2017年09月26日

北アルプスでフォトジェニックな旅・双六岳に登ろう!雑誌でよく見る景色を撮影しちゃおう

北アルプスでフォトジェニックな旅・双六岳に登ろう!雑誌でよく見る景色を撮影しちゃおう

少しマイナーですが、北アルプスにある『双六岳(すごろくだけ)』を知っていますが?実は山雑誌などによく使われるフォトジェニックな景色が撮影できる場所なのです!初心者の方が登るには少し骨が折れますが、自分のペースでゆっくり登れば大丈夫。また、双六岳の途中にも絶景が見られる場所があるので、そちらもチェックしましょう。ぜひカメラ片手に訪れて見てくださいね。

双六岳はどんな山?

コースタイムは長いが初心者向けの山

コースタイムは長いが初心者向けの山1340679

出典:ちらいさんの投稿

新穂高温泉を登山口とした、長野県と岐阜県にまたがる標高2860mの山。コースタイムが長いため、途中の山小屋で1泊するのが一般的です。危険箇所などはないため、登山初心者の人でも体力があれば大丈夫。長い時間コツコツ歩く必要があるのにもかかわらず、絶景を求め双六岳には多くの人が訪れています。花の百名山とも呼ばれるくらい、高山植物が咲き誇ることでも有名です。

双六岳で見られる絶景ポイントとは?

高山植物と槍ヶ岳が織りなす絶景

高山植物と槍ヶ岳が織りなす絶景1340684

出典:hiromさんの投稿

よく山雑誌などに掲載されているのが、双六岳山頂までの道。コロコロとした岩の上に点々と高山植物が広がる独特の美しい道です。道の先には青空の中に堂々とその存在を主張する槍ヶ岳の姿。長い行程の疲れも忘れてしまう絶景です。

美しい山々が反転する池

美しい山々が反転する池1340686

出典:hirotieさんの投稿

途中にある鏡平にある鏡池も絶景ポイントの1つ。槍ヶ岳や穂高などの険しい山々が鏡のように映る姿を見ることができます。夕映えで赤く染まる姿は息を呑む美しさ。感嘆の声を上げながらも、写真撮影をする手は止められません。

余裕を持った山行計画を

余裕を持った山行計画を1340716

出典:-K2-さんの投稿

双六岳までは1泊以上の行程を組みましょう。わさび平小屋と双六岳に宿泊して、2泊の行程を組むのもおすすめです。また、1日で双六小屋まで行く自信がなければ、鏡平山荘に宿泊するようにします。山小屋へは少なくとも午後3時には到着するように、無理のない行程を組んでくださいね。自分のペースでゆっくりと、景色を楽しみながら歩きましょう!

途中の山小屋を利用してみよう

山小屋経由で双六岳登頂を目指す

山小屋経由で双六岳登頂を目指す1340694

出典:Hubbleさんの投稿

双六岳でしか見られない絶景を堪能したいものの、その行程が長いのが気になるところですよね。行程は長いですが、危険箇所などはなく整備された歩きやすい道が続きます。必要以上に不安になる必要はないでしょう。しかし、双六岳に登頂するには、最低でも1泊以上することをおすすめします。新穂高温泉への到着時刻や、体力によって途中の山小屋を1つか2つ経由しながら登頂を目指しましょう。登山口から双六岳までの間にある山小屋を紹介します。

1.わさび平小屋

1.わさび平小屋1340699

出典:

新穂高温泉から林道を約1時間歩いた場所にあるわさび平小屋。新穂高温泉への到着が午後以降になってしまう場合に利用してみましょう。山小屋の前には冷やされたフルーツや野菜が販売されています。歩いて熱くなった体を冷やすのにぴったり。山小屋なのにお風呂があるのも嬉しいところです。

わさび平小屋

閉業や休業等の理由により施設情報が存在しないか、一時的な障害で施設情報が取得できませんでした。

2.鏡平山荘

2.鏡平山荘1340707

出典:

新穂高温泉から約6時間30分で到着する鏡平山荘。絶景ポイントの1つである鏡池はすぐそこです。新穂高温泉から双六小屋まで1日で行く場合は、早朝に出発してもあまり余裕のない行程になります。余裕を持った行程を組みたい場合には、鏡平山荘を利用しましょう。夕焼けに染まる鏡池が見られるのは宿泊者の特権。山小屋の中もきれいに保たれていて、過ごしやすくおすすめです。

鏡平山荘

閉業や休業等の理由により施設情報が存在しないか、一時的な障害で施設情報が取得できませんでした。

3.双六小屋

3.双六小屋1340712

出典:usatakoさんの投稿

新穂高温泉から約8時間30分、双六岳までは約1時間の双六小屋。頑張れる人は1日でここまで行くと、後の行程が楽になります。双六小屋は、さまざまなルートから登山を楽しむ人たちに利用されている、賑わいのある山小屋。個室もあります。おいしい食事や談話室での情報交換も楽しみな山小屋です。

双六小屋

閉業や休業等の理由により施設情報が存在しないか、一時的な障害で施設情報が取得できませんでした。

カメラを持って山へ出かけよう!

カメラを持って山へ出かけよう!1340723

出典:asakenさんの投稿

フォトジェニックな双六岳撮影のために山旅へ出かけよう!自分の足で長い行程を歩ききった後は、何とも言えない達成感を感じることができますよ。双六岳は、その絶景が疲れを忘れさせ、辛かったはずなのにまた行きたくなる不思議な場所です。また、運が良ければ雷鳥やおこじょに出会えるかもしれませんよ。

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