【京都】3月下旬 ~ 4月中旬が見頃!法金剛院のしだれ桜で、はんなりお花見♡

【京都】3月下旬 ~ 4月中旬が見頃!法金剛院のしだれ桜で、はんなりお花見♡

四季を通じて美しい風情を見せる京都。なかでも春は、市内あちこちに有名な桜スポットがあり、観光客でにぎわいます。有名どころをまわった後は、静かなお花見はいかがですか?京都の北西、花園エリアにある法金剛院(ほうこんごういん)は、濃いピンク色のしだれ桜で有名です。はんなりした、京都らしい静かなたたずまいの桜を眺めに行きましょう。

2018年03月04日

しだれ桜で有名な、法金剛院

しだれ桜で有名な、法金剛院1549646

出典:野良犬野郎さんの投稿

法金剛院(ほうこんごういん)は、京都駅から見て北西の花園エリアにある律宗のお寺です。京都では四季の花が咲く「花の寺」として有名で、とくに春のしだれ桜は目をみはる美しさ。敷地内には約50本の桜が植えられ、京都らしい優雅なお花見を楽しめます。例年の桜の見ごろは、3月下旬~4月中旬にかけてです。この時期は京都中の桜が一斉に咲き始め、とても華やかです。

法金剛院の歴史

法金剛院の歴史1540368

出典:

法金剛院の歴史は、平安時代の天長7年(830年)に始まります。もとは右大臣の清原夏野(きよはらなつの)の山荘だったものを、「双丘寺」というお寺に変えたことが始まり。その後、平安末期の大治5年(1130年)に、鳥羽天皇のお妃である待賢門院(たいけんもんいん)が再興し、寺名を「法金剛院」と改めました。昭和に入ってから大規模な発掘調査がおこなわれ、寺内の庭園が平安時代の様子を残している貴重なものだとわかりました。風雅な庭園にも是非注目してみてください。

法金剛院のアクセス&拝観時間

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出典:自然堂哲さんの投稿

法金剛院へ行くならJR利用がおすすめです。JR嵯峨野線・花園駅を下車して、徒歩約5分です。市バスなら93系統・花園扇野町で下車して徒歩約2分。駐車場も20台分あります。拝観時間は9~16時です。

待賢門院ゆかりの桜をじっくり見物

ほんのり紫に咲き誇る、待賢門院桜

まず見たいのが、池の西側にある「待賢門院(たいけんもんいん)桜」です。色のやや濃い一重のしだれ桜は、花の色が紫がかって見えることから「紫の桜」ともよばれます。大きな枝にたっぷりの花がつき、風にそよぐ様子は、まるで美人画に描かれる桜のようにあでやか。
ほんのり紫に咲き誇る、待賢門院桜1549658

出典:野良犬野郎さんの投稿

「待賢門院桜」の名前は、法金剛院に住んだ待賢門院璋子(たいけんもんいんしょうし)から取ったものです。待賢門院は、白河法皇の養女で鳥羽天皇の妃、崇徳天皇の母という栄耀栄華のなかで過ごした女性。そんな待賢門院が過ごした法金剛院で、京の奥深い昔に思いを馳せては如何でしょうか。

池の周りに咲き乱れる、みごとな桜!

池の周りに咲き乱れる、みごとな桜!1535416

出典:kazu0361さんの投稿

法金剛院は、表門から入って中門をくぐると右手に大きな池があります。この池の周辺にはたくさんの桜が植えられて、満開の姿が池に映りこみます。平安時代の大貴族・清原夏野(きよはらなつの)の山荘の面影がのこり、当時の貴族の生活が偲ばれます。

待賢門院が眠る花園西陵

待賢門院が眠る花園西陵1535557

出典:inakinさんの投稿

法金剛院をつくった待賢門院はこの地をとても愛していたため、待賢門院の御陵(お墓)も、お寺のすぐ背後に作られました。法金剛院の表門から出て五位山を上がっていくと、10分ほどで花園西陵に到着。御陵に行くまでの道も、みごとな桜で飾られています。

桜だけじゃない、こちらも見どころ

庭園

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出典:

法金剛法院の庭は、平安時代に極楽浄土をイメージして作られたものです。当時の名歌人・西行が歌に詠んだほどの美しい庭園で、お寺の背後にある五位山などとともに国の特別名勝に指定されています。
庭園1535579

出典:

桜やさまざまな花が咲き乱れる法金剛院を歩け、気分は平安貴族。ときにシャッターを切ることも忘れて、見とれるほどの優雅さです。

青女の滝

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出典:

池の北側にある「青女の滝」は、待賢門院が作らせた滝がそのまま残っている貴重なもの。大きな岩が2段に組まれた日本最古の人口の滝です。昭和43~45年の発掘調査で、土に隠れていた滝の全体が残っていることがわかり、発掘・復元されました。現在は、青女の滝のまわりに桜や椿、アジサイが植えられ、石組みの滝を彩ります。

桜が終われば次はアジサイ、そして蓮も

桜が終われば次はアジサイ、そして蓮も1535580

出典:ma4moさんの投稿

法金剛院は「花の寺」、四季を通じてさまざまな花が順番に咲きますから、お花の撮影のために来る参拝客も多いのです。今回は、桜のあとのアジサイと夏をいろどる蓮をご紹介します。

アジサイ

アジサイ1535398

出典:watasenさんの投稿

法金剛院の紫陽花は、寺内の遊歩道あちこちに咲いています。ガクアジサイや渦紫陽花(ウズアジサイ)など、種類も豊富です。例年のアジサイの見ごろは、6月中旬~7月上旬。アジサイとともに、6月中旬には花しょうぶ、7月初旬には蓮が見られます。
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出典:Sunny (高野晃)さんの投稿

寺内のあちこちに咲くアジサイ。さすが「花の寺」と呼ばれる美しいお寺で、絶好の撮影ポイントがたくさんあります。

蓮(はす)

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出典:ginkosanさんの投稿

夏になると、中央の池いっぱいに蓮が広がります。世界中から集められた蓮は約90品種とも言われ、漁山紅蓮(ぎょざんこうれん)やミセス・スローカムなどが咲き乱れます。例年の蓮の見ごろは7月上旬~8月上旬。
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出典:自然堂哲さんの投稿

7月の第2土曜からは観蓮会(かんれんえ)がおこなわれ、早朝7時から参拝できます。

平安末期の佳人に思いをはせつつ、はんなりお花見

法金剛院のある花園エリアは、京都市内でも比較的しずかな場所です。お花見シーズンの法金剛院もおだやかで、のんびりと桜を眺められます。美貌の待賢門院が暮らしたお寺で、お花見を楽しみませんか。

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