
冬限定のお楽しみイベント♡東北おすすめの「冬まつり」10選
冬の風物詩と言えば雪。真っ白な雪に覆われた世界は非日常感があって、どこか神秘的な気持ちになりますよね。また冬は空気が澄んでおり、クリスマスもあることからイルミネーションが美しい時期でもあります。外は寒いけれど、その時期だからこそ楽しめるお祭りが日本にはたくさんあります。今回はその中でも雪が多く降る東北地方にスポットを当て、ぜひ訪れてほしいおすすめの冬まつりをご紹介します!都会ではなかなか見られない世界を体験することで心が癒され、仕事でお疲れ気味の気持ちもリフレッシュすること間違いなしですよ。
2018年12月28日
「冬」を思いっきり楽しむお祭りに出かけよう!

都会に住んでいると、めったに見られない「雪」。雪を使ったお祭りは非日常感があり、別世界を楽しむことで普段お疲れ気味の心をリフレッシュさせてくれます。また数々のイルミネーションに彩られた街中を、友達や彼と白い息を吐きながらお散歩して写真を収めるのは楽しいもの。外は寒いけれど、普段できない体験をして心がわくわくしたり、見ると心がほっこりとしたりするそんな東北の冬まつりにぜひ出かけてみませんか?次から、県ごとにおすすめをご紹介していきます!
青森県
1.冬ならでは十和田湖の魅力を満喫「十和田湖冬物語」

「十和田湖冬物語」は、青森県と秋田県にまたがった十和田湖の休屋(やすみや)をメイン会場にして毎年2月に開催される冬まつりです。十和田湖畔の「乙女の像」のライトアップに始まり、会場には大雪像や色とりどりの光のイルミネーションが設置されます。大きな雪のすべり台、雪のバナナボートなどの体験イベントや、郷土芸能やご当地アイドルのステージイベントなどが開催され、誰と行っても楽しめる要素が満載です。
「雪あかり横丁」では、地元のお店が出店している青森ラーメンやいがメンチ(いかメンチ)、十和田バラ焼きなど、地元の郷土料理が楽しめます。こたつがあるお店もあるので中でほっこりと地元の味に舌鼓を打ちながら一休みできます。
十和田湖冬物語の詳細情報
2.冬でもねぷた絵が楽しめる大回廊は必見!「弘前雪燈籠祭り」
「弘前城雪燈籠祭り(ひろさきじょうゆきどうろうまつり)」は、弘前四大まつりのひとつ。青森県の弘前公園を会場として2月上旬に開催される冬祭りです。弘前城がある公園内には、およそ200基に及ぶ大小様々な燈籠や雪像が設置されます。「津軽錦絵大回廊」では、弘前ねぷたで出陣した鏡絵を使い、それらが灯りに映し出された幻想的な雪の回廊が作られます。青森だからこそ味わえる、独特の世界は一見の価値ありです。
【ぱやらぼ】2018年弘前城雪燈籠まつり プロジェクションマッピング「雪幻燈」 - YouTube
開期中には毎日決まった時間になると、大雪像をスクリーンにした「プロジェクションマッピング」が映し出され、音と光が織りなす色鮮やかなパフォーマンスは大人も子供も楽しむことができます。ちょっとテーマパーク気分で、見ているとわくわくしてきますね。
弘前城雪燈籠まつりの詳細情報
岩手県
3.心があたたかくなる、やさしい灯りにほっこり♡「もりおか雪あかり」
「もりおか雪あかり」は、岩手県の盛岡にある盛岡城跡公園をメイン会場とし2月上旬に開催される冬まつりです。「雪あかり」とは中にキャンドルを灯したミニかまくらのこと。会場には市民ボランティアによってひとつひとつ手作りされた雪あかりが並べられ、とてもロマンチックな光景が楽しめます。全部でおよそ1万本以上のキャンドルが灯されたかまくらと、また同じくろうそくの灯りを灯した雪像が立ち並び、雪とキャンドルが織りなす幻想的な世界を楽しむことができます。
期間中、盛岡の創作料理店「つながる台所Hana」では、雪見酒が楽しめる「雪あかりセット」を販売しています。「雪あかりセット」には小鉢3品と飲み物1杯がつき、雪あかりを眺めながらおいしいお酒とおつまみを楽しむことができます。お酒好きな人はぜひ立ち寄ってみては?
食べログに店舗情報が存在しないか一時的な障害で店舗情報が取得できませんでした。
秋田県
4.迫力満点のなまはげのパフォーマンスを楽しむ「なまはげ柴灯まつり」

「なまはげ柴灯(せど)まつり」は、秋田県の男鹿半島、北浦にある真山神社で行われる冬まつりです。毎年2月上旬に開催される、男鹿の冬を代表するお祭りとして昭和39年に始まりました。900年以上前から毎年1月3日に真山神社で行われている「柴灯祭(さいとうさい)」と民俗行事「なまはげ」を組み合わせた観光行事となっています。なまはげのパフォーマンスは、神社の境内内に焚きあげられた柴灯火(さいとうび)のもとで繰り広げられ、迫力満点!

