
城崎温泉街大人女子ひとり旅♡新しい自分に出会えるスポット12選
仕事は落ち着いていて順調だし、彼とも問題のない平穏な毎日。けれど、もっと感動したり新しい感性に触れたり、いつもと違う時間を過ごしてみたい…たまには1人で旅にでも出てみようかな。そんなときは兵庫県にある”城崎温泉街(きのさきおんせんがい)”へ行ってみるのはいかがですか?”城崎温泉街”は、情緒を感じさせるレトロな景観や浴衣姿が見られる街並み、文人ゆかりのスポットがあり、大人女子の心を動かすポイントが満載です♪今回は"城崎温泉街"で気づきを得て、新たな自分に出会えるスポット12選をご紹介いたします。
2018年07月01日
仕事も彼とも順調で平穏な日々。たまにはいつもと違う時間を過ごしてみたい。そんなときこそ平穏な日々に背を向けて、1人旅に出てみませんか?意外な場面で心を動かされたり、ハッとするような気づきを得る瞬間が訪れたり、大人になったからこそ楽しめるポイントも見つかるかもしれませんよ。新しい自分に出会える、ひとり旅に出てみましょう!
大人女子の感性を響かせる”城崎温泉街”
”城崎温泉街(きのさきおんせんがい)”は歴史があり、たくさんの文学人に愛されたことで有名な温泉街です。今でも多くの観光客が訪れていて、女子旅の旅先としても人気の場所なんです。レトロな景観の柳道をカランコロンと下駄を鳴らしながら歩くのは、とても風情を感じさせてくれます。
かの有名な文豪、"志賀直哉(しがなおや)"の名作「城の崎(きのさき)にて」"も、ここ"城崎温泉街"から影響を受け、書かれた作品なんです。そんな古くから人の感性を動かしてきた街は、最近では新しい感性を取り入れたアートスポット、限定の文学作品なども増え、現代の大人の女性の心をもハッと気づかせてくれるポイントが満載なんですよ。
それでは、スポットをご紹介していきます!
ワンランク上の自分になる文学とアートスポット
なんとなく難しそうなイメージで避けてきた文学作品やアート作品…"城崎温泉街"では、だれもが理解しやすいよう工夫され、展示をおこなっています。ユニークな見た目の本に好奇心をくすぐられて、もっと知りたくなるかもしれませんよ。ワンランク上の自分をめざして、ふらっと覗いて見てみましょう♪
1.教養のある女になれる”城崎文芸館”
JR城崎温泉駅から歩いて約5分の場所にある"城崎文芸館(きのさきぶんげいかん)"。通称KINOBUN(きのぶん)と呼ばれています。地域の人々や旅で訪れる人たちに向けて、より文学に親しんでもらおうと企画・展示をしている施設です。"城崎温泉街"についての長い歴史や、この地を訪れ魅了された文芸人たちについて、詳しく知ることができます。
ご紹介いただきました!
— 城崎文芸館 (@kinobun_tw) 2018年6月13日
神戸新聞さん、いつもありがとうございます。
文学から演劇へ 制作の過程知る展示 城崎文芸館 https://t.co/EUOVbwK9ZA @kobeshinbunから
常設展では、"城崎温泉街"とのゆかりが深く、多くの日本人作家に影響を与えた"志賀直哉"をはじめ、ここで交流があった文芸人たちについての資料や文献が展示されています。ちなみに"志賀直哉"は"城崎温泉街"でインスピレーションを受け、代表作「城の崎にて」が生まれました。小説を読みながら、街に思いを巡らして歩いてみるのもいいですよね。
20周年を迎えた2016年に展示内容を大幅にリニューアルをし、新たな視点での企画展を定期的に行っています。旅先として何度も訪れたくなりますね!
ほっこりできる手・足湯スポットが、"城崎文芸館"の前にあるんです♡文学作品を読みながら、足湯に浸かり、ゆったり過ごすのもよいですね。
2.芸術への造詣を深める”城崎国際アートセンター”
"城崎国際アートセンター(きのさきこくさい)"は、舞台芸術を中心としたアーティストが"城崎温泉街"に暮らすように創作活動をし、発表できる場所としてつくられました。世界から集まってくる多彩なアーティストの活動をまぢかに観て、その熱心な意欲に感化されるかも?ひたむきに創作活動をしている姿は心を揺さぶられますよね。
舞台稽古をのぞけるチャンスもあるので、アーティストさんの滞在時期を下調べして、訪れてみるのもおススメですよ♪
3.文豪の描写を味わいたい”三木屋”に泊まってみよう
創業300年、純和風な旅館の"三木屋(みきや)"は、国の登録有形文化財でもある宿です。さきほど触れた、"志賀直哉"が実際に滞在した旅館で、小説のシーンにも登場することから、"城崎温泉街"のなかでも有名な旅館です。また小説「城の崎にて」や「暗夜行路(あんやこうろ)」が生まれた、"志賀直哉"お気に入りのお部屋が今でも残されていて、そのお部屋へ宿泊することができちゃいます♪文豪気分を味わいながら過ごしてみてはいかがでしょうか?
