2017年11月03日

11月は酉の市に行こう☆関東三大酉の市のひとつ・新宿「花園神社」で縁起熊手を!

11月は酉の市に行こう☆関東三大酉の市のひとつ・新宿「花園神社」で縁起熊手を!

例年11月の酉の日に開催されるお祭り「酉の市」。福を“掻き込む”といわれ、開運招福・商売繁盛の縁起ものである熊手を求めに多くの人が訪れます。なかでも、関東三大酉の市である浅草の「鷲神社」をはじめ、新宿の『花園神社』もそのひとつ。ゴールデン街のそばという場所柄もあって、その賑わいは毎年すごいものが!今年、2017年は三の酉まである「酉の市」!はんぞの神社名物の「見世物小屋」とあわせて紹介します!【2017年の酉の日は、11/6(月)、18(土)、30(木)※それぞれ前夜祭があります】

新宿「花園神社」の“大酉祭”

例年11月の酉の日に開催!

2017年は、11/6(月)、18(土)、30(木)※前夜祭があります

2017年は、11/6(月)、18(土)、30(木)※前夜祭があります1401273

関東三大酉の市のひとつである、花園神社の“大酉祭”。福を“掻き込む”という、縁起物の熊手を求めて、多くの人が訪れます。

なぜ「熊手」が縁起物なのか?

なぜ「熊手」が縁起物なのか?1402641

出典:婆凡さんの投稿

開運、商売繁盛の神として信仰されている日本武尊(やまとたけるのみこと)が、東夷征伐に向かう途中、浅草の鷲神社で戦勝を祈願し、その後、無事にお礼参りをしたことがきっかけ。勝利を祝う際に、防具の熊手を使用したことからと伝わります。

なぜ「酉の日」に行われるのか?

日本武尊が亡くなったとされるのが11月の酉の日といわれ、その酉の日に行われるようになったとか。江戸時代に足立区の大鷲神社で行われたのが発祥とも。

熊手の前に、まずは参拝を!

熊手の前に、まずは参拝を!1401272

境内には、熊手を扱う露天や、屋台が立ち並び、とても華やか。いつもとは違った装いを見せてくれます。場所柄、夜の参拝はとても混みあうので、少し早めに訪れるとスムーズに行えます。

境内が混み合っている場合、参拝の列は明治通りから

境内が混み合っている場合、参拝の列は明治通りから1402642

出典:mahalo55さんの投稿

前夜祭も含め、参拝者で境内は混み合います。混雑時は明治通りの大鳥居の参道に、拝殿での参拝列ができています。時間帯によっては、靖国通りから混みあった境内に入るよりも、最初から明治通りから向かうのがおすすめ。

前年に購入した熊手は「納め大明神」へ納めましょう

前年に購入した熊手は「納め大明神」へ納めましょう1401274

参拝が終わったら、前年に購入した熊手を「納め大明神」へ納めるのを忘れずに。普段は、社務所でお願いしますが、酉の市の場合はこちらへ。もちろん、感謝の気持ちを添えてくださいね。

縁起物の熊手を粋に手に入れる!

縁起物の熊手を粋に手に入れる!1402639

出典:みっしぃさんの投稿

酉の市といえば、やはり「熊手」は欠かせない!福や運をかき集め、開運招福・商売繁盛の縁起ものとして名高い熊手。縁起担ぎのものなので、買い始めたら毎年大きくしていくといわれるように、大小さまざまなサイズが並んでいます。飾られているモチーフも小判、鯛、米俵、おかめと、縁起ものばかり。

縁起物の熊手を粋に手に入れる!1401278

境内には、多くの熊手屋さんが所狭しと並んでいるので、じっくりと好きなデザインの熊手を見つけてくださいね。

酉の市名物「熊手の商談」を楽しんで

酉の市名物「熊手の商談」を楽しんで1401265

商売繁盛を祈願する伝統的なお祭りなので、商売を始めた年に、小さいもの購入し、毎年一回りずつ大きいものを買っていくもの。お気に入りの熊手が見つかったら、熊手屋さんと商談バトルが始まります。予算を伝えたり、値切ったり……名物「熊手の商談」を楽しみましょう!無事に商談が済んだら、熊手屋さんのかけ声とともに手締めが行われます。粋な気分を味わうためにも、お気に入りの熊手屋を見つけて毎年通って、ご贔屓さんを目指してみて!

