2018年06月01日

サブウェイの裏技メニュー!? 知っていると得するオーダー術

サブウェイの裏技メニュー!? 知っていると得するオーダー術

野菜を中心としたヘルシーなメニューで人気のファストフード店「サブウェイ」。2016年3月時点で、世界111か国4万4672店もの店舗を展開しており、その数はマクドナルドよりも多いという世界最大の飲食店チェーンなんです。サブウェイの公式Twitterでは、あまり知られていない多彩な注文方法を「裏メニュー」「裏技」として公開しているのをご存じでしたか?そこでサブウェイファンのアイディアを含め、サブウェイの商品をもっと楽しめるオーダー術をご紹介します。

「サブウェイ 札幌アピア店」外観 1033626 外観

出典:kagometomakoさんの投稿

まずはここから!知っている方も多いオーダー術 Lv.1

野菜増量 / 減量

サブウェイのサンドイッチにはさまれる野菜は、メニューによって異なっています。しかし、レタス・トマト・ピーマン・レッドオニオン・ニンジンはどの商品にも入っている基本のもの。それらの野菜を好みに合わせて増減できます。といっても、すでに知っているよ〜という方も多いことでしょう。

「サブウェイ クイーンズスクエア横浜店」料理 67364 BLTサンド(ハニーオーツ、トースト、バジル、野菜多め)

出典:non_ismさんの投稿

野菜の増減は、各指定または全部どちらでも可能。ピーマンやオリーブが苦手な方だったら、それだけを抜いてもらうこともできますし、「野菜全部増量」とオーダーすれば、全ての野菜を増やしてもらうことだってできます。増量の目安は1.5倍から2倍までだそうですので、「野菜2倍で」などと好みの量を店員さんに伝えてください。ちなみに野菜の増量は無料です!

ドレッシング増量 / 減量

野菜の増減ができるのなら、ドレッシングの増減もできるはず。はい、その考え、正解です。サブウェイでは、ドレッシングの量を好みに合わせて増減量することだってできます。

「サブウェイ 栄町ビル店」料理 67369 エビアボカド&バジルソース☆

出典:てるてる!(^^)!さんの投稿

サブウェイのドレッシングは、2018年6月現在「オイル&ビネガー 塩・こしょう」「シーザードレッシング」「野菜クリーミードレッシング」「ハニーマスタードソース」「わさび醤油ソース」「バジルソース」「バルサミコソース」「マヨネーズタイプ」「チリソース(激辛)」の9種類。カロリーが気になる方は、ドレッシング抜きや塩・こしょうのみを選ぶといいかもしれません。

あと、忘れがちなのですが、野菜を増量した場合にはドレッシングも増量しないと、全体の味のバランスが崩れてしまいますので注意してくださいね。

ホットペッパーをトッピング

基本の5種類の野菜に加え、無料トッピング可能なのがオリーブ・ピクルス・ホットペッパー。サブウェイのホットペッパーはメキシコ原産の青唐辛子で、スパイシーなアクセントにぴったり。辛いものが好きな方におすすめです。

パン抜き

サブウェイのサンドイッチは、全て「パン抜き」と呼ばれる野菜のみの状態にすることができます。サンドイッチの「パン抜き」って、サラダみたいじゃん!とお思いになったアナタ。その通り、「パン抜き」というのはサラダのこと。実は、メニューにも「サラダ」のカテゴリーは存在しています。

「サブウェイ イオンモール下妻店」料理 67381

出典:とうきんさんの投稿

知っていれば自慢できそうなオーダー術 Lv.2

コロコロポテト

2018年4月、ロングセラーサイドメニュー「オーブンポテト」のリニューアルによって登場した「コロコロポテト」。店内のオーブンで焼き上げられているため、カリッとした表面とホクホクした中身の食感を楽しめます。フレーバーは、シンプルな「オリジナル」の他に「トリプルチーズ」「レッドBBQ」「ハーブソルト」の4種類です。

実は、これらのフレーバーを好みに応じてミックスしてもらうことが可能。2種類のミックスもできますし、3種類全てのミックスもできます。ぜひ自分好みの組み合わせを見つけてみてください!

