一度は訪れておきたい…沖縄の“歴史”に触れられる観光地6選

一度は訪れておきたい…沖縄の“歴史”に触れられる観光地6選

古くからさまざまな国との交易で栄えた沖縄には、独自の歴史や文化が今なお残っています。琉球王国の繁栄を垣間見ることができる壮大な「首里城」のほか、沖縄戦の爪あとが残る「ひめゆりの塔」や「平和祈念公園」など、一度は訪れておきたい場所がたくさん。沖縄の歴史に触れられる観光地を6カ所ご紹介します。

2017年12月10日

“歴史”を学びながら沖縄散策。

“歴史”を学びながら沖縄散策。1982352

出典:sdd34さんの投稿

年間を通して人気の観光地である沖縄。透明感あふれるビーチや亜熱帯の森、ご当地グルメの名店がひしめく通りなど、とにかく見所満載の県です。お休みの度に足を運んでいる方もいるのでは?ここでは、そんな沖縄の“歴史”を学びながら散策できる観光スポットにフォーカス。迫力満点の世界遺産から、古き良き琉球を感じる街並み、今なお戦争の爪あとが残る場所まで、時代順に紹介します。歴史を知れば、沖縄のことをもっと身近に感じられるようになるかもしれませんよ。

三山時代の歴史スポット

北山、中山、南山という三つの勢力が争っていた“三山時代”の歴史スポットから要チェック。この時代は1322年ごろから1429年まで100年ほど続きました。鎌倉時代の後半から室町時代の半ばにあたりますね。

1.城壁を眺めながら古に想いをはせる…「今帰仁城跡(なきじんじょうあと)」

1.城壁を眺めながら古に想いをはせる…「今帰仁城跡(なきじんじょうあと)」1426640

出典:


美しい海を望む「今帰仁城跡(なきじんじょうあと)」は、かつては北山の国王の居城でした。世界遺産に登録されており、今も多くの観光客が訪れています。やんばる急行バスの「今帰仁城趾入口バス停」で下車し、15分ほど歩いた場所にあります。
1.城壁を眺めながら古に想いをはせる…「今帰仁城跡(なきじんじょうあと)」1451175

出典:コーサンさんの投稿

城壁が波打つように曲がっている理由には諸説あります。地形に沿っているという説もあれば、上から敵を狙い打ちするためという説も。堅牢な城壁の周辺には緑が生い茂り、悠久の時の流れを感じさせられます。
1.城壁を眺めながら古に想いをはせる…「今帰仁城跡(なきじんじょうあと)」1426649

出典:

北山の王は、この地を拠点に沖縄北部や奄美群島南部などを支配。中国との貿易により繁栄しました。北山の滅亡後、今帰仁城は、琉球王府の役人の居城として使われていたそうです。

1.城壁を眺めながら古に想いをはせる…「今帰仁城跡(なきじんじょうあと)」1451149

出典:

1月末頃からは桜が咲き始め、華やかな雰囲気に。

今帰仁城跡の詳細情報

今帰仁城跡

住所
沖縄県国頭郡今帰仁村字今泊
営業時間
8:00〜18:00 夏期延長時期(5月〜8月)午前8時〜午後7時
定休日
年中無休
料金
大人 400円 小中高生 300円 小学生未満 無料

データ提供

琉球王朝時代の歴史スポット

三つの勢力が争っていた“三山時代”の後、1429年に尚巴志(しょうはし)が三山を統一。その後、約450年も続いた“琉球王朝時代”の歴史スポットをご紹介しましょう。

2. かつての繁栄を今に伝える「首里城(しゅりじょう)」

※首里城公園は2019年10月の正殿火災の影響により立入制限がございます。
最新情報は、公式サイトにてご確認ください。
2. かつての繁栄を今に伝える「首里城(しゅりじょう)」1451251

出典:かいちゃんパパさんの投稿

琉球王国の首都であった首里にある、世界遺産に登録されている“首里城”。かつて栄華を誇った王国の歴史を垣間見ることができる貴重な建造物です。敷地は広大で、写真の正殿(せいでん)にたどり着くまでにはいくつもの城門を通らなければいけません。沖縄らしい青空に鮮やかな朱色が映えますね。

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敷地内は緑にあふれ広々としています。手前に見えるのは非常に美しい「守礼門(しゅれいもん)」。尚清王(しょうせいおう)の代に初代の門が建立されたものの、沖縄戦で焼失。その後、1958年に復元されました。
2. かつての繁栄を今に伝える「首里城(しゅりじょう)」1451512

出典:

こちらは、城門の一つである「漏刻門(ろうこくもん)」。別名「かご居せ御門(かごいせうじょう)」と呼ばれています。身分の高い役人でも、国王に敬意を表すためにこの場所で駕籠(かご:人を人力で運ぶ乗り物)から降りていたことから、このように呼ばれるようになったそうです。

首里城公園 (首里城)の詳細情報

首里城公園 (首里城)

住所
沖縄県那覇市首里金城町1-2
アクセス
ゆいレール「首里」駅から徒歩で約15分

データ提供

3.古き良き琉球の面影を残す「首里金城町(しゅりきんじょうちょう)の石畳通り」

3.古き良き琉球の面影を残す「首里金城町(しゅりきんじょうちょう)の石畳通り」1426663

出典:

尚真王(しょうしんおう)の時代に、琉球王国の首都である首里と、そのほかの地域を結ぶ道が整備されました。こちらは1522年に首里と島尻地方を結ぶために作られた石畳の道です。沖縄らしい赤瓦の民家が立ち並ぶ首里金城町の街並みも風情がありますね。

