2018年07月04日

おひとりさま女子旅の夜はここで!旅先で気軽に飲める横丁&屋台村4選+番外編【西日本編】
おひとりさま女子旅の夕食、どこで食べようか悩んでいませんか?せっかく来たからにはその土地のおいしいものを食べたいですよね。お酒好きの女子は地元のお酒もたしなんでみたいと思う人も多いでしょう。そんなときに便利なのが「横丁」「屋台村」といわれる居酒屋施設。カウンター席メインのこぢんまりとしたお店がほとんどで、おひとりさまでも気軽に入れてその土地のグルメやお酒を味わうことができます。隣り合わせた人たちとの会話を通しての触れ合いも楽しみ。今回は、西日本エリアおすすめの「横丁」「屋台村」をご紹介します!
おひとりさま女子旅人口が急上昇している昨今、みんな夕食はどこで食べているの?と疑問に思ったりしませんか?温泉旅館などで2食付きのプランなら問題ないですが、町中のビジネスホテルなどに泊まる場合、朝食つきや素泊まりプランのことが多いですよね。夜はコンビニで買って部屋で食べたりホテル周辺の飲食店に入って済ませたりするのもなんだか味気ない、お酒が飲みたいと思っても居酒屋でグループ客にじろじろ見られるのもちょっと恥ずかしい・・・せっかくの旅、夜もその土地のグルメや町の雰囲気を楽しみたいですよね。
そんな女子におすすめなのが町の中心部に展開する「横丁」「屋台村」と呼ばれる居酒屋施設。その土地の旬の味をさまざまなジャンルでいただけるさまざまなお店が集結しています。カウンターメインの店舗がほとんどで少人数でいっぱいになるため、おひとりさま仲間も多いはず。こぢんまりとした席に肩を並べて座ることで隣り合わせた人との交流も生まれ、地元の人おすすめの穴場観光スポットや裏情報が聞けるかも。また同じ旅行者とお店で出会い実は住んでいる場所が同じで瞬時に打ち解けられたりと、うれしい偶然もあるかもしれません。そんな西日本エリアのおすすめの「横丁」「屋台村」をご紹介します!
※紹介する店舗は、今後入れ替えになる場合があります。
1.「裏なんば虎目横丁」/大阪府
大阪府なんばといえば、言わずと知れた「食い倒れの町」。テレビで有名なグリコのマークが印象的な「道頓堀(どうとんぼり)」や本場大阪のお笑いを楽しめる「なんばグランド花月」など、都会の雰囲気ながらもここならではのいろいろな食・人・文化を楽しめる人気の観光地です。おひとりさま女子旅では芸人のお笑いライブを見て大笑いすることでストレス発散したり、お買い物で商人の町大阪ならではのお得な掘り出し物を見つけたりするのも楽しいですよ。
「裏なんば虎目横丁」は、地下鉄千日線「なんば駅」か「日本橋駅」から徒歩3~5分のところにあり、大阪の味が集結した屋台村です。店舗は名物お好み焼きや串カツなど、一人でも食べやすい大阪グルメがそろっています。お店が集まっているので歩いて探さなくても何軒か回ることができ、いろいろな味を食べ歩きできるのも魅力。おひとりさま女子旅ではしご酒しちゃいましょう。
サクサクとした薄い衣が売りの串カツの名店「小鉄」
大阪名物「通天閣」がある新世界と呼ばれる地域は、串カツのお店が多いことで有名です。その数あるお店の中でも名店といわれる「小鉄(こてつ)」は、豚肉や野菜などの食材をサクサクの衣で揚げたおいしい串カツが食べられるお店。揚げたてをふうふうとしながら頬張れば、思わず笑顔になること間違いなし。そこにキンキンに冷えたビールを流し込むのはまさに至福の時です。揚げ物ですが衣が薄く見た目よりあっさりとしているので、いくらでも食べられそう。種類がたくさんあるので、迷ったらお店の人におすすめを聞いてもいいですね。
牛すじ肉を味噌味で煮込んだこれも大阪名物「どて焼き」。試してみる価値ありです。とろとろの牛すじにほっぺたが落ちそうになりますよ。
食べログに店舗情報が存在しないか一時的な障害で店舗情報が取得できませんでした。
新鮮なお肉を味わえる「ホルモン肉問屋 小川商店」
「ホルモン肉問屋 小川商店(ほるもんにくどんや おがわしょうてん)」はなんば周辺にたくさん支店を持つ人気の焼き肉店です。独自のルートで仕入れた新鮮な精肉やホルモンを炭火焼きで味わえます。普段ちょっとハードルが高い「おひとりさま焼き肉」が気軽にできるのも屋台ならでは。一皿の量は少なめでお値段もお得なので、ホルモン好き女子はいろいろ食してお気に入りの部位を見つけちゃいましょう。
プリプリの「丸腸(まるちょう)」はコラーゲンたっぷりで、お肌の状態を気にする女子には嬉しいホルモンです。他にも通常の味噌ベースに比べてあっさりと食べられる塩味の「塩もつ煮」やこれまたコラーゲンたっぷりの6時間煮込んだ「トロトロ豚足」などお酒に合うメニューがたくさん!