その後は柴灯火の前でなまはげ踊りと、「家内安全」と「五穀豊穣」を願い神楽殿でのなまはげ太鼓が演奏されます。迫力あるお面をつけたなまはげたちが踊るダイナミックな舞いとパワフルな太鼓に、寒い中でも熱いエネルギーを感じ、元気になれそうです。
なまはげ柴灯まつりの詳細情報
5.厳かな気分にひたれる幻想的な紙風船上げ「上桧木内の紙風船上げ」

「上桧木内の紙風船上げ(かみひのきないのかみふうせんあげ)」は、秋田県上桧木内市西木町で毎年2月10日に行われる冬まつりです。雪深い冬の夜空に、武者絵や美人画などが描かれた巨大な紙風船が打ち上げられます。はじまりは定かではありませんが、江戸時代の科学者、平賀源内が熱気球の原理を応用した遊びとして伝えられたといわれています。真っ暗な夜空に浮かぶ紙風船のあたたかい灯りは、訪れる人の心をほっと癒してくれます。
絵の他にも、会場を訪れた人が自由に絵や願い事が書ける紙風船があります。この紙風船も実際に空に打ち上げられるので、ぜひ叶えたい願いがある人は書き込んでみて。キレイに打ち上がれば、きっと願いが叶いそうです。
上桧木内の紙風船上げの詳細情報
6.かまくらの美しさとあたたかいおもてなしに癒される「横手の雪まつり」

「横手の雪まつり」は秋田県の横手市で毎年2月中旬に行われている冬まつりです。そのなかの「かまくら」は450年の歴史がある小正月行事で、もとは中に祀られた水神様にお賽銭をあげて、家内安全、五穀豊穣を祈願したのがはじまりでした。お祭りでは地元の子供たちが「はいってたんせ(中に入ってください)」「おがってたんせ(水神様をおがんでください)」の声掛けとともに、甘酒やお餅をふるまってくれます。豪雪地帯ならではの芸術的なかまくらに、うっとりしてしまいますね。

ミニかまくらも市内のあちこちに飾られ、幻想的な灯りを灯します。無数のかまくらが並ぶ光景は、まるでお花畑のよう。カップルで散歩すればとてもロマンチックな気分になりますよ。
横手の雪まつりの詳細情報
山形県
7.かまくらの美しさとあたたかいおもてなしに癒される「新庄雪まつり」
「新庄雪まつり」は、山形県の新庄市の最上中央公園で毎年2月上旬に行われる冬まつりです。地元の青年団の「子供たちに雪国ならではの楽しさを伝えたい」という思いから、はじまりました。昭和47年(1972)から行われている歴史あるイベントです。巨大雪像や”雪のワンダーランド”と称したスノーモービルやバナナボート、雪のすべり台などのアトラクションは、大人も子供もみんなで楽しむことができます。
1日目の夜は花火も打ち上げられます。ライトアップされた雪像をバックに次々と打ち上げられる花火は見事ですよ。昼も夜も楽しめますね。
会場内の「新庄食楽市場(しんじょうくらいちば)」では、地元の食材を使ったグルメが集まり、たくさんの出店が並びます。ここ新庄・もがみ地域の郷土料理「鳥もつラーメン」や「芋煮」など、普段味わえないおいしさを味わってみて。
新庄雪まつりの詳細情報
8.鎮魂祭からはじまった美しい雪灯篭の灯りを楽しむ「上杉雪灯篭まつり」

「上杉雪灯篭祭り」は、山形県の米沢市、上杉神社で毎年2月上旬に行われる冬まつりです。米沢といえば、上杉謙信のお膝元として有名。その謙信を祀った神社では春は桜と上杉軍団に扮した武者行列が見られる「上杉まつり」が行われ、冬はこの「雪灯籠祭り」が行われます。もとは戦没者の鎮魂祭としてはじまりました。約300基の雪灯籠と約1000個の雪ぼんぼりに灯りが灯され、やわらかい光に包まれます。
#上杉雪灯篭まつり にお越し下さった皆様、米沢を楽しんで頂けましたか?かねたん’sも雪の中たくさんの方にお会いできて、とても楽しかったです❤️(U`・ω・´U愛)
— かねたん【公式】 (@kanetanyonezawa) 2018年2月12日
さらに、かげっちさま&けーじろーのお誕生日のお祝いもありがとうございました!
かねたん10周年Year、益々盛り上がっていきますよ✨ pic.twitter.com/SM6mJc2Slt
期間中のステージイベントでは、ご当地キャラも登場し、かわいいパフォーマンスや地元の人たちのライブが繰り広げられます。心温まる演奏に手作りのあたたかさが伝わり、ほっこりとした気持ちになれそう。
会場内の「テント村物産展」では、「米沢ラーメン」や「とろべこ汁」など地元米沢の料理が並び、冷えた身体を温めてくれます。見学の合間にほっと一息つけますよ。
宮城県
9.ロマンチックな灯りの中でお散歩とあったかグルメを♪「SENDAI光のページェント」
期間中の1日に行われる「スターライト・ファンタジー」では、市民マーチングバンドの方々がサンタやトナカイに扮して演奏しながらパレードを行います。イルミネーションを付けた並木道を愉快なサンタたちが明るく楽しく盛り上げます。ぜひ見てみたいですね。
市民広場では「クリスマス・マーケット」が開かれ、冬に嬉しいホットチョコレートやシチューなどのグルメを味わうことができます。身体も心も温かくなりますね。
SENDAI 光のページェントの詳細情報
福島県
10.会津の伝統工芸品、絵ろうそくの灯りに癒される「会津絵ろうそくまつり」

自分で名前や願い事を書いた絵ろうそくを灯すこともできます。鶴ヶ城会場では来場した人達が灯したろうそくによって地上絵が完成するという楽しい催しが行われています。ぜひ1本参加してみて、天守閣の上からどんな地上絵になっているか確認してみてくださいね。
同日同時間に、会場以外の会津若松駅や会津武家屋敷、東山温泉などでも趣向を凝らした絵ろうそくが灯されます。会場の後に東山温泉に泊まるなどの計画を立てて、両方楽しんでみるのもいいですね。