【全国】思わず旅に出たくなる♩お洒落なカフェが併設された美術館7選

旅する理由って、なんだろう。非日常を味わったり、特別な体験をしたり、疲れをリフレッシュしたり。旅の目的は人それぞれだけど、わたしたちの日々の暮らしにスパイスを与えてくれるもの、その時間を「旅」と呼ぶのかもしれません。

知らない場所を歩くのも、1人っきりになるのも、世界の「美しい」に触れるのも、ぜんぶ旅の楽しみ方。ツアー旅行や観光もいいけれど、自分だけの好きな旅の仕方があったっていいよね。今回は「美術館カフェ」にスポットを当ててみます。

出典：Fortunaさんの投稿

芸術やアートに触れるとき、わたしたちの創造性や感性にも磨きがかかります。ちょっと疲れてるな、って心も癒されるかも。アートを堪能した後のカフェタイムで、余韻に浸りながら特別な時間を過ごしてみてはいかがですか◎？

出典：ハスタさんの投稿

京都の京丹後市にある「和久傳ノ森」。有名料亭の和久傳の創業地に植樹をして造られたのが、この和久傳ノ森なんです。それから10年の時を経てオープンしたのが美術館「森の中の家 安野光雅館」と、工房レストラン｢wakuden MORI｣。なんだかとてもドラマチックなエピソードに、心が躍ります。

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森の中にひっそりと佇むように建てられた美術館、「森の中の家 安野光雅館」。四季折々の美しい自然に溶け込むように、それでいて存在感のあるシックな外観。ワクワクと期待が膨らみます♪世界的建築家の安藤忠雄さんによるデザインなのだそうですよ。

画家・安野光雅さんの作品といえば、優しくやわらかい水彩の色合いと、心がほっこりする世界観がとても魅力的。絵本作家としても活躍されている方です。じんわりとハートが温まるような、そんな時間を美術館で堪能してくださいね。

出典：ishikamiさんの投稿

レストラン「wakuden MORI(ワクデン モーリ)」は、日本料理店である和久傳の味を残しながらも、店内はお洒落で落ち着いたカフェのような雰囲気。シンプルでありながら、木材を基調とした明るいデザインが素敵です。

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京丹後というエリアは海や山が近いため、自然の豊かな恵みを和久傳の伝統の技術とでアレンジしたメニューがいただけます。旬の食材を贅沢に使ったお料理は、見るにも美しく、お腹も心も満たされます。

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使われている食器や土鍋、ポットたちのデザインや色合いもほら、可愛い…♪どこか懐かしく優しい、細やかなセンスに緊張感もほどけてゆきます。

出典：ishikamiさんの投稿

アートを堪能して、落ち着いた空間で、旬の食材と美味しい食事をいただく。とっておきの大人の贅沢かもしれませんね。ぜひ次のお休みの日は少し遠出して和久傳ノ森へ、癒されに行ってみてはいかがでしょうか。

“可愛い！” があふれる「富山県美術館」は、注目すべき富山県の新スポット。「アートとデザインをつなぐ場」として、近年リニューアルオープンしました。美しい山々の景色を眺める、空の広い自然豊かな場所にあります。

景色を見渡せるガラス張りの大きな窓や、カラフルな壁、触った感触が楽しいアルミの大きな扉…など、飽きることなく、どこを見ても楽しい美術館なのです。ついたくさん写真を撮っちゃうかも。

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可愛い、カッコイイ、渋い、秀逸…なんとこちら、240脚以上も展示されているハイセンスなデザインの「椅子」。絵や彫刻だけでなく、こういったアート作品は年代を問わずに楽しむことができますよね◎。一部の椅子は、実際に座って楽しむこともできちゃいます。

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富山県美術館の顔ともなりつつある、人気者のくまさん。どこか北欧チックなカラーと、キリリとした表情…彫刻家・三沢厚彦さんの作品で、屋内外に何点か展示されています。実は、熊の姿を借りた阿弥陀如来が佐伯有頼を導き、開山させた、という立山の開山伝説にちなんでクマを展示しているそうですよ。

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1階のガラス張りおしゃれ空間「Swallow Cafe(スワロウカフェ)」。長細いカタチの店内は、どこに座っても外の景色を眺められるような構造♪天気のいい日はもちろん、雨の降る静かな日もいい感じかも◎。

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そしてこちら、実は富山県内で人気のベーグル専門店がオープンさせたカフェなのです。もちろん、ベーグルがとても美味しい！ベーグル以外にも多数のメニューやランチセットがあります。何を食べようか迷っちゃう♪

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米粉を使用したベーグルはモチモチ食感が美味しい&楽しい！こんがりとした焼き目もまた可愛い。味の種類も色々用意されています。温めて食べるとさらに美味しさUP！おすすめですよ。

