2019年04月09日

【全国】旅先で料理デートはいかが?有名市場の近くにある「キッチン付きの宿」6選
日本全国には歴史のある「有名市場」がたくさんあります!市場は、その土地ならではの新鮮な食材やグルメの宝庫。定番の食べ歩きもいいけれど、料理好きなカップルは“ご当地食材”を使って調理を楽しんでみませんか?市場の近くにある「キッチン付きの宿」に泊まれば、その夢を叶えられますよ♡料理デートができちゃう宿泊先を6軒ご紹介します。

観光地には、たいてい有名な特産品がありますよね。その土地の市場に行けば、新鮮なご当地食材をリーズナブルに入手できます。料理好きにとって、ローカルな食材はまさに宝物!ずらりと並んだ食材を二人で見ているだけで、「これで煮物を作ったら絶対おいしいよね?」「わたしはお味噌汁に入れたいな」なんて会話も弾むものです。

そこでご提案したいのが、旅先での「料理デート」です。キッチン付きの宿に泊まれば、市場で買ったものをすぐに調理できますよ。彼とアレコレ話し合いながら料理すれば、共同作業を通して絆が深まるかも?そして何よりおいしくできた時の感動はひとしおです。
料理デートの注意点&お役立ち情報
そんな楽しい料理デートですが、“生もの”は傷みやすいので要注意。十分に気をつけましょう。また、宿によっては、簡単な調理しかできないケースや、調理器具が備え付けられていないケースもあるため、事前に確認してくださいね。
ちなみに、キッチンはあるものの調理器具がない場合は、アウトドア向けのコンパクトな調理器具セットや、折りたためるボウルやザル、旅行向け調理器などを利用すると便利ですよ。写真は、国内はもちろん海外でも使える電気調理器「トラベルマルチクッカー」。
ちなみに、キッチンはあるものの調理器具がない場合は、アウトドア向けのコンパクトな調理器具セットや、折りたためるボウルやザル、旅行向け調理器などを利用すると便利ですよ。写真は、国内はもちろん海外でも使える電気調理器「トラベルマルチクッカー」。
料理デートの大まかなポイントが分かったところで、ここからは市場の近くにある「キッチン付き宿」をご紹介。北は北海道、南は沖縄までおすすめの宿泊先を、各市場の魅力とともにお伝えします。
北の幸が卸価格でずらり!「札幌市中央卸売市場 場外市場」
観光客だけでなく、地元の人もよく訪れる「札幌市中央卸売市場 場外市場」。札幌の中心部近くにありながら、新鮮な魚介類が手に入るとあって多くの人でにぎわっています。カニや生ウニといった高級食材も、産地ならではの価格で手に入るのがうれしいですね。
海鮮類だけでなく、メロンやじゃがいもなどの青果や、生ラムや牛ステーキをはじめとしたお肉、地酒なども販売中です。ココで食材を調達すれば、北海道グルメがサクッと作れそうです!購入できる食材の詳細情報はリンク先で確認を。
中央卸売市場場外市場の詳細情報
1. 札幌観光にも便利な「ホテルサッポロメッツ」
札幌市中央卸売市場 場外市場まで、車で約7分の距離にある「ホテル サッポロメッツ」。1階にはコンビニがあるので、夜中にお腹が空いても困りません。客室内に洗濯機と乾燥機も付いているから、最低限の洋服を持って行けばOK。荷物を大幅に減らせそうです。
白を基調とした客室は、二人で過ごしても十分な広さ。靴を脱いで上がるタイプだから、まるで自宅にいるようにリラックスして過ごせますよ。
もちろん客室はキッチン付き。宿の中には料理道具を持参しないといけないところもありますが、こちらのホテルでは事前予約・有料でキッチンセットを貸し出してくれます。炊飯器も貸し出してくれるからご飯だって炊けちゃいますよ♡
