2020年08月16日
いま気になるのは日常を知る旅。「ローカルツーリズム」の楽しみ方とおすすめエリア/全国
メジャーな観光地を訪れて、人気のグルメを食べて…そんな旅もいい。けれど、暮らしの延長のように、お買い物をしたりさんぽをしたり、地域の人と話してみたり…その土地の日常のなかへ入っていくような、生活の延長の旅をしてみませんか?最近気になる「ローカルツーリズム」は、そんな旅のスタイルです。この記事では、ローカルツーリズムの楽しみ方やおすすめの地域をご紹介します。人や土地のぬくもりを知れば、そのまちはきっと、あなたの第2の故郷になるはず。
「ローカルツーリズム」とは、有名な観光地を巡るのではなく、地域に根ざした歴史文化や日常のなかで生活する旅行スタイルのこと。そこに暮らしている人たちのように、お買い物したり、さんぽしたり、その土地の日常に溶け込むように過ごす旅。工芸品や歴史に触れあうことで、知らなかった日本の魅力に気づく旅。そんな旅が今の自分にはいいのかも。そう思ったときが出かけるタイミングですよ♩
ローカルツーリズムをしてみたい。でもどんなふうに楽しんだらいいのかわからない…。そこでまずは、ローカルツーリズム的、旅の楽しみ方をご提案します◎旅のし方や泊まる場所の選び方など、5つのポイントをまとめました。
その土地を知るためには、土を踏み、風を感じ、香りを嗅いだりして、そこに流れるすべてを五感で感じ取ることが大切です。時間に追われて、次々に場所を変えるよりも、その日その時の気分でのんびり歩いてみよう。地図を見ながら歩くのもいいけど、あてもなく「こっち行ってみよ」なんて冒険みたいな気分でいれば、思いもよらない出会いがあるかも♩
最近はレンタサイクルのショップも増えてきているので、自転車でまちを巡ってみるのもいいですね◎歩くよりも行動範囲が広がって、より地元の人のような時間を過ごせそうです。坂道を下るときの風が気持ちいいから、思わず「あ~」って叫んでみちゃったりして。仕事や人間関係から解放されて、童心に帰る時間も必要ですよね。
伝統工芸とは、長年にわたり受け継がれている技術が用いられた美術や工芸のこと。最近は後継者不足や、原材料の高騰により失われつつある伝統工芸がたくさんあります。技術の革新により機械化が進み、安価で大量に商品が出回る今だからこそ、人の手によって大切に作られる伝統工芸品は、使う人にやさしく寄り添ってくれるのです。
伝統工芸にふれることは、その土地の歴史を知るということ。伝統工芸がどういった経緯で生まれたのか、どのように守られてきたのか…、そういったことを知ることで、そのまちを表面だけではなく奥底の部分から感じることができます。伝統工芸が盛んなまちでは、いたるところに作品が飾られていたり、まちを形成する一部として溶け込んだりしています。専門ショップで気になる商品を買ってみたり、さんぽしながら工芸品をさがしたりしてみるのもいいですね。
最近の情報収集はSNSでするのが一般的になってきています。ググるよりもハッシュタグ検索と言われるほど普及していますが、みなさんは活用していますか?「#(ハッシュタグ)」を付けて地名を検索すれば、タイムリーな情報から、過去訪れた人の投稿まで参考になるものがたくさん。最近はお店がアカウントを持って、急なお休みや期間限定商品などをアップしてくれているので、行ってみたら休みだったというロスタイムもなし!
旅先を歩いていると「あ、なんかかわいいかも」「すきな雰囲気だな~」って思うお店やグルメに出会うことがありますよね?ローカルツーリズムではその感覚を一番大切にしてほしいんです!「いい香りがする」「店員さんと目が合った」そういった何気ない理由でもいいんです。きっと何かがあなたをそこに気づかせたはず!ぜひ足を踏み入れてみてください。そうすれば、きっといい出会いがあるはずです。旅も一期一会ですもんね。
絶景露天風呂、和食懐石、豪華なホテルに泊まってリフレッシュするのもいいけど、せっかくののんびりとした飾らない旅は、あえて地域密着型の宿に泊まってみませんか?まちや地域の人たちの日常に溶け込む宿は、きっと周りとの調和が取れていて、泊まる人を心地いいペースと距離感でまちへ誘ってくれるはず。自分の家に帰るみたいに「ホーム感」のある旅って、いつもの旅より力を抜いて過ごせそう。
歴史的町並みの一部にあったり、住宅のなかにポツンと佇んでいたり、地域密着型の宿は無理に着飾ったりしていない。その「ありのまま」の雰囲気が、都会の生活ですこし強張った顔や身体を、ゆっくり開放してくれるはずです。地元の新鮮な食材を使ったごはんを食べたり、作ったり、その土地に流れる空気を感じながら眠りについたり、いつもとは違う場所で、家にいるように過ごす贅沢。これが求めていたものなのかも…そんなことに気づける時間になるかもしれません。
ローカルツーリズムはどんなまちでも楽しめます。ですがここではあえて、ローカルツーリズムにおすすめの土地をいくつかご紹介していきます。ピンとくる場所があったら、ぜひ訪れてみてください◎
