
熊本~鹿児島間を贅沢に旅する。観光列車「おれんじ食堂」
旅の交通手段は、時間短縮できるものを優先で選ぶことが多いと思います。でもたまには、移動の時間を贅沢に使う旅をしてみませんか?熊本・八代駅~鹿児島・川内駅間を結ぶ、観光列車「おれんじ食堂」。東シナ海に面した九州西海岸沿いを走るので、極上の景色が楽しめますよ。さらに、沿線の食材を使った料理やスイーツが味わえます。朝ごはんやランチ、ディナーと楽しめるので、好みや旅のスケジュールに合わせて乗ってみてくださいね。
2018年07月01日

今回紹介する「おれんじ食堂」は、移動手段としては時間がかかります。しかし、時間には代えられない素敵な景色や風情、地物の食事やお土産、心温まるおもてなしが体験できますよ。目的地で楽しむことも大事ですが、移動の時間をのんびり楽しめるのは大人ならではの旅の良さですよね。
時間と食を楽しむ「おれんじ食堂」
車内での食事以外にも、魅力がたくさん!景色がいい区間では、低速走行や一旦停止サービスがありますよ。「今の景色良かったから撮りたかった!」というストレスがないのは、いいですよね。
上品な車体で期待が高まる
落ち着いた空間が広がる車内へ
ダイニング・カー
リビングカー
おまちかねのお食事♡
食事は、1便のプレミアムモーニングから2便のスペシャルランチ、3便のスイーツ、4便のディナーコースまであります。乗る時間帯によって出発駅や食事内容、金額が変わりますよ。
1便 プレミアムモーニング
「朝食プラン」は、水俣市・温泉宿「湯の児 海と夕やけ」の優雅なコース料理がふるまわれます。朝は「乗車のみプラン」もあります。そちらは、パンとコーヒーがつきますよ。パンは出水市・パン工房「麦穂」。コーヒーは、目の前で豆から挽き一杯ずつ淹れてくれます。朝から幸せな気持ちになれますね。
2便 スペシャルランチ
「おれんじ食堂」1番人気は、ランチプラン。2018年度は、フレンチレストラン「ラ・ロシェル」オーナー坂井宏行氏がプロデュース。坂井氏といえば、番組「料理の鉄人」でおなじみですね。不知火海より水揚げされた鮮魚のヴィエノワーズや黒毛和牛ローストビーフや、沿線の海・山・里の使った料理が、素敵な景色と共に味わえます。
3便 スイーツ
3便は、薩摩川内市のケーキショップ「ル プレジール」が手掛けるデザートが味わえます。沿線各地で収穫された旬のフルーツをふんだんに使用した、可愛いワンプレートですよ。コーヒーや紅茶とともに、優雅なアフタヌーンティータイムを堪能できます。
こちらは、2018年4月18日(水)に運行された、特別企画「アフタヌーンティー列車」。英国式アフタヌーンティーが楽しめました。こういうイレギュラーな企画もあるので、旅行の計画を立てている人は公式サイトなどをチェックしておくといいですよ。
4便 ディナー
ライトミールプラン
気軽に楽しみたい方は、「ライトミール」がおすすめ。オートブルやスープ、メインディッシュ、デザートがついたミニコースです。ライトミール(軽食)といっても、女性ならお腹一杯になれる満足のいく内容ですよ。
自然の癒しに身をゆだねる
景色も見どころなので、見逃してはいけませんよ。停車した時に行ってほしい「薩摩高城駅」。停車時間が30分ほどあるので、ぜひ散策してみてください。徒歩2分ほどで、きれいなビーチが現れますよ。潮風を感じながら、体をのばしてみては?
わくわくの「駅マルシェ」
佐敷駅でカレーパンをいただきました。非常にうまいと噂でしたが、確かにこれはイイ!
— ひろばのさるの (@hirobanosaruno) 2015年9月4日
おねだん410円なり。 pic.twitter.com/FZ6QGfiWNV
佐敷駅では、カレーパンがおすすめ!お肉がぎゅっとつまっていて、食べ応えがあります。お腹に余裕があれば、ぜひ♡お友達と半分こしてもいいですね。