濃さは7段階！浅草「壽々喜園」の抹茶ジェラートが気になる！

「壽々喜園」は、嘉永元年から続く老舗のお茶屋さんです。幕末の世の中にやすらぎを与えられるようにとお茶を販売しだしたのが始まりで、明治、大正時代に入ると日本茶の輸出も積極的に進めました。お茶を取り扱う同業者の仲間たちと「東京都茶商工業協同組合」を設立したのち、「東京都茶卸売株式会社」を立ち上げ、日本のお茶業界を牽引してきました。前会長は全国茶審査技術大会で優勝するという確かな目を持った人でもあり、優れた目利と品質管理が老舗の「壽々喜園」を創ったと言っても過言ではありません。

お店には茶葉や産地にこだわった50種類以上の商品を販売。普通のお茶だけでなく、健康食品としてオススメの商品も販売しているので、便秘や肌荒れ、アレルギー症状などの美容と健康に悩む人の相談にも乗り、その人に合ったお茶を紹介してもらえます。

静岡の名産であるお茶を、地元でスイーツとして販売している「ななや」。お茶にこだわった数々のスイーツを開発しているのですが、壽々喜園と同様にお茶の販売もしているお店でもあります。

お店の看板商品として大人気なのが「抹茶ジェラート」です。販売以来遠方からも、このジェラートを求めて多くの観光客が訪れるようになり、今回浅草の壽々喜園とのコラボレーションするきっかけにもなったメニューです。

「壽々喜園」で「ななや」とのコラボレーションがはじまったのが2016年1月。オープン当日は、お正月休みで寒い中にも関わらず、多くの人が列を作りました。もともと「ななや」で評判を集めていたジェラートだったので、この人気は予想されたものでしたが、その後も口コミで地元の人や浅草観光に来る人たちにも広がり、食べ歩きにジェラートを求めて多くの人が訪れています。

抹茶ジェラートは濃さを1～7段階で選択することができます。一番濃い7は、まるで抹茶の粉をそのまま食べているような驚愕の濃厚さ！日本一の濃さを謳い、ここでしか食べることのできないジェラートなので、抹茶好きの人は是非挑戦してみてくださいね。

ジェラートのショーケースには1～7の抹茶の他に、玄米茶やほうじ茶を使ったお茶屋さんならではのものや、大納言あずきや黒ごまを使った和のフレーバーが並びます。季節限定のものも販売されていますよ！

▼黒ごま×抹茶ジェラート

▼ストロベリー×抹茶ジェラート

今回ご紹介した「壽々喜園」×「ななや」のジェラートは、猛暑が予想される今年の夏に大人気になること間違いなし！濃厚な抹茶の上質な味をジェラートは、東京ではここでしか味わうことができません。是非、浅草観光や近くに寄ることがあれば、足を運んでみてくださいね！