
関東で冬キャンプ♪施設が充実している「高規格キャンプ場」5選
「寒い季節も思いっきり外で遊びたい!」というアウトドア好きの楽しみといえばウインターキャンプ。装備が多くなりがちな冬のキャンプですが、施設が充実している“高規格キャンプ場”を利用すれば気軽に楽しめます。関東エリアには、コテージやバラエティー豊かなレンタルグッズを備えたキャンプ場がたくさん。中には、ワークショップや露天風呂が楽しめる施設もあります。都内から行けるおすすめのキャンプ場5選を要チェック♪
2018年01月09日
アウトドア好きの方にとって冬はキャンプのオンシーズン。空気が澄んでいるので登山道からの見晴らしがよく、夜空は星がキラキラ輝いて見える絶好の季節です。気になるけど、寒そうだし荷物が多くなりそう…という方は、設備が充実している「高規格キャンプ場」を利用してみてはいかが?関東には種類豊富なキャンプ場がそろっているので、自分にぴったりな施設がきっと見つかるはずです。エアコン完備のコテージ付きの施設を選べば、初心者でも挑戦できちゃいます。この冬利用したい“おすすめのキャンプ場”5選をご紹介します。
※各施設のご利用方法や料金、イベントの開催スケジュールなどは公式ホームページでご確認ください。
1. 大人数で楽しむなら「東京都立奥多摩湖畔公園 山のふるさと村キャンプ場」へ!(東京・奥多摩)
まずは、奥多摩の自然の中にある「東京都立奥多摩湖畔公園 山のふるさと村キャンプ場」からご紹介しましょう。テントサイトとログケビンのキャンプ宿泊施設が用意されているほか、遊歩道も整備されている高規格キャンプ場です。キャンプ場サービスセンターには団体で利用できる研修室と会議室(映写室)を併設。さらに、送迎サービスもあるので、レジャーはもちろん社員研修旅行にも利用できちゃいます。売店のほか、キャンプサイト宿泊者が使える無料のシャワールームもありますよ。
テントも寝袋もレンタルできます♪
キャンプ気分が盛り上がるのは、やっぱり“テント泊”ですね。四季折々の奥多摩の景色を身近に感じられるのも魅力的。テントと寝袋、毛布をレンタルすれば、気軽にキャンプを楽しめますよ。テントサイト数は25区画あり、それぞれ野外テーブルとイスが設置されています。ちなみに、車の乗り入れは、荷物を積み下ろす場合のみ可能です。
バーベキューコンロも借りちゃおう!
テントサイトではコンロがレンタルできるほか、炭や炊事用の薪が販売中。1週間前までに予約すれば、バーベキュー食材も用意してもらえるので、事前の準備は少なくて済みます。食事の準備は炊事棟で。洗剤とスポンジ、ごみ受けがついた流し台があり、分別すればゴミ捨てもOK。使い終わった炭処理もできます。テントサイトは直火は禁止ですので、炊飯などはコンロを利用してくださいね。
ケビンを利用すれば寒さもへっちゃら!
寒さが気になる方はケビンサイトの山小屋を借りてはいかがでしょう。ちなみに車の乗り入れは2回まで。車利用の方は、キャンプ場サービスセンターでのチェックイン後、駐車場から少し離れた場所にあるケビンまで送ってもらえます。
4人ケビンが6棟と8人ケビンが4棟あります。ケビンには暖房の付いたベッドルーム、冷蔵庫と電子レンジ、調理器具付きのキッチンがあり、給湯器も使えます。シャワーとトイレも完備されており快適に過ごせますよ。ただし、食器は備え付けられていないので、自身で準備してくださいね。デッキでバーベキューもいいけど、冬は暖かい山小屋内のキッチンでカレーやシチューを作りませんか?
ワークショップや自然体験プログラムに参加しよう!
