日本を代表する建築家・隈研吾デザインの建築巡り7選in東京

日本を代表する建築家・隈研吾デザインの建築巡り7選in東京

来る2020年の東京オリンピックのメイン会場を設計した隈研吾氏。日本を代表する建築家です。木材を配した独特のデザインで知られる隈氏の建築。実は、都内各所にも色々と存在しているんです。今回は、東京都内にある隈研吾氏デザインの建築をご紹介します。美術館や博物館などなど。観光をかねて訪れてみてはいかがでしょうか?

2017年10月28日

「和の大家」隈研吾デザインの建築を巡ろう

2020年に開催される東京オリンピックのメイン会場を設計した隈研吾氏。水や石や木、竹に和紙などの天然の素材を使い、景観をも含めた自然と調和するデザインをすることから「和の大家」とも呼ばれています。独特のデザインなのになぜか周囲としっくりなじむ。そんな隈氏の不思議な魅力を放つ建築を目の前で見てみませんか?

1.東京農業大学「食と農」の博物館

2004年|東京都世田谷区

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小田急線経堂駅から徒歩20分、印象的な鶏のオブジェが目印の「東京農業大学「食と農」の博物館」。周囲の緑地に馴染んだ外観は、個性的なデザインになっています。この「東京農業大学「食と農」の博物館」は東京農業大学創立110周年を記念して計画・設計されたもので、2004年に完成しました。食と農について考えることができる体験型博物館です。入館料は無料。

2004年|東京都世田谷区1389475

出典:

建物に対してやや傾斜を持たせたルーバーは、60cmピッチで並んでいます。ルーバーは白河石でできており、正面からは白河石の美しさが際立ちます。館内には光が差し込み、開放感のある空間が広がります。ちなみにこの鶏は合格・勝利祈願の象徴「ナレースワン大王鶏」。

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常設展では日本酒の歴史や酒器、酒造りの道具などを展示しています。また、隣接するバイオリウム(熱帯動植物園)では、日本ではみることのできない貴重な植物を見ることができます。さまざまなイベントや物産展を開催、子どもから大人まで楽しめる施設です。

東京農業大学「食と農」の博物館の詳細情報

東京農業大学「食と農」の博物館

住所
東京都世田谷区上用賀2-4-28
アクセス
小田急線「経堂駅」から徒歩20分

データ提供

2.サントリー美術館

2007年|東京都港区

2007年|東京都港区1394775

出典:

東京メトロ六本木駅より直結、東京ミッドタウン内にある「サントリー美術館」。国内外の絵画や陶磁器などサントリー所蔵のコレクションをはじめ、魅力的な企画展示を開催する美術館です。東京のビル群と空に調和する白磁のルーバーに覆われている外観。清潔感と透明感を感じさせてくれますね。

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ルーバーの間から柔らかな自然の光がさしこみ明るい空間が広がる館内。木と和紙を使った和モダンの空間や、吹き抜けの空間などがあり、優しく開放感のある居心地よさのある空間です。建物はもちろん展示を含めた空間ごとゆったりと満喫できます♪

2007年|東京都港区1389557

出典:

3階にはミュージアムショップとカフェが一体化したShop×Café(ショップバイカフェ)があり、建築と展示を楽しんだあとの余韻をたっぷりと過ごすことができます。

サントリー美術館の詳細情報

サントリー美術館

住所
東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガーデンサイド
アクセス
乃木坂駅出口3から徒歩で3分*六本木駅より直結
営業時間
10:00〜18:00 (金・土は20:00まで)
定休日
展示により異なる
料金
有料(展示によって異なる)

データ提供

3.ティファニー 銀座本店

2008年|東京都中央区

東京メトロ銀座駅A13出口から徒歩2分のところにある、「ティファニー 銀座本店」。いわずと知れた宝飾店です。もともとこの地にあった銀座本店をリフォームしたもので、銀座の街に新しい光をもたらしてくれたデザインといえます。

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1枚1枚に巧みに傾きを加えたパネルは太陽の光を反射し、まるでジュエリーのように輝く外観です。エントランス部分には吹き抜けを設け、クリスタルストーンをガラスと張り合わせた美しい光の壁は、訪れるは人を迎えてくれます。世界のティファニーにふさわしい格式と気品を感じられる内装です。

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光り輝く外観は、夜になるとパネルに仕込まれた照明が波打つように光り、幻想的な姿をみせてくれます。シンプルだけど計算しつくされたデザインは、季節の装飾の邪魔をしません。

4.根津美術館

2009年|東京都港区

2009年|東京都港区1389591

出典:

東京メトロ思店参道駅A5 出口から徒歩8分の場所にある「根津美術館」。常設展と趣向を凝らした企画展が楽しめる美術館です。2009年に隈研吾氏の設計によりリニューアルしました。日本庭園と建物との調和を感じることができるスポットで、約17000平方メートルもある都会のオアシスとも呼ばれる立派な日本庭園も見どころです。

2009年|東京都港区1389589

出典:ニーナさんの投稿

受付へは、建物を象徴する大きな屋根の庇の下を通っていきます。片側が竹垣になっている小路は非日常への入り口のようです。大きなガラスを隔てて日本庭園の広がりを望むことができる1階のホール。建物庭の一部のように感じられ、吹き抜けからくる開放感がたまりませんね。

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建物と美術展を鑑賞した後は、素敵なお庭の散歩とミュージアムカフェで一休み。余韻に浸ってみてははいかがでしょうか?

