2021年03月26日

宮沢賢治を訪ねて。幻想的な童話世界に癒される1泊2日女子旅プラン/岩手県花巻市
岩手県花巻市は、『銀河鉄道の夜』などの童話で有名な宮沢賢治のふるさと。東京から新幹線で約3時間で到着するこの町に足を踏み入れると、まるで賢治の童話世界に迷い込んだかのよう。「ちょっと心が疲れたな」というときには友達と一緒に“童話の世界”への扉を開いて。この旅には、童話のページをめくるように楽しめる、賢治ゆかりのスポットを集めました。柔らかな自然にリフレッシュ、cuteなオブジェにときめいて。さあ、友達を誘って、魅惑の賢治ワールドへ出かけませんか。
宮沢賢治のふるさと「岩手県花巻市」は賢治ゆかりのスポットがたくさん!

『銀河鉄道の夜』や『やまなし』、『よだかの星』といった童話で有名な宮沢賢治は、現在の岩手県花巻市で生まれました。このことにちなみ、花巻市には「宮沢賢治記念館」や「宮沢賢治イートハーブ館」など、賢治ゆかりのスポットがたくさんあるんです。
街にちりばめられた賢治の気配を探して
魅惑の賢治ワールドへお出かけしよう

旅のスタートは「新花巻駅」から。東京駅からだと新幹線で約3時間で着けますよ。今回は花巻市にある賢治ゆかりのスポットを集めました。自然の中でリフレッシュできたり、cuteなオブジェの数々に目が奪われたりするはず。さあ、友達を誘って魅惑の賢治ワールドに出かけましょう。
〈day1〉賢治ワールドにどっぷり浸る、心躍る童話の旅へ
まずは賢治の生涯をおさらいしよう/「宮沢賢治記念館」
宮沢賢治記念館の詳細情報
宮沢賢治記念館
- 住所
- 岩手県花巻市矢沢1-1-36
- アクセス
- 新花巻駅からバスで5分
- 営業時間
- 8:30〜17:00
- 定休日
- [12月28日〜1月1日]
- 料金
- 小学生 150円 高校生 250円 大学生 250円 大人 350円 中学生 150円
あの名作をドキドキ追体験!/「注文の多い料理店 山猫軒」
山猫軒の詳細情報
フォトジェニックなファンタジーの世界へ/「宮沢賢治童話村」

ランチ後はいよいよ童話の世界「宮沢賢治童話村」へ。道路の先が開けたと思ったら、そこに現れたのは広々とした芝生と大きな建物、そしてモニュメントの数々。優しい緑と幾何学的な造形物のコントラストが作り出す非現実的な空間に期待が高まります。

山野草園にあるのが『銀河鉄道の夜』の終着駅「南十字星」をイメージしたオブジェ。すぐ隣にジョバンニやカンパネルラがいるような気がして、時が経つのも忘れてしまいますね。
期間限定のライトアップイベントは見逃せない!
賢治の学校(宮沢賢治童話村)の詳細情報
賢治の学校(宮沢賢治童話村)
- 住所
- 岩手県花巻市高松26-19
- アクセス
- 1) 新花巻駅からバスで5分 記念館前下車 2) 新花巻駅から車で3分 3) 花巻IC・花巻南ICから車で15分 4) 花巻空港ICから車で10分 5) 花巻空港から車で10分
- 営業時間
- 8:30〜16:30
- 定休日
- [12月28日〜1月1日]
- 料金
- 大人 350円 20名以上の団体の入館の場合は、一人につき50円引き 大学生 250円 「高校生・学生」として区分 20名以上の団体の入館の場合は、一人につき50円引き 高校生 250円 「高校生・学生」として区分 20名以上の団体の入館の場合は、一人につき50円引き 中学生 150円 「小学生・中学生」として区分 20名以上の団体の入館の場合は、一人につき50円引き 小学生 150円 「小学生・中学生」として区分 20名以上の団体の入館の場合は、一人につき50円引き 割安の「共通入館券」があり
賢治作品に登場する名湯でのんびりリラックス/「鉛温泉 藤三旅館」
公式詳細情報
岩手 花巻温泉郷 鉛温泉 藤三旅館
岩手県 / 花巻 / 旅館
- 住所
- 岩手県花巻市鉛中平75-1
- アクセス
- 新花巻駅より40分・花巻駅より30分(無料シャトルバス)。花巻南ICよりお車で20分。
- 宿泊料金
- 4,000円〜 / 人
- 宿泊時間
- 15:00(IN)〜 10:00(OUT)など

じっくり読む この宿の良いところ
深さ約125cmの温泉でのびのび♪カップルで行きたい岩手「藤三旅館」
〈day2〉賢治の愛した優しい自然に癒されて

鳥の声に目を開けてそっと障子を開くと、木洩れ日の眩しい森が心地よい朝の空気を届けてくれます。宿自慢の朝食にお腹がいっぱいになったら、2日目は賢治が愛した花巻市の自然を感じる旅に出発です♪
“賢治先生”と一緒に散策しましょう/「イギリス海岸」
イギリス海岸の詳細情報
賢治の思いを、あの文人の書で/「雨ニモマケズ」詩碑(宮沢賢治詩碑)

続いて訪れたのは「雨ニモマケズ」の詩碑。「イギリス海岸」からタクシーで約10分の場所に広がる、広大な野原を見下ろす高台に立っています。詩碑の文字は高村光太郎によるもので、静かなたたずまいの中に風格と凜とした強さを感じます。

「雨ニモマケズ」の詩碑が立つ高台からは、かつて賢治が耕作した畑を見下ろせます。元々はここに賢治の私塾があったのだそう。景色の中に賢治の姿を探してみて。
宮沢賢治詩碑の詳細情報
賢治の御霊と、町の人々の強さに手を合わせて/「身照寺(しんしょうじ)」
御朱印帳は銀河鉄道の夜をイメージしたもの。銀河の煌めきと賢治の姿が描かれています。思わず購入したくなるほどステキですよね!
身照寺の詳細情報
賢治を慕う人々の思いの結晶/「宮沢賢治イーハトーブ館」
宮沢賢治イーハトーブ館の詳細情報