2018年06月02日

ノーマルな形だけじゃない!京都のいろんな形の絶品どら焼き10選

ノーマルな形だけじゃない!京都のいろんな形の絶品どら焼き10選

観光地として国内外の人気を誇る京都では、伝統的なものが大切に残されています。一方、昔から新しいものへの好奇心が強かった一面も活かされているんです。和菓子もそのひとつ。伝統を活かしつつ、さまざまな方向へと進化しているんですよ。そんな京都で、デイリーに楽しめる定番から進化系まで、さまざまなどら焼きをご紹介していきます。お気に入りのどら焼きを見つけてみませんか?

伝統を活かしつつ新しいものへ。京都の絶品どら焼き

「朧八瑞雲堂」 料理 34570491 生銅鑼焼 抹茶

出典:solaris0429さんの投稿

古くからの歴史を大切にする京都には、新しいものにチャレンジする一面もしっかりと根付いています。それは、街並みやファッション、グルメ、そして和菓子の世界にも表れています。そんな京都の和菓子の中でも、今回は普段着感覚で食べられるどら焼きに注目してみました。定番のあの形から、固定概念に捉われないユニークなものまで、京都の絶品どら焼きをご紹介します。

1.笹屋伊織 本店(ささやいおり)

「笹屋伊織 本店」 内観 54942991 店内

出典:Mハルさんの投稿

江戸時代から300年以上続く、「笹屋伊織 本店」。1716年創業当時から、京都御所や寺社仏閣、茶道家元からの注文を受けてきた和菓子の名店です。

「笹屋伊織 本店」 料理 35286712 どら焼き

出典:美味B級さんの投稿

「笹屋伊織」の「どら焼」は、細長い棒状になっています。その理由は、江戸時代末期に京都の東寺より副食としての菓子作りを依頼された5代目当主が、お寺でも作れるように鉄板の代わりに銅鑼を使う方法を考案したからだとか。生地は、ういろうのような食感で、甘さ控えめな上品な味が楽しめます。手間暇かけて作るため大量生産することが難しく、月3日間のみの限定販売となっています。

笹屋伊織 本店の詳細情報

笹屋伊織 本店

梅小路京都西、丹波口、京都 / 和菓子、甘味処、かき氷

住所
京都府京都市下京区七条通大宮西入ル花畑町86
営業時間
[月]  09:00 - 17:00 [火]  定休日 [水]  09:00 - 17:00 [木]  09:00 - 17:00 [金]  09:00 - 17:00 [土]  09:00 - 17:00 [日]  09:00 - 17:00 ■ 定休日 火曜日(定休日が20~22日の場合営業。23日休み)
定休日
火曜日
平均予算
  • ¥1,000~¥1,999
  • ¥1,000~¥1,999

2.松寿軒(しょうじゅけん)

「松寿軒」 内観 37636465 店内

出典:Mハルさんの投稿

「松寿軒」は気楽に立ち寄れる雰囲気の店構えですが、実は、建仁寺や高台寺御用達であり、祇園のお茶屋さんにも納めるほどの実力店なんです。また、餡づくりにも妥協せず、和菓子ごとに小豆の炊き方などを変え、その菓子に合う餡を作っているので、どの和菓子とも完璧な相性に仕上がっています。上生菓子は人気のため、すぐに売り切れてしまうので予約が必要です。

「松寿軒」 料理 85101368

出典:ゆかさんいろいろさんの投稿

注文してから餡を挟んでもらえるどら焼き「松寿 三笠」。ふっくらと焼かれた皮は、しっとりとしていて焼き目も均一です。また餡には、しっかりとした大納言小豆の味と香り、甘さがあり、これ以上ないくらいの調和の取れたどら焼きになっています。

