2017年10月07日
甲府・地元に愛される酵母パンの元祖"丸十製パン"の本店『丸十パン』
関東を中心に、様々な地域で愛されている“丸十パン”。創業100年になる老舗ベーカリーの総本山が山梨の甲府市にあるのをご存知ですか?全国の丸十ファンが、ここ甲府本店を訪れることに憧れているのだとか!?地元でも有名な「丸十製パン」本店の品揃え豊かなパンたちをご紹介します。
関東を中心に、全国各地で愛されている人気のパン屋さん「丸十」。その歴史は古く、創設者の田辺玄平さんは、明治時代に渡米し、本場のパン作りを学んで日本に伝えました。ドライイーストの原点となった「玄平種」を開発したことでも有名で、丸十パンは「パン酵母の祖」とも。当時、塩味の強い「ヨーロッパ流」のパンが主流だった日本のパン。それが、大正時代を境に、ほんのり甘くて柔らかな「米国流」になっていきます。これは、田辺さんが食パンの製造法を弟子たちに伝え、それが各地域に波及していったためと云われています。
JR甲府駅南口から徒歩でおよそ5分。駅正面から南にまっすぐ伸びる「平和通り」の「防災新館前」交差点を駅を背に右折すると、右側に見えてきます。赤いヒサシと今日のおすすめパンが描かれた立て看板が目印です。
入り口を入ると、正面にメロンパンやアンパンなどの人気商品が並び、右側の冷蔵コーナーにはサンドイッチなどの調理パン、奥には食パン、カレーパンなどの定番商品が置かれています。とにかく種類が豊富で、目移りしてしまいます!
丸十本店で愛され続けている定番商品は、どこか懐かしさが漂う昔ながらの味わいです。ノスタルジックなのに、なぜか新鮮。そんな不思議な魅力を秘めた丸十パンをご紹介します。
レモンパンに広島産レモンの果汁ジャムをサンドした、季節限定のオリジナルレモンパン。シーズンによってはこんな掘り出しもの商品にも出会えます!爽やかなレモンの香りが口の中いっぱいに広がりますよ。
日本の食パンが、塩気の強いイギリスパンからふんわりほのかに甘い米国流の食パンに転換したきっかけを作った丸十。現在のルーツになった丸十の食パンは、ぜひ一度食べてみたいもの。店の奥の棚には、山形パンと角食パンが並びます。
右の冷蔵棚に並べられた調理パンにもぜひ注目してください。こちらはどこにでもある定番ではなく、まるでサンドイッチ専門店のように充実した内容です。お昼時に訪れて、ぜひランチに。
カツサンドや手作りタマゴサンド、ホイップをはさんだスイーツ系など、見た目にも美味しそうなサンドイッチがずらりと並びますが、中でも注目の商品をご紹介します!
溢れんばかりのチキンと、レタスとレンコンのシャキシャキ感が食欲をそそる、「チキンの柚子こちょうサンド(2017年9月現在)」。ボリューム満点で、女性にも男性にも嬉しいメニュー。
丸十パン 本店の詳細情報
丸十パン 本店
甲府 / パン、サンドイッチ
- 住所
- 山梨県甲府市丸の内2丁目28-6
- 営業時間
- [月] 06:30 - 18:00 [火] 06:30 - 18:00 [水] 06:30 - 18:00 [木] 06:30 - 18:00 [金] 06:30 - 18:00 [土] 06:30 - 17:00 [日] 06:30 - 17:00 [祝日] 06:30 - 17:00
- 平均予算
- ~¥999
- ~¥999