【福岡】日本の世界遺産を巡ろう!哀愁漂う『三池炭鉱』

【福岡】日本の世界遺産を巡ろう!哀愁漂う『三池炭鉱』

近年、日本の産業革命に貢献した工場や施設が世界文化遺産として登録されました。そのうちの一つが福岡県大牟田市にある「三池炭鉱」です。大牟田の三池炭鉱の見学施設では、大きな機械を見たり、暗いトンネルを通ったりすることができます。まるで違う世界に来たようでいつもと違ったおでかけになるはずです!今回は、大牟田市の世界遺産「三池炭鉱」見学についてご紹介します。

2017年09月16日

三池炭鉱ってどんなところ?

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出典:秘密結社鷹の瓜さんの投稿

福岡県大牟田市は福岡県南部に位置し、熊本県と接しています。夏に行われる「大蛇山まつり」が有名ですが、かつては「炭鉱の町」として知られていました。大牟田の「三池炭鉱」は日本一の出炭量を誇り、日本の産業発展を支えていましたが、主要なエネルギーが石油に変わると、石炭の需要がなくなり1997年に閉山します。
現在は、日本の近代化に大きな影響を与えたとして、2015年7月に世界文化遺産に登録されました。大牟田市では無料で炭鉱遺跡の施設を見学できるため、日本の産業を支えた人々がどのように働いていたのかを感じ取ることができますよ。

「宮原坑跡」と「三池炭鉱専用鉄道敷跡」

三池炭鉱では「宮原坑跡(みやはらのこう)」で石炭を掘削し「三池炭鉱専用鉄道敷」で石炭を運び「三池港」で船に乗せて各地へ運んでいました。写真でも分かるように、なんだか物悲しい景色が広がります。
「宮原坑跡」と「三池炭鉱専用鉄道敷跡」1317046

出典:

宮原坑はのどかな雰囲気の場所にありますが、当時としては最新の技術を使用し年間40~50万トンの出炭を維持するほど活躍していた宮原坑跡です。鉄鋼製の大きなエレベーターのようなもので石炭を運び出していました。囚人による過酷な労働が行われていたことでも知られています。
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出典:

レンガ造りの建物の前には、当時使われていた錆びれた運炭車が置いてあります。建物の中に入ると、エレベーターの巨大巻き上げ機や手書きの掲示物や看板がそのまま残っており、当時の面影が残ります。

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こちらは当時の写真ではなく、大牟田市の町おこし企画で撮影されたものですが、きっと当時もこのように、休憩しながら談話を楽しむ場として使用されていたのでしょうね。運が良ければ、ボランティアのガイドさんの中から、実際にここで働いていた方に説明してもらうこともできますよ。

「世界遺産・宮原坑でマネキンチャレンジ」。宮原坑で人々が見学する様子から、当時の従業員の様子まで再現されています。その場にいる全員が一斉に静止して作られました。実際の建物内部の映像は02:20~です!

三池炭鉱専用鉄道敷跡

宮原坑周辺で見ることが出来るもう一つの世界遺産は「三池炭鉱専用鉄道敷跡」です。石炭や作業員を移動させるために利用されましたが、現在でもその後が残っています。
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出典:10pointさんの投稿

現在レールは残っていませんが、枕木が残っているため、宮原坑側ではこの上を歩くことが可能です。線路跡を歩くなんてなんだか、「スタンド・バイ・ミー」の映画のようですね!この線路跡を利用したウォーキングなども市が開催しているようです。

見学について

【入場料】無料
【公開日】毎日公開(ただし、毎月最終月曜日は休館)
【公開時間】午前9時30分から午後5時(最終入場 午後4時30分)
【アクセス】大牟田駅から車で約10分

三川坑跡

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出典:コダクローム64さんの投稿

もっと三池炭鉱のことを知りたいなら三川坑跡がおすすめ!1997年まで使用されており、世界遺産には登録されていないですが、その分整備されていない当時のままの姿を見ることができます。
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出典:

この坑口から、有明海の海底に向かって、傾斜11度のトンネルを掘り石炭を掘削していました。現在もこの中を通ることができます。

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低いトンネルをくぐると、トロッコのある斜坑に出ます。当時はこの場所から作業員がトロッコに乗って、更に奥へと進みました。現在は先へ進むことができませんが、当時の注意書きの看板や、錆びて朽ちているトロッコを見ることができます。