ミックスドレッシング

ポテトのミックスができるんだったら、ドレッシングのミックスはできないんだろうか? そう思ったみなさん、またまた正解です! サブウェイでは、サンドイッチにかけるドレッシングをミックスすることもできます。

Twitterを見てみると、人気の組み合わせは「バジルソース」と「マヨネーズタイプ」の様子。このミックスドレッシングのオーダーは2種類をブレンドするだけではなく、サンドイッチの右半分と左半分に別のドレッシングをかけるというのも可能なので、具材とドレッシングの最良の組み合わせを探したい時にもおすすめです。

野菜上限

Lv.1では2倍までの「野菜増量」をご紹介しましたが、サブウェイにはさらにその上の「野菜上限」というオーダー術が存在します。

といっても、増量とくらべて「上限」にはこれといった基準がないようなので、増やす量については各店舗、各店員さんによって異なるようです。お近くのお店でどんなサンドイッチが完成するのか、ぜひ試してみてください。

ローストビーフトッピング

サブウェイのトッピングメニューには、「ナチュラルスライスチーズ」「クリームタイプチーズ」「マスカルポーネチーズ」「たまご」「ベーコン」「ツナ」「えび」「アボカド」の8種類があり(2018年6月現在)、裏トッピングとして「ローストビーフ」が存在します。

「サブウェイ 札幌アピア店」料理 67404 ローストビーフ

出典:トムさんの投稿

このローストビーフは、サンドイッチの「ローストビーフ 〜プレミアム製法〜」と同じものを使用しています。「たまご」や「アボカドベジー」に加えてボリュームアップしてもいいですし、「ローストビーフ 〜プレミアム製法〜」にトッピングすれば、後述するLv.5のようなサンドイッチにすることもできます。

ちょっとのアレンジで味わいが進化するオーダー術 Lv.3

ピザ風BLT

サブウェイでサンドイッチを注文すると、パンをトーストするかどうかを訊かれます。これに着目した裏技メニューが「ピザ風BLT」です。

オーダー方法は、まずサンドイッチの「BLT」を注文。野菜はレタスを抜き、ピーマン、オニオン、トマトを好みに応じて増減してもらいます。トッピングはナチュラルスライスチーズを選択。そしてドレッシングはバジルソースを選びます。

「サブウェイ 札幌アピア店」内観 67412 得サブ 野菜超大盛り作成中 【 2011年11月 】

出典:食べ過ぎ太り過ぎさんの投稿

そしてここがポイントなのですが、通常のように具材をのせる前にパンをトーストしてもらわず、サンドイッチが完成した後に全部トーストしてもらうのです。すると具材やチーズにも熱が入り、ピザのように熱々のBLTができあがり!オリーブやホットペッパーのトッピングもマッチしますよ。

ミート乗っけ焼

一部店舗で存在が確認されている裏技メニューが「ミート乗っけ焼」です。これもピザ風BLT同様にトースターを利用した裏技メニューで、「ローストチキン」や「てり焼きチキン」などの肉類を使用したメニューをオーダーする際、パンと一緒にその肉類もトースターに入れてもらうもの。加熱することで、その肉がよりやわらかくなり、肉汁もあふれ出てきます。

ただしピザ風BLTと異なる点があり、それは野菜を加熱しないということ。あくまでもパンと一緒に焼くのは肉類だけ。そのため、サブウェイでの楽しみのひとつであるシャキシャキの生野菜の食感はそのまま楽しむことが可能です。スライスチーズやクリームタイプチーズをトッピングして、肉類と一緒に加熱してもらうとさらに美味しさがアップします!

“てりたま”サンド

某ハンバーガーチェーンのハンバーガーを彷彿とさせるネーミングですが、公式Twitterがつぶやいているので、それがこの裏技メニューの正式名称ということでいいでしょう。

これは「てり焼きチキン」にトッピングの「たまご」をのせてトーストし、その後から野菜を入れてもらうもの。マヨネーズソースと和えたたまごが加熱することでクリーミーになり、濃いめの味付けのてり焼きチキンとの相性がさらに良くなります。

ちょっとここで豆知識をはさみましょう(サンドイッチだけに)

「サブウェイ 川崎ルフロン店」内観 67425 サンドイッチ製作中

出典:KEN21さんの投稿

サブウェイの店舗において、みごとな技でサンドイッチを完成させる店員さんたち。日本において、彼らは「アテンダント」と呼ばれていました。

ちょっとここで豆知識をはさみましょう(サンドイッチだけに)1637808

出典:

2016年3月、日本サブウェイの親会社サントリーは日本サブウェイの株式の65%をサブウェイ本社に譲渡。日本にあるサブウェイはサブウェイインターナショナルの経営になりました。そのような事情もあり、店員さんたちは海外のサブウェイと同様「サンドイッチアーティスト」と呼ばれるようになったのです。

みんなでワイワイ楽しめるオーダー術 Lv.4

さて、オーダー術のご紹介に戻ります!

