2016年09月27日

日本最北の花の浮島・礼文島トレッキング&グルメ案内

日本最北の花の浮島・礼文島トレッキング&グルメ案内

日本最北の島、礼文島(れぶんとう)。そこにしか咲かない花、そこでしか出逢えない人々がいる島です。レブンアツモリソウという花は、世界中で礼文島だけに咲きます。そんなレブンアツモリソウをはじめとする、さまざまな高山植物との出逢い、そして、訪れる観光客を「お帰りなさい」と出迎え、「行ってらっしゃい」と涙ながらに送り出してくれる島の住人たちとの触れ合いはいかがですか?最北の島をめぐる多彩な魅力をご案内します。

最北にある花の浮島をめぐる旅

最北にある花の浮島をめぐる旅818748

出典:船長兼漁労長さんの投稿

花の浮島として知られる礼文島(れぶんとう)には、多くの希少な高山植物が群生しています。本州では標高2000m以上の高地でしか見られない花々が、ここでは身近にみられるのは、海からの強い風の吹きすさぶ寒冷地ならではのこと。あえて過酷な環境を選んで咲く花たちは、いつも静かに、清楚な姿で訪れる人々を迎えてくれます。頭上を行き交う海鳥たちと、水平線に沈むダイナミックな太陽。多様なトレッキングコースをもとに、北の果ての風景をご案内します。

ここにしかない花「レブンアツモリソウ」を観に行く

ここにしかない花「レブンアツモリソウ」を観に行く818750

出典:ЕDDΥさんの投稿

礼文島の代名詞とも言われる「レブンアツモリソウ」は国の特定国内希少野生動植物種に指定されています。そのため特別な保護区が設けられ、観光のひとつの目玉ともなっています。写真の群生地は、西上泊(にしうえどまり)から浜中へかけての途中、スコトン岬からの「岬めぐりコース」の終盤にあります。開花シーズンは5月下旬から6月にかけて。ちなみに礼文島のマスコットキャラクタ―「あつもん」は、レブンアツモリソウがモデルです。

ここにしかない花「レブンアツモリソウ」を観に行く818751

出典:mako Tさんの投稿

花の季節を逸してしまったり、たまたま天候に恵まれなかったりした場合には、礼文町船泊にある「高山植物園」がおすすめです。写真のレブンアツモリソウや、レブンウスユキソウなどを間近に鑑賞することができます。モニターによる案内と、親切なスタッフの説明で、高山植物への知識と理解が深まります。こちらで情報収集してから島巡りをするのも良いでしょう。

ここにしかない花「レブンアツモリソウ」を観に行く818747

出典:船長兼漁労長さんの投稿

どこにでも咲くような花も。写真は万年草です。都会の喧騒の傍らに咲いたら、ひょっとしたら見過ごされていたかもしれません。北の果ての島に咲くことを選んだ花たちは、もうそれだけで神々しさをまとっているようです。

花の道を歩く「桃岩展望台コース」

花の道を歩く「桃岩展望台コース」818749

出典:船長兼漁労長さんの投稿

フェリーターミナルのある香深(かふか)から最南端の知床をめぐるトレッキングコースです。花の多いコースとして、また夕陽の景勝地として、もっとも人気の高いコースです。全体はゆるやかな登りになります。海に近い丘の上を歩くということは、変わりやすい海の風をまともに受けることでもあります。防寒防風の装備、レインウェア等の用意を怠りなく。
花の道を歩く「桃岩展望台コース」818760

出典:

岐路には必ず分かりやすい表示があります。

花の道を歩く「桃岩展望台コース」818772

出典:hide-t100さんの投稿

なだらかな丘を、ゆるやかに登っていきます。

花の道を歩く「桃岩展望台コース」818738

出典:

桃岩遊歩道から林道へそれたところには「レブンウスユキソウ」の群生地があります。ウスユキソウとは、高山帯に咲く白い花、その花びらが薄く雪をまとったように見えることから薄雪草と命名されました。エーデルワイスの別称でも親しまれています。

花の道を歩く「桃岩展望台コース」818768

出典:小梨怜さんの投稿

レブンウスユキソウの開花時期は6月から7月。

花の道を歩く「桃岩展望台コース」818773

出典:mako Tさんの投稿

イブキトラノオは標高1000mほどのところに生える多年草。「虎の尾」というネーミングは文字通り、トラの尻尾からイメージしてつけられたとか。

花の道を歩く「桃岩展望台コース」818737

出典:

礼文島固有種の「レブンシオガマ」です。ヨツバシオガマより大型で20~30段もの小さな花が集まって、ひとつの花序をつくります。ちなみにシオガマの名の由来は、「塩釜」(浜で塩を採取するときにつくる塩釜が、とても美しいことから”浜で美しい”が、葉っぱまで美しいこの花の名前として付けられたということです。

花の道を歩く「桃岩展望台コース」818763

出典:Suzutaro208さんの投稿

北海道の夏には欠かせない「エゾスカシユリ」。「透かし百合」の名は、花びらが重ならずに透けて見えることから命名されたそうです。海と風の似合う花です。

花の道を歩く「桃岩展望台コース」818769

出典:

