秘境駅や絶景が見られる駅など！北海道の行ってみたくなる駅7選

「駅」はどこか目的地に行くための通過点、なんて思っていませんか？でも、通過点なんかにしておくのはもったいない、旅の目的にもなる素敵な駅が北海道にはたくさんあるんです！今回は北海道で行って見たくなる駅を厳選7選ご紹介します。

まずご紹介したいのは「秘境駅」。「秘境駅」とは人里離れたところにある駅のこと。それだけ自然の魅力を堪能できる駅なんです。

まずご紹介したい駅は小幌（こぼろ）駅。室蘭本線の長万部（おしゃまんべ）駅から室蘭方面へ3つ目にあります。トンネルに挟まれた小さな駅で、緑に囲まれて駅から車道へつながる道はなし！民家もありません。秘境駅ランキングで1位になった駅なんです。

行きやすい？秘境駅として有名なのが豊ヶ岡駅。札幌駅から1時間半ほどで着く学園都市線（札沼線）にある駅なんです♪秘境駅の入門にぴったりかも。

林に囲まれたプラットフォームとまっすぐ伸びる単線の線路。近くの跨線橋からの風景はフォトジェニックです。鉄道写真好きにも人気なんですよ♪

糠南（ぬかなん）駅に列車から下り立つと、夏は目の前にざわざわと草が揺れる牧草地、冬は真っ白な雪原が一面に広がります。糠南駅は旭川と稚内を結ぶ宗谷本線上にある秘境駅です。

板張りのプラットホームの側に建つヨドコウ物置。実はこれが待合室なんです。最近は活性化のために、地元の幌延（ほろのべ）町もいろいろなイベントを糠南駅で開催。愛好者が集まり駅でクリスマスパーティーを開いたり、今大注目の秘境駅です！

お次にご紹介する駅は、絶景が見える駅。何が見えるかはお楽しみに♪

北舟岡駅から見えるのは海！プラットホームのすぐそばまで迫っているんです。ホームの向こうに広がる海原は絶景ですよ♪そして、目を陸側に移すと有珠山の雄大な山体が目に入ってきます。

絶景が見える駅2つ目は釧路と網走を結ぶ釧網線にある北浜駅。でもこの絶景、いつでも見られるわけではないんです。見られることが多いのは1月下旬から3月ごろ。そう、北浜駅は日本で唯一流氷が見られる駅なんです！

流氷を見た後に冷え切った身体を温めてくれるのが駅舎のなかにある喫茶店「停車場」。お皿まで貝殻の形をした「ホタテカレー」や「タラバガニ」の脚がどんと乗ったオホーツクラーメンをどうぞ♪

最後に注目したいのが、「駅」なのにちょっとびっくりな「アレ」がある駅です。

「川湯温泉駅」という名前を聞けば何があるかすぐに分かりますよね♪なんと駅に足湯が設置されているのです！駅舎の一部を改築して、木のテーブルとベンチも設置しています。無料で誰でも利用することができますよ♪

最後にご紹介する駅は比羅夫（ひらふ）駅。函館本線の倶知安（くっちゃん）駅とニセコ駅の間にあります。この駅、一見ごく普通の駅なんですが、なんと駅舎が宿になっているんです！

改札の隣の扉が「駅の宿　ひらふ」の入口。駅に近い宿はたくさんあるけれど、ホームにこれほど近い宿はなかなかありませんよね！「駅の宿　ひらふ」で人気の夕食は、ホームで食べるバーベキュー。夕食を食べている横に電車が停まります。こんな体験ができるのはここだけ♪

いつもはさっと通過してしまいがちな「駅」。北海道には下り立ってのんびり過ごしたくなるような素敵な駅がたくさんありますよ。周囲に施設がなかったり、停車する列車が少ない駅もありますので、時刻表などはよく確認してくださいね。それでは「駅」が目的地の旅に出発進行！