キャンプ当日に雨が降ったとしても、レストランやビジターセンターで行われている“ワークショップ”に参加すれば、一日中楽しく過ごせます。木工教室や陶芸教室のほか、事前予約が必要ですが蕎麦打ち体験もできちゃうんです。お天気がよければトレッキングも楽しめます。ビギナーキャンパーさんはインタープリター(自然解説員)がガイドする自然体験プログラムに参加してみてもいいですね。
奥多摩町役場山のふるさと村キャンプ場の詳細情報
2. 一日中楽しめる!「パディントンベア キャンプグラウンド」(神奈川・相模原)
「さがみ湖リゾート・プレジャーフォレスト」は自然に親しむことをテーマとしたアウトドア施設。11月から翌年の4月上旬に開催されている関東最大のイルミネーションイベント「さがみ湖イルミリオン」は有名ですよね♪施設内には“遊園地エリア”と“キャンプ・バーベキューエリア”があり、頂上からは富士山や石老山の美しい山並みが見られます。日帰り温泉もあるので一日中楽しめますよ。キャンプ・バーベキューエリア「パディントンベア キャンプグラウンド」ではさまざまなキャンプスタイルを選ぶことが可能です。宿泊料金に入園料が含まれていますので、冬のレジャーにピッタリですね!
一番楽しく過ごせるキャンプスタイルを選ぼう
キャンプ場はコテージやキャビン、トレーラー、オートキャンプサイト、常設テントサイトから選べます。テント、グリル、テーブルなどをレンタルできるほか、シャワー室、売店、救護室、バリアフリートイレが利用できます。利用人数や目的に合わせて選んでくださいね。
常設テントサイトには、かわいいティピーテントが並んでいます。ログキャビンは用途や利用人数に合わせて選べますよ。最大15人まで泊まれる大きなキャビンや、キッチンデッキが設置されているキャビン、ドッグランが併設されているキャビンまであります。お願いするとバーベキュー食材も準備してもらえますよ。まさに至れり尽くせり♪
調理は「ワイルドクッキングガーデン」を利用できます!
宿泊利用者は、16時以降21時までと、翌7時から9時までに「ワイルドクッキングガーデン」を無料で利用できます。レンタル品やオプション食材なども豊富なので、キャンプ場を予約する際に相談してください。
友だち同士でパーティーはいかが?
パーティーでキャビンを利用するのも楽しそうですね。友だちと一緒に遊園地で遊んで、おいしいご飯を食べたら、イルミネーションを見に出かけましょう!
さがみ湖温泉「うるり」でお風呂も満喫
さがみ湖リゾート・プレジャーフォレストの利用者には、さがみ湖温泉「うるり」が割引になる特典も。イルミネーションを見た後はお風呂に入ってポッカポカに温まりましょう。
パディントンベア キャンプグラウンドの詳細情報
3. 露天温泉が魅力!「ロマンの森共和国」(千葉・君津)
千葉県君津市にある「ロマンの森共和国」は、“清和県民の森”の近くにあるリゾート施設です。豊かな自然に恵まれた広い敷地では、フィールドアスレチックや渓流釣り、旬の味覚狩りを楽しめます。宿泊はコテージやキャンピングロッジ、オートキャンプ場のほか、ホテルも利用できますよ。ちなみに、観光牧場「マザー牧場」や、ジブリの世界に出てきそう!と話題の「濃溝の滝(のうみぞのたき)」は車で30分圏内です。
「オートキャンプ」を利用できます!
車で乗り入れられるキャンプ場エリア内には、炊事場や温水シャワー、売店などがあります。バーベキュー用品や調理用品などの貸し出しも実施中。ウインターキャンプを室内で楽しみたい方は、冷蔵庫付きのロッジをチョイスしてみては?お気に入りのキャンプギアを使う方には、荷物の積み降ろしが便利なオートキャンプがおすすめです。
露天の日帰り湯「白亜の湯」で絶景を楽しもう
「ロマンの森共和国 白壁(はくへき)の湯」に来た。 pic.twitter.com/6fRIHxxaXe
— 伊能四郎 (@ino_shiro) 2017年7月22日
ロマンの森共和国内にある「シルクヴィラホテル」には露天風呂「白壁の湯」があります。四季折々の風景を楽しめるので、立ち寄り湯としても人気です。夜はライトアップされて幻想的な雰囲気に。冬は21時まで利用できます。
味覚狩り&名物の「大迷路」も楽しい!