"志賀直哉"の小説、「暗夜行路」の場面にも登場する三木屋の日本庭園。きっと"志賀直哉"もこのお部屋から庭園を眺めていたのでしょうね!また鷺(さぎ)がときどきここへ飛んでくるそうです。いつもとは違う空間に、時間を忘れさせてくれるひと時となりそうです。
ラウンジには何時間でも居れそうなライブラリーが設けられ、さまざまな種類の本がセレクトされています。新しいアイデアがひらめきそうな居心地のよい雰囲気です。
公式詳細情報国登録有形文化財の宿 三木屋
城崎温泉 / 高級旅館
- 住所
- 兵庫県豊岡市城崎町湯島487
- 地図を見る
- アクセス
- JR城崎温泉駅より徒歩15分。播但自動車道 和田山ICより60分。
- 宿泊料金
- 22,000円〜 / 人
- 宿泊時間
- 15:00(IN)〜 11:00(OUT)など
4.旅のお供に文学を♪”本と温泉 Books and Onsen”
本日より、城崎文芸館にて『湊かなえと城崎温泉』展スタートです。
— Npo法人本と温泉 (@books_onsen) 2017年9月9日
湊かなえさんの素顔にふれることが出来る城崎温泉ならではの展示内容です。
みなさまぜひお越し下さい。https://t.co/xehBE83jW0 https://t.co/Ll28tQGCbS
"城崎温泉街"の、文学に親しみを持ってもらう活動のひとつに、城崎温泉限定で発売している出版レーベル、"本と温泉(ブックス アンド オンセン)"プロジェクトがあります。現在の人気作家が城崎をテーマに描いた小説は、「城崎に行かないと買えない。」と、本好きのあいだでは話題なんだとか。読みやすい短編もので、滞在中に読めてしまう、お手軽さも人気の理由です♪
旅後にも楽しめる、装丁がユニークな限定本♪
ユニークな見た目に親しみがわきませんか?城崎名物の蟹をモチーフとした本「城崎(きのさき)へかえる」は、蟹から身を抜くように本をだします。「城崎裁判(きのさきさいばん)」はタオル地に装丁されていて、耐久性が高く、多少の温泉のお湯がかかってもへっちゃらです♪"志賀直哉"の「城の崎にて」も解説付きとの2冊組で、販売されています。浴衣の袖の中に入れて持ち運べるサイズなので、旅のお供やおみやげにもピッタリ♡旅館や飲食店にて購入できます。下の公式HPをチェックしてみてくださいね!
おしとやかで品のある自分を発見♡浴衣スポット♪
"城崎温泉街"は、浴衣が似合う街と言われ、浴衣(和服)が正装とされています。そんな浴衣は、女性らしさを引き立てるポイントがいっぱいなんです。着るだけで足の運びは小さくなり、ゆったりとした袖元からのぞく、手元の仕草は、とても優雅に見えます。自分で思っているよりも私ってキレイかも?とハッと気づき、気持ちが前向きになるかもしれません♡"城崎温泉街"では宿ごとにも様々な浴衣がありますが、今回は大人女子にイチオシの浴衣スポットをご紹介します。自分にぴったりの浴衣姿で、街をそぞろ歩きしてみましょう。
5.泊まると変身できるサービスあり♡”花小路 彩月(はなこうじ さいげつ)"
宿の"花小路 彩月(はなこうじ さいげつ)"では、宿泊すると浴衣の着付けから、髪飾りなどの小物、さらに写真撮影までしてくれる変身サービスを行っているんです♡宿の中に写真スタジオが設けられていて本格的です。遊び心のある玄関からもワクワクしてきますね。
モデルのように見える質のよい、写真撮影をしてくれます。「キレイ」に磨きがかかる演出サービスで、自分に惚れ惚れしそうな写真を撮ってみてはいかがでしょうか?♪
6.羽織るならやっぱりおしゃれ浴衣♪”城崎温泉 ゆかた専門店 いろは”
センスのよい、種類豊富なおしゃれ浴衣を常備そろえられている"城崎温泉 ゆかた専門店 いろは"では、大人女子の個性を引き立てる浴衣が見つかりそうですよ♡朝から夜までレンタルすることができる、着付け込みのプランがおススメです♪手ぶらで大丈夫なので、急なひとり旅でも安心して駆け込めます。
感化されたあとのほっこりタイム♪外湯スポット
