2018年01月28日

【南房総】里山のレストラン「百姓屋敷 じろえむ」で素朴なご飯をいただきます!
都心から車や交通機関を使って行ける千葉の“南房総”は、春はいちごやびわ狩り、夏は海遊び、秋はみかん狩り、冬は低山トレッキングと年間を通して楽しめる観光地です。そんな南房総の里山に、歴史ある百姓屋敷を使ったレストラン「百姓屋敷 じろえむ」があるのをご存知ですか?江戸時代に建てられたお屋敷で、オーガニックな田舎料理を満喫できるこのお店の魅力をたっぷり紹介します。
江戸時代に建てられた歴史あふれるお屋敷で、オーガニックな厳選食材を使ったおいしい料理を楽しめる「百姓屋敷 じろえむ」。お店がある千葉県・南房総市の中心部あたりは、江戸時代後期に書かれた長編小説「南総里見八犬伝」に登場する山あいの集落です。
「じろえむ」という名前は、お店を営む稲葉さんの屋号(家の呼び名)・「治郎右衛門」に由来しているとか。自然豊かな南房総の里山で素朴なご飯を堪能しませんか?
館山駅からバスに乗って行こう
都内から「百姓屋敷 じろえむ」には、車のほか交通機関を使って行けますよ。まずは高速バスや特急バスで館山駅に向かい、そこから路線バスで「御庄(みしょう)バス停」まで向かいましょう。
食材へのこだわりがすごい!
「百姓屋敷 じろえむ」の自慢はなんといっても厳選食材を使った料理!無農薬、無化学肥料、無添加の食材を使ったメニューの数々は一食の価値があります。ちなみにこちらのお店では、丹精込めて作られたお米や野菜、卵、果樹などを購入することもできますよ。電話注文をして宅配便で届けてもらうこともできるので、気になる方は公式サイトをチェックしてくださいね。
丹精込めて作った有機米
有機味噌も絶品です
卵へのこだわりもすごい
おいしくてヘルシー!いいこと尽くめの「じろえむ」のお食事
食材へのこだわりが分かったところで、早速「百姓屋敷 じろえむ」で味わえるお料理を紹介しましょう。メニューはなんと「じろえむおまかせ御膳」のみ!1500円、2000円、2500円、3000円の4種類で、金額により2品ずつ増えていきます。季節によりメニューは変わり、基本的に完全予約制。予約の際には金額を伝えて注文しましょう。ただ、当日でも予約できる場合があるので、急な方は電話で問い合わせてみてくださいね。
ご飯と味噌汁
釜で炊いたツヤツヤのご飯に、甘めの有機味噌を使った味噌汁です。タマゴ付きでないメニューの場合は、別途購入して食事の締めに卵がけご飯を楽しむのがおすすめ。
産みたての卵×ご飯の組み合わせは鉄板です!
漬物
和え物
鶏肉と野菜
ふわふわのたまご焼き
人気の「ふわふわのたまご焼き」です。甘すぎない味付けで、卵の味が口の中に広がります。
タイムトリップ気分を味わえる!お店の雰囲気も抜群
懐かしさが詰まった店内の雰囲気も「じろえむ」の魅力です。明治17年に建設された写真の長屋門(ながやもん:日本の伝統的な門形式)は、52坪の総二階建て。耐震対策として屋根裏の梁は太細交互に使われています。大正12年の関東大震災を乗り越えた貴重な建造物なんです。
レストランとして利用されている母屋は、なんと約300年前の江戸時代に建設されました。補修や改修をしながら維持保存されています。
まるで親戚のお家に遊びに来たような雰囲気。どこか懐かしくとっても落ち着ける空間です。
何気なく置かれたレトロなテレビも味わいがありますね。
里山で格別においしいお料理を!
自然の恵みが詰まったおいしい料理を、歴史あふれる空間で味わえる「百姓屋敷 じろえむ」。次のお休みに足を運んでみてはいかがですか?