも近く、観光にも便利！

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土方歳三が戦いの傷を癒すために入ったとされる湯の川温泉は、室町時代から続く温泉地。そんな湯の川温泉にある「函館湯の川 平成館 海羊亭」は良質なお湯と絶景が自慢のお宿です。こちらのお宿では、土方歳三も入ったという当時の湯の川温泉と同じ、赤褐色の赤湯が楽しめるんです。当時と同じ温泉に入れるなんてロマンがありますよね。市電「湯の川温泉」電停から徒歩8分の場所にあります。

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幻の湯とも言われるくらい珍しい赤湯。湯の川温泉でもそんな赤湯を楽しめるのはこの「海羊亭」だけなんです。現在は明治以降に湧いた、無色透明な湯が主流。こちらではその二色の温泉に入れますよ。展望露天風呂からは日本海を一望！開放感のあるロケーションも嬉しいですね。