2018年09月10日

【門司港】ひとり旅デビューに最適!レトロな洋館を巡る“大人な”1泊2日プラン
福岡県の本州との境に位置する港町「門司港」。明治から昭和初期にかけて建築された120年以上の歴史ある建物が多く立ち並び、九州の人気観光地の一つとなっています。門司港の魅力は、何といってもレトロな街並みと見どころがほとんど徒歩で回れるという観光のしやすさにあります。おひとりさま女子旅初心者でも気軽に訪れることができ、気ままにふらりとまち歩きするのにも絵になる場所。今回はそんな門司港の見どころやおすすめグルメを1泊2日プランでご紹介します。門司港で、ちょっと大人の休日を過ごしてみませんか?

おひとりさま女子旅で行きたいところは人それぞれかと思いますが、まだ初心者だったり、ちょっと怖がりの女子なら、あまり山や自然の中に行くよりも、日常とは離れた場所の落ち着いた街並みをしっぽり歩く・・・というのがおすすめです。できれば観光場所から観光場所までが近くて、道に迷いにくいのがいいですよね。ある程度観光客も多くてにぎやかだったり、お店がいっぱいあって食べる場所に困らなかったりと、おひとりさま女子旅のうれしいポイントを押さえた観光地がないかとお探しの女子もいるかもしれませんね。
街並み、グルメ、アート。レトロな雰囲気が素敵な街、門司港。

福岡県の北東部、北九州市にある港町「門司港(もじこう)」は、そんな女子にぴったりのエリアです。門司港は明治時代に国の特別輸出港に指定され、金融機関や商社、海運会社の支店が相次いで進出し、外国航路の拠点及び貿易港として発展してきました。関門トンネルのない時代は関門連絡船の発着地として栄えてきましたが、トンネル開通後は本土との連絡が容易になりその地位を失っていきました。その後門司港駅舎が国の重要文化財に指定されたのを機に観光地として整備が行われ、門司港レトロとして1995年にグランドオープンしました。おしゃれな洋館などが立ち並ぶレトロな街並み、おいしいグルメや心ときめくアートが楽しめ、今ではたくさんの観光客が訪れる観光地として人気があります。
おひとりさま大人旅で、レトロな門司港を歩いてみよう♪
【1日目】門司港の定番スポットとグルメを押さえよう!
1日目は、門司港駅からスタート。九州と本州とを結ぶ関門トンネルを船と徒歩で楽しんだ後は、門司港定番「焼きカレー」の昼食を。腹ごなしにレトロな洋館でアートを楽しんだり、珍しいはね橋を観賞したりと、定番の観光スポットを巡ります。夜は街の中心地のホテルで夜景と優雅な時間を堪能しましょう。
昭和の歴史を感じる「門司港駅舎」
「門司港駅」は明治24年に建てられ、大正3年に現在の場所に建て替えられました。イタリアのテルミネ駅をモデルにしたといわれるネオ・ルネッサンス様式の木造2階建ての駅舎です。当時としては珍しい青銅製の手水鉢や水洗トイレ、大理石とタイル張りの洗面所など、モダンなつくりのものが当時のまま残っています。構内には大正時代を再現した切符売り場、待合室もあり大正時代にタイムスリップしたような感覚に襲われます。現在は保存修理工事中ですが、トイレや洗面所は見学することができます。(2019年新駅舎お披露目予定)
門司港駅観光案内所の詳細情報
お隣の下関までプチクルージング♡「関門連絡船」
下関の海の幸やお土産がいっぱい「唐戸市場」
唐戸市場【活きいき馬関街】の詳細情報
歩いて本州から九州へ♪「関門トンネル人道」
関門橋と関門海峡が見渡せる「和布刈公園」
和布刈公園の詳細情報
レトロな青い観光列車でのんびり観光「潮風号」
門司港レトロ観光列車 潮風号の詳細情報
門司港唯一の焼きカレー専門店「伽哩本舗 門司港レトロ店」
有名イラストレーターのギャラリーを観賞「旧大阪商船ビル」
「わたせせいぞうと海のギャラリー」の中にはたくさんのイラストが展示されています。わたせせいぞうさんの、どこか海沿いの港町の景色の似合う、やさしいタッチの絵に心が和みます。門司港の景色をバックに描いた書下ろしの作品もあります。
門司港ゆかりのバナナパフェで一休み「モーン・デ・レトロ」
時間ごとに表情が変わるはね橋が楽しい「ブルーウイングもじ」
ブルーウィングもじの詳細情報
門司港レトロの中心でおしゃれにくつろぐ「プレミアホテル門司港」
公式詳細情報
門司・関門海峡 / 高級ホテル
- 住所
- 福岡県北九州市門司区港町9-11
- 地図を見る
- アクセス
- 本州・九州南部からのアクセスも良く、 北九州の観光スポット巡...
- 宿泊料金
- 3,200円〜 / 人
- 宿泊時間
- 15:00(IN)〜 11:00(OUT)など
【2日目】ショッピングと門司港の絶景、グルメを堪能♪
2日目は、レトロ地区の「海峡プラザ」「港ハウス」などでショッピングやテイクアウトグルメを楽しんだ後、「門司港レトロ展望室」からの絶景を楽しみます。旧門司三井倶楽部で”ふく”のランチをして地ビール工房でシメ。気ままなおひとりさま女子旅はまだまだ続きますよ。
門司港のお土産や雑貨などが選べる「海峡プラザ」
食べ物のお土産なら「RetroN(レトロン)」で。バナナカステラや持ち帰り用の焼きカレーなど、門司港の雰囲気たっぷりのお土産が見つかりますよ。
海峡プラザの詳細情報
観光物産館で門司港グルメをテイクアウト「港ハウス」
北九州市門司港レトロ観光物産館の詳細情報
高さ103mからの眺めはまさに絶景「門司港レトロ展望室」
下関名物”ふく”でランチ「旧門司三井倶楽部」

「旧門司三井倶楽部」は三井物産の社交倶楽部として大正10年に建てられました。門司港駅と同じく国の重要文化財に指定されています。建物はハーフティンバー様式というヨーロッパ伝統の木造建築工法を使い、木造の骨組みが外観のアクセントになっています。各部屋にある暖炉や窓枠、柱に施された幾何学模様のアールデコ調の飾りに大正ロマンの雰囲気を感じさせます。
旅のシメに地ビールを♪「ビアレストラン 門司港地ビール工房」
ビアレストラン 門司港地ビール工房
閉業や休業等の理由により食べログに店舗情報が存在しないか、一時的な障害で店舗情報が取得できませんでした。
門司港レトロで、大人な休日を過ごしてみませんか?

おひとりさま女子旅に最適な、街歩きや絶景、グルメも楽しめる門司港の見どころをご紹介しました。どこでもほぼ歩いて回れる便利な門司港なら時間に縛られず自分の気の向くまま、いたいところにいたいだけいるという贅沢な時間の使い方ができます。目の前に広がる海を見ながら物思いにふけったり、普段の自分を見つめなおしたりすれば、いろいろと新しい発見があったり、これからの目標が見えてきたりするかもしれません。ぜひ今度の週末は門司港で、ちょっと大人の休日を過ごしてみてくださいね。