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2.「宮崎ひなた横丁」/宮崎県
宮崎は、温暖な九州の中でも最も南国ムード溢れる観光地です。県木である「フェニックス」というヤシの木に似た植物が植えられたドライブロードがたくさんあり、そんな海岸沿いの道のドライブも楽しいですが一方神話の町ともいわれ「高千穂峡(たかちほきょう)」や「鵜戸神宮(うとじんぐう)」など神秘的な自然が広がるパワースポットといわれる場所もたくさんあります。おひとりさま女子旅でそんなパワースポットを巡る旅に出かけてみてはいかがですか?もちろんおいしいグルメもいっぱいありますよ。
「宮崎ひなた横丁」は、地鶏の炭火焼きやチキン南蛮など宮崎の定番グルメから、鮮魚や焼き鳥、中華料理やタイ料理など多国籍な料理も食べられる屋台村です。それぞれのお店から注文し会計はまとめてできるのでとても便利。店舗カウンター以外にも複数のお店の料理を持ち寄って食べられるテーブル席もあるので、いろいろと味比べもできます。
チキン南蛮や宮崎地鶏の手羽ローストが味わえる「とりえもん」
「とりえもん」は地元の養鶏場直送の「夢創鶏(むそうどり)」という地鶏を使った手羽先や定番グルメ「チキン南蛮」などが味わえるお店。鶏料理専門店なだけに店主が研究を重ね鶏のおいしさを引き出す調理法で作っています。鶏肉好きにはたまらないですね。
宮崎の手羽先は唐揚げが一般的ですがこちらはローストで提供しており、皮はパリッと油っこくなくヘルシーに仕上がっており、カロリーが気になる女子にもおすすめ。アツアツの手羽先に勢いよくかぶりついちゃいましょう。ビールとの相性も抜群です。
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高千穂牛をさまざまな料理で食べられる「智恵丸」
「智恵丸(ともえまる)」は宮崎県北部にある自然豊かな水のいい地域「高千穂」で愛情たっぷりに育てられた「高千穂牛」を串焼きや煮込み、コロッケなどのさまざまな料理で楽しめるお店。串焼きは炭火で焼いているので、香ばしい風味とシンプルな味付けで素材の味が引き立ちます。他ではめったに味わえない「高千穂牛」を堪能して。
宮崎グルメの定番「じどっこ炭火焼き」もあります。香ばしい炭の香りとちょっと歯ごたえのある身は噛むほどに地鶏のうまみが味わえます。これはお供にはもう、宮崎名物の芋焼酎で決まりですね!
宮崎や鹿児島で多く製造されている「芋焼酎」。独特の匂いとくせがありますが、それがお酒好きにはたまらないですね。宮崎限定の「霧島」は20度と度数も低めで比較的飲みやすく、それでいて芋焼酎特有のコクのある味わいが宮崎グルメに合います。ぜひ試してみて。
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3.「かごっまふるさと屋台村」/鹿児島県
鹿児島県鹿児島市は、西郷隆盛像や明治維新のときの詳しい歴史がわかる「維新ふるさと館」などがあります。それに何といっても「桜島」が有名。鹿児島港からの船は24時間運行していて、およそ15分で上陸できます。火山活動の跡が見られる遊歩道や、温泉など観光スポットがたくさん!おひとりさま女子旅で桜島へのプチクルージングを楽しんだり、西郷さんゆかりの地を訪れたり、幕末の歴史に思いをはせてみてはいかがですか?