帰りは福をかき集めながら

帰りは福をかき集めながら1402684

出典:tako-sukeさんの投稿

熊手を手に入れたら、来年までの1年間たくさんの福をかき込むよう願いながら、正面に向けた熊手を高くかかげ、参道を歩いてくださいね!

毎年大きくするのはちょっと……なアナタにぴったりな熊手

社務所でいただく「熊手守」

社務所でいただく「熊手守」1401276

とくに商売もしていないので、毎年大きくしていくのも保管場所に困りそう、という人にぴったりなのが、社務所でいただける「熊手守」が手頃サイズです。今年の運を現状維持したい!という意味で毎年いただいている人も多いそう。

社務所でいただく「熊手守」1401270

もちろん、お祓いがすまされた商売繁昌・家内安全・開運招福の縁起ものなので、おすすめです。酉の市の期間以外にも用意されているので、参拝に訪れた際にぜひどうぞ。

熊手だけじゃない、酉の市での楽しみ方

屋台グルメも外せない

屋台グルメも外せない1401280

境内には、熊手屋さん以外にも多くの屋台が並びます。靖国通り沿いにも並んでいるので、境内に入るまでに誘惑が盛りだくさん。お好み焼きや串焼き、チョコバナナ、りんご飴といった定番の屋台グルメから、縁起物の名物菓子「切山椒」の屋台もあるので、参拝が終わったら、お祭りを満喫して。

花園神社の名物「見世物小屋」

花園神社の名物「見世物小屋」1401283

花園神社の酉の市といえば、昭和から続く「見世物小屋」も名物のひとつ。一時期、人材不足や場所の確保の難しさで経営の危機に陥ったといわれ、毎年今年が最後かも?なんて噂が出るほど、怪しい、ディープな一角です。普段見ることができない演目を見せてくれるそうなので、一度体験してみては?

まねき猫で、さらに運を招いて

まねき猫で、さらに運を招いて1401282

見世物小屋の手前には、まねき猫屋さんがお店を構えています。熊手同様に、毎年購入するまねき猫のサイズを大きくしていく人もいるのだとか。財布に入るミニサイズや、手頃なものまで大小そろっているので帰りにぜひ立ち寄ってみてください。

花園神社へのアクセス

花園神社の最寄り駅は、東京メトロ丸の内線・副都心線・都営新宿線の「新宿三丁目駅」が一番近いです。大鳥居から境内に入るなら、地下通路を長く歩きますが「E2出口」がおすすめです。JR・小田急線・京王線の「新宿駅」東口からなら、徒歩7分ほど。

花園神社の詳細情報

花園神社

住所
東京都新宿区新宿5-17-3
アクセス
新宿駅 徒歩 10分

まとめ

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いかがでしたか?年末の風物詩ともいえる「酉の市」を、新宿「花園神社」でご紹介しました。関東三大酉の市のひとつとあって、多くの参拝客で賑わいをみせてくれます。鳥居や拝殿近くの奉納提灯の名前をチェックするのも、また楽しみ方のひとつです。ぜひ、今年の福を来年へも繋がるよう、酉の市へ足を運んでみてください!

花園神社大酉祭(新宿酉の市)の詳細情報

花園神社大酉祭(新宿酉の市)

住所
東京都新宿区新宿5-17-3
アクセス
1) 地下鉄各線 新宿三丁目駅から徒歩で0分 ※E2出口より 2) JR・小田急線・京王線 新宿駅から徒歩で7分 ※東口より
営業時間
[2022年11月3日〜2022年11月4日] ※一の酉(前夜祭3日、本祭4日) [2022年11月15日〜2022年11月16日] ※二の酉(前夜祭15日、本祭16日) [2022年11月27日〜2022年11月28日] ※三二の酉(前夜祭27日、本祭28日)

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