旅行で汚れた洗濯物を持ち歩くのが嫌で常にコインランドリーを気にしてるのだけど、私にとって最高の宿をこの前の札幌で見つけた。部屋に洗濯機、乾燥機完備!!そしてなんだか1人暮らしの部屋っぽくて落ち着く。オフシーズンだとシングル1泊4千円位。(ホテルサッポロメッツ、北18条駅徒歩2分) pic.twitter.com/MjozolVKAT
— 旅大仏 (@tabi_daibutsu) 2019年3月14日
室内にはミニ冷蔵庫もあり、市場で買った食材をササッと保存できます。コスパがいいので気軽に連泊できるのもうれしい。二人で協力し合って、おいしい料理を作り上げてくださいね。
公式詳細情報
味見しながら食材を選ぼう♪「秋田市民市場」
海の幸も山の幸も豊富な秋田県は食材の宝庫。そんな地元食材を調達できるのが、秋田駅から徒歩約5分とアクセス抜群な「秋田市民市場」です。約80店が集う敷地内には威勢のいい呼び声が飛び交い、ただ見て回るだけでも楽しくなってきます。ほとんどのお店が量り売りで、中には味見させてくれるところも!味見をしながら、恋人と何を作るか話し合ってみましょう。お店の人に地元の料理方法を聞いてみるのもおすすめです。
日本海で獲れたばかりの魚やタラコといった海産物から、旬の野菜や果物までラインアップ。秋田の食卓では欠かせない紅鮭や、ブランド肉・由利牛のほか、きりたんぽ鍋やしょつる鍋の鍋セットなども購入できますよ。写真は、人気の「ささたけのこ」。お味噌汁にするもよし。煮物にするもよし。旬の食材を好きなように調理しちゃいましょう。
2. 長期滞在にもぴったりな「ホテルアルファイン秋田」
秋田市民市場まで車で約10分の「ホテルアルファイン秋田」はコスパ◎。ホテルというよりもマンションに近い形なので、そこに住んでいるかのように過ごせます。ウィークリーやマンスリーで利用できる料金プランもあるので、長期滞在したい時にも便利ですね。
客室は玄関で靴を脱ぐタイプだから、自分の部屋に帰って来たかのような気分に。トイレとお風呂が別々で、洗面所が分かれているのもいいですね。写真は、カップルにおすすめの広々としたデラックスツインルーム。
すべての客室に付いているミニキッチンは、作業台が広くて料理しやすそう。料理好きの人にとっては重要ポイントですよね。ちなみに、調理道具は付いていないので自宅から持参しましょう。1階にはレンジもありますよ。
公式詳細情報
金沢の台所“おみちょ”で買い物デート♡「近江町市場」

江戸時代から続いている「近江町市場」。地元の人からは“おみちょ”の愛称で呼ばれている、金沢の台所です。カキやエビといった魚介類が豊富で、生のままでも食べられるくらい新鮮なものがいっぱいです。加賀の名物「昆布〆」や、加賀野菜や能登野菜などはチェックしておきたいところ。プロの調理師も使っている厳選食材を気軽に調達できますよ。
3. 高級マンションのようなお部屋☆「INOVA 金沢駅前ホテル suite」
ホテルとは思えないマンションのような外観の「INOVA 金沢駅前ホテル suite」。“暮らすように旅する”というコンセプトの通り、客室は高級マンションのような造り。市場までは歩いて20分ですが、カーシェアリングやレンタサイクルといったサービスが充実しているので、気軽に行けますよ。金沢駅から徒歩約8分という立地もナイスです。
「INOVA 金沢駅前ホテル suite」の客室は全室スイート!しかも、居室スペースとトイレの間は二重扉があるので、防音対策バッチリ。バスルームに脱衣所が付いているのもうれしいですね。長期間滞在してもストレスなく過ごせそうです。
IHクッキングヒーターが備え付けられたキッチンは広々として使いやすく、調理器具や食器も用意されています。金沢ならではの食材で食事やおつまみをササッと作って、まったり室内デートはいかが?