「かごっまふるさと屋台村」は、鹿児島の中心地、鹿児島中央駅前に広がる屋台村で、さまざまな鹿児島のグルメを味わうことができます。鹿児島県は離島も数多く持つため、奄美大島などの本土とはちょっと違った島料理のお店もあります。またここならではの温泉水や火山灰を炭として使う珍しい料理や定番のさつま揚げや豚骨、キビナゴなどなど、旬の鹿児島の味を堪能してください。
温泉しゃぶしゃぶが楽しめる「SATSUMA(サツマ)」
「SATSUMA(サツマ)」は、薩摩川内市(さつませんだいし)にある市比野温泉(いちひのおんせん)の温泉水で火を通した黒豚のしゃぶしゃぶがいただけるお店。1人前からオーダー可能なので、おひとりさまでも安心です。温泉水にさっとくぐらせたお肉は、口に入れるととろっと脂が溶け、豚のうまみが口いっぱいに広がります。
鹿児島ではポピュラーな「きびなごのお刺身」。新鮮だからこそ食べられるその味を堪能してください。
鹿児島といえばやっぱり「芋焼酎」。ここは焼酎の割り水にも温泉水を使っていて、まろやかな味わいを楽しめます。お刺身との相性も抜群です。
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桜島灰干しの干物が目玉「桜島灰干家 せいせん」
「桜島灰干し家 せいせん」は、桜島の灰を使って作った干物が売りのお店。火山灰により凝縮したうま味を味わえるきびなごやサバが自慢です。灰干しのあとに炙ることで香ばしくなった、きびなごの風味とふわふわの食感を楽しんでみては。
他にも「シャポーン鹿児島鶏」と呼ばれる幻の鶏を使った「たたき」や、姶良郡湧水町(あいらぐんゆうすいちょう)の棚田米で炊いたお米など、生産者の顔が見えるこだわりの食材を使った料理が楽しめます。
赤米を使った鹿児島限定の日本酒「朱粋(しゅすい)」。ワインにも似た甘酸っぱい味わいで女性にも人気です。鹿児島に来たらぜひ味わいたい一杯ですね。
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かごっまふるさと屋台村の詳細情報
4.「国際通り 屋台村」/沖縄県
沖縄県那覇市は沖縄の中心地として栄え、なかでも「国際通り」は一大飲食街として沖縄グルメのお店や、沖縄土産のお店がひしめき賑わいを見せています。近くには「那覇市第一牧志公設市場」もあり南国特有の色とりどりのカラフルなお魚が売られているのを見ることができます。また2階の食堂では「海ぶどう」「ゴーヤチャンプルー」などの沖縄グルメを食べられるので、ここに来たらさまざまな沖縄の食文化を知ることができます。琉球王朝時代の城趾「首里城(しゅりじょう)」へは沖縄のモノレール「ゆいレール」で行くことができるので、見学して沖縄の歴史を学んだあとは、沖縄グルメを求めてぶらりと歩いてみましょう。
「国際通り 屋台村」はゆいレール「牧志(まきし)」駅から徒歩4分の国際通りに隣接した、沖縄グルメが集結した屋台村です。さまざまな料理を通し島の文化と人々の交流を目指すスポットとなっています。定番の沖縄グルメや島野菜を使った料理などが味わえ、お店の人たちのゆるい方言やおもてなしに沖縄のゆったりとした時間の流れを感じて癒されそう。南国ムードもたっぷり満喫できます。
グルクンやアグー豚など地場産の食材が味わえるお店「屋台村じゅんちゃん」
「屋台村じゅんちゃん」は、沖縄ではポピュラーな「グルクン」と呼ばれる白身魚や、アグー豚など地場産の食材を使ったさまざまな料理が味わえるお店。まずは定番の「海ぶどう」で沖縄気分にひたりましょう♪
「グルクンのうにソース焼き」は、あっさりとした白身にうにのコクが加わって、何とも言えず美味です。
「アグー豚の冷しゃぶサラダ」は通常の豚とは違う甘い脂身と身の濃い味わいを楽しめます。「豆腐よう」という豆腐を泡盛に着けたおつまみも、匂いは強いけどちょっとクセになる味わいなのでぜひ試してみて。そして、沖縄に来たらやっぱりオリオンビール!さっぱりとして苦みが少なく、ビール苦手な女子にもおすすめです。せっかくだから1杯は飲んでおきたいですね。
泡盛の種類が豊富で飲み比べできる「しまぁとあて」
「しまぁとあて」は、絶品沖縄料理と泡盛が楽しめるお店。沖縄料理定番の「ゴーヤチャンプルー」や「つけもずく」など、沖縄に来た!と実感できる料理の数々がメニューに並びます。どれを頼もうか迷ってしまいそうですね。
豚肉のあばら骨部分をじっくり煮込んだとろとろの「ソーキ」。ほかにも豚の三枚肉を甘辛いタレで煮込んだラフテーを香ばしく炙った「ラフテーの炙り」や、アグー豚を使った「山原あぐーのソーセージ」など、沖縄ではおなじみの肉料理が味わえます。
カウンターに所狭しと並ぶお酒。泡盛は100種類以上の品ぞろえで、いろいろな種類を頼んで飲み比べしてみては。迷ったら、店主におすすめを聞いてみて。ほろ酔い気分で夜の街を散歩するのも楽しいです。でもおひとりさまなので、くれぐれも飲みすぎには注意して!