京菓子司 松寿軒の詳細情報

5000

京菓子司 松寿軒

清水五条、祇園四条、京都河原町 / 和菓子、どら焼き

住所
京都府京都市東山区松原通大和大路西入弓矢町19-12
平均予算
  • ~¥999
  • ¥1,000~¥1,999

3.喫茶 上る

「喫茶 上る」 外観 31478951

出典:DIVOさんの投稿

「喫茶 上る」は、高瀬川沿いにある町家カフェです。畳敷きの店内には円卓が置かれ、昭和時代の居間のようなスペースでまったりと過ごせるようになっています。入店する際は、靴を脱いでスリッパに履き替えるようになっているので、まるで親しい人の家に上がったような感覚になります。

「喫茶 上る」 料理 36915191 ミニどら

出典:Mハルさんの投稿

ふっくらもちもちで直径5cmほどの、大判焼のような形の「ミニどら」。生地はパンケーキのような食感で、甘さ控えめな粒あんとの相性も抜群です。コーヒーにもよく合いますよ。

喫茶 上ルの詳細情報

喫茶 上ル

京都河原町、祇園四条、清水五条 / 喫茶店、カフェ

住所
京都府京都市下京区西木屋町通仏光寺上ル市之町260
営業時間
[月]  11:45 - 21:00 [火]  11:45 - 21:00 [水]  定休日 [木]  定休日 [金]  11:45 - 21:00 [土]  11:45 - 21:00 [日]  11:45 - 21:00
定休日
水曜日、木曜日
平均予算
  • ~¥999
  • ~¥999
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4.オカフェ キョウト(Okaffe kyoto)

「オカフェ キョウト」 外観 63477960

出典:くろにゃんさんの投稿

「オカフェ キョウト」は、「ジャパンバリスタチャンピオンシップ2008-2009」で優勝経験のあるバリスタ・岡田章宏さんのカフェです。落ち着いた店内で、バリスタ界のエンターテイナーのおもてなしが楽しめます。

「オカフェ キョウト」 料理 60610351 パンどら 粒あん

出典:みるみんくさんの投稿

老舗の和菓子店「亀屋良長」の元パティシエ・藤田怜美さんが経営する「かしや」。そんな名店がプロデュースしているどら焼きが写真の「パンどら」です。使用している粒あんは「亀屋良長」から提供されているものを使用し、生地は1枚ずつ店内で手焼きされています。しっかりとした生地に、なめらかで上品な甘さの餡を包み込んでいます。

Okaffe kyotoの詳細情報

Okaffe kyoto

四条(京都市営)、烏丸、京都河原町 / カフェ

住所
京都府京都市下京区綾小路通東洞院東入神明町235-2
営業時間
[月]  09:00 - 20:00(L.O. 19:30) [火]  09:00 - 20:00(L.O. 19:30) [水]  09:00 - 20:00(L.O. 19:30) [木]  09:00 - 20:00(L.O. 19:30) [金]  09:00 - 20:00(L.O. 19:30) [土]  09:00 - 20:00(L.O. 19:30) [日]  09:00 - 20:00(L.O. 19:30)
平均予算
  • ¥1,000~¥1,999
  • ¥1,000~¥1,999

5.京菓子処 洛心館

「京菓子処 洛心館」 外観 16829999

出典:桜ねねさんの投稿

「京菓子処 洛心館」は、京都ならではの技術を受け継ぎつつも和菓子の固定概念に捉われず、自由な発想で進化している和菓子店です。販売されている商品は、素材への思い入れから、それぞれに合った素材を厳選して使用しているんだそう。

「京菓子処 洛心館」 料理 20634516 生どら《ブルーベリークリーム》(\210、2013年8月)

出典:やんやんこさんの投稿

もっちりふわっとした皮に餡とクリームを挟んだ「生どら」。クリームは、抹茶クリームと黒糖クリーム、塩クリームの3種類が定番です。また、季節によってはイチゴやブルーベリーなどのクリームも販売されます。抹茶クリームには宇治抹茶、塩クリームには沖縄産のぬちまーす、黒糖クリームには波照間産の黒糖が使用され、皮とクリーム、餡のバランスが取れたどら焼きに仕上がっていますよ。