公式詳細情報
食い倒れの街の台所「黒門市場(くろもんいちば)」
道頓堀などコテコテの大阪が楽しめる“なんば”に近い「黒門市場」。入り口の黒い門が目印で、大阪の台所の名にふさわしい、ありとあらゆる大阪グルメが手に入る場所です。少し前までは、プロの料理人が仕入れに行く場所というイメージが強かったものの、今では多くの観光客が訪れる活気あるスポットとなっています。
一歩足を踏み入れると、大阪の港から仕入れた新鮮な魚介類を扱うお店がずらり。各種ブランド肉、果物や野菜、お惣菜やダシ類も充実しています。せっかく大阪に行くのなら、ここで仕入れた食材で大阪グルメを作りたいですね。
黒門市場の詳細情報
4. 新しくてキレイな「ネラレル ホステル 難波」
黒門市場から徒歩約7分という好立地にある「ネラレル ホステル 難波」は、各駅からも徒歩5分圏内とアクセス抜群です。オープンしてから日が浅いので、全体的にとってもキレイ♪大阪らしくフレンドリーなスタッフさんが多く、会話も楽しめそうです。
ホステルなので客室はドミトリーが基本ですが、個室のお部屋もあるのでプライベート空間もバッチリ。二人っきりの時間が欲しいカップルにおすすめですよ。
3階に共用キッチンスペースがあり、24時間自由に使えます。基本的な調理器具はそろっているので、持参する荷物は少なくて済みそう。ただし、調味料は自分たちで準備してくださいね。フリースペースにキッチンがあるから、料理を通してほかの宿泊者と交流できるかも?
詳細情報
昭和感たっぷり!北九州の台所「旦過市場(たんがいちば)」
北九州の小倉にある「旦過市場」は、大正時代の初期に始まった国内唯一の水上市場です。市場の中は地元の人たちや観光客でにぎわい、散策していると昭和にタイムトリップしたような気分になれますよ。全長180mほどのメインストリートを中心に、約120ものお店が集っているというから驚きです。海に近い北九州の海の幸からお総菜まで、ありとあらゆる食材を手に入れることができます。
旦過市場の名物といえば、イワシやサバの「ぬかみそ炊き」や、魚のすり身を薄いパン生地で包んで揚げた「カナッペ」など。自分たちで作った料理に、ご当地のお惣菜をプラスすれば贅沢なお食事タイムが叶います!
旦過市場の詳細情報
5.旦過市場がすぐそこ!おしゃれなホステル「Tanga Table」
旦過市場とは川を挟んで向かい側の「Tanga Table」。レストランと宿泊施設が一緒になった居心地の良いお宿です。カラフルな色使いの入口が、旅気分を盛り上げてくれます♪
ドミトリータイプのお部屋のほか、セミダブルベッドが置かれた個室も用意。これならカップルでも周りに気兼ねなく滞在できますよね。シモンズ製のベッドだからフカフカで、朝までぐっすり眠れるはず。白を基調とした内観は清潔感たっぷり♪
写真はありませんが、宿泊者専用のキッチンスペースは24時間利用OK。IHコンロが二つあるため同時料理ができるほか、食器や調理器具、調味料なども使えますよ。食材だけ持ち込めばいいのは楽チンですよね!二人で作った料理を、おしゃれなダイニングで召し上がれ。
公式詳細情報
見たことがない食材にドキドキ!「第一牧志公設市場」
沖縄の有名観光地である“国際通り”に隣接している「第一牧志公設市場(だいいちまきしこうせついちば)」。ここでは、ゴーヤや島らっきょといった定番品から、豚の顔の皮や色鮮やかな魚などめずらしい食材まで勢ぞろい!彼と散策しているだけで好奇心が満たせます。食べ方の分からない食材でも、お店の人に尋ねれば教えてくれるはず。
6. ゆったりした沖縄時間を過ごせる「An庵げすとinn」
第一牧志公設市場から徒歩約3分。「An庵げすとinn」は、沖縄のゆっくりとした空気を感じられるアットホームなゲストハウスです。平和通りの奥の方にあり、少し分かりづらいので迷わないように注意しましょう。
お部屋はまるで田舎の祖父母の家に遊びに来たような雰囲気で、ゆったりリラックスできます。ドミトリータイプのほか、カップルにぴったりな個室もありますよ。
共有スペースのキッチンでは料理が楽しめます。市場が近いので、新鮮な食材をすぐに調理することができて便利ですね。調理器具もそろっているので、荷物が少なくて済みそう。沖縄の空気に触れて、ゆるっとした料理デートを楽しんじゃいましょう。
料理デートでさらに仲を深めよう♡
市場の近くにあるキッチン付きの宿に泊まれば、地元食材をすぐに調理して味わえます。たまには、旅先で料理を楽しむちょっと変わったデートを楽しんでみてはいかが?一度やってみると虜になるかもしれませんよ♪