根津美術館の詳細情報

根津美術館

住所
東京都港区南青山6-5-1
アクセス
表参道駅から徒歩で8分A5出口(階段)より
営業時間
10:00〜17:00 入館は16時30分まで
定休日
[月] 展示替期間・年末年始 ただし月曜日が祝日の場合、翌火曜日
料金
高校生 800円 コレクション展 ※特別展は1000円 大学生 800円 コレクション展 ※特別展は1000円 大人 1,100円 コレクション展 ※特別展は1300円

データ提供

5.浅草文化観光センター

2012年|東京都台東区

2012年|東京都台東区1389605

出典:

東京メトロ浅草駅より徒歩1分、雷門前にある「浅草文化観光センター」。「探せる・見せる・支える」をコンセプトに、台東区・浅草の観光情報を発信。外貨両替所やチケット販売サービスなどを行っているスポットです。日・英・中・韓の4か国語に対応し、館内はワールドワイドな人々で賑わいます。

2012年|東京都台東区1389609

出典:

杉の不燃材製のルーバーを使用し、平屋を積み重ねたかのような個性的なデザインが目を惹きます。個性的なのに、浅草の風景にマッチしているのは隈研吾氏のなせる業ですね♪館内はルーバーの間から自然光が差し込み、明るい雰囲気です。

2012年|東京都台東区1389611

出典:

ビル8階は浅草寺や仲見世通り、東京スカイツリーを眺められる展望テラスになっています。外からの景観はもちろん、中からの景色も楽しめます。

浅草文化観光センターの詳細情報

浅草文化観光センター

住所
東京都台東区雷門2-18-9
アクセス
1) 東京メトロ銀座線 浅草駅から徒歩で1分 2) 東武伊勢崎線 浅草駅から徒歩で5分 3) 都営地下鉄浅草線 浅草駅から徒歩で2分
営業時間
9:00〜20:00 会議室・展望テラス・喫茶室は、9:00から22:00
定休日
年中無休(メンテナンス等のために休館することがある)
料金
無料

データ提供

6.GINZA KABUKIZA

2013年|東京都中央区

2013年|東京都中央区1389614

出典:

東銀座駅より直結、2013年に「GINZA KABUKIZA」としてリニューアルオープンした歌舞伎座。地下4階地上29階からなる歌舞伎座タワー(オフィス棟)と歌舞伎座は、伝統を踏襲ながらも近代を融合させた魅力的な建物です。明治22年の開場以来、4度の立て直しが行われていて、こちらは5度目なるんですよ。

2013年|東京都中央区1389780

出典:

圧倒的な存在感を感じさせてくれる唐破風(からはふ)の屋根。バックに控える漆喰をイメージした白亜の歌舞伎座タワー(オフィス棟)との一体感も感じられまね。5代目歌舞伎座は災害や地震に強い建物にし、内部をバリアフリー化、人にも環境にも配慮した建物に生まれ変わりました。

2013年|東京都中央区1389784

出典:

館内で楽しめるのは歌舞伎の鑑賞だけでなく、お土産やレストランも充実しています。屋上日本庭園やギャラリーもあり、歌舞伎鑑賞しなくても楽しめる施設になんですよ。

歌舞伎座の詳細情報

歌舞伎座

住所
東京都中央区銀座4-12-15
アクセス
東銀座駅から徒歩で1分地下鉄東銀座駅3番出口

データ提供

7.京王電鉄高尾山口駅駅舎

2015年|東京都八王子市

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隈氏は商業施設だけでなく、駅の校舎もなんとデザインしているんです。高尾山への玄関口・京王電鉄高尾線の終点である、「高尾山口駅の駅舎」。2016年グッドデザイン賞を受賞しました。木の感じが隈氏らしいデザインです。

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高尾山薬王院をイメージした駅舎は、ダイナミックな屋根が印象的です。東京都の指定天然記念物である「高尾山の杉並木」にちなんで杉を使った内外装になっています。「大和張り (やまとばり)」、「羽目板張り (はめいたばり)」、「小端立て張り (こばだてり)」、「千本格子 (せんぼごうし)など組み方を変えて、高尾山の表情を表現し、和モダンの魅力あふれる駅舎です。

2015年|東京都八王子市1389791

出典:

駅ホームの行燈(あんどん)風のやわらかな照明や案内板の天狗など、高尾山の歴史や文化を感じられる演出。併設されている「高尾山口観光案内所(通称むささびハウス)」の内部も木の温もりを感じられるつくりになっています。

いかがでしたか?

いかがでしたか?1395114

出典:フジペンタさんの投稿

都内にあるうちのごく一部を紹介しました。隈研吾氏のデザインコンセプトは「呼吸する建築」「環境と建築の一体化」。建築について専門的なことはわからなくても、訪れてみて体で感じてみてはいかがでしょうか?きっと何かを発見できるはずですよ。

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