越前大野城の詳細情報
【福井県】いつもと違う女子旅を♪伝統工芸品づくりができるスポット5選
サイト上の都合により閲覧できない記事です。
四季の餅 あめこの詳細情報
四季の餅 あめこ
たけふ新、武生、北府 / 和菓子
- 住所
- 福井県越前市国府1-6-5
- 営業時間
- [月] 08:00 - 16:00 [火] 定休日 [水] 08:00 - 16:00 [木] 08:00 - 16:00 [金] 08:00 - 16:00 [土] 08:00 - 16:00 [日] 08:00 - 16:00
- 定休日
- 火曜日
- 平均予算
- ~¥999
三国サンセットビーチの詳細情報
◎坂井市のおすすめお宿「詰所三國」
公式詳細情報
鳥取砂丘の詳細情報
鳥取民藝美術館の詳細情報
◎鳥取市のおすすめお宿「ドロップイン鳥取」
公式詳細情報
「皆生温泉」は、海底から湧き出すナトリウムたっぷりの温泉を満喫できます。東西に1kmほどの温泉街があり、大小合わせて30ほどの宿泊施設の多くは日本海を望むオーシャンビュー。温泉が身近にある日常って憧れますよね♩おさんぽがてら昼間に温泉に浸かったり、太平洋に沈む夕日をぼーっと眺めたり、予定はなしのただ温泉に浸かることを目的にした旅もいいかも◎
米子市からすこし足を延ばした場所には…
大山(伯耆富士)の詳細情報
白壁土蔵群の詳細情報
白壁土蔵群
- 住所
- 鳥取県倉吉市新町1丁目周辺
- アクセス
- 1) 米子道 湯原ICから車で40分 国道313号経由 2) 中国道 院庄ICから車で60分 国道179号経由 3) JR倉吉駅からバスで15分 路線バス市内線「赤瓦・白壁土蔵」下車 - 赤瓦・白壁土蔵群停留所から徒歩で5分
◎倉吉市のおすすめお宿「ゲストハウス toco.toco 米原邸」
公式詳細情報
ゲストハウス toco.toco 米原邸
鳥取県 / 倉吉 / ゲストハウス・ホステル・ドミトリー
- 住所
- 鳥取県倉吉市新町1-2454-2
- アクセス
- 倉吉駅よりお車にて約13分
- 宿泊料金
- 9,000円〜 / 人
- 宿泊時間
- 16:00(IN)〜 11:00(OUT)など
若草山の詳細情報
◎奈良市のおすすめお宿「NIPPONIA HOTEL 奈良 ならまち」
公式詳細情報
NIPPONIA HOTEL 奈良 ならまち
奈良県 / 奈良市 / リゾートホテル
- 住所
- 奈良県奈良市西城戸町4
- アクセス
- JR奈良駅(徒歩約13分)・ 近鉄奈良駅(徒歩約8分)
- 宿泊料金
- 20,900円〜 / 人
- 宿泊時間
- 15:00(IN)〜 12:00(OUT)など
じっくり読む この宿の良いところ
オシャレな酒蔵の宿「NIPPONIA HOTEL 奈良 ならまち」
商店街にある「K COFFEE(ケーコーヒー)」では、水槽で泳ぐ金魚を眺めながら、美味しいコーヒーをいただくことができるんです。しかもただの水槽だけではなく、電話ボックス水槽というご当地ものまで!公衆電話と共演し優雅に泳ぐ金魚たちは、ここでしか見られないですね。まち歩きのおさんぽで立ち寄りたいスポットです。
ケーコーヒーの詳細情報
ケーコーヒー
近鉄郡山、郡山 / コーヒースタンド
- 住所
- 奈良県大和郡山市柳4-46
- 営業時間
- [月] 10:00 - 17:00 [火] 10:00 - 17:00 [水] 定休日 [木] 定休日 [金] 10:00 - 17:00 [土] 10:00 - 17:00 [日] 10:00 - 17:00
- 定休日
- 水曜日、木曜日
- 平均予算
- ~¥999
大和小泉駅からタクシーで5分ほどの場所にある「慈光院」。中心地から離れた場所にあるので、厳かな静けさがただよいます。境内全体が「茶席」であるという考えで造られており、畳に座って外を眺めていると心が正されていく感覚になります。重要文化財の広間ではお茶席体験ができるので、清い心のまま、ぜひ美味しいお抹茶をいただいてみてください。何かに悩んだとき、気持ちを整理したくなる場所になるかもしれませんね。
慈光院の詳細情報
「日本のはじまりの場所」とも言われる奈良県明日香村。日本で唯一、全域が古都保存法対象地域に指定されているため、都市開発が行われず、ゆたかな自然と田園風景の美しい街並みが今なお残る場所です。まちのいたるところに遺跡があり、まち自体が博物館のよう。四季折々で表情を変える棚田はいつ見ても美しく、おさんぽコースをあたたかく彩ってくれます。何もないように見えて、ここにしかない「飛鳥時代の香り」がただようまち…。
◎明日香村のおすすめお宿「あすか癒俚の里 森羅塾」
公式詳細情報
あすか癒俚の里 森羅塾
奈良県 / 飛鳥 / 町家
- 住所
- 奈良県高市郡明日香村雷35
- アクセス
- 近鉄橿原神宮前駅東出口または飛鳥駅から明日香周遊バス(赤かめ)「豊浦」下車徒歩5分
- 宿泊料金
- 19,800円〜 / 人
- 宿泊時間
- 09:00(IN)〜 16:00(OUT)など