
自然や体験を楽しもう!個性的な4つの温泉からなる「加賀温泉郷」
「加賀温泉郷」とは、加賀市の山中温泉、山代(やましろ)温泉、片山津(かたやまづ)温泉と、小松市のあわづ温泉の4つの総称。それぞれに個性的な魅力をもつ温泉で、観光もさまざまなお楽しみがあります。北陸の名湯が集まった加賀温泉郷は、温泉好きならずとも見逃せない、密度の濃いエリア。ぜひ、次の旅行先の候補にしてみてください。
2016年09月14日
山中、山代、片山津、あわづの4つの名湯からなる「加賀温泉郷」。「山中温泉」は、「鶴仙峡(かくせんきょう)」などの景勝地を持つ自然豊かな温泉として知られ、「山代温泉」は総湯と古総湯というふたつの総湯を持つことで有名。「片山津温泉」は、「柴山潟(しばやまがた)」に面した風光明媚(ふうこうめいび)な温泉地で、「あわづ温泉」はゆったりとした温泉場の風情と美人の湯といわれる泉質のよさで親しまれています。
今回はそんな加賀温泉郷の4つの温泉について紹介します!
山中温泉
約1300年前、奈良時代の高僧・行基(ぎょうき)が行脚(あんぎゃ)の際に発見した温泉。また、俳聖(はいせい)、松尾芭蕉が日本三大名湯のひとつとほめたたえた温泉です。観光スポットも多く、自然・歴史・文化とさまざまな楽しみ方ができます。
地元に根付いた「総湯 菊の湯」
「鶴仙渓」や「こおろぎ橋」など自然を感じるスポット
ギャラリーが集まる「ゆげ街道」
■ゆげ街道のおすすめグルメ
食べログに店舗情報が存在しないか一時的な障害で店舗情報が取得できませんでした。
山代温泉
開湯1300年、文人墨客(ぶんじんぼっかく)に親しまれてきた歴史ある名湯「山代温泉」。この温泉には、広くて新しい「総湯」と明治時代の総湯を復元した「古総湯」のふたつの共同浴場があるのが特徴。総湯・古総湯を中心にした街並みは“湯の曲輪(ゆのがわ)”という北陸特有の呼び方をされます。
総湯と古総湯
山代温泉総湯の詳細情報
山代温泉古総湯の詳細情報
九谷焼の故郷を訪ねて
山代温泉のおすすめグルメ
手打ちそば 加賀上杉の詳細情報
片山津温泉
日に7回色を変えるといわれる美しい柴山潟の湖畔にある「片山津温泉」。江戸時代、この地を治めた大聖寺(だいしょうじ)藩主、前田利明公によって発見されたといわれます。屋形船や湖上花火などでも知られています。
モダンな「総湯」
加賀片山津温泉 総湯の詳細情報
湯上りの散策にもいいスポット
「片山津温泉配湯所」は、温泉を各旅館などに配湯する施設で、片山津温泉の守護神である薬師如来(やくしにょらい)も祀(まつ)られ、建物も寝殿造りになっています。
屋形船と花火も人気
片山津温泉のおすすめグルメ
あわづ温泉
加賀温泉郷のうち、唯一小松市にある「あわづ温泉」は、開湯1300年の北陸最古の温泉。温泉文化が受け継がれる情緒豊かな名湯です。他の温泉地に比べてこじんまりと静かな雰囲気ですが、昔の温泉地らしいのどかな風情が多くの人に愛され続けています。
美人の湯、粟津の「総湯」
粟津温泉総湯の詳細情報
体験型の観光スポットも
あわづ温泉のおすすめグルメ
メティサージュの詳細情報
豊富な湯量を誇る温泉はもとより、見どころも多く、さまざまな楽しみ方がある加賀温泉郷。4つの温泉は近いので、それぞれの総湯をめぐってみるという楽しみ方もあるかもしれませんね。