ちょっとディープな東京に泊まろう♪温かさと懐かしさに触れる下町の旅館8選

東京生活にも慣れたし、みんながあまり知らない東京を見つけてみたい！そう思ったことはありませんか？大都会東京と言えども、城下町だったエリアは、今もなお下町の懐かしい風景を残しています。普段は忙しくて忘れがちな、人の優しさや町の温かさ、素敵さを感じる週末旅行をしてみませんか？東京には、まだまだそんな空気を感じることができる街や宿がたくさんあります。今回はそんな下町エリアにあるよりすぐりの宿をご紹介します。

日比谷線南千住駅から徒歩約1分の近くて便利な場所にあり、裏路地を入ったところに宿が見えてきます。入り口は古い扉とポストをそのまま使っていて特徴的。少し色あせた建物の外観はちょっとディープな情緒感に溢れています。まさに隠れ家のような宿で気持ちがそそられますね。

古民家を改装しているので建物自体は古いですが、館内は程よくリフォームされています。ロビーには若手アーティストの作品を展示したギャラリーが併設されていて心地良い雰囲気です。お部屋もロビー同様の雰囲気で、清潔感もあり、広すぎない大きさ。一人旅にとても良い宿です。

お風呂は信楽焼きでつくられた浴槽のお風呂に貸し切りで入ることができます。時間は夕方17時から24時までと、朝9時から11時まで。30分200円で入ることができます。信楽焼きは古くから伝わる陶器で耐熱性が高いため、暖かくて気持ち良いお風呂に入れます。

※2020年8月時点の情報です。

都営三田線の春日駅から徒歩4分ほどのところにある「鳳明館（ほうめいかん）本館・台町別館」は歴史的、文化的価値のあるものが登録される「登録有形文化財」に指定されています。築100年以上もの歴史を持つ建物で、もともとは下宿所だった場所を宿として使っています。歴史的な情緒溢れる雰囲気です。

お部屋は1人部屋から家族用タイプのものまで選ぶことができます。1人でゆっくりしたり、友達同士で集まりワイワイしたり、いろいろなシチュエーションで泊まることができます。

まるで暮らしているかのような、落ち着く和風の雰囲気。浅草や上野も電車で15分ほどで行くことができます。浅草や上野を散策したり、美味しいものを食べ歩くのにも安心できる距離ですね！

「旅館　加茂川」は浅草のメイン通り仲見世通りから30秒ほどのところにあります。にぎやかな場所と思いきや、「浅草公会堂横通り」というメイン通りから外れた通り沿いにあるので、騒がしさとは無縁です。

1階は喫茶店になっていて、カフェメニューではあんみつやぜんざいなどの甘いものが食べられます。浅草散策に少し疲れたら甘いものを食べて休憩できそうですね。朝食は和食と洋食から選べ、この場所で食べることができます。

夕食は近くの会席料理のお店、炭火焼会席「蔵」からお取り寄せしていて、お部屋で食べられます。奮発して贅沢な食事をしたいときにぴったり！フロントで予約すると食べることができますよ。夕食なしのプランにして浅草の街で夕食を取るのもおすすめです。

「助六の宿　貞千代」は浅草駅から徒歩約3分、浅草寺や雷門まで10分ほどの宿です。浅草中心地から少し離れていて、宿泊施設が並ぶエリアにあるので、浅草に泊まりたいけれど、夜は静かな場所でゆっくりしたい人におすすめ。

食事の付いているプランもあり、和食会席がいただけます。チェックイン前やチェックアウト後は浅草で食べ歩きをして、宿泊する日は宿で夕食をおなかいっぱい食べるプランも良さそうですね！

お風呂はぜひ宿にある大風呂へ入ってください。檜風呂、石風呂の2種類のお風呂があります。一晩中入浴可能なのも嬉しいところ。いっぱい歩いて美味しいものを食べたあとに、お風呂で1日の疲れをゆっくり癒やしてくださいね。

浅草の雷門のすぐ横にある「雷門旅館」。昭和22年の創業以来、ずっと浅草の街を見守ってきています。昼間のにぎやかな雷門と、夜の静まり返った雷門。同じ場所なのに全く違う風景を見ることができます。

2019年にリニューアルされた館内はとても綺麗で洗礼されたイメージです。良い旅館に泊まってちょっと贅沢したい気分の人におすすめ。建物の1階には美味しいコーヒー好きの人に嬉しい、スターバックスもあります。

どの部屋もロビー同様、洗礼された和風の雰囲気で統一されています。バス・トイレ付きでアメニティもひととおり揃っています。窓のあるお部屋からは雷門やスカイツリーが見えて景色も抜群です。

浅草で一番賑わう仲見世通りの脇にある「旅館浅草指月」。浅草駅から徒歩5分と、嬉しい立地にあります。スカイツリーも近く、まさに浅草の中心にある宿。

夜はスカイツリーの見える展望風呂で東京の夜景を独り占めしてみませんか？普段はなかなか見ることのできない景色を存分に楽しむことができますよ！このお風呂は入れ替え制なので、チェックインのときにフロントの方に問い合わせてみましょう。

朝ご飯は栄養を考えた和食と洋食から好きな方を選べます。忙しいとゆっくりとバランスの良い食事を取ることも忘れがちですよね。朝ごはんをしっかり食べて腹ごしらえをしたら、浅草散策へ出かけましょう！

「つるや旅館」は東京メトロ銀座線から徒歩5分前後のところにあります。ビル1棟が宿になっていて、純和風の旅館です。隅田川を渡った近くのところにあるので景色が良いのも嬉しいポイント。

つるや旅館は「家庭的な生活」をモットーとしているので接客が心地良く、優しい雰囲気。朝ごはんがとっても美味しいと、口コミでも評判です。朝食付きプランがおすすめですよ。朝から温かいおもてなしを受けながら、美味しいご飯が食べられるなんて幸せですね。

お部屋は和室でシングルルームなら5000円前後で泊まることができます。浅草近くでこの綺麗さ、このお値段で泊まれるなんてリーズナブルですよね。定宿にしている人も多そうです！

浅草駅から徒歩3分のところにある「浅草旅館　東海荘」。こちらもビル1棟が旅館になっています。東京メトロ銀座線「田原町駅」側に位置しているため、「かっぱ橋商店街」の散策にも便利な場所です。

館内はとてもレトロでフロントの方も親切。電子レンジや冷蔵庫はロビー共用部分にあり、他の宿泊者との距離感が近いイメージです。

お部屋は和室で、シングルとセミダブル、ツインがあります。シャワーやユニットバスが付いていますが、せっかく浅草に来たなら、下町感を味わえる近くの銭湯に行ってみるのもおすすめです！

古くてなんだかディープだけど、それがまた新しい。そんな気分を感じることができるのが東京の下町の宿です。遠くから来た人はもちろん、首都圏に住む人にも、ちょっと一息付きたいときに、ぴったりの週末旅行になりますよ。ぜひ下町の情緒に触れて、週明けから笑顔で頑張れるパワーをためてくださいね。