重箱で登場！「一蘭 天神西通り店」で釜だれとんこつラーメンを食べよう

一蘭は関東以西に70店舗近くを構えるラーメン店で、アメリカ・香港・台湾と海外にも進出しています。この店の特徴は、100パーセント豚の骨から抽出した「天然とんこつスープ」。これに真っ赤な色をした秘伝のタレが加わります。とんこつスープの味に深みを与えてくれますよ。

福岡県内の一部店舗では、まず他店で見かけることがない驚くべき特徴があるんです。なんと、重箱型の丼ぶりを使用してラーメンを提供しているんです！しかもなんと重箱は佐賀県の有田焼。かなり本格的ですよね！重箱スタイルでラーメンが食べられるのは「天神西通り店」と「キャナルシティ博多店」の2店舗だけ。今回は天神通り店の方を紹介したいと思います♪

一蘭の「天神西通り店」は、市営地下鉄・中洲川端駅から徒歩1分と近距離。西鉄天神大牟田線・福岡(天神)駅からも徒歩7分ほどです。かなり派手めな色彩の店舗なので、遠くからでも目立ちます。

このカウンターは他の一蘭と同様で、味集中カウンターと呼ばれています。席ごとに衝立が設けられていて、隣のお客さんの顔が見えません。正面で働いているスタッフにも顔が見られにくいので、ラーメンに集中できるのです。

ラーメン屋にて、口頭で麺の固さなどを伝えるのは苦手…という方はいらっしゃいませんか？「ニンニクマシマシ」といった呪文は緊張しますよね。一蘭ではオーダー表があり、マルを付けるだけで理想の一杯に仕上がります。

注文等は卓上に設置されている「従業員呼び出しボタン」を押すだけ。大声で呼ぶ必要はありません。調理中に声をかけるのは気が引けますものね。「替玉」のタイミングについても、プレートをボタンの上に置くだけで音が鳴るため、スタッフへ知らせることができます。システマチックなので、注文→食事という流れがスムーズです。

釜だれとんこつラーメンは「釜煮込み焼豚」を作る際に出る煮汁を、タレへと昇華させたスープが特徴です。ベースとなるとんこつスープに煮汁のコクが加わり、旨みの相乗効果をもたらします。一蘭のタレ専属職人が研究して完成させたもの。

麺は特別な小麦粉をブレンドした自家製麺。しかも一蘭には「15秒の掟」があります。ラーメンを最も美味しい状態でお客さんに食べてもらうため、完成後15秒以内に提供。麺は刻々と変化してしまうので、到着したらすぐに食べ始めましょう。替玉・半替玉もあります。

ニンニク1片と唐辛子ベースの秘伝のタレは10倍まで無料。辛いものが好きな人におすすめです。なし・二分の一・基本・2倍～と細かく指定が可能で、11倍～20倍も有料で作ってもらえます。

陶器の産地として有名な佐賀県有田町。「有田焼」という名前は、誰しもが一度は聞いたことあることでしょう。蓋を閉じて眺めると、まるで芸術作品のような神々しさを感じます。

ラーメンは中華なのか日本食なのか微妙な立ち位置ですが、デザートはまさに「和」といった感じのスイーツ。ところが、これ「抹茶杏仁豆腐」です。見た目に反して、これも日本と中国の食文化が融合した一品なのですね。

ラーメンはカロリーや脂が気になる…という人は「脂解美茶」も合わせて注文しましょう。ペットボトルで出してもらえるので、ラーメンを食べている時はお冷と併用、そしてお店を出た後にもゆっくりと飲めます。

もう一店ご紹介したいのが「一蘭 太宰府参道店」。キャナルシティ博多ノースビルの地下にある店舗です。この店舗では、太宰府天満宮の近くにあるという理由で、五角形の形をした丼ぶりでラーメンを提供しています。

グルメの記事に「トイレ」の話題は相応しくないかもしれませんが、一蘭を訪れたらぜひトイレも覗いてみましょう。ペーパーホルダーが無数に設置されていますよ！ペーパーを絶対に切らしてはならないという思いから、このようなスタイルになったとのこと。一蘭の別店舗では合計28個設置されているトイレも…！

「一蘭」は各地でよく見かけるチェーン店ですが、このような工夫が施されていると、一度は訪ねてみたくなりますよね。ぜひ重箱型のラーメンを食べに行ってみてくださいね♪