番外編「ひろめ市場」/高知県
高知県は、四国の南にあり最後の清流といわれる「四万十川(しまんとがわ)」や坂本龍馬の出身地で銅像があることで有名な「桂浜(かつらはま)」など、自然豊かな見どころのたくさんある場所です。毎年夏に開催される色鮮やかな衣装をまとった人たちが踊り歩く「よさこい祭り」も有名。どこかのんびりとした四国の雰囲気と、ちゃきちゃきとした高知の人たちの人間性も魅力です。南国土佐の雰囲気を感じにおひとりさま女子旅で出かけてみませんか?大河ドラマ「功名が辻(こうみょうがつじ)」で取り上げられたことで有名な「高知城」や「坂本龍馬記念館」などもあるため、歴史好き女子にもおすすめです。
「ひろめ市場」は、高知駅より路面電車「大橋通(おおはしどおり)」電停から徒歩2分のところにある、高知のさまざまなお店が軒を連ねる商店街です。明治維新後、この一帯は土佐藩の家老の名前から「弘人屋敷(ひろめやしき)」と呼ばれ、そこから現在の「ひろめ市場」ができました。中には海産物店や洋服店、居酒屋などが混在し土佐の風土に育まれた食文化、商い文化が一同につまったスポットとなっています。複数のお店で買った料理を一緒に味わえるテーブル席もあるのでいろいろな高知グルメを食べ比べできますよ♪
本場カツオのたたきが味わえる「明神丸」
「明神丸(みょうじんまる)」は本場カツオのたたきが味わえるお店。藁焼き(わらやき)にしてあり、香ばしい香りをまとった皮と脂ののったとろけるようなカツオの身は今までのカツオの概念が変わるおいしさです。塩で味付けてある「藁焼きたたき 塩」はカツオ本来のうまみが味わえて、その大満足の味に、ああ高知に来てよかった!と思わずつぶやいてしまいそう。
「四万十川青さのりの天ぷら」は、四万十川で取れた青さのりをカラッと揚げた天ぷらで、磯の香りが食欲をそそります。揚げ物には定番のビールが進みますね。
そして高知といえばやっぱり日本酒!高知産の日本酒の代表格でスッキリとした辛口の「土佐鶴(とさづる)」は一口飲めば高知人になった気分。カツオのたたきにもよく合います。普段は日本酒を飲まない女子でも、せっかくだから試してみて。
高知の地酒が飲み比べできる「土佐蔵社中」
「土佐蔵社中(とさくらしゃちゅう)」は、高知産の地酒が1ショット100円で飲み比べできるという、日本酒好きにはたまらないお店。1ショット30mlほどなので、いろいろな味が楽しめてお気に入りのお酒が見つかったら、さらにそれをグラスで頼みゆっくり飲むこともできます。自分の好きな日本酒の味を見つけるのにも最適。
高知ではポピュラーな「うつぼのから揚げ」や「親鶏ニンニク焼き」など、日本酒に合うおつまみもたくさんあります。
カツオのたたきを丼にした「土佐蔵丼」などの丼物や「カツオたたき定食」など定食メニューもあるため、お酒が飲めなくても雰囲気を楽しめますよ♪
土佐蔵社中の詳細情報
横丁グルメを通じて人の温かさを感じよう♪
おひとりさま女子旅でもその土地の夜を気軽に楽しめる西日本エリアの「横丁」「屋台村」をご紹介してきました。その土地をもっと深く知るためには観光場所はもちろん「食文化」が欠かせません。それぞれの場所で自慢のグルメとお酒を味わったら、またリピートしたい旅先が出てくるかもしれませんね。お店の人や居合わせた地元の人たちとの触れ合いで「横丁」「屋台村」をほろ酔い気分でめいっぱい楽しんだら、お店の人に再訪を約束して帰路につきましょう。これから旅を計画している方も、ぜひ参考にしてみてくださいね!