「地蔵岩」です。手を合わせる方も少なくありません。

花の道を歩く「桃岩展望台コース」818774

出典:5311さんの投稿

透明度の高い海が、歩き疲れた身体を癒してくれます。

スコトン岬を歩く(岬めぐりコース)

スコトン岬を歩く(岬めぐりコース)818764

出典:YUKIFUMIさんの投稿

北緯45度27分51秒、礼文島最北のスコトン岬からゴロタ岬、澄海岬(すかいみさき)を経由して、浜中バス停へと至るコースは「岬めぐりコース」として歩かれる方も多いコースです。以前は「4時間コース」として案内されていましたが、歩く速さは人それぞれ!ということで「岬めぐりコース」と改名されたようです。ほぼ未舗装の砂利道の上り道が多いので、キツイ!と感じたら、ゴロタ岬手前のトド島展望台や鉄府集落にて車道に入ることもできます。また西上泊には売店もあり、食事もできます。「レブンアツモリソウ群生地」は西上泊から浜中への道中にあって、開花は5月下旬から6月にかけてが最盛期です。
スコトン岬を歩く(岬めぐりコース)818770

出典:

最北の地スコトン岬を訪れずに、礼文島観光は語れません。ここから岬めぐりは始まります。

スコトン岬を歩く(岬めぐりコース)818757

出典:

ウニ漁。島人の生活風景もひとつの観光の目玉です。

スコトン岬を歩く(岬めぐりコース)818771

出典:

ゴロタ岬周辺は天候が変わりやすく強風に吹き飛ばされそうになることさえあります。けれども礼文島の中でも、もっとも花の多い場所でもあり、もっとも景勝の地でもあります。

ちょっと一服!「スコトン岬観光お土産店」

「スコトン岬観光おみやげ店」外観 818743

出典:まめぞうさんの投稿

スコトン岬入り口駐車場のわきにあるお土産品店です。礼文島でもっともお洒落な建物。トレッキングの休憩に訪れる方、ここを目的に訪れる方、多くの旅人が行き交う礼文島散策の拠点とも言えるスポットです。

「スコトン岬観光おみやげ店」料理 818741 昆布ソフト300円

出典:まめぞうさんの投稿

「最北のソフトクリーム」スコトン岬でもっとも人気の高いメニューが昆布ソフトクリームです。

スコトン岬観光おみやげ店の詳細情報

スコトン岬観光おみやげ店

礼文町その他 / その他、魚介料理・海鮮料理、アイスクリーム

住所
北海道礼文郡礼文町船舶泊字スコトン
営業時間
4月~10月まで 7時~18時
平均予算
  • ~¥999

データ提供

最北の宿「アザラシの見える宿 スコトン岬」

最北の宿「アザラシの見える宿 スコトン岬」818766

出典:

こんな所に宿が・・・・・・「アザラシの見える宿 ストコン岬」。崖の下にすっぽり収まるように海に面して建てられた最北の宿です。地元産の豪勢な海の幸と、すぐそこにアザラシの遊ぶ姿、礼文島のすべてを受け入れるぜいたくを、満喫できる宿です。フェリーターミナル、および「岬めぐりコース」トレッキング終点からの送迎があります。

公式詳細情報アザラシの見える宿 民宿スコトン岬

アザラシの見える宿 民宿スコトン岬

礼文島 / ペンション

住所
北海道礼文郡礼文町船泊スコトン
地図を見る
アクセス
「香深フェリーターミナル」より車で約40分/路線バス礼文線「...
宿泊料金
9,000円〜 / 人

9,000円〜 / 人

データ提供

二種類のウニがてんこ盛り「かふか」

「海鮮処 かふか」外観 818739 入口

出典:かつろさんの投稿

ウニ丼の評判が抜群の香深港近くにある食堂「かふか」。カウンター20席とテーブル座卓に20席ほどのこのお店。団体客が入ることもありますので、タイミングを見計らって来店してください。

「海鮮処 かふか」料理 818740 ウニ丼3,000円

出典:まめぞうさんの投稿

ムラサキウニとエゾバフンウニが丼から溢れそうなくらいのヴォリュームです。これを食べずして礼文島を後にすることはできません。

海鮮処 かふかの詳細情報

海鮮処 かふか

礼文町その他 / 魚介料理・海鮮料理、海鮮丼、定食・食堂

住所
北海道礼文郡礼文町香深トンナイ558-1
営業時間
11:00~21:00 [冬季] 17:00~21:00
定休日
日曜・祝日
平均予算
  • ¥3,000~¥3,999
  • ¥6,000~¥7,999

データ提供

いかがでしたか?

いかがでしたか?818767

出典:5311さんの投稿

最果ての花の浮島、礼文島について代表的なトレッキングコースを中心にご案内しました。体力のある方には8時間のコースもありますよ。島全体をめぐる道路は整備されていないので、手つかずの自然が残されているとも言えます。最北の地の、短い観光シーズンに凝縮された自然の営みを、垣間見るお手伝いが出来たとしたら幸いです。

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