京菓子処 洛心館

閉業や休業等の理由により食べログに店舗情報が存在しないか、一時的な障害で店舗情報が取得できませんでした。

6.京都 くりや

「京都 くりや」 外観 22165143 くりや

出典:ふうなあさんの投稿

1855年創業の「くりや」本店からのれん分けされてできた「京都 くりや」。栗本来の味と香りを活かした「栗納豆 金の実」が看板商品で、1928年には皇室御用命になったこともある和菓子店なんですよ。

「京都 くりや」 料理 58311757 く
栗どら

出典:Schnitzelさんの投稿

丹波栗を使用した、贅沢などら焼き「栗どら」。しっかりとした生地と栗入りの餡との組み合わせが、懐かしさを感じさせる味わいになっています。また、粒あんと栗の食感の違いも楽しいんですよ。

京都 くりやの詳細情報

京都 くりや

丸太町(京都市営)、二条城前、烏丸御池 / 和菓子

住所
京都府京都市中京区大文字町42-4
営業時間
■ 営業時間 平日9:00~18:00 日祝10:00~15:00 ■ 定休日 元旦
平均予算
  • ~¥999

7.鶴屋吉信(つるやよしのぶ)

「鶴屋吉信」 外観 37409778 外観(看板)

出典:Mハルさんの投稿

「鶴屋吉信」は、代々受け継がれた「ヨキモノヲツクル為ニ材料、手間ヒマヲ惜シマヌ事」という一条を守り抜いている、1803年創業の老舗和菓子店です。素材の持ち味を活かすため、丹波大納言小豆や備中産白小豆、和三盆糖など、質のいい原材料を使用しています。伝統を守りつつ新たなチャレンジを続けることで、さらに伝統を作り上げていく――そのような姿勢が、さまざまな和菓子にも表れています。

「鶴屋吉信」 料理 21911971 つばらつばら '12 4月中旬

出典:デセールさんの投稿

「つばらつばら」は、1枚の皮で餡を半月上に包み込んだ形状のどら焼きです。もちもちとした皮にはもち粉が使われ、甘いのに後味がすっきりしている粒あんとの相性が、この上ないものとなっています。商品名の「つばらつばら」とは、大伴旅人の和歌で使われていた言葉で、「しみじみと/心ゆくままに」などの意味があります。しみじみと味わいたい、そんなどら焼きです。

鶴屋吉信の詳細情報

鶴屋吉信

今出川 / 甘味処、和菓子、どら焼き

住所
京都府京都市上京区今出川通堀川西入ル
営業時間
[月]  10:00 - 17:30(L.O. 17:00) [火]  10:00 - 17:30(L.O. 17:00) [水]  定休日 [木]  10:00 - 17:30(L.O. 17:00) [金]  10:00 - 17:30(L.O. 17:00) [土]  10:00 - 17:30(L.O. 17:00) [日]  10:00 - 17:30(L.O. 17:00) ■ 営業時間 [1F店舗] 9:00~18:00 [2Fお休み処・菓遊茶屋] 10:00~17:30(L.O.17:00)
定休日
水曜日
平均予算
  • ¥1,000~¥1,999

8.京阿月 本店(きょうあづき)

「京阿月 本店」 内観 64841393 店内

出典:Mハルさんの投稿

「京阿月 本店」は、小豆を主要商品として扱う雑穀問屋として、1840年に創業した老舗和菓子店です。昭和初期には、小豆の目利きの技を活かして京都のどら焼き「みかさ」を作るようになり、今に至ります。

「京阿月 本店」 料理 64841376 阿月

出典:Mハルさんの投稿

「京みかさ 阿月」のカステラ生地は、丹波地方から毎日取り寄せられた新鮮な卵を使用し、きめの細かさにこだわった小麦粉、そして砂糖とはちみつを使用して焼き上げられています。粒あんは北海道産の大粒小豆、白あんは白いんげんの一種である大手芒を使用。皮とそれぞれの餡は、しっかりと素材の味が融合した絶妙なバランスの味わいとなっています。