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「swallow」には、古英語で飲む・食べるという意味と、「座ろう」などの意味が込められています。アートやデザインで楽しんだ後は、ゆっくりここでSwallowよ。富山県美術館を訪問の際にはぜひ立ち寄ってみてくださいね。

和歌山の緑豊かなエリアに忽然とそびえる、「和歌山県立近代美術館」。建築家・黒川紀章さんによるデザインは、近代的でモダンな雰囲気でありながら、周囲の自然と共生するような美しさ。敷地内には池や滝もあり、日本的な風情も楽しめます♪

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近代的、ハイグレード、宇宙的…？ちょっぴり非日常でステキな建築物を眺めたり楽しんだりすることができるのも美術館の面白さですよね。館内も、落ち着いた空間です。

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床に散りばめられたワンポイントカラーと、波打つ椅子が可愛らしい…♪細やかな部分に施された遊び心は、「あっ」と見つけたとき、なんだか嬉しくなる。そんな楽しみ方もいいですよね。

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わざわざ訪れる人もいるという人気の空間「BRING BOOK STORE(ブリングブックストア)」。ブックカフェ、図書館カフェ、読書喫茶…とでもいうのでしょうか。本好きにはたまらない、素敵なカフェです。

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自然光が降り注ぐガラス窓と、廃校になった小学校の黒板や椅子などを再利用した空間。本棚には美術図書や図鑑たちがずらりと並びます。穏やかに流れるミニマルなBGMも心地よい…♪

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好きな本を持参してもよし、ここで特別な1冊を見つけるのも楽しいです。本棚を眺める時間って、なんだか宝さがしみたいでドキドキしますよね。オーダーした食事が運ばれてくるまで、読書の世界に浸りましょう。

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またこちらのカフェでは食事メニューがすべて厨房で手作り。美術館カフェでありながらも、和歌山の食材を使った出来たての美味しい食事が食べられるのは嬉しいポイント◎。ウッディなテーブルに、お料理が映えます。

東京・六本木にある「国立新美術館」は、美術や芸術だけでなく、教育普及や情報資料の公開などアートセンターとしての役割も担う、新しいスタイルの美術館。たくさんの人が美術に触れ、学び、創っていく、そんな機会を創っていきたいという想いが込められているそうです。国際都市であるTOKYOにあるべく姿、カッコイイ。

固定的なコレクションを持たず、いつだって新鮮な芸術・アートに触れることができるのも魅力のひとつ。さまざまな展示会やプロジェクトが世界中から舞い込んできます。訪れるたびに、異なる表情をもつ美術館。何度訪れても楽しめるのっていいですよね◎。

ガラスと曲線を用いた独創的なデザインの建築に入っているカフェ「サロン・ド・テ ロンド」。カフェだけの利用でも無料で入れるので、利用者も多いです♪大ヒット映画「君の名は。」にも登場しており、ファンにとっても特別な場所なのだとか。

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友人との食事に、恋人とのデート待ち合わせに、1人で読書タイムに。さまざまなシーンで訪れたくなる空間。大きなガラス窓越しに差し込む自然光が心地よく、時間帯によって表情を変えていきます。

出典：1kgm22さんの投稿

鮮やかに飾られたガラスのショーケースから好きなスイーツを選んで♪ドリンクといっしょにオーダーして、特別なティータイムを過ごそう。おしゃれな芸術空間での時間は、大きな作品の中に自分がいるみたいで、なんだか不思議です。

出典：K-BIGSTONEさんの投稿

写真好きな人なら、さまざまな角度から撮影を楽しめます。上から、横から、斜めから。日中と夜とで雰囲気もガラリと変わります。東京観光やショッピングの帰りに立ち寄るのもいいかもしれませんね。アーティスティックな空間で癒しのひとときを◎。

「OPAM」の愛称で呼ばれる「大分県立美術館」は大分駅から徒歩15分と、駅からアクセスのしやすさも◎。”五感で楽しむことができる” をコンセプトのひとつに掲げ、さまざまな視点から芸術的な感性・創造性を感じられます。

出典：www.instagram.com(@qumi5)

美術館、というと少し敷居が高く感じることもあるかもしれませんが、大分県立美術館内はぐるぐる巡る楽しさやアトラクションのような遊び心がいたるところにあり、写真を撮るのも楽しい！年代問わず、誰もが楽しむことのできる美術館です。

出典：www.instagram.com(@takahashi3922)

3階のフリースペースは、竹細工の施された不思議な空間。現代アートでありながら、温かみを感じるデザインにほっこりします。「天庭」といい、3人の現代工芸作家たちが制作したそうですよ。

出典：Lithium*さんの投稿

OPAMに訪れたら、ここで1枚撮りたい！映えスポットのひとつです。洗練されたデザインセンスに触れることで、自分自身の創造性や感度も高まりそう◎。美術館、やっぱり楽しいなあ…♪

出典：www.instagram.com(@sakura29ciao)

