アートでおしゃれな空間に泊まれる！京都「HOTEL ANTEROOM KYOTO」

出典：

「友人であるアーティストの家に泊まるかのような居心地の良い空間」というイメージを掲げて、2011年に京都にオープンした「HOTEL ANTEROOM KYOTO（ホテル アンテルーム 京都）」。築23年の学生寮をリノベーションした、ホテルとアパートメント、そしてギャラリーからなる複合施設です。

出典：

「アート＆カルチャー」をコンセプトにオリジナル家具とシンプルデザインで設計された北館61室に加え、2016年6月には和の要素をプラスした南館67室をオープン。全128室のこちらのホテルは、2017年度グッドデザイン賞を受賞しています。

ホテルがあるのは、JR京都駅八条口から徒歩15分の場所。最寄り駅は地下鉄烏丸線「九条駅」で、駅からは徒歩8分です。京都駅を挟んで京都の観光エリアの反対側にあるので、普段着の京都に身を浸すことができます。

出典：

あたたかな灯りの行灯が迎えてくれる、ホテルのエントランスです。扉が二重になっていて、扉と扉の間のスペースには自転車があります。有料と無料のレンタサイクルサービスがあるんですよ。

出典：

こちらがロビーラウンジ。エントランスから洗練された雰囲気が続きます。接客は丁寧かつ温かみがあると評判です。

出典：

ホテルの廊下にもアート作品が。ランドリーコーナーや自販機コーナーのサインも個性的でありながら、読みやすさにも配慮されています。

出典：

こちらは、写真家・映画監督の蜷川実花さんが手がけたコンセプトルーム。庭付きのツインルームで、広さは40平米。ベッドは120センチ幅の大きなものが2つ置かれています。ベッドに寝転ぶと、壁から天井をいろどる一面の桜の花が視界を埋め尽くす…という贅沢な体験ができます。

出典：

こちらは、彫刻家・名和晃平さんデザインのコンセプトルームです。とてもスタイリッシュですね。

出典：

こちらは京都で宿泊型アートスペースを運営している「kumagusuku」が手がけたコンセプトルームです。kumagusugu自らが運営しているホステルとはまた違う雰囲気で、まるでセンスの良い男友だちの部屋に招かれたよう。ツインルームで広さは30平米です。

出典：

京都を拠点に、国内外で活躍している彫刻家・金氏徹平氏のコンセプトルームは、壁、床、カーテン、テーブルに描かれたモノクロのイラストが圧巻です。

出典：

美術作家・ジュエリーデザイナーであり音楽活動もしているアーティスト宇加治志帆さんのコンセプトルームは、優しく印象的な色にあふれています。

出典：

北館のツインテラスルーム（禁煙）です。部屋は30平米でテラスは20平米あり、広々としています。全3室あります。

出典：

部屋に備え付けられている読書灯、目覚まし時計、電話、湯沸ポットなど、どれも選択眼を感じさせるものばかり。家のインテリアの参考にもなりそうです。

出典：

ホテルのオリジナルルームウエアは、ワンピース型。落ち着いた色味と肌障りの良さでリラックスタイムをサポートしてくれます。部屋の備品として、プラズマクラスター付き加湿器やアイロンの貸し出しも行っています。

出典：

1階のギャラリースペース「ギャラリー9.5」は、ホテルが九条と十条の間に位置することから名付けられています。意欲的に企画展を行っており、訪れるたびに違う展示が見られるという楽しみ方もできます。（写真は過去の展示）

出典：

部屋備え付けのアメニティグッズはモノトーンでまとめられて、ワイヤーかごに入れられています。ホテルのロゴが入っていないのは、ちょっと珍しいですね。

出典：

季節限定の自家製ジャム、トッピングとドレッシングを選べるサラダなど、こだわりと楽しみも満載。野菜は、環境負荷の少ない野菜を作っている「坂ノ途中」から新鮮なものが届きます。がっつり肉料理こそありませんが、ヘルシーでボリューム満点の朝食を味わえます。

出典：

ショップ「キオスク」では、ホテル内でも使われているオリジナルグッズ、確かな技術とミニマムなデザインが魅力の「THE PITH」のレザー製品、限定プロダクト品などを買うことができます。自分へのお土産はもちろん、お友だちやご家族にも、ちょっと自慢したくなる素敵なアイテムが揃います。

出典：

ライブラリーには、希少なアート本、京都関係の本、京都で知る人ぞ知る本にまつわるセレクトショップ「恵文社一条寺店」が選んだ書籍などが並びます。無料で使えるPCやプリンターも置かれているので、ちょっとした調べものなどができて便利です。もちろん、全館でWi-Fiを利用できるので、モバイル環境はばっちりです。

出典：

アート＆カルチャーがコンセプトのHOTEL ANTEROOM KYOTOの魅力をご紹介してきました。ANTEROOMとは英語で「待合室」「次の間」という意味があり、ホテルには旅する人が羽を休める場を提供したいという思いがあるそうです。ただ休息を得るだけでなく、さまざまなアート作品に触れることで心も柔らかく豊かになりそうなこのホテル。次の京都旅行はぜひ、泊まってみてください！