美しいものに触れて心をほぐしましょ。全国にある安藤忠雄の建築へ

出典：i9724さんの投稿

独学で建築を学び、建築研究所を設立した知る人ぞ知る建築家、安藤忠雄氏。コンクリート打ちっぱなしのシンプルで美しいミニマルな表現の作品が特徴的です。今回は、プリツカー賞、文化勲章など、数多くの受賞経歴を持つ安藤忠雄氏の、全国にある建築作品を訪れる旅へご案内します。

出典：flanker54さんの投稿

「水の教会」は、北海道の星野リゾート トマム内にある、安藤忠雄の教会三部作の一つ。「水・光・緑・風」といった自然の要素に触れることで、徐々に心と体が浄化され、精神が研ぎ澄まされるというコンセプトの教会です。

出典：ちゃさんの投稿

目の前に広がるあるがままの自然を、人間の意志によって切り取った空間こそ「聖なる空間」であると語る、安藤忠雄氏。清らかな気持ちで挙式を迎えるカップルに最適な空間です。

出典：anさんの投稿

「光の教会」として世界的に知られる、大阪の「茨木春日丘教会」は、安藤忠雄建築の代表作。教会の神秘的な十字架は、打ちっぱなしのコンクリートに、縦と横に入った十字スリットから光が差し込むことにより作り出されます。

出典：

シンプルなコンクリートの美しさが際立つ、この教会。キリスト教の中のプロテスタントに属する教会の教会堂として1989年に建てられたそうです。

出典：

「光の教会」へは、茨木駅からバスに乗って「春日丘公園」で下車。見学するには、公式HPからの予約が必要です。

出典：チキチータさんの投稿

平安時代後期に建てられた歴史ある本福寺（ほんぷくじ）は、兵庫県淡路市にある真言密教の寺院。そこにある「水御堂」とよばれる本堂が、安藤忠雄設計による鉄筋コンクリート造の寺院建築なのです。

出典：arc0907さんの投稿

楕円形をした蓮池の下にある本堂の水御堂。コンクリート造りのモダンな外観が美しいですね。

出典：arc0907さんの投稿

秋田の中心市街にある「秋田県立美術館」。自然光が入る三角形の天井や、天然御影石の床で構成された吹き抜けのホールの螺旋階段は、壁からの支えや柱がない造りになっています。

出典：arc0907さんの投稿

水庭越しに千秋公園を望む、開放的なミュージアムラウンジ。ソファーに座ってくつろぐことができます。

出典：arc0907さんの投稿

「ここにしかない魅力のある美術館」をコンセプトに設計されている「秋田県立美術館」。展示物だけでなく、建物自体も魅力なので、じっくり鑑賞したいですね。

出典：ノドカさんの投稿

「日本の顔としての建築」をテーマに、世界に向けて新たなデザインの可能性が込められている「21_21 DESIGN SIGHT」。外部の光が館内に差し込み、季節や天候により様々な表情を見せる造りは心を魅きつけられます。

出典：yoyo mamaさんの投稿

日本一長い複層ガラスや、折り曲げられた巨大な一枚鉄板の屋根など、日本が持つ建築技術を最大限に追求し設計されたというこの建物。六本木のミッドタウンに行くときは是非立ち寄ってみてくださいね。

出典：

瀬戸内海に浮かぶ直島にある「ベネッセアートサイト直島」。その中にある、「自然・建築・アートの共生」をコンセプトとして設計され、 美術館とホテルが一体となった建物が「ベネッセハウスミュージアム」です。

出典：

空を臨む大きな楕円形が特徴的な空間。島の自然と溶け込めそうな美しいデザインです。

出典：praha006さんの投稿

身近な駅にもある、安藤忠雄氏デザインの建築物。「地宙船」をテーマにした近未来的な空間は、新しい渋谷の象徴です。

出典：ohrigraonさんの投稿

「地宙船」の真ん中には、大きな開口部があり、そこから実際に電車が走ってくる様子が見て分かるようになっている構造。遊び心に溢れたワクワクするような建物でもあると同時に、自分がどこにいるかという動きが分かる安心感も兼ね揃えています。

出典：archives600さんの投稿

日本のファッションや文化の中心である東京・表参道にある、商業施設、住宅施設、駐車場からなる複合施設「表参道ヒルズ」。

出典：T－SUWARI（仮）さんの投稿

スタイリッシュな空間が目立ちますが、建物本体の高さをケヤキ並木と同程度に抑え、歴史ある表参道の景観と、環境との調和を考えられて造られています。

出典：Ryuvaoさんの投稿

光やコンクリートの使い方、そして自然との調和が素晴らしい安藤忠雄の世界。ぜひ、実際に行って見て体感してくださいね。