京阿月 本店の詳細情報

京阿月 本店

北山 / 和菓子

住所
京都府京都市左京区下鴨本町1
営業時間
■ 定休日 水曜日
平均予算
  • ~¥999

9.朧八瑞雲堂(おぼろやずいうんどう)

「朧八瑞雲堂」 外観 80968655

出典:maru-181さんの投稿

「朧八瑞雲堂」はある和スイーツにより、開店前から行列ができることもあるほど人気なお店で、「上賀茂神社」付近にあります。

「朧八瑞雲堂」 料理 62942997 生銅鑼焼(抹茶)

出典:「まっすん」さんの投稿

一般的な京のどら焼き「三笠山」も人気はありますが、一番人気は「生銅鑼焼」。どら焼きの皮にうっすらと餡が塗られ、その間には甘さ控えめなクリームがたっぷりと挟まれているんです。低脂肪の生クリームとゼラチンを使用したクリームは、さっぱりしているため、ぺろりと食べ切ることができます。クリームの種類は、小倉、抹茶、黒ごまの3種類の定番メニューに加えて、イチゴや桜、さつまいもなどの季節限定のメニューもあります。

朧八瑞雲堂の詳細情報

朧八瑞雲堂

北大路、北山、鞍馬口 / 和菓子、どら焼き

住所
京都府京都市北区紫竹上竹殿町43-1
営業時間
[月]  09:00 - 19:00 [火]  定休日 [水]  09:00 - 19:00 [木]  09:00 - 19:00 [金]  09:00 - 19:00 [土]  09:00 - 19:00 [日]  09:00 - 19:00
定休日
火曜日
平均予算
  • ~¥999
午前中には完売。京都「朧八瑞雲堂」の分厚い生どら焼きが食べたい!

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10.仏蘭西焼菓子調進所 足立音衛門 京都本店(あだちおとえもん)

「仏蘭西焼菓子調進所 足立音衛門 京都本店」 外観 78033741 外観

出典:Mハルさんの投稿

「仏蘭西焼菓子調進所 足立音衛門 京都本店」は、最高級大粒丹波栗を使用した「栗のテリーヌ」で有名な和菓子店です。明治末期から大正時代にかけて建築された建物は、京都府の文化財に指定されています。

「仏蘭西焼菓子調進所 足立音衛門 京都本店」 料理 54515275 この餡がやばい…
( ^o^)ノ

出典:COOLTIMEさんの投稿

こちらは「音衛門のどら焼き 純・栗」。発酵バターや讃岐和三盆糖が使用された生地は、やさしい味わいに仕上げられています。また、細かくペースト状にした栗と食感を出すために刻んだ2種類の栗で作られた餡の美味しさを、生地がより高めてくれます。もうひとつの「丹波大納言小豆のどら焼き」にも、讃岐和三盆糖と発酵バターが使用され、大納言小豆の味と香りが活かされた上品な味わいになっています。

仏蘭西焼菓子調進所 足立音衛門 京都本店の詳細情報

仏蘭西焼菓子調進所 足立音衛門 京都本店

福知山 / 和菓子、洋菓子、ケーキ

住所
京都府福知山市内記44-18
営業時間
[月]  09:00 - 18:30 [火]  09:00 - 18:30 [水]  09:00 - 18:30 [木]  09:00 - 18:30 [金]  09:00 - 18:30 [土]  09:00 - 18:30 [日]  09:00 - 18:30 ■ 定休日 元旦のみ
平均予算
  • ~¥999

まとめ

「オカフェ キョウト」 料理 59561286

出典:☆ゆう☆さんの投稿

今回は、京都で評判の絶品どら焼きの数々をご紹介しました。お気に入りは見つかりましたか?新しい味に挑戦し続ける職人の技、ぜひ味わってみてくださいね。

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