2019年09月11日

美食とレトロに癒される。「オーベルジュ豊岡1925」でのんびりステイ

美食とレトロに癒される。「オーベルジュ豊岡1925」でのんびりステイ

歴史を感じさせるレトロな建築、極上の食材を生かした美食、ノスタルジックな調度類、こだわりのインテリアが揃う客室…。そんな要素が集まれば、あなたの心をじんわりと温めてくれるでしょう。兵庫県豊岡にある「オーベルジュ豊岡1925」は、この4要素をすべて兼ね備えた小さなホテル。ここでの時間は、あなたの心に素敵なスパイスを与えてくれるはずです。余計な力はすべて抜き、ただただゆったりと過ごす、特別だけど特別じゃない時間を「オーベルジュ豊岡1925」で過ごしてみませんか?

何も考えず、ただただのんびり過ごす快適な時間を

何も考えず、ただただのんびり過ごす快適な時間を2222433

出典:テイシンさんの投稿

日常を離れてのんびり過ごしたい。そんな旅への願いや思いを満たしてくれる兵庫県豊岡。春は桜や、やわらかな萌芽の優しい緑がエネルギーを感じさせてくれ、夏には青々とした緑に清らかな川の流れが涼を与えてくれます。

何も考えず、ただただのんびり過ごす快適な時間を2222434

出典:10pointさんの投稿

秋には鮮やかな紅葉が心を癒し、冬にはキラキラ輝く雪景色が迎えてくれます。そんな自然豊かな豊岡には、温泉や美食など、旅に欠かせないものがたっぷり。

何も考えず、ただただのんびり過ごす快適な時間を2222435

出典:yipuさんの投稿

また、豊岡が位置する兵庫県北部の但馬地域は、コウノトリの野生復帰に取り組むことでも有名なエリア。大空を自由に飛翔するコウノトリのように、身も心も解放してリラックス♩そして、自然の中でのんびり過ごしてみませんか?

美食とレトロの宿「オーベルジュ豊岡1925」でのんびりステイ

ノスタルジックな風情漂う、昭和初期の近代建築

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開湯1300年の歴史ある城崎温泉を擁する豊岡は、1000年もの伝統がある鞄の産地としても有名です。出石城下町としての風情ある街並みや、お菓子の神様を祀る中嶋神社などもある豊岡をのんびりと旅するなら、宿は「オーベルジュ豊岡1925」がおすすめ。近代化遺産でもあるノスタルジックなこの建物は、時が止まったような穏やかさと、自然と心が解けていくような優しい雰囲気に包まれています。

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「兵庫縣農工銀行豊岡支店」として昭和9(1934)年に建てられ、その後「旧豊岡市役所南庁舎別館」としての役割を経て、現在の「オーベルジュ豊岡1925」へとリノベーションし生まれ変わりました。今では登録有形文化財に指定されています。昭和初期の近代建築の設えを残しつつ、趣のある客室全6室と、地元食材をふんだんに使用した絶品フレンチを提供するレストラン、BAR、スイーツショップからなるオーベルジュです。

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そもそもオーベルジュとは、宿泊設備を備えたレストランのこと。フランス発祥のその歴史は、中世にまで遡り、郊外で郷土料理を提供するレストランが登場し、馬車で出かける習慣が盛んになった頃、飲酒後のお客様に宿泊場所を提供したことが始まりなんだとか。建物のレトロ感とオーベルジュの歴史がどことなくしっくりくる雰囲気も、こちらの魅力です。

フレンチの巨匠が作る、但馬の極上食材を使った美食の数々

フレンチの巨匠が作る、但馬の極上食材を使った美食の数々2222418

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そんなオーベルジュでいただくのは、「但馬キュイジーヌ」と称する本格フレンチ。「オーベルジュ豊岡1925」がある但馬エリアは、良質な筋繊維を持ち、赤身と脂の旨さの絶妙なバランスが特長の「但馬牛」や、養分が豊富な海洋深層水で育ち、しっかり詰まった身の甘味が強い「香住蟹」、栽培期間中に農薬や化学肥料を一切使わない「コウノトリ育むお米」など、全国にも知られるブランド食材の宝庫です。

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海の幸、山の幸、豊かな自然が育む滋味豊かな食材の数々を使った、目にも美味しいお皿の数々に、お腹も心も満たされます。

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新鮮な地元食材を中心に取り入れ、フレンチの技法をベースに和の食材や調味料を使い、ここでしか味わえない「但馬キュイジーヌ」は、関西フレンチの巨匠・石井之悠シェフのプロデュースによって誕生しました。

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繊細で美しいお皿たちが、旅先のディナーをより上質なものへと演出してくれますよ。

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もちろん、清々しい朝にふさわしい朝食もおすすめ。素材の美味しさをそのまま味わえるよう、あえてシンプルな調理になっています。豊岡産3種の特製フルーツジャムや、地元素材にこだわったパンに旬の地野菜を使ったポタージュなど、無農薬でヘルシーなものばかり。自家製のフレッシュジュースは、果物をまるごと食べているかのような贅沢な味わいです。

文化財登録ホテルならではの味わいある空間と調度品

文化財登録ホテルならではの味わいある空間と調度品2222423

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欧風建築の要素を取り入れた重厚な造りの館内には、ゆっくりと時を重ねてきた風格と艶やかさがあります。

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大正時代の懐かしい風合いを醸し出す家具や、美しいアーチや手すりの曲線が美しい建築などレトロな洋館に身を置けば、タイムトリップしているような感覚も味わえます。

