2017年09月30日

岡山の絶品ご当地グルメ「カキオコ」を楽しもう!オススメの店10選
「カキオコ」という絶品グルメをご存知ですか?岡山県備前市にある日生地区が発祥の、「カキ入りお好み焼き」がその正体なんです。聞いただけでもう美味しそうなカキオコ。生牡蠣がたっぷり入った焼きたてお好み焼きは、ぜひ一度味わってみたいですね。今回は、ご当地日生でカキオコが楽しめるお店をご紹介します!
「カキオコ」とは「カキ入りお好み焼き」のこと。お好み焼きにたっぷりの生牡蠣が入った絶品グルメなんです。岡山のご当地グルメで、発祥は備前市の日生(ひなせ)地区。もともとここは牡蠣の養殖が盛んなところで、岡山の養殖牡蠣は生産量が日本で3番目に多いんだそうです。
元々は「漁師メシ」だったカキオコ
養殖牡蠣は必ずしも全てが出荷できるわけではなく、型が小さいものなどは漁師さんが持ち帰り、漁師メシとして食べていました。その時の鉄板メニューがお好み焼きだったというのがカキオコ発祥の有力説です。漁師メシには美味しいものが多いというのが定説ですから、この話は頷けますね。
日生のご当地グルメに!
最初は漁師さんやそのご家族が自宅で楽しんでいた牡蠣入りお好み焼き。そのうち地域のお好み焼き屋さんなどのお店でもだんだんと牡蠣入りのお好み焼きを作るようになり、すっかり地元に定着したものが、今や町おこしのアイテムにまで成長したのだそうです。
今では県外のイベントなどにも出店するお店も出てきて、知名度が上がってきたカキオコ。ご当地以外のイベントでいただくと、使われる牡蠣は衛生上の理由で蒸したものになってしまいます。それでも美味しいのですが、やはりご当地でいただく生牡蠣のものが絶品なので、ぜひ出かけて食べてみたいですね。それではここからは、日生で「カキオコ」を楽しむオススメのお店をご紹介します。
1.タマちゃん
「タマちゃん」は日生の隣の寒河駅のそばにあるカキオコ有名店。観光客も訪れることが多いお店です。大きな民家をそのままお店に利用していて、人気店だけあって待合室まであります。
2.浜屋
「浜屋」はその名の通り海辺に立つお店。港から、「カキオコストリート」と呼ばれるお好み焼き屋さんが並ぶ通りの入り口付近にあり、鉄板一枚で営業しています。
3.ともひろ
「ともひろ」は日生の港の賑わう界隈からは少し外れたところにあり、駐車場完備で、観光バスも受け入れられるこの界隈でいちばんの大型店。40席ほどもある広い店内ですが、シーズンの週末などはやはり待つことも多々あるそうです。
ともひろの詳細情報
4.うまうま
「うまうま」は2009年オープンと、日生のお好み焼き屋さんとしては新しいお店です。駅のすぐ裏にあるので電車で動いている旅行客でも利用しやすい立地。カキオコはシーズンの間のみ提供しています。
うまうまの詳細情報
5.お好み焼き ほり
日生では1〜2を争う老舗のお好み焼き屋さん「ほり」。地元民にも観光客にも人気のお店の一つです。カキオコを提供するお店が並ぶ「カキオコストリート」と呼ばれる界隈にあります。
お好み焼き ほりの詳細情報
6.泉富久
泉富久もカキオコストリートに構えるお店。入り口が表と裏に二つあって、表から入ると昔懐かしい鉄板を囲むスタイルのこじんまりとしたお店。裏からはいれば居酒屋風のテーブル席でのんびりとくつろぎながら食事ができます。
泉富久の詳細情報
7.もりした
「もりした」は日生の駅から歩いて10分弱。元々は本屋さんだったのか、隣接して同じ名前の本屋さんの店舗があります。王道ながらもこの店ならではの特徴があるカキオコを楽しめるお店です。
8.安良田お好み焼店
「安良田(あらた)お好み焼店」は創業が昭和37年の老舗。鉄板カウンターの目の前で焼きあがるのを楽しみにしながらカキオコを食べることができるお店です。お店の前に立つ案山子が目印。ちなみに案山子のきている服は時々変化するのも面白いです。
お好み焼 あらたの詳細情報
9.夕立
日生駅のすぐ近くにあるレストラン「夕立」は、いわゆるお好み焼きのお店ではありません。が、ご当地の名産品牡蠣をとことん味わいつくせる人気のお店。メニューにはもちろんカキオコもあります。
10.福来(ふくろう)
福来(ふくろう)は日生の駅から海に向かって5分ほど歩いたところにあります。黄色い建物で、フクロウの可愛らしいのれんが出迎えてくれます。
福来の詳細情報
いかがでしたか?牡蠣の旬は毎年11月ごろから春先まで。それ以外のシーズンは冷凍物を使用しているため、ぜひ旬の時期に出かけてみたいですね。気になるお店があったらチェックしてみてくださいね。