「café Charité(カフェ シャリテ)」は1階と2階にあります。1階はカフェドリンクのみ、2階では地域の食材を使用した本格的なお食事を楽しむことができますよ。気分に合わせて好きな方でほっこり心温まるカフェタイムを過ごせそう◎。

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2階にあるカフェシャリテ店内は、優しいナチュラル木材に囲まれたスペース。ランチメニューもあります。美術館や芸術施設でありながら、「地産地消」を取り入れたお料理が堪能できます。地元で採れた食材を、地元の食べ方で、美味しくいただく…。贅沢です。

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豊後牛のハンバーグは肉汁たっぷり…！サラダもボリューム満点で嬉しい♪新鮮で旬なものってやっぱり美味しいんです。サラダやパスタなどには、無形重要文化財である小鹿田焼の器が使われています。

出典：おおおおおさんの投稿

アート鑑賞の途中にほっと一息、コーヒータイムもよき時間。陽だまりに包まれて、心癒されそう。天井も高く、明るいです。座ってゆっくりお話したい人はこちらのスペースがおすすめ◎。

「秋田県立美術館」は、公益財団法人平野政吉美術財団の藤田嗣治さんの作品を展示するとともに、人々がより身近に芸術やアートデザインを楽しむ文化を育むことを目指した美術館。秋田県のシンボル的存在として地元の人々からも親しまれています◎。

出典：www.instagram.com(@yukorin.yukoman)

コンクリート基調の外観と、館内。階段だってほら、めちゃくちゃカッコイイ。しん、と静まる空間にちょっぴり緊張しながら、非日常を味わうことができます。

出典：

光、水、ガラス、コンクリート。さまざまな素材や質感が融合して醸し出す美しさに、惚れ惚れしてしまいます。疲れた心をリフレッシュしたいときや、何か考え事をしたいとき、ここを訪れればプラスの発想がどんどん生まれてきそう。

出典：みるみんくさんの投稿

秋田県立美術館の中にあるカフェ「光風」。美術館を訪問した場合はもちろんのこと、カフェだけの利用も大丈夫です。カフェスペースは、目の前に美しい水景を眺めることができる空間。効果的な照明の使われ方が素敵…◎。

出典：みるみんくさんの投稿

水面に映る、空や木々の景色を眺めながらコーヒーなんていかがでしょう。おすすめはケーキセット。米粉のロールケーキは秋田の菓子店のもの。舌触りが優しく、甘さは控えめ。

出典：mm5-3さんの投稿

ときどき小鳥が飛んでいたり、落ち葉が波紋を広げたり。ただただぼーっと過ごすことのできる環境に身をゆだねてみて。自然の移り変わりを眺めているようで胸がきゅんとします。時間が流れることも忘れるほどに。

海は、お好きですか？香川県に位置する「豊島美術館」は美しい自然に囲まれた美術館。豊島から眺める瀬戸内海の素晴らしさといったら、もう…！芸術やアートはもちろん、自然が大好きな人にもおすすめのエリアです。

出典：yuki.0319さんの投稿

窓の外に広がる海の景色。さらにもっと向こう側に見えるのは、瀬戸内海の島々でしょうか。こちらの美術館は海を望む丘陵地に建設されているおかげで眺めは抜群。「水滴」をモチーフにした建築は不思議な構造で、訪れる人を魅了します。

出典：ふひと@広島さんの投稿

あれ、建物の中なのに水溜まり…？そうです、ここ、実は床から水滴が湧いてくるシステム構造になっているのです。ほんの少し、いろんなところに、散りばめられるように。それでいて撥水によってきれいな水滴が落ちて見えるのです。

出典：www.instagram.com(@jinuco)

内部にあるカフェスペースには、まさに「水滴」を想像させる天井窓。よく見てみて。空の動きと相まって、水が揺れているみたいでしょ。差し込む光が、まさにアートのように計算し尽くされた美しさ。そんな異空間に心奪われます。

出典：グルメマップコレクターさんの投稿

スイーツやドリンクもオーダーして。静かな時間をここで過ごしましょう。不思議と心がじんわり温かく、やわらかくなっていくような感覚。美術館やコーヒータイムの余韻に浸れば、毎日の忙しさや疲れもリフレッシュできそう。

出典：ココガイイカモさんの投稿

まあるいカタチの配置で、美術館パンフレットやアート関連グッズも購入できますよ。旅の記念にいかがでしょう。

出典：グルメマップコレクターさんの投稿

宇宙船みたいな、洞窟みたいな、秘密基地みたいな。不思議な気持ちにさせてくれる特別な空間です。まさにわざわざ訪れたくなる、美術館カフェ。次のお休みは、豊島美術館へ出かけよう。

出典：Yooh1さんの投稿

アートに酔いしれ、おしゃれなカフェでほっと落ち着く時間を過ごす…。国内には、素敵な美術館もアートカフェもいっぱいです。ぜひ自分だけの特別な場所をさがしてみてくださいね。