2016年04月01日

紋別で寒さを忘れる感動を!世界初の流氷砕氷観光船「ガリンコ号Ⅱ」

紋別で寒さを忘れる感動を!世界初の流氷砕氷観光船「ガリンコ号Ⅱ」

オホーツク海を代表する、冬の風物詩・流氷。日本で流氷を見られるところといえば、北海道の道東エリアくらいしかないでしょう。人生で1度でいいから流氷を見てみたい。そう思うなら、紋別で運行している流氷砕氷観光船「ガリンコ号Ⅱ」に乗ってみてはいかがですか?冬の運行なのでもちろん寒さは伴いますが、流氷をガリガリと砕きながら進む光景はなかなか見ることができません。しっかりと防寒対策をして挑んでみてください。

紋別って、どんなまち?

紋別って、どんなまち?8116

出典:

紋別市は、北海道の道東地方(オホーツク総合振興局)にある街です。地名の由来は、アイヌ語の「モペッ(静かな川)」から来ているそうですよ!
紋別は港町なので、カニやホタテ、ツブなどの海産物が名産品となっています。そして、目の前にオホーツク海が広がっていることから、冬は流氷が押し寄せ、海を埋め尽くす様子をみることができます。そんな紋別の観光でどうしても外せないのが、流氷に埋め尽くされたを巨大なドリルで砕きながら進む砕氷船「ガリンコ号Ⅱ」でのクルーズです!

「ガリンコ号Ⅱ」とは?

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出典:まっつん55さんの投稿

ガリンコ号Ⅱは、流氷砕氷船という名の通り、流氷を砕きながら進む船です。船首には巨大な「アルキメディアン・スクリュー」という名前のドリルが2本装備されています。原理としては、ねじを回すと前進するというアルキメデスの「ねじの原理」を使い、船首を氷の上に乗り上げ、船の重さでスクリューを氷に押し付けて、氷を割りながら前進していきます。また、流氷シーズンの冬以外は、観光遊覧船や、デッキから釣りを楽しむ遊漁船としても活躍します。
ちなみにガリンコ号Ⅱは初代ガリンコ号に続く2代目の船です。初代ガリンコ号は昭和62年から平成8年まで運航され、平成9年からガリンコ号Ⅱにバトンタッチしています。

ガリンコ号にさっそく乗ってみましょう

ガリンコ号にさっそく乗ってみましょう8123

出典:

クルーズは、流氷の状況によって変動しますが、1時間ほどの旅となります。ガリンコ号Ⅱの醍醐味と言えば、なんと言ってもドリルで流氷を砕きながら前進するその迫力です。船内の一番前にある船首室では、ドリルで氷を砕く様子を間近で見ることができます。船内でも船外でも、ガリガリ氷を砕く音が響く様子は迫力満点です!
運が良ければ、流氷の上でのんびりしているアザラシや、羽を休めるオオワシなどの野生動物に遭遇できるかもしれません。

ガリンコ号にさっそく乗ってみましょう8125

出典:

流氷がオホーツク海を埋め尽くします。

冬の紋別はとっても寒いので防寒対策はしっかりと

冬の紋別はとっても寒いので防寒対策はしっかりと8130

出典:

紋別に限らず、冬の北海道はとっても寒いです。いや、寒いなんて生易しいものではなく、痛いという領域に入ります。さらにガリンコ号Ⅱは海の上を進みますから、絶えず強い風が吹いている中のクルーズになります。服装は十分すぎるほどの防寒対策で臨みましょう!

(足下)長靴や防寒靴など、足を覆うもので!
(上着)ダウンジャケットが必須!怪我防止のために手袋は着用で!

出典:さぁ、流氷を見に行こう。 | 流氷砕氷船ガリンコ号Ⅱ

冬の北海道、かつ海上ですから、ダウンジャケットの下にも数枚着込むくらいの覚悟が必要です。毛糸の帽子などがあると安心できます(ただし風で飛ばされたりしないように!)。カイロなどがあると、手軽に暖をとることができますよ。

グルメも見逃せません

ガリンコ号Ⅱでの流氷クルーズを体験した後は、食事を楽しみましょう!

