出典：
りあすさんの投稿
岩手県には、自然が織りなす美しい観光名所がたくさん！今回は、その中の1つ「猊鼻渓(げいびけい)」をチェックしていきます。人間の力では作り出せない景観が、そこにはあります。
2017年09月10日
日本百景の一つ！岩手県「猊鼻渓」をのんびり舟下り
岩手県にある、観光名所「猊鼻渓（げいびけい）」。高さ50ｍを超える岸壁が、約2ｋｍにもわたって続いている渓谷です。昔は秘境とよばれ、知る人はほとんどいなかったんですよ。大正14年に国の史蹟名勝天然記念物、名勝指定県内第一号に指定され、今では観光名所として多くの人が訪れています。そんな「猊鼻渓」へ行ってみましょう！
「猊鼻渓」ってこんなにすごい！！
「猊鼻渓」は、岩手県一関市という場所にあります。アクセスは、一ノ関駅からげいび渓駅で降り徒歩5分弱。午後になると列車の本数が少なくなるので、注意して下さい！
絶対の秘境だった場所
出典：M-慈さんの投稿
当時、絶対の秘境としてほとんど知られていなかった「猊鼻渓」。近くに住んでいても、その場所を知らない人が多くいたと伝えられています。藩に提出しなければならない風土記や絵図にも、この渓谷の存在は隠されていたそうですよ。
出典：つばじろうへいさんの投稿
観光地として開拓したのは、一関市出身の佐藤猊巌(げいがん)という人物でした。「猊鼻渓」と命名されたのは、明治43年と言われています。開拓功労者の「猊巌」の文字と、舟下りの折り返し地点である「獅子ヶ鼻」の文字を取って名付けられたそうです。
圧巻の断崖！
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とてつもなく長い年月によって浸食された、石灰岩の層がそそりたつ景色。変わった形の岩がパズルのようにうまく組み合わさっており、落ちてこないかヒヤヒヤします。
舟下りで更に大自然を感じよう！！
「猊鼻渓」の素晴らしさを、舟に乗って体感してみませんか？大自然に囲まれながらの船旅はとても気持ちよく、リラックス出来ますよ♡
雨天決行の舟下り
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1時間に1本の感覚で舟が出る、舟下り。往復で所要時間は約1時間半。船頭さんが竿1本で舟を操作し、「猊鼻渓」の見どころをガイドしてくれます。中には、女性の船頭さんも居るんですよ！大きな台風以外は、雨でも雪でも屋根を付けて運行！プラス料金で、ペットも一緒に乗船出来ます。
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船頭さんは舟下り名物でもある「げいび追分」を、下りの舟で歌ってくれます。とても美しい声でのびのびと歌ってくれるので、心に響きますよ♪
見どころ盛りだくさん！
毘沙門窟
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数10mの深さまで続いているといわれている、鍾乳洞を発見！毘沙門天が祀られています。残念ながら中へは入れませんので、遠くから手を合わせましょう。
獅子ヶ鼻
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舟下りの折り返し地点には、ものすごく大きな奇岩が待ち受けています。この岩には、獅子ヶ鼻という鼻のような岩が色を変えてくっついています。ここは撮影スポット！他にも、舟下りをしていると壮夫岩や少婦岩など様々な奇岩を鑑賞する事が出来ます。
季節によって表情が変わる！
出典：スヌーピーさんの投稿
紅葉時には、赤や黄色に色づくモミジが見られます。水面に映えて、とても美しいですよ。10月下旬が見頃と言われています。
出典：petal dance さんの投稿
舟下りは、1月1日でも運行するんです！冬の景色は、一味違った幻想的で異世界の雰囲気を味わう事が出来るんです。こたつ付きの舟もあります。ぜひ、チャレンジしてみて下さい。
名物！！運を試してみよう
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穴に入れば願い事が叶うと言われている「うん玉」。5個100円で販売されています。書かれている文字は「福」「縁」「寿」「愛」「願」「運」「恋」「絆」「禄」「財」の10種類。自分の叶えたいうん玉を選んだら・・・？
出典：りあすさんの投稿
奇岩に空いている小さな穴。この穴にうん玉が入ると、願い事が叶うとされているんです！！でも、なかなか入らないのが現実。もし入ったら本当にラッキー！
運行の確認はtwitterで！
おはようございます(^_^)/今日の猊鼻渓は曇り時々雨予想最高気温は24℃です。今朝の一番舟は雨降ってないので平舟ですね。鴨達が周りに集まってますよ～(^o^) pic.twitter.com/kYMZ0ApPKG
— 猊鼻渓 (@geibikei1) 2017年9月6日
twitterにて、運行状況や気温を紹介してくれます。天候で運行しているか不安な時は、こちらをチェックしましょう。
最後は笑顔でハイチーズ！思い出に残る「猊鼻渓」舟下り
出典：たしさんの投稿
下りの途中で、岸から写真を撮影してくれます。記念に1枚購入するのも良いですね。大自然に囲まれた渓谷の中で、最高の思い出を作ってみて下さい！