"城崎温泉街"では、古くから親しまれている7つの公衆浴場があり、”七つの外湯(そとゆ)”と呼ばれていて日帰りで入浴することができます。しかも、それぞれに異なるご利益があるのだとか…♡今回は大人女子におススメの外湯"御所の湯(ごしょのゆ)"と"鴻の湯(こうのゆ)"2つをピックアップしてみました。ご利益があったら嬉しいですよね♪
7.女子に人気の”御所の湯”
女性に人気の"御所の湯(ごしょのゆ)"は、鎌倉時代の皇女、安嘉門院(あんかもんいん)が入湯した由来から、"御所の湯"と呼ばれています。休憩所にある天井絵や屏風絵も厳かな気分にさせてくれます。
大浴場は天井がガラス張りの造りになっていて、広々とした空間です。露天風呂からは、豪快な滝を楽しみながら温泉に浸かれますよ。温泉のミストが噴き出すサウナでは、お肌のスベスベ効果が期待できそうです♡
御所の湯の詳細情報
8.コウノトリ伝説のある”鴻の湯”
最も古くから開湯している外湯が"鴻の湯(こうのゆ)"です。コウノトリが傷を癒していたという伝説で知られています。こちらのご利益は「しあわせを招く」とされています。大人女子も是非あやからせていただきましょう…♡
鴻の湯の詳細情報
浴衣でくつろげる和カフェスポット
大人女子がくつろげる和カフェ♡ちょっとそぞろ歩きに疲れた時は、浴衣姿と相性のよい和カフェスポットでくつろぎましょう。"城崎温泉街"の雰囲気も満喫しながら、ほっこりとした気持ちにさせてくれます♪
9.足湯とスイーツが楽しめる♡”城崎ジェラートカフェChaya”
お店のまえに足湯があるカフェスポット"城崎ジェラートカフェChaya(ちゃや)"では、足湯に浸かりながらスイーツが食べられます♡
温泉卵もつくれて、ついつい長居をしてしまいます。でも、時間を気にしなくていいのがひとり旅のよいところ♡
城崎ジェラートカフェChayaの詳細情報
10.ゆっくり炙ってわたし好みのお団子に”cafe M’s style~なごみ~”
七輪で炙りながらお団子を食べることができる"cafe M’s style~なごみ~(カフェ エムズ スタイル)"。珍しいスタイルの和カフェスポットですよ。自分好みに炙ってほおばるお団子は、より一層おいしく感じます。浴衣姿が映える、和の内装は、くつろげそうですよね。
ちょっと足を延ばしてみませんか?女子の好奇心をかき立てるパワースポット
"城崎温泉街"から少し離れますが、女子の好奇心をかき立てられる、パワースポットがあります。また縁起が良いと言われているコウノトリに、会えるスポットもあるんですよ。旅のよい思い出に、少し足を延ばし訪れてみませんか?
11.自然がつくりだした天然パワースポット”玄武洞公園”
"城崎温泉駅"からタクシーで約10分ぐらいのところにある"玄武洞公園(げんぶどうこうえん)"。国の天然記念物として指定されている、自然の力でできたパワースポットです。"玄武洞公園"のなかでも"青龍洞(せいりゅうどう)"は願いが叶うパワースポットと言われているそうです。"城崎温泉街"の雰囲気とは打って変わり、自然のパワーに圧巻されます!
玄武洞公園の詳細情報
12.縁起のよいコウノトリを拝みに…”豊岡市立コウノトリ文化館”
"城崎温泉街"から電車で約1時間の場所へ向かうと、縁起が良いと言われている"コウノトリ"に出会えます。絶滅危惧種として指定されていて、現在では希少な鳥となっています。ここ、"豊岡市立コウノトリ文化館(とよおかしりつこうのとりぶんかかん)"では、その希少なコウノトリの公開飼育を行っており、その生態をまぢかで観ることができます。
入場料は無料だそうで、コウノトリのための募金をすると折り紙をいただけます。折り紙を折りながら、優しい気持ちになれそうです。こういった感性との出会いも旅の醍醐味ですよね♡
コウノトリ文化館の詳細情報
ワンランク上のわたしに出会える
大人女子の感性を響かせる"城崎温泉街"。あなただけの気づきを得て、充実したひとり旅にしてくださいね!
※掲載情報は2018年6月のものです。