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こちらは「金城大樋川毛跡(きんじょううふ ひーじゃーもーあと)」。写真奥の建物は、かつて国王一行が王家の別邸である“識名園(しきなえん)”へ向かう際の休憩地だったそうです。現在では、地元の公民館や観光客の休憩所として利用されています。ガジュマルの木がとっても沖縄らしいですね。
3.古き良き琉球の面影を残す「首里金城町(しゅりきんじょうちょう)の石畳通り」1426690

出典:

周辺には御嶽(うたき:祭祀などを行う施設)やガー(井戸)などもあり見どころ満載。マップを参考にのんびりと寄り道するのも楽しそうですね。この石畳の道は、NHKドラマ「ちゅらさん」の撮影地としても使われました。

首里金城町石畳道の詳細情報

首里金城町石畳道

住所
沖縄県那覇市首里金城町2-35付近
アクセス
那覇バスターミナルからバスで25分

データ提供

4.随所に琉球らしさが光る「識名園(しきなえん)」

4.随所に琉球らしさが光る「識名園(しきなえん)」1426704

出典:

首里城のほど近くにある、1799年に作られた琉球王家最大の別邸。王家の保養や、外国使臣の接待の際に使われていました。日本庭園の様式を基本にしつつも、中国風の橋や建物が目を引きます。さらに、池の周囲には琉球石灰岩を使うなど、琉球ならではの建築法も取り入れられています。

4.随所に琉球らしさが光る「識名園(しきなえん)」1426687

出典:

こちらは、赤瓦屋根が琉球らしい建物「御殿(うどぅん)」。冊封使をもてなした部屋からは、美しい庭園の景色が広がります。庭園を眺めながら王朝の栄華に想いをはせてみてはいかが?

識名園の詳細情報

識名園

住所
沖縄県那覇市字真地421-7
アクセス
三重城バスターミナルからバスで30分バス(那覇バス)利用の場合、1番:首里・識名線、5番:識名線 - 識名園前バス停から徒歩で1分
営業時間
[4月1日〜9月30日] 9:00〜18:00 入場締め切り 午後5時30分 [10月1日〜3月31日] 9:00〜17:30 入場締め切り 午後5時
定休日
[水] 水曜が祝日、または慰霊の日(6/23)の場合は、その翌日
料金
子供 200円 中学生以下 団体20人以上 160円 大人 400円 団体20人以上 320円

データ提供

沖縄戦にかかわる歴史スポット

1879年、約450年続いた琉球王国は崩壊し、沖縄県が誕生しました。その後、第二次世界大戦の際にはアジアへの前線基地となった沖縄。最後に、「ひめゆりの塔」など今なお戦争の傷跡が残る歴史スポットを紹介します。中には目を覆いたくなるような場所もありますが、歴史を知ることで平和のありがたさを痛感できることでしょう。

5.戦争の傷跡を今に伝える「ひめゆりの塔」

5.戦争の傷跡を今に伝える「ひめゆりの塔」1426713

出典:

第二次世界大戦の際に看護要員である「ひめゆり学徒隊」として派遣され、亡くなっていった女生徒のための慰霊碑です。犠牲者の遺品や生き残った引率の先生の手記などが展示された資料館も併設されています。

5.戦争の傷跡を今に伝える「ひめゆりの塔」1426726

出典:

ひめゆりの塔のすぐ目の前にあるのが「伊原第三外科壕」。ここにひめゆり学徒隊が籠り、多くの犠牲を出しました。戦争の傷跡を今に伝える場所です。献花を購入して祈りを捧げることもできますよ。

ひめゆりの塔の詳細情報

ひめゆりの塔

住所
沖縄県糸満市伊原671-1
アクセス
那覇空港から車で40分

データ提供

6.平和への願いが込められた「平和祈念公園」

6.平和への願いが込められた「平和祈念公園」1426739

出典:

沖縄戦終焉の地、摩文仁(まぶみ)の丘陵を望む公園です。整備された芝生が広大な土地に広がり、ここで激しい戦争が起きていたとは考え難いかもしれません。「平和祈念資料館」や「平和の礎」など戦争にまつわる場所を巡ることで、平和の大切さを痛感できることでしょう。

6.平和への願いが込められた「平和祈念公園」1426746

出典:

「平和の礎」には沖縄戦で戦死した方々の名前が刻まれています。中には米軍兵の名前も。多くの犠牲者を出した沖縄戦の凄惨さを肌で感じることでしょう。

6.平和への願いが込められた「平和祈念公園」1451664

出典:

写真は平和への願いが込められた「平和の火」。沖縄の座間味村阿嘉島(ざまみそんあかしま)で採取した火、広島の「平和の灯」、長崎の「誓いの火」を合わせた火が灯されています。
 

沖縄県営平和祈念公園の詳細情報

沖縄県営平和祈念公園

住所
沖縄県糸満市摩文仁545
アクセス
那覇バスターミナルからバスで85分
営業時間
園内への出入りは自由(一部施設を除く)
料金
無料(一部施設を除く)

データ提供

歴史を学ぶ旅に出よう

歴史を学ぶ旅に出よう1426796

出典:takayukinさんの投稿

琉球王朝時代以前から第二次世界大戦にいたるまで、独自の歴史を歩んできた沖縄。各時代の歴史に想いをはせながら土地を巡れば、沖縄のことをより身近に感じられるかもしれませんよ。

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