冬場は30分食べ放題の「イチゴ狩り」も楽しめます。あきひめ、紅ほっぺ、かおりの、さちのかなど、おいしいイチゴを味わい尽くしてくださいね。隣接している“清和県民の森”では、自然豊かな遊歩道を散策できるのもうれしいですね。
アクティビティーも盛りだくさん。名物「ロマンの森の大迷路 ロンちゃんの大冒険」やステンドグラスのワークショップなどもぜひ体験してくださいね。
4. 本格キャンプを気軽に♪全天候型の「フォレストサンズ長瀞」(埼玉・長瀞)
埼玉県長瀞町にある「フォレストサンズ長瀞」は本格的なキャンプを楽しめる全天候型のキャンプ施設。荷物が少なくて済む高規格キャンプなので、秩父鉄道の電車で気軽に行けちゃいます。テントサイトやコテージ、アメリカから輸入したトラベルトレーラーなどに宿泊できますよ。トラベルトレーラーにはルーフデッキが設置されており、雨天時でも屋根の下でお食事を楽しめます。また、予約すればバーベキューや鍋の用意もOKなほか、モーニングセットやパーティーケーキまで注文できるんです。大勢でも少人数でも利用しやすいキャンプ場です。
少人数の利用のウインターキャンプはトラベルトレーラーで!
冬季は、焚き火や料理を楽しむトラベルトレーラーでの宿泊がおすすめ。4タイプあって2人から9人まで利用ができます。シンクと冷蔵庫、シャワー、トイレがあり、冷暖房も完備していますので、買い物を済ませてからチェックインしましょう。電気ポットや電子レンジなどはレンタルできますよ。
ボルダリングやレンタサイクルも!
施設内ではボルダリングも楽しめます。スタッフがレクチャーしてくれるので、はじめての方も安心です!さらに、長瀞観光に便利なマウンテンバイクのレンタサイクルもあるんですよ。
【おまけ】隣には「モンベル」もあります
「フォレストサンズ長瀞」の隣にあるアウトドア用品店「モンベル 長瀞店」で開催されている、初心者向けトレッキングイベントも見逃せません。気になる方は公式サイトを要チェック。
フォレストサンズ長瀞の詳細情報
5. レンタル用品が大充実している「大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラ」(茨城・大子)
茨城県大子(だいご)町にある「大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラ」は、手ぶらで遊びに行けるほどレンタル用品が充実しています。キャンパーを迎えるゲストハウス「センターハウス」には、フロントのほか、売店、レンタルショップ、温泉施設まで完備。その高規格ぶりから家族連れに人気が高く、夏場の週末には予約がとりにくいキャンプ場です。キャンプビギナーさんのウインターキャンプデビューに利用してみては?近くには、茨城県を代表する観光スポット“袋田の滝”が。こちらにもぜひ足を運んでくださいね。
「キャビン」はまるで貸別荘のよう!
キャビンは最大12名までの「グループキャビン」と最大5人までの「ファミリーキャビン」の2種類あります。キッチン、寝室&寝具、バス・トイレ付きで、冷暖房完備です。野外にはテーブルがあり、野外グリルやコンロをレンタルすれば簡単にキャンプができちゃうんです。友だちの家へ泊まりに行く感覚でキャンプ体験を楽しめますよ。
設備が充実しているので、インスタ映えするオシャレなメニューも作れます♪
「オートキャンプ」もおすすめです
「キャンプはこだわりのアイテム、お気に入りのギアを持ち込んで楽しむのが一番!」という方には、やっぱり基本の“テント泊”がおすすめ。開放的な「フリーサイト」の芝生の上にお気に入りのテントやタープを張って思いっきりキャンプを楽しんでくださいね。キャンプグッズをたくさん持っていないビギナーさんは、レンタル品を上手に活用しましょう。テントから食器まで、ぜ~んぶレンタルできますよ。
【おまけ】足を延ばして「袋田の滝」を見に行こう!
「大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラ」から車を24分ほど走らせた場所には、日本三名瀑(にほんさんめいばく)に数えられる「袋田の滝」があります。高さ120m、幅73mの大きさを誇り、寒さの厳しい冬には氷瀑(ひょうばく:凍った滝)が見られます。完全凍結する年は少ないですが、その過程はとても神秘的です。少し足を延ばして冬景色を見に行きませんか?
冬もアウトドアを楽しもう♪
夏のキャンプとはちょっと違ったアクティビティーを楽しめるウインターキャンプ。施設が充実した“高規格キャンプ場”を利用すれば初心者でも気軽に挑戦できますよ。ぜひ冬のレジャーの参考にしてくださいね。