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また、建物内では、実際に労働者が使用していた浴室や守衛室を見ることができます。昔の電話や、カレンダーや新聞紙などそのまま置いてあり、当時の様子を垣間見ることが出来る場所です。 
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出典:コダクローム64さんの投稿

廃墟感漂うこの建物内では、機材や道具、そしてヘルメット、そして名前の入ったロッカーなどもそのまま置かれており、この場所だけ時が止まったように感じます。昔の世界に足を踏み入れたよう不思議な感じがありながらも、少し物悲しさも感じる場所です。

見学について

【入場料】無料
【公開日】毎週土曜日、日曜日及び祝日
【公開時間】午前9時30分から午後5時(最終入場は、午後4時30分まで)
【アクセス】大牟田駅から車で約10分

見学のあとは美味しいグルメを食べよう!

旧三井港倶楽部

三川坑跡のすぐ近くにあるのは、歴史の深い「旧三井港倶楽部」です。100年以上の間、著名人によって愛されてきた迎賓館で、ランチやディナーを楽しむことができます。
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出典:hikuhiku39さんの投稿

「旧三井港倶楽部」は、三井財閥の迎賓館として建てられ、大牟田市指定有形文化財にも指定されました。100年以上の歴史がある洋風な建物内でおいしい料理を食べることができます。ランチからディナーまで楽しむことができます。

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出典:セシモテレビさんの投稿

三池炭鉱をイメージした『特製黒カレー』は、コクが深くおすすめのメニューです。複数のスパイスを配合してあり、上品な雰囲気の中で味わうカレーは格別です。

三井港倶楽部の詳細情報

三井港倶楽部

大牟田 / フレンチ

住所
福岡県大牟田市西港町2-6
営業時間
Lunch 11:00~14:00(OS)15:00 Tea 15:00~17:00 (OS) 16:30 Dinner 17:00~20:30(OS)21:00 ※ディナータイムは完全予約制となります。 当日利用15時まで予約受付中
定休日
火曜日・特定日
平均予算
  • ¥5,000~¥5,999

データ提供

山口うなぎ屋

三池炭鉱から車で7分ほど、大牟田市天領町にある「山口うなぎ屋」は、特に休日には多くの人で賑わうお店です。うなぎでスタミナをつけたい方にはおすすめのお店ですよ。
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出典:末藤さんの投稿

落ち着いた雰囲気で、おいしいうなぎを食べられる「山口うなぎ屋」です。店内は座敷中心で、ゆっくりと過ごすことが出来るので、お子様連れにもぴったりです。

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出典:e-シュンさんの投稿

こちらのお店のうなぎは、程よい脂がジューシーで、炭火で焼かれた風味がたまらなく美味しいと評判です。蒲焼定食や、せいろ蒸しなどをいただくことができますよ。

山口うなぎ屋の詳細情報

山口うなぎ屋

大牟田 / うなぎ

住所
福岡県大牟田市天領町1-286
平均予算
  • ¥2,000~¥2,999

データ提供

杜鶴

創業60年以上の老舗料亭が手がける、本格的な蕎麦をいただくことができるお店。まるで料亭のような、落ち着いた雰囲気の中でお蕎麦を始めとする魚介などの和食を提供していますよ。
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出典:末藤さんの投稿

門をくぐると日本庭園と石畳が続いていて、高級感溢れる和空間となっています。店内は半個室と個室のみなので、大切な人とゆっくりと過ごすことができますよ。

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出典:

職人がこだわって選んだ、純国産の蕎麦粉と小麦粉を使用した蕎麦は風味豊か。のどごしや食感を極限まで引き出すよう、季節によって配合を変えているほどのこだわりです。有明海で獲れた新鮮な魚介と一緒にぜひいただいてください。

杜鶴の詳細情報

杜鶴

大牟田、新栄町 / そば、定食・食堂

住所
福岡県大牟田市本町3-2-1
営業時間
11:30~14:00(L.O13:50) 17:00~22:00(L.O21:30)
定休日
火曜
平均予算
  • ¥1,000~¥1,999
  • ¥2,000~¥2,999

データ提供

当時の面影を感じに行こう

それぞれのスポットは離れているので車での移動をおすすめします。ボランティアのガイドさんがいる場合、当時のリアルな話を聞くこともできますよ。より理解を深めたい方は近くにある「石炭産業科学館」もおすすめです。昔、石炭で賑わっていた町や必死で働いていた人々に思いを馳せながら見学してみて下さい。

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