2017年09月27日
うずら卵100%を味わっちゃお!豊橋「うずらプリン」がめちゃ濃厚♪
日本中で地元食材を使ったスイーツが開発されていますが、愛知県豊橋市で人気があるのが”うずらプリン”です。おなじみのうずら卵と地元の牛乳、生クリームでできたプリンは、鶏卵プリンとは一味ちがう風味の良さ。国内トップクラスのうずら名産地・豊橋ならではの濃厚スイーツを味わってみましょう♪
水煮でおなじみのうずら卵。鶏卵プリンは珍しくありませんが、うずら卵プリンを食べたことがある人は少ないのでは?愛知県豊橋市の「菓匠 菓月」では、うずら卵のプリンを開発・製造・販売しています。
なぜ豊橋市でうずらプリンかというと、愛知県はうずら卵の特産地だからです。なかでも豊橋地域は全国トップクラス。このあたりのうずら卵の約40%は、ゆでで殻をむいた水煮として加工・販売され、あとの60%は生卵として出荷されています。
愛知県はうずら卵の生産では全国シェアの約70%を占め、さらに豊橋地域は、県全体の約85%を占めて全国一の産地を形成しています。現在、豊橋地域では27戸の養鶉農家が約310万羽を飼育しており、1日当たり250万個余の産卵量となります。
うずらはもともと野鳥です。日本では江戸時代に家畜となり、豊橋地方では大正10年ごろから本格的に飼育が始まりました。豊橋市はもともと養鶏が盛んでしたし、気候も温暖なのでうずら飼育に向いていたのです。東京・大阪へも出荷しやすいこともあり、しだいに日本トップクラスの産地になりました。
ここでちょっと、うずらの豆知識を。実は一羽のうずらからは、同じ模様の卵しか産まれません。これは、うずらの卵管に人間の指紋のようなものがあるためだと言われています。また卵の模様がくっきりしているのはベテランうずらの産んだ卵だそうです(卵の味は、模様にかかわらず同じです)。
うずらはとても小さい鳥ですが、体重の約8%にあたる重量の卵を生みます。卵は小さいのに、栄養価は高い。優良食材でもあるんです。
卵の成分は鶏卵とよく似ておりますが、良質のたん白質の他、特にビタミン、ミネラル・アミノ酸は鶏卵の約2倍(単位当たり)もあり、栄養価の優れた食品であります。
そんな栄養価が高くおいしいうずら卵のプリンを味わってみましょう。鶏卵より卵っぽいにおいが少なく、食べやすいのが特徴です。
うずらプリンの特徴は、なめらかさとクリーミーさ。瓶に入ったプリンをスプーンですくうと、とろりとした感触です。うずら卵は、プリンにするとき生クリームの脂肪分が分離してしまいやすい欠点がありますが、菓月は独自の技術と経験できれいな一体化に成功しました。
菓月のうずらプリンは、地元食材を集めて作っています。うずら卵は豊橋市・田原市・新城市産を指定して使用し、牛乳は地元・東三河の製造メーカー品です。うずら抹茶プリンは西尾市産の抹茶を入れるなど、豊橋周辺のおいしいものを集結して作ったご当地スイーツなのです。
うずらプリンのお味は3種類。カラメル、抹茶、チョコレートです。どれもおいしいので、どれから食べるか迷ってしまいそう♪
一番人気はカラメル味です。生クリームをたっぷり使い、色はやや白めのプリン。甘さはおさえてあり、別添えのカラメルと相性がばっちりです。こぶりな瓶に入っていますが、濃厚さで満足感十分です。
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— か おすん (@_kaosun) 2017年2月4日
そのままでも美味しいけど
カラメルソースかけるとなお美味しい#うずらプリン #🍮 #プリン#Instagram #instagood #instalike #like4li… https://t.co/BvNiJ5qCV1 pic.twitter.com/zfxVLOi99i
やさしいグリーンが目を惹く抹茶プリン。西尾の抹茶は、抹茶らしい華やかな香りが特徴です。うずら卵の風味に負けず、抹茶好きも納得の深い味わいです。
チョコレートプリンは、ほろにが味です。プリンの表面は適度な弾力があり、その下からなめらかなチョコプリンが顔を出します。濃厚プリンがお好きな方には、チョコレートがおすすめ!
こちらのうずらプリン。ご当地スイーツのなかでも、かなり評価の高い一品です。これまでに、観光庁選定「世界に通用する究極のお土産」シルバーリボン賞受賞や、「第26回全国菓子大博覧会」全菓博栄誉大賞受賞などなど、そのおいしさと品質が認められています。
豊橋銘菓のうずらプリン買ってきた♡
— 津吹 みゆ (@ayd_miyu) 2016年5月8日
いくつも賞を受賞されていて、テレビ番組でも紹介されたそうです
フタを開けた時の香りがよく、さっぱりした甘さだけど、深みのある味わいでした!美味しかった♡#豊橋市 #うずらプリン pic.twitter.com/5NkATtXlOK
うずらプリンは、菓月が昭和45年に初めてつくったのがスタートです。現在のうずらプリンは、平成20年に昔のレシピをリニューアルし、生クリームを配合してうずら卵のおいしさをより表現できるように開発したものです。
現在、うずらプリンは豊橋駅構内のキヨスクやJR名古屋駅新幹線口のキヨスクでも購入できるようになりました。が、できればお店で購入したい。お店への行き方がちょっと難しいので、ご説明しましょう。
徒歩でお店に行くには、東海道本線の二川駅から北西に向かいます。歩いて約10分ですが、国道3号から住宅街のなかを行かなければならず、わかりにくいかもしれません。迷ったらすぐにお店に電話しましょう。
車なら、国道1号、岩屋下交差点を湖西方面に進み、約1キロ。二川駅の北の交差点をいって、三叉路を山側に登るように左折し、直進して”菓匠華月”の看板を右に曲がるとお店があります。車で行っても、やっぱりわかりにくい!
さて肝心のお店ですが、どう見ても個人宅です。しかし看板に営業中とあれば、玄関のドアを開けましょう。なかもごく普通のお宅で応接間のようなところが見えますが、出てきた方に”うずらプリンを…”と言えば、販売してくれます。
プリンが大好きな人も鶏卵のプリンはちょっと苦手というひとにも、一度は食べてみてほしい、うずらプリン。小さなうずらの卵からは想像できないほどのクリーミーなプリンを味わえます。手みやげにしても、話題沸騰まちがいなしのおいしいプリンをぜひどうぞ♪
菓匠 華月の詳細情報
菓匠 華月
二川 / プリン、ケーキ、スイーツ
- 住所
- 愛知県豊橋市大岩町北山367-1
- 営業時間
- [月] 09:00 - 19:00 [火] 09:00 - 19:00 [水] 09:00 - 19:00 [木] 09:00 - 19:00 [金] 09:00 - 19:00 [土] 09:00 - 19:00 [日] 09:00 - 19:00 ■ 営業時間 時間外でもお電話頂ければ、対応いたします ■ 定休日 年中無休、たまにお休みをいただきます。
- 平均予算
- ~¥999