心が華やぐ関東の美景を求めて♡季節限定のお花イベント7選

出典：chaikunさんの投稿

お花が好きな人も、写真が好きな人も、お出かけが好きな人も。多くの人から支持されるのが、期間限定のお花のイベントですね。四季がある日本だからこそ、ちがった趣のお花を楽しめるのがいいところ。

例えば、樹齢150年超の大藤や80mの白藤のトンネルが圧巻の「あしかがフラワーパーク」は、アメリカのCNNによって日本で唯一、「世界の夢の旅行先10カ所」にも選ばれたほど。たおやかに咲く藤は日本の美を象徴するかのようなお花ですが、まだまだ他にも季節ごとに楽しめる美景があります。

出典：higu611さんの投稿

自然のものだからこそ美しくみられる時期は異なります。シーズンを事前に確認して、心が華やぐお花イベントに出かけてみませんか。春から秋まで関東でみられる美しいお花のスポットをご紹介します。

出典：jaokissaさんの投稿

群馬県館林市にある「つつじが丘公園」では、毎年4月上旬から5月上旬にかけて「つつじまつり」が開催されます。つつじが丘公園へは東武伊勢崎線「浅草駅」から「館林駅」まで約60分。車では「館林IC」から約10分。推定樹齢が800年のつつじや、宇宙へ持って行った種子を発芽させたつつじなど、咲き誇るつつじを見ようと毎年多くの人が訪れます。

室町時代の書物にも登場するつつじ園は、時代を超えて維持され続けてきました。同じつつじを室町時代の人も、江戸時代の人も見ていたのかも…と想像するとなんだか不思議な感覚ですね。つつじまつりが開催されているエリアのすぐ脇には「城沼」があり、渡し舟に乗り北岸へ渡ることも可能です。ゆったりと渡し舟の上から遠くに眺めるつつじも見事ですよ。

出典：Ayakazeさんの投稿

芝のように地面を這って広がる芝桜。鮮やかな色で気持ちまでパッと華やかにしてくれます。埼玉県秩父市にある「羊山公園」には、秩父の春の名所ともいわれる「芝桜の丘」があり、関東有数の規模を誇ります。「芝桜まつり」が開催されるのは、毎年4月中旬から5月上旬。この期間には秩父路の特産市が開かれ、アスレチック広場やふれあい牧場もあるので、家族連れでも楽しめるスポットとして人気です。

出典：teerichardさんの投稿

アクセス方法は車で「花園IC」から秩父市内へ、電車では西武「秩父駅」下車。池袋から秩父駅へは特急に乗り約80分です。気ままに電車旅も楽しいですよ。美しい花の絨毯を満喫した後は、秩父の街をぶらりと散歩してみてはいかがですか。絹織物で栄えた秩父には、大正から昭和初期にかけて作られた建物が当時の面影のまま残り、国の登録有形文化財となっています。

出典：「ちゅん」さんの投稿

栃木県足利市にある「あしかがフラワーパーク」は、4月中旬から5月中旬に藤の花が見ごろを迎え「ふじのはな物語～大藤まつり～」が開催されます。野田藤、うすべに藤、むらさき藤と順に花が咲き、1カ月以上もの間、咲き誇る藤を楽しむことができます。600畳敷の大藤棚3面や80mも続く白藤のトンネル、さらに夜は池に移る水鏡効果の藤と、たおやかに咲く藤に日本の美を感じられますよ。

出典：Yucatanさんの投稿

「佐野藤岡IC」より約20分。電車ではJR両毛線「あしかがフラワーパーク」から徒歩3分の場所に「あしかがフラワーパーク駅」ができ、ますますアクセスが便利になりました。
栃木県は温泉地としても有名です。少し足を延ばして鬼怒川温泉や塩原温泉へのリフレッシュの旅にするのもよいかもしれません。

出典：Ice Plantさんの投稿

東葉高速鉄道「八千代緑が丘駅」を下車し徒歩で15分ほど。千葉県にある「京成バラ園」には1,600種10,000株を超える草花が植栽されています。その中心となっているのがバラ。アーチやポール、スクリーンなどでバラを美しく演出し、ファッション雑誌の撮影場所としても利用されていますよ。バラの種類によって開花時期は異なり、5月中旬から6月中旬に「ローズフェスティバル」、10月中旬から11月中旬に「オータムフェア」が開催されます。バラ園内のスペシャルガイドツアーやバラにまつわるクイズラリーなど、新たな発見も期待できるイベントが催されます。

出典：新toumeiさんの投稿

日本有数のバラ園の後は、船橋市の人気スポット「ふなばしアンデルセン公園」に寄ってみましょう。車利用であれば、15分ほどで到着です。友達同士でもカップルでも、園内を散策したり体を動かしたり、理想的なリフレッシュ旅になるかも♪

出典：ネーポンさんの投稿

夏の花といえばひまわり！太陽に向かって伸びるその姿に、頑張ろうという気持ちになる人も多いはず。元気をくれるひまわりの姿を見るなら、茨城県筑西市にある「明野ひまわりの里」がおすすめです。8月下旬から9月上旬に開催される「あけのひまわりフェスティバル」の開催期間は9日間ほど。ひまわりを見たいな…と思ったら、迷わず訪れたほうがいいですよ。

出典：黒魚さんの投稿

約4haの田畑に、八重ひまわりが約100万本も咲き誇ります。田畑なので閉園時間はなく、夜でも見学は可能。音楽ライブやワークショップ、マーケットなど催事も開かれ、夜にはひまわり畑を照らすキャンドルライトも。夕方から夜にかけてのお出かけ先にしてもよいですね。場所は「宮山ふるさとふれあい公園」の周辺になります。近くの公民館や公園が駐車場として利用できるので、ドライブも兼ねて夏らしい写真を撮りに行ってみませんか？

出典：さんちゃんG6Vさんの投稿

四季折々の花が楽しめる「国営ひたち海浜公園」では、秋になるとコキアが見ごろに。7月上旬から成長し、ライムグリーンから赤へと紅葉し始めるのは9月下旬頃です。この頃はまだ緑と赤のグラデーションを楽しむことができます。10月中旬頃になると全て紅葉し、一面真っ赤に！

出典：little1007さんの投稿

園内で楽しめるのは四季折々の花だけではありません。レンタサイクルを利用してサイクリングを楽しむこともできます。広い園内を隅々まで巡るには自転車が便利。散策とは違った景色が見られるかもしれませんね。東京・宇都宮方面からは「ひたち海浜公園IC」を降りてすぐ。電車ではJR常磐線「品川駅」より「勝田駅」まで特急で約85分です。勝田駅からは路線バスで15分から20分ほど。

「鬼怒グリーンパーク」でコスモスの最盛期を迎えるのは9月下旬から10月中旬頃。この時期に合わせ、10月上旬から10月中旬に「コスモスまつり」が開催されます。園内の畑にピンクや白、レモンイエローのコスモスが約100万本も咲き誇る姿は必見。

出典：aomimiさんの投稿

鬼怒グリーンパークは海のない栃木県で、“水との出会い”をテーマにした施設です。施設内には水上アスレチックや水遊び広場、ボートやローラースケート場、パークゴルフ場などがあります。お花を見て癒されたら、体を動かしてリフレッシュ！一日中楽しめるレジャースポットとしても人気です。

出典：龍五月さんの投稿

どのお花もそれぞれの美しさがあり、どのイベントに出かけるか決めるのも難しいですね。美しい花からは元気をもらい、癒され、リフレッシュできること間違いなし！カメラ片手に、お休みごとにお出掛けしてみませんか？