2018年02月02日

次世代に残したい北海道の宝!「北海道遺産」を一挙ご紹介【道北編】

次世代に残したい北海道の宝!「北海道遺産」を一挙ご紹介【道北編】

北海道の道北地域といえば、宗谷岬や雲海テラスなど、北海道らしい雄大な自然が見どころのエリアです。北海道が後世に残していきたい宝物として指定される「北海道遺産」も、この道北エリアは特に自然遺産が多く登録されており、地域の歴史や地理と合わせて詳しく知ることができます。今回は、そんな「道北地域」の北海道遺産に登録されているものをご紹介します!

道北地域の「北海道遺産」を知ろう!

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出典:troutbamさんの投稿

北海道道北地域は、日本最北端の「宗谷岬」や旭川にある「旭山動物園」などが有名で、豊かな自然や動物たちとの出会いを楽しめる場所です。そんな道北地域には、自然の神秘や過酷さを感じられる北海道遺産が特に多く登録されています。今回は道北地域を、宗谷、留萌、上川の3つのエリアに分けて北海道遺産に登録されているものをご紹介します。その遺産に関連する施設もご紹介するので、是非合わせてチェックしてみてくださいね。

そもそも「北海道遺産」ってどんなもの?

そもそも「北海道遺産」ってどんなもの?1506918

出典:ino-inoさんの投稿

「北海道遺産」とは、有形・無形を問わず、北海道民が誇る宝物として選ばれたもののことを言います。現在では全部で52の北海道遺産があり、観光名所として王道なものはもちろん、ガイドブックに載っていない隠れた名所までが登録されています。北海道遺産は、自然、歴史や文化など、さまざまな項目から選ばれており、道民の思い入れが強く後世に残していきたいものが登録されているので、より深く北海道の魅力を感じることができますよ!今回は道北地域の北海道遺産をご紹介します。

宗谷エリア

1.稚内港北防波堤ドーム

1.稚内港北防波堤ドーム1495198

出典:terasさんの投稿

1923年から1945年まで、北海道の稚内~樺太の間を運行していた鉄道連絡船「稚泊連絡船」の為の大型防波堤として建てられたのが「稚内港北防波堤ドーム」です。半アーチ型のドームは、海上から高さ14m、円柱状の柱を約70本、6m間隔で並べている独特の景観が美しく、多くの観光客を魅了しています。稚泊航路時代の面影を今も残しており、フェリーを利用する人々の目に触れながら今でも地域で大切に守られています。このドームからは海が良く見えるので、柱の造形美と合わせて写真を撮るのがおすすめです。

稚内港北防波堤ドームの詳細情報

稚内港北防波堤ドーム

住所
北海道稚内市開運1
アクセス
稚内駅から徒歩で5分

データ提供

2.宗谷丘陵の周氷河地形

2.宗谷丘陵の周氷河地形1503976

出典:chavoさんの投稿

日本最北端の「宗谷丘陵」は、なだらかな斜面の丘陵地が続いているのが特徴で、これは氷河期時代に地盤が凍結、融解を繰り返したことによってできた「周氷河地形」と呼ばれるものです。周氷河地形は北海道では多く存在する地形ですが、この宗谷丘陵では山火事が発生したことによって、周氷河地形がより際立って見ることができる世界的にも珍しい場所です。ここでは「宗谷黒牛」が約3千頭飼育されており、豊かな自然の中でサイクリングを楽しんだり、散策をしたりして過ごすことができます。野生動物たちの住処でもあるので、運が良ければ野生のシカやキツネにも出会えるかもしれませんよ。

宗谷丘陵の詳細情報

宗谷丘陵

住所
北海道稚内市宗谷村宗谷岬
アクセス
JR宗谷本線稚内駅から宗谷バス大岬線で1時間、宗谷岬下車、徒歩10分

データ提供

留萌エリア

3.天塩川

3.天塩川1495204

出典:taisetsuさんの投稿

「天塩川(てんしおがわ)」は、北海道第2位の長さを誇る256kmの河川です。川の名前の由来は、アイヌ語の「テッシ・オ・ペッ(梁・多い・川)」だと言われています。この天塩川流域を探査していた松浦武四郎が、アイヌの長老との話と話している中で「北海道」という地名が誕生したと言われています。河口まで160kmを一気に下ることができることから、カヌーが楽しめる場所としても知られており、全国から愛好家やプロが集まります。カヌーポートは全部で20か所あり、初心者でも体験することができます。

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毎年夏には「ダウンザテッシ」と呼ばれる、日本最大級のリバーカヌーツーリングイベントも行われます。カラフルな船が浮かぶ様子は、夏の風物詩でもあります。

天塩川(北海道天塩町)の詳細情報

天塩川(北海道天塩町)

住所
北海道天塩郡天塩町

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4.留萌のニシン街道

4.留萌のニシン街道1495207

出典:

北海道ではかつてニシン漁が盛んにおこなわれており、いまでもその歴史を物語る番屋が残されている「ニシン街道」が観光の見どころになっています。その中にある、明治38年に建てられた北海道最大の番屋「旧花田家番屋」は、国の重要文化財にも指定されており、最盛期には200人を超える人が暮らした建物の中を見学することができます。建物の隣には道の駅「おびら鰊番屋」が。大漁旗が掲げられた「交流ギャラリー」や「歴史文化保存展示ホール」があり、今は無きニシン漁の賑わいに思いを馳せることができますよ。毎年5月には「鰊番屋まつり」が行われ、地元の人たちや観光客で賑わいます。

