【東北】心を浄化してくれる、美しき青の絶景。自然豊かな癒しスポット5選

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秋田県と青森県にまたがる広大な山地帯・白神山地は、ほぼ手つかずのブナの原生林が世界最大級の規模で分布しており、様々な動植物が生息・自生しているなど貴重な自然が残る世界自然遺産の一つ。魅力的なスポットが多い白神山地の中でも、絶大な人気を誇るのが青森県の日本海側に位置している「青池」。豊かな自然環境の湧き水によって創り出されたこちらは、幻想的な青色が美しいことで有名です。

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「青池」は大小の湖が点在し、「十二湖」と呼ばれている一帯にあります。その色彩は青インクを流したようだといわれるほど美しいクリアブルーで、誰もが心を奪われることでしょう。また、池の底に沈んでいる倒木もはっきり見える透明度の高さも魅力の一つ。様々な自然条件によってこの色合いが生み出されているとのことですが、はっきりした理由は明らかになっていないそうです。

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「十二湖」にはいくつかのトレッキングコースがあり、「青池」に行くルートも様々。歩く距離を短くするなら、軽食コーナーも備えた休憩所「森の物産館キョロロ」まで車で行くのがベターです。その場所から「青池」までは徒歩10分ほど。豊かな森林の中を歩いていると、心身ともにリフレッシュできそうです。

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全長約10kmに及ぶ「抱返り渓谷」は、滝や渓流の潤いあふれる美しい景色が人気の観光スポット。新緑や紅葉の名所としても知られ、大分県の日本三大奇勝「耶馬渓」に似ていることから「東北の耶馬渓」とも呼ばれています。

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遊歩道の途中にある「誓願橋」は、渓流や原生林といった大自然を望める絶景スポット。エメラルドグリーンと深い青を混ぜたような色合いの渓流を眺めていると、心が洗われるかのような清清しい気分になることでしょう。さらに進むと優美な流れの滝があり、マイナスイオンをたっぷり浴びながら癒しのひとときを過ごすことができます。

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「抱返り渓谷」は、JR線「角館」駅から車で約15分の場所にあります。「角館」は「みちのく小京都」と呼ばれており、江戸時代から城下町として栄えた風情のあるエリア。伝統的な和の雰囲気を今に伝える武家屋敷や美しい桜並木など見どころが満載なので、「抱返り渓谷」とセットで観光するのがおすすめです。

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富士山に似ていることから「出羽富士」とも呼ばれ、山形県と秋田県の県境に位置する鳥海山。そのふもとに、鳥海山からの湧水だけで満たされた「丸池様」という池があります。もともと「丸池」という名前ですが、地元の人々の信仰対象となっているため「様」をつけて呼ばれているそうです。

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静けさに包まれた非日常的な雰囲気が漂っている、直径約20メートルの「丸池様」。光にあたるとエメラルドグリーンから群青色へと変わる水面、池の水の冷たさによって腐ることなく横たわったままになっている水中の倒木など、その様子はとても幻想的です。

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鳥海山では夏から秋にかけて、高山植物など豊かな自然が織り成す風景を楽しみながらハイキングすることができます。また、「丸池様」からすぐそばの「牛渡川」は鳥海山の湧水が豊富で透明度が高く、こちらも心が潤う観光スポットとしておすすめです。

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青森県・岩手県・宮城県の太平洋岸にあり、東日本大震災の復興に貢献する役割を担う「三陸復興国立公園」。優美なリアス式海岸が続く豊かな自然環境の公園として知られ、その中心部にある「浄土ヶ浜」は風光明媚なスポットとして人気を集めています。

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透明度の高いブルーの海と鋭く尖った白い流紋岩の色彩が美しく、多くの人々を惹きつけている「浄土ヶ浜」。江戸時代、宮古山常安寺七世の霊鏡和尚はこの風景を見て「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したことから、「浄土ヶ浜」と呼ばれるようになったといわれています。

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「浄土ヶ浜」では、かわいいウミネコが群れをなして飛んでいる湾内のクルージングを楽しむこともできます。また、レストランが併設された「浄土ヶ浜レストハウス」は、絶景を望みながら地元で獲れた旬の海の幸を堪能できるおすすめのスポット。夏は海水浴もできるので、多彩な楽しみ方があるのも「浄土ヶ浜」の魅力です。

自然が創り出した神秘的な空間の「龍泉洞」は、国の天然記念物に指定されている日本有数の鍾乳洞。洞内の総延長は分かっているだけでも3,600メートルあり、実際はもっと大きな鍾乳洞ではないかといわれています。現在も調査中のため、今後新しい発見があるかもしれません。

夏でもひんやりした薄暗い場所ながらも幻想的にライトアップされている洞内は、まるでジブリの映画のように不思議な世界。長い時間をかけて形成された鍾乳石と地底湖がそのミステリアスな雰囲気を生み出しています。

洞内で見つかっている8つの地底湖のうち、公開されているのは3つ。そのどれもがドラゴンブルーと呼ばれる美しく澄みきった青色に輝いています。観光コースの1番奥に位置する「第三地底湖」の水深は約98メートルで、その透明度は世界有数の41.5メートル。果てしなく深く見える透き通った水は、人々の心を惹きつけてやみません。

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「龍泉洞」と同じく岩泉町にある「ふれあいらんど岩泉」は、キャンプ場・ゴルフ場・子供が遊べる広場など多彩な施設が設けられたスポット。トレーラーハウスやコテージ、さらには大阪と青森をかつて結んでいた寝台列車「ブルートレイン日本海」の車両といった様々なタイプの宿泊施設も用意されています。「ブルートレイン日本海」は1車両単位での貸切も可能なので、鉄道の旅気分を各々のスタイルで満喫できるのも魅力です。

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