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ロビーの中央には、鞄のまち・豊岡をイメージした時計のオブジェもあり、館内全体がさながらミュージアムのよう。どこを切り取っても絵になる空間はSNS映えも間違いなし♩じっくり見て、触れて、時の流れを感じてください。

こだわりのインテリアに包まれた客室

こだわりのインテリアに包まれた客室2222421

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全6室の客室は、建築当時の寄せ木の床が残る趣あるお部屋やシンプルモダンなお部屋など、それぞれ独特な雰囲気を感じられる上品な内装が施されています。

こだわりのインテリアに包まれた客室2222422

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シングルルームを除く客室には、エムズシステム社の波動スピーカーがあり、お部屋の中でもまるでステージがそこにあるかのような、臨場感あふれるサウンドが楽しめます。また、国内で唯一の木製ハンガー製造を手がける地元豊岡の製造メーカー・中田工芸社が造る天然木のオリジナルハンガー、職人がひとつひとつ丁寧に革紐を編み込んだマスミ鞄嚢(かわぶくろ)の手作りキーホルダー付きの鍵など、細かなところにも快適さや地元への想いが込められた温かいこだわりが感じられます。

少し足を延ばして、城崎温泉へ

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出典:よねまるさんの投稿

開湯1300年の歴史ある城崎温泉。大谿川(おおたにがわ)のほとりには、サラサラと風に揺れる柳の緑があり、なんとも風流です。ここは、ほのぼのとした温泉情緒がただよう湯けむりのまち。「オーベルジュ豊岡1925」から城崎温泉までは車で約20分ですが、前日までに予約をしておけば、無料送迎もしてもらえますよ。

7つある外湯を巡ろう

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出典:JAM1964さんの投稿

とは言え、城崎温泉といえば外湯めぐり。「さとの湯」「一の湯」「御所の湯」「まんだら湯」「地蔵湯」「鴻の湯」「柳湯」の7つの湯めぐりが楽しめます。すべて泉質は同じですが、趣はまったく異なるため、いくつかのお湯を楽しむのがおすすめです。また、せっかく外湯を巡るなら、浴衣と下駄で雰囲気を味わいたいもの。日帰り温泉でも、浴衣や下駄のレンタルがあるのでぜひ利用してみてください。

城崎温泉の町並みの詳細情報

城崎温泉の町並み

住所
兵庫県豊岡市湯島
アクセス
城崎温泉駅 徒歩 10分

アートや文学の世界に浸ってみるのも

アートや文学の世界に浸ってみるのも2222431

出典:

小説家・志賀直哉が城崎温泉滞在中の出来事を描いた「城の崎にて」は、今でも多くの人に読み継がれる有名な作品です。ほかにも多くの文人墨客が訪れたことから、城崎温泉は「歴史と文学といで湯の街」として知られています。そんな城崎温泉ではアートや文学に触れることもできるんです。

城崎温泉ゆかりの作家に関する展示を行う「城崎文芸館」

地元をはじめ城崎を訪ねる人たちにも、より深く楽しく文学に親しんでもらうための施設が、城崎温泉街の真ん中に建つ「城崎文芸館」です。志賀直哉や近代文学を担った白樺派の作家たちと、城崎のまちや人との関わりを本や書簡を通じて紹介する常設展以外にも、現在の城崎と本との関わりを紹介する企画展なども行われています。本好き女子必見の施設です。

城崎文芸館の詳細情報

城崎文芸館

住所
兵庫県豊岡市城崎町湯島357-1
アクセス
城崎温泉駅 徒歩 5分
料金
【料金】 大人: 500円 団体20名以上400円 子供: 300円 団体20名以上200円 小学生以下無料

アーティスト・イン・レジデンスの拠点「城崎国際アートセンター」

アーティスト・イン・レジデンスとは、さまざまな芸術制作を行う人物を一定期間ある土地に招聘し、その土地に滞在しながら作品制作を行わせる事業のこと。現在、日本国内には60以上の拠点があり、規模も環境もそれぞれ異なっています。頻繁に行われる公演やイベントも楽しみですが、滞在中のアーティストとの出会いも期待できますよ。

城崎国際アートセンターの詳細情報

城崎国際アートセンター

住所
兵庫県豊岡市城崎町湯島1062
アクセス
JR城崎温泉駅から徒歩15分
営業時間
※公演により異なる

城崎温泉でしか買えない「本」をお土産に

2013年、志賀直哉来湯100年を機に、次なる100年の温泉地文学を送り出すべく立ち上げられた出版レーベル「本と温泉」。ここで出版される本は城崎温泉でしか買えない、とても貴重なものです。詳細な注釈付きで箱入り2冊組になった志賀直哉の「城の崎にて」、城崎滞在で志賀直哉の足跡を追体験し書き下ろしたという万城目学の「城崎裁判」、本物の蟹の殻を思わせる特殊テクスチャー印刷で仕上げた湊かなえの「城崎へかえる」など、どれも魅力的な作品ばかり。知的なお土産としても面白いかも。

日常から離れて心も身体もリフレッシュする旅へ

日常から離れて心も身体もリフレッシュする旅へ2222416

出典:

古き良きものが息づく、自然と歴史がさまざまな魅力を育む豊岡。その豊岡の時の流れを見守ってきた「オーベルジュ豊岡1925」で、日常を離れて命の洗濯♩はいかがですか?忙しい毎日にちょっぴり疲れたら、リフレッシュ&パワーチャージに出かけてみましょう。

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