旧花田家番屋の詳細情報

旧花田家番屋

住所
北海道留萌郡小平町字鬼鹿広富
アクセス
留萌駅からバスで40分
営業時間
[5月〜10月] 8:00〜17:00 [11月〜4月] 9:00〜16:00
定休日
[月] 12月28日〜1月15日(6月第3月曜日・〜8月第2月曜日までは休業日)
料金
大人 350円 小人(小中学生)100円

データ提供

4.留萌のニシン街道1495230

出典:

礼文地域にある「旧留萌佐賀家漁場」は、留萌で初めて開かれたニシン漁場にある江戸後期から明治初期に建てられた番屋です。国の史跡に指定されており、三千点を超えるニシン漁撈用具は、国の重要有形民俗文化財に指定されています。漁で獲ってきたニシンを加工までしていた建物ですが、残念ながら現在は中に入って見学することはできません。ニシン街道は、漁場景観の見学をするバスツアーなども開催されているので、この地域のことを知りたい人は参加してみるのも良いですね。最後には美味しいニシン料理を味わうこともできますよ。

旧佐賀家漁場の詳細情報

旧佐賀家漁場

住所
北海道留萌市礼受町

データ提供

5.増毛の歴史的建物群

5.増毛の歴史的建物群1495211

出典:

ふるさと歴史通りと呼ばれる旧増毛駅前には、日本海からの強い風や雪にも耐える頑丈な石造りの建物が残っています。国の重要文化財に指定されている「旧商家丸一本間家」は、明治時代からの豪商で、瓦の一枚一枚に家紋が入っていたり、洋風の支柱が建てられていたりと、ハイカラでこだわりを感じられる造りが魅力です。元々は呉服屋でしたが、時代の流れと共に海運業や酒造業などで手を広げ、その度に増築を繰り返して大きくなりました。外観だけでなく居住部や店舗の見学をすることも可能で、夏になると怪談話を開催したりと、若者も足を運びやすいイベントが人気を集めています。

旧商家丸一本間家の詳細情報

旧商家丸一本間家

住所
北海道増毛郡増毛町弁天町1丁目27番地
アクセス
1) 札幌から車で120分110km 国道231号 2) 旭川から車で100分100km 国道12号・233号・231号 3) 増毛駅から徒歩で2分
営業時間
[4月下旬〜11月上旬] 10:00〜17:00
定休日
[木] 7・8月無休 祝祭日は前日
料金
大人 400円 大学生 400円 高校生 300円 中学生 200円 小学生 200円 幼児無料、団体割引10名以上から

データ提供

5.増毛の歴史的建物群1509941

出典:カムイミンダラさんの投稿

1882年に創業した、日本最北端にある「国稀酒造」も増毛の歴史的建物群のひとつです。銘酒「國稀」の生産地として一般公開もされており、酒造りの歴史や今も変わらぬ熱い思いを感じることができます。暑寒別岳連峰の水と職人の技によって完成するお酒は、建物と同様に変わらぬ伝統を後世に伝え続けています。時代劇に出てくるような昔ながらの建物が魅力なので、写真を撮りにくる外国人も多い場所です。

上川エリア

6.旭橋

6.旭橋1495214

出典:P&Fさんの投稿

“川の街旭川”と言われる街のシンボル的な存在が「旭橋」です。石狩川と牛朱別川に架かる橋で、1892年に土橋として完成してから、1932年に今のアーチ型の鉄鋼橋になるまで、人々の暮らしに欠かせない存在として愛されてきました。この場所はカメラマンにも人気のスポットで、特に夕日と旭橋の組み合わせや、朝靄や大雪連峰などの自然と合わせて撮影されることが多いようです。冬季はこの旭橋を含む旭橋通りがライトアップされ、ロマンチックな街並みを楽しむことができます。

旭橋の詳細情報

旭橋

住所
北海道旭川市常盤3丁目〜本町1丁目
アクセス
旭川駅から車で10分

データ提供

7.土の博物館「土の館」

7.土の博物館「土の館」1495217

出典:

北海道といえばジャガイモやとうもろこし等、農業が盛んな地域ですが、スガノ農機株式会社が運営している「土の館」では、そんな北海道の開拓の歴史や、人と大地との関わりについて詳しく知ることができます。見どころは世界にも類を見ない4mの高さの土の標本展示です。1926年に十勝岳噴火で甚大な被害を受けた記録や、その後の復興の歴史についても展示されており、この地域に生きる人たちの力強さを感じることができます。

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隣接されている「トラクター館」では、実際に使われていたレトロな蒸気トラクターが展示されており、100年以上前に使われていたものも展示されています。カラフルなトラクターは、子供が見ても楽しめますよ。

土の館の詳細情報

土の館

住所
北海道空知郡上富良野町西2線北25号
アクセス
上富良野駅から車で7分
営業時間
10:00〜16:00
定休日
土曜・日曜・祝祭日(5月1日〜9月30日は無休)・年末年始
料金
無料

データ提供

いかがでしたでしょうか?

いかがでしたでしょうか?1495202

出典:chavoさんの投稿

道北地域の北海道遺産は、北海道らしい豊かな自然と、開拓の歴史を知ることができるものが多いのが特徴です。栄枯盛衰の歴史を感じながらゆっくりとした時の流れを感じることができるスポットが多く、野生の動物や海や川など、自然の神秘を感じることができますよ。皆さんも北海道の道北地域に出かけた時には、是非これらの北海道遺産をチェックして周ってみてくださいね!

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