ジャイアントサブ

こちらの「ジャイアントサブ」はその名の通り、まさに巨大なサンドイッチ。サブウェイの通常サンドイッチの8個分にあたる大きさで、価格はフットロング4本分です。

サンドイッチの中身の具材は、最大4種類のメニューを組み合わせることが可能。それぞれ違った種類の具材を選んで食べ比べてみたり、パーティーシーンにオーダーしたりと楽しみ方はいくつもあります。一部の店舗限定でかつ予約が必要なメニューなので、2日前までにお店へ電話して注文可能かどうかを問い合わせてみてください。

極めすぎてもはや笑うしかない伝説のオーダー術 Lv.5

デストロイヤー

かねてよりサブウェイマニアたちの間で噂され、死ぬまでに一度食べてみたいとまでいわれているのが「デストロイヤー」です。

デストロイヤーは「サブウェイ 東京大学工学部2号館店」限定の裏技メニューで、通常の「ローストビーフ 〜プレミアム製法〜」の肉を増量したもの。しかもその増量の仕方が半端ないんです!通常のローストビーフは肉が5枚のところ、デストロイヤーは5枚増量の計10枚。まさに「壊し屋(デストロイヤー)」の名にふさわしいサンドイッチです。

「サブウェイ 東京大学工学部2号館店」 料理 55691270 インフィニートデストロイヤー!

出典:美肌ちゃんさんの投稿

しかし多くの格闘マンガに登場する敵と同様に上には上があり、このお店には「キングデストロイヤー(ローストビーフ10枚増量の計15枚)」、「ゴッドデストロイヤー(15枚増量の計20枚)」もあるのです。そして最終進化形となる「インフィニティデストロイヤー」は、ローストビーフの数がなんと25枚!

あまりのボリュームにパンが閉じられなくなっている、迫力のビジュアルです…!

サブウェイ 東京大学工学部2号館店の詳細情報

サブウェイ 東京大学工学部2号館店

根津、東大前、本郷三丁目 / サンドイッチ

住所
東京都文京区本郷7-3-1 東京大学 工学部2号館 1F
営業時間
[月]  10:00 - 15:00 [火]  10:00 - 15:00 [水]  10:00 - 15:00 [木]  10:00 - 15:00 [金]  10:00 - 15:00 [土]  定休日 [日]  定休日 [祝日]  定休日
定休日
土曜日、日曜日、祝日
平均予算
  • ¥1,000~¥1,999
  • ~¥999

BLTサンド野菜抜き

そして、話題となった伝説級のオーダー術が「BLTサンド野菜抜き」です。

ここで確認しておくと、通常のBLTサンドイッチは基本の野菜にベーコン、セミドライソーセージをはさんだもの。つまり「BLTサンド野菜抜き」というのは、パンにベーコンとセミドライソーセージのみをサンドしたものということになります。

「サブウェイ 野菜カフェ OBPツイン21店」料理 67453 生ハム&マスカルポーネ ≪レギュラー≫(\520)

出典:やんやんこさんの投稿

これが通常のBLTサンド。脳内で野菜を消去してみてください。

それだけ聞くと、野菜がまったく入ってなくてなんだか物足りなさそうですが、実際にオーダーして食べたことがある方々の感想はおおむね好評。なんでも、水分の含まれている野菜が入っていない分、ドレッシング(おすすめはシーザードレッシング)やパンの味が薄まることなくダイレクトに感じられるのだとか。得なのか損なのかよく分からないオーダー術ですが、サブウェイを極めるならぜひとも挑戦してみてください!

最後におまけのオーダー術 Lv.0

ベジーデライト野菜全部抜き

こちらは公式サイトのFAQにも掲載されていますが、ベジーデライトのサンドイッチを野菜全部抜きで注文するとただのパンが提供されます。

本当にパンだけ!でもこれはあくまでも「ベジーデライト」の野菜抜きなんです!

パンのみの販売はできないことになっているものの、なぜかオーダーすることのできる「ベジーデライト野菜全部抜き」。この理由は、謎に包まれたままです。それにはなんだか大人の事情が感じられますが、ご興味をおもちになったらぜひ!ちなみに価格はベジーデライトと同額です。

いかがでしたか?サブウェイ好きの方々があれこれ考えながら、新しい美味しさを発見していく様子には並々ならぬ「サブウェイ愛」を感じますよね。みなさんも様々なオーダーをしてみてください!

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