
【京都】寒さの中でしか出合えない景色にうっとり。冬ならではの観光スポット9選
歴史を感じさせるお寺や神社、ノスタルジックな空気を纏う街並み。そのままの姿でさえも充分に見惚れる美しさを感じさせる古都・京都ですが、季節を纏えばより和情緒あふれる場所へと様変わり。冬は冷えた空気が建造物の繊細さをより引き立て、運がよければ真っ白な雪が創り出す幻想的な世界に出会える季節。今回ご紹介するのは、寒さの中でしか出会えない冬の京都でおすすめのスポットです。あったかいお部屋の中でぬくぬくとして引き篭もりがちになってしまう冬ですが、幻想的な世界に足を向ければ寒さも忘れる風景が待っていますよ。
2020年01月25日

けれど、やっぱり冷えは女子の大敵…。そう思う人も多いはず。そこでこの記事では、神社やお寺、古都散策のほかにも、暖房が効いた船での冬の川下りや、ほっと一息つけるあったかカフェなどもご紹介します。旅の合間にほっこりできる暖を取りながら、寒さを楽しんで冬の京都を満喫しましょ。
1.雅やかな金箔にうっとり「金閣寺」

出典:www.instagram.com(@manamiii303)
金閣寺の正式名称は「鹿苑寺」です。舎利殿の金箔が有名になり、金閣寺と呼ばれるようになりましたが、鹿苑寺は舎利殿以外にも見どころがたくさん。雪が降らない日でも充分に楽しめる場所です。鹿苑寺で頒布されている御朱印帳は、金閣寺と天辺に輝く鳳凰の絵が渋くてかっこいいデザイン。参拝後にはぜひいただいてみては?
鹿苑寺(金閣寺)の詳細情報
2.赤い灯篭の幻想的な世界「貴船神社」

貴船神社は京都屈指のパワースポットで、水の神様が祀られています。本殿のそばには貴船山から湧き出る神水があり、自由に飲むことも。そんな清い湧水に浸して吉凶を占うおみくじもあるので、試してみたくなりますね。また縁結びのご利益もあるので、気になる恋の行方を祈願してみて…♡
3.「北野天満宮」でお花見気分を先取り

京都駅から電車かバスで約30分の場所にある「北野天満宮」は、全国各地にある天満宮・天神社の総本社で、強力なパワースポット。そしてピンクや白の愛らしい梅を楽しめるスポットでもあります。開花は早くて1月中旬から、早春3月中旬にかけて。時期によって咲く梅の種類が異なるので、何度行っても違った雰囲気を味わえます。冬から春へと移り変わる季節を花とともに感じてみて。

2月上旬から3月下旬にかけては「梅苑」が公開され、梅が咲き乱れる美しく愛らしい庭園で優雅にお散歩も。茶屋ではお茶菓子もいただけるので、少し早めのお花見はいかがでしょうか?夜にはライトアップもあり、昼とは違った高雅な雰囲気の梅の姿を楽しむこともできますよ♪ゆっくりとした足取りで花を愛でて歩けば、心が落ち着いていきます。

神様へのご挨拶を済ませたら、おみくじを引いてみましょう。北野天満宮のおみくじは「福みくじ」といって、干支をモチーフにした手乗りサイズのものです。可愛らしい見た目にキュンとしますよね♡自分用のお土産にいかがですか?
4.冬限定!華と光で彩られた「花灯路」を歩く

京都の冬のライトアップとして人気の「花灯路」。12月には嵐山の渡月橋、3月には五重塔が印象的な八坂通や二年坂など、京都を代表する小路が多い東山エリアがライトアップされます。淡い光が幻想的に照らす風情ある古い町並みを、ゆっくりと散策しましょう。とてもロマンチックな気分に浸れますよ。

花灯路は光と華が創り出すプロムナード。京都いけばな協会のボリュームのある作品が古都をより美しく見せるアクセントとなり、また光の演出によって主役ともなります。お花が好きな人はうっとりと見惚れ、普段あまり興味がない人でも思わず立ち止まって惹き付けられる魅力がいっぱい。
京都 東山花灯路の詳細情報
5.「八坂庚申堂」で欲を捨てて心機一転!

清水寺から徒歩圏内にある「八坂庚申堂(金剛寺)」は、SNS映えするフォトスポット!境内に入る前から目に入るひときわ目立つカラフルな塊は、八坂庚申堂で人気の「くくり猿」のお守り。動き回る猿をくくり付ける形は、心を上手くコントロールする状態を表しているそうで、そのことからくくり猿に願掛けし、欲をひとつ捨てると願いが叶うと言われています。心機一転、新しい気持ちになれるいいきっかけになりそう。

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くくり猿のほかにも、境内にはいたるところに猿にまつわるものがあります。「見ざる言わざる聞かざる」の三猿の像があったり、御朱印に猿の絵があったり。もちろんお守りも猿がモチーフ。三猿のものや、「指猿」というお守りも。こちらは手作りのため、同じ顔はないんだそう。なんとも愛嬌のある表情ですね♪小さくて持ち運びやすいので、お友達に買って帰ってあげるのもいいかもしれません。
6.冬を感じさせる「保津川」であったまりながら川下り

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嵐山を流れる桂川を更に遡った先にある「保津川」は、川下りが大人気。川下りと聞くと、夏を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、保津川下りは冬も楽しめます!船には敷板に絨毯が敷かれていて、ストーブも完備。透明のビニールで覆われているので、風対策もばっちりです◎ポカポカとした中で保津川の雄大な景色を眺めることができますよ。

絨毯の上に座るため、水面はすぐそば。川を下る波の動きを間近で見ることができ、周りは見渡す限りの大自然の山々。まるで自然の一部になったような、清々しい気持ちになれるはず。運がよければ雪景色をまとった自然を眺めることもできます。
7.年に2回だけの贅沢なひとときを味わう「京都日本酒電車」

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お酒好き女子ならぜひ参加したいのが、1年の間で2日だけしか運行しない「京都日本酒電車」。京都各地に湧く名水を使用した銘酒10銘柄を、この日のためだけに作られた特製おつまみ弁当といっしょにいただけます。京都・三条駅から南に下っていく貸切列車に乗って、京の街並みを眺めながら日本酒を飲み比べ。想像するだけで優雅さに浸れるほどの贅沢なひとときを過ごすのはいかがですか?
伏見酒蔵めぐりの詳細情報
8.「エポケカフェ」のこたつでほっこりひと休み

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このように、冬の京都は魅力がたくさんで、ついつい歩き過ぎてしまうかも。けれど、気付けば身体は芯から冷えて震えそう…。そんなときは、こたつに入ってゆっくり休んであったまりましょう。金閣寺から徒歩圏内にある「エポケカフェ」は表通りから少し外れた地下にひっそりとあるカフェで、木を基調とした落ち着く空間。店内には懐かしさを感じさせる畳の和室にこたつが置かれているので、そこで暖を取りながら冷えた体を温めましょ。

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メニューはお野菜たっぷりなグリーンカレーなどの満足感のあるお食事系から、一息つくのに丁度いいケーキなどのスイーツ系まであります。こたつ席のほかにもテーブル席や、ユニークなブランコの席まであるので、その日の気分でお好みをチョイスしてみて。
エポケカフェの詳細情報
9.「とようけ茶屋」であったか湯豆腐を食べて体の芯からポカポカに!
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