道の駅 オホーツク紋別

ガリンコ号Ⅱのりばの近くにある道の駅「オホーツク紋別」では、窓の外にオホーツク海を望みながら、新鮮な魚介類や野菜がふんだんに使われたご当地グルメ「オホーツク紋別ホワイトカレー」を楽しめます。クルーズ後に冷え切った身体を、カレーを食べて暖めてあげるのもいいかもしれません。

道の駅 オホーツク紋別8138

出典:

オホーツク紋別ホワイトカレーは、道の駅の中にあるレストランで食べられます

「道の駅 オホーツク紋別 」料理 8139

出典:ぁおさんさんの投稿

この「オホーツク紋別ホワイトカレー」ですが「ガリンコ号Ⅱをイメージした食材を使う」「紋別産のホタテとオホーツク産牛乳を使う」など、10のルールがあり、紋別市内にある複数の飲食店やホテルにおいて、同一名称で提供しています。ガリンコ号Ⅱの形をイメージしたニンジンも添えられていますよ♪

道の駅 オホーツク紋別 の詳細情報

道の駅 オホーツク紋別

紋別市その他 / 道の駅

住所
北海道紋別市元紋別11-6
営業時間
[月]  定休日 [火]  10:00 - 15:30 [水]  10:00 - 15:30 [木]  10:00 - 15:30 [金]  10:00 - 15:30 [土]  10:00 - 15:30 [日]  10:00 - 15:30 ■ 定休日 月曜日(祝日の場合は営業)
定休日
月曜日
平均予算
  • ~¥999

らーめん 西や 本店

ガリンコ号Ⅱの発着場所のすぐそばにあるラーメン屋。この本店以外にも、紋別市内に1店舗、小樽市にも1店舗を構えています。窓の外にはオホーツク海や氷海展望塔「オホーツクタワー」を望むことができます。写真の「ガラムマサラらーめん」は本店限定のメニューで、北海道名物のスープカレーのような味わいが特徴。ピリ辛味で、冷え切った身体を暖めるにはもってこいなメニューじゃないでしょうか。

「らーめん 西や 本店」料理 8143 ガラムマサラらーめん

出典:dahlian38さんの投稿

ガラムマサラらーめん

らーめん 西や 本店の詳細情報

らーめん 西や 本店

紋別市その他 / ラーメン、カレー、餃子

住所
北海道紋別市海洋公園1 紋別市海洋交流館内
営業時間
[月]  11:00 - 20:00 [火]  定休日 [水]  11:00 - 20:00 [木]  11:00 - 20:00 [金]  11:00 - 20:00 [土]  11:00 - 20:00 [日]  11:00 - 20:00 ■ 営業時間 シーズンにより多少変動有り
定休日
火曜日
平均予算
  • ~¥999

とあんくる

この店も、海沿いにあることもあって、眺望はばっちりです。洋食屋さんなので、写真のようなカレーのみならず、オムライスやパスタなどのメニューも豊富に取り揃えられています。地元の住民の方も行きつけにしている方が多いようです。ランチ時間帯だけでなく、夜も営業していますよ。

「とあんくる」料理 8147 シーフードカレー

出典:おいしん坊!万才さんの投稿

シーフードカレー

とあんくる - 紋別市その他/洋食 [食べログ]

閉業や休業等の理由により食べログに店舗情報が存在しないか、一時的な障害で店舗情報が取得できませんでした。

とあんくる8149

出典:

紋別の観光シーズンは、流氷がやってくる1月~3月にかけての期間に最盛期を迎えます。普段は何もない青い海が、白い流氷に埋め尽くされる様子は非日常的で、また神秘的な風景でもあります。ぜひ「ガリンコ号Ⅱ」に乗って流氷観光をしてみませんか?

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