プライベートな旅を楽しもう。非日常体験ができる「1日10組以下限定」の宿6選／和歌山県

仕事が忙しくて、気づいたら1日や1週間が終わっている。休みの日は家でぐったり…。そんな決まりきった日々が続くと、「日常を忘れて気分転換したい！」と思いますよね。疲れが溜まったな、リフレッシュしたいなという時は、日常を離れてゆっくり過ごしてみませんか？

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疲れている時はあちこち観光する旅よりも、景色や居心地が良い宿でまったり過ごす旅がおすすめです。その土地のおいしい食材やお酒を味わい、景色や温泉をボーっと楽しむ。心身ともに癒されますよ。

今回おすすめするのは、和歌山県にある「1日10組以下限定」の宿。宿泊者数が限られているため落ち着いた雰囲気で、喧騒を忘れて心からリラックスできるでしょう。この記事では大人がゆっくりとくつろげる上品な雰囲気にも注目して、おすすめ宿を厳選しました。ぜひチェックしてみて下さいね。

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「海椿葉山（うみつばきはやま）」は、南紀白浜にある温泉旅館。グッドデザイン賞を始め数々の建築賞を受賞した建物は、ユニークでありながら居心地の良い空間で、海を眺めながらただただゆっくりと過ごせます。真っ白な砂浜が美しい「白良浜」までは車で20分ほど。賑やかな人気スポットから程良く離れているので、落ち着いて心穏やかにくつろげるでしょう。

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客室はわずか6部屋で、その全てが海に向かっています。海風、海月、海蛍…と、それぞれのお部屋に"海"に関する名前が付いているのも素敵。開放的で新鮮なデザインですが、畳敷きの和室をベースにしているので不思議と懐かしく、心が落ち着きますよ。

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大きな窓の外はゆとりのあるデッキテラス。目の前には壮大な海が広がっています。水平線を眺めながら潮風に吹かれれば、嫌なことを忘れて一気にリフレッシュできそうですね。

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浴場では「椿温泉」を楽しむことができます。乳液のように滑らかな泉質で、肌を優しく包み込んでくれますよ。この辺りは世界遺産「熊野古道」エリアに近いことから、古くから湯治場として親しまれてきたのだとか。神秘的な土地のパワーも感じられそうですね。湯上りにはサロンで熊野の名水をいただき、体の内側から浄化されるような気分を味わいましょう。

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1日10組限定の「オーベルジュ サウステラス」は、南紀白浜の天然温泉と、フレンチを楽しめるオーベルジュです。気取らない雰囲気で、リラックスしておしゃれな1日を過ごせますよ。南の島のような景観が美しいビーチ「白良浜」までは車で5分程度なので、リゾート気分も満喫できるでしょう。

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宿自慢の温泉は、万葉集にも登場するという歴史ある「白浜温泉」。贅沢に源泉かけ流しです。日本庭園のようなのんびりとした空間で、心と体の疲れをほぐしましょう。プライベートな空間で湯あみをしたいという方には、貸切風呂もありますよ。

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お部屋はモダンな雰囲気。温かみのあるカラーで心がほっと安らぎます。ちょっぴり贅沢をするなら、最上階の「プレミアムスイート」がおすすめ。広々とした窓から白浜の海を眺める絶景のお部屋です。ゆったりとしたソファに寝転がって、自由気ままな1日を過ごしてみて。和室、ベッドルームもある広々とした間取りなので、グループ旅行にもぴったりですよ。

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ディナーは「フレンチ会席」。和歌山県産の野菜や新鮮な魚介類をたっぷりと使い、バターや塩分を控えて仕上げた、美容と健康にも嬉しい内容です。疲れた体に沁みて、元気が出そうですね。フランス料理でありながらお箸でいただけるので、リラックスして食事の時間を楽しめるでしょう。

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1日6組限定の「山荘 天の里」は、高野山のふもとに広がる山里に佇むリゾートホテル。リフレッシュできる美しい環境で、約6000坪の広大な敷地で、新緑や蛍、紅葉、雪景色など、四季折々の絶景をたっぷりと楽しめますよ。大人の旅にぴったりのおしゃれな雰囲気も魅力。自然の中で深呼吸して、心と体を休めたい方におすすめですよ。

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お部屋は3棟全6室。紀州の杉や檜材がふんだんに使われていて、お部屋の中でも森林浴をしているような気分になれるでしょう。壁一面の窓の外には開放的な景色も見えて、いつでも気持ちの良い時間を過ごせます。洋室が基本ですが、中には畳敷きの和室付きのお部屋もあるので、好みに合わせて選べますよ。

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テラスに出れば小鳥のさえずりが迎えてくれ、心からリフレッシュできます。お部屋には望遠鏡が用意されているので、夜は天体観測を楽しむのもおすすめ。街灯りの多い都市部では見られない、美しい星空に癒されましょう。

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自然を満喫した後は、ゆったりとしたお風呂で体をほぐしましょう。全室に専用の半露天風呂がついていて、開放的な気分でバスタイムを過ごせますよ。アメニティはタイ生まれのナチュラルスキンケアブランド「THANN（タン）」製品。ジャスミンやダマスクローズの香りで、優雅な気分になれるでしょう。

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「山荘 天の里」はディナーも魅力的！ 和歌山の食材を利用した創作和フレンチで、贅沢な気分を味わえますよ。熊野牛のシャトーブリアンを味わえる「プレミアコース」は自分へのご褒美にぴったり。ワインの酒類も豊富で、心まで満たされる夜のひと時を過ごせますよ。

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「あきば何求庵（なんぐうあん）」は、紀伊半島最南端の港町にある一軒宿。大江一夫氏が手掛けたスタイリッシュな空間が特徴的で、他のホテルにはない非日常感を楽しむことができます。宿泊できるのは1日2組限定なので、プライベート感も文句なし。静かなひと時を過ごせるでしょう。

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お部屋は「繭（MAYU）」と「弦（TSURU）」の2タイプです。「繭（MAYU）」は本和紙のぬくもりが心地よいお部屋。海と稲積島（いなづみじま）を一望でき、海にたゆたうような開放感を味わえます。「弦（TSURU）」は白竹と梁天井を使ったデザインが印象的で、素材の感触に癒されますよ。

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紀州塗りのお重、墨色のティーポットなど、小さなアイテムにも宿のこだわりが感じられます。普段使うことの無いような特別感のあるアイテムは、滞在中のひとコマを素敵なものにしてくれそうですね。お風呂も「水墨画」や「海」をイメージした非日常的な空間で、この宿ならではの入浴体験ができるでしょう。

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夕食と朝食はいずれも個室でいただくことができるので、周