
【福井県】いつもと違う女子旅を♪伝統工芸品づくりができるスポット5選
恒例の仲良し友達との女子旅♪グルメを巡ったり、温泉でまったり過ごす旅も楽しいけれど、最近はなんだか物足りないかも。いつもの女子旅に、ちょっぴりあきてしまうときもありますよね?そんな女子旅にピッタリなのが、伝統工芸品づくりです!友達とワイワイ相談をしながら、手を動かすのも楽しいですし、作ったものは記念品として残るので、あとから旅の思い出を語り合うのも楽しいですよ。今回は古くから伝統工芸が栄えており、歴史のある福井県でのスポットを5つご紹介していきます。
2018年07月01日
仲良し友達との旅先に、毎回悩んでいませんか?グルメを巡ったり、温泉に入るのもよいけれど、マンネリしたときは、刺激のある新しい女子旅にしてみませんか?なかでも、ちょっぴりお勉強もできて、ワイワイ楽しめる伝統工芸品づくりは女子旅にピッタリですよ♪
みんなで手づくりすると楽しい「伝統工芸」
ひとりで黙々と手づくりするのもよいですが、友達同士で誰が上手か競い合ったり、ワイワイと相談をしながら手づくりするのも楽しいものですよ♪それに職人さんに聞きながらの手づくり体験は、作り手の思いや産地への理解も深まるので、貴重な経験になります。手づくりしたものは、旅の思い出として残し、友達と語り合うのも素敵ですよね♡
伝統工芸品づくりなら福井県へ!
北陸地方は、古来よりたくさんの雪が降る地域です。長い冬の時期は、農作業をすることが難しく、家の中でできる「工芸品づくり」の仕事を発展させてきました。それが今では「伝統工芸」の産地として、盛んな場所となっているのです。そのなかでも福井県は、数多くの「伝統工芸品」がある場所。最近では、工芸品づくりが楽しめるので人気のスポットになっています。女子でも参加しやすいものが増えてきているんですよ。
福井県なら道中も楽しめますよ♪
東京駅から新幹線で、約4時間ほどで行ける福井県。話の尽きない仲良し友達との女子旅にもピッタリです♡女子旅に欠かせない、お弁当やお菓子も楽しめますよ♪

体験するときは、前もって予約をするのがポイントです!それでは詳しくご紹介していきますよ。
1.自分でメガネをつくるって楽しい!"メガネミュージアム"
JR鯖江(さばえ)駅東口から、まっすぐ約15分ほど歩くと"メガネミュージアム"へ到着します。メガネミュージアムでは、1つのビルのなかで、みんなの知っている有名人のメガネを見ることができたり、自分たちでメガネをつくることができるスポットです。いつもはメガネをしない女子でも、かけたくなるようなメガネをつくってみましょう!
メガネミュージアムまでのまっすぐな道は、"メガネストリート"と言われています。このストリートには、隠れメガネマークが潜んでいます。友達と見つけながら、歩いてみましょう♪
なぜ福井でメガネなの?
農作業の副業としてはじまった、福井県鯖江市のメガネ産業。今では国内のメガネフレームの90%以上が鯖江市で生産されているそうです。メガネ好きな若い人の間でも「鯖江メガネ」と呼ばれ、人気があるんですよ♪そんな「鯖江メガネ」を手づくりしてみましょう。
鯖江メガネへの愛着が深まる”メガネ博物館”
みんなの知っている有名人も、「鯖江メガネ」を愛用している人が多いんですよ。"メガネ博物館"では、あのメガネも?という発見があります。有名人眼鏡コレクションは必見です!
元熟練職人さんが、職人さんならではの視点で「鯖江メガネ」を、熱く語ってくれます。かけ心地がいいと評判の「鯖江メガネ」。その秘密は、職人さんの手のなせる技だそうです。手触りの良さや、ふんわりとした丸みのある仕上がりは、機械ではできないのだとか。手づくりって奥深いですね。
では、メガネをつくりに体験工房へ向かいましょう。
女子の本格マイメガネをつくってみよう!”体験工房”
じっくり約70種類ものフレームデザインと約500種類もの素材から選ぶことができます。どんなメガネが似合うか、友達とアドバイスをしあうのもいいですよね。手づくりメガネ体験の通常コースは約7時間と長めです。一から自分で手づくりするよい体験になりますよ。時間のないかたは、約5時間で一部の手づくり体験ができる、時短コースもあります。
最初はおぼつかない手つきでも大丈夫です。ベテランの職人さんが付き添ってくれて、丁寧に指導してもらえます。最後の仕上げも職人さんがしてくれるので安心です♡
つくったメガネは、さらに職人さんが最後の仕上げ・微調整をし、自宅に届けてくれます。メガネが到着する約1か月間は、ワクワクして待ちきれないですね♡
さくっとつくれる♪メガネ型ストラップづくり
時間のないかたにオススメの、さくっとつくれるメガネ型ストラップづくり。つくったその場で持ち帰ることができますよ。友達とおそろいにしてもカワイイかも?
めがねミュージアムの詳細情報
2.自分の感性がいかせる和紙づくり"越前和紙の里"
JR武生(たけふ)駅からバスで約30分の場所にある"越前和紙(えちぜんわし)の里"。里の中には、"パピルス館"や"卯立(うだつ)の工芸館"などがあります。"パピルス館"では、自分の感性をいかした、和紙作りにチャレンジできます♪"卯立の工芸館"では、和紙作りの技術を知ることができますよ。
「越前和紙」についてのお勉強
福井県越前市で製造されている、約1500年という古い歴史のある「越前和紙(えちぜんわし)」。身近なところでは、日本のお札(さつ)に「越前和紙」の「透(す)かしの技術」が採用されています。しっかりとした和紙から、優しい風合いの和紙まで、種類が豊富なことも特徴です。今回は女子旅にぴったりな和紙を手づくりしてみましょう!
和紙の理解が深まる”卯立の工芸館”
"卯立の工芸館"では、国家資格をもっている伝統工芸士さんが、和紙についてのお話しをしながら技を披露してくれます。普段は会う機会のない、伝統工芸士さんにいろいろと質問してみるのも貴重な体験となりそうです。
「越前和紙」に使われる植物や、昔ながらの道具も見学することができますよ。さて、和紙を作りに移動しましょう♪
和紙をつくってみよう♪"パピルス館"
"パピルス館"では、和紙を手づくりできるスポットです。スタッフさんも補助してくれて、約40分ほどで体験ができます。
「紙漉(す)き」をから体験できます。まずは、桁(けた)と呼ばれる道具で和紙の原料をすくい、厚さが均一になるように、桁を揺らして漉きます。
次に、押し花や染料を使い、オリジナルな和紙作品にしましょう♡小さな名刺サイズから大きなポスターサイズまで、手づくりできます。作りたいサイズによって体験代金が異なるので、確認してから予約をとりましょう!
和紙が乾いたら完成です!手づくりした和紙はとっておきの1枚になりそうですね。
用途の広い和紙ならではの体験メニューでは、うちわやランプシェードなども追加してつくれますよ♪
素敵な和紙をおみやげに♡"和紙処えちぜん"
女子の心をくすぐる和紙アイテムが豊富な"和紙処(わしどころ)えちぜん"。文具から雑貨までそろっており、おみやげにもオススメですよ♪
3.食事のたびに思い出すキラキラお箸♡"箸匠せいわ"
JR東小浜(ひがしおばま)駅から車で約5分のところに"箸匠(はしたくみ)せいわ"があります。食事には欠かせない「お箸」。「若狭塗(わかさぬり)」という技法でできた、キラキラお箸をつくれるスポットなんです☆お気に入りのお箸でご飯を食べれば、もっと美味しく感じそうですよね!友達とキラキラお箸をつくってみましょう。
ちなみに「若狭塗」とは?
福井県小浜市の伝統工芸である漆器の「若狭塗」。江戸時代に小浜藩にいた漆塗り職人さんが、小浜湾の海底の様子を図案化したのが始まりだそうです。華やかさと独特な重厚感があり、お殿様も惚れこんでしまうほどだったとか。当時は高級な調度品で武家や裕福な商人しか使えなかったそうですよ。
貝殻や卵の殻を用いてつくられる「若狭塗」は、とてもキラキラとしています。現代の女子が見てもホレボレしてしまいますね♡
女子にも簡単♡お箸をつくってみよう!
40分ほどと簡単にチャレンジできる、お箸づくり。まずは6色あるお箸から好きな色をチョイスしましょう♪お箸の色を決めたら、機械を使い、お箸の表面を削っていきます。好きな柄になってきたら完成です!
完成したお箸は、その場で持って帰れます。手づくりしたキラキラお箸は、食事をする度に女子旅を思い出させてくれそうです♡
4.だれが上手いか勝負しちゃう!?”うるしの里会館”
JR鯖江駅からバスで約20分。レトロな街並みのうるしの里のなかに”うるしの里会館”があります。ここでは、漆(うるし)を塗ってつくられた、さまざまな漆器(しっき)を見ることができます。いろいろなタイプの漆器に絵を描いたり、模様をつくる体験ができちゃいます♪今回は、「絵付け(えつけ)」体験をピックアップしてみました。自由に描ける「絵付け」は絵心が試されますよね。だれが上手くできるか勝負しちゃいましょう!
福井の漆器といえば「越前漆器」
漆器の産地は全国にありますが、福井の漆器は「越前漆器(えちぜんしっき)」と呼ばれ、はじまりは6世紀頃まで遡ります。
黒や朱色(赤)というイメージが強い漆器。着色に使う顔料の進化により、今では新しい色合いや製法で、若い人にも受けいられるデザインが増えてきているそうですよ。カラフルな色の漆器は、女子のお部屋にもしっくりきます。
いざ勝負、自由に絵付けしてみよう!
それでは、「絵付け」をやってみましょう♪絵心が試されるのでちょっと緊張してしまいます…!
キレイに仕上げたいかたはテンプレートの用意があるので一安心です♡仕上げたい絵柄にもよりますが、約1時間半ほどで、できあがります。その日に持って帰れますよ!
5.陶芸でマイ食器をつくってみよう!"福井県陶芸館"
JR武生駅よりバスで30分ほどの場所にあるのが、"福井県陶芸館(とうげいかん)"。下車したら、緑の芝生のなかを歩いていくと見えてきます。ここでは、実際に陶芸体験をして、「越前焼」をつくることができます!つくったあとは、平安時代での「越前焼(えちぜんやき)」をつくっていたお釜の模型をみたり、和やかな庭園をみながら友達とのんびりするのもオススメです。
「越前焼」ってどんなもの?
平安時代からはじまったと言われている「越前焼」。そっと日常に溶け込む素朴な風合いが特徴です。華やかなものもいいですが、心が安らぐ工芸品もまた味わい深いですね。使いやすい一品をつくってみましょう♪
土をこねこね…手ひねり体験をしよう♪
「手ひねり」は、粘土遊びのように思うまま型をつくれます。ポイントは、何を作るかを、先に決めておくこと。そのほうが、細かな箇所にこだわって作れますよ!
友達とワイワイしているのもつかの間…いつのまにかコネコネと集中してしまいます。納得のいくものができたら、お店にしばらく預けます。ここから約40日かけてお釜で焼き上げ、自宅まで配送してくれます。どのように焼き上がるか楽しみですね。
福井県陶芸館の詳細情報
- 住所
- 福井県丹生郡越前町小曽原120-61
- アクセス
- 1) 武生駅からバスで30分 - 陶芸村口下車から徒歩で10分 2) 北陸道武生ICから車で30分 3) 北陸道鯖江ICから車で30分
- 営業時間
- 9:00〜17:00 入館は16時30分まで
- 定休日
- 月曜日(ただし休日の場合は開館)、祝日の翌日,12月28日〜1月3日
- 料金
- スペシャルパスポート(福井県陶芸館・越前古窯博物館+お抹茶(生菓子付)) 一般 1,000円 団体950円 共通入場券(福井県陶芸館・越前古窯博物館) 一般 500円 団体 450円 常設展入館料 一般 300円 団体 240円 ※高校生以下・70才以上の方、障害者手帳をお持ちの方とその介助者1名は無料 ※企画展はその都度定めます。
疲れたらお茶を飲んでゆっくり♡"茶苑"
「手ひねり」に集中したあとは、隣の建物にある"茶苑(ちゃえん)"で、休憩してみませんか?庭園を眺めながら、「越前焼」の器で、お抹茶とお菓子を味わえます。
「越前焼」の手づくり体験後では、お抹茶も味わい深いものとなりそうです。食べられるお菓子は、季節によって変わります。それも楽しみのひとつですね♪
いつもとは違う女子旅へ
いかがでしたか?いつもとは違った女子旅の思い出を、増やしてみてくださいね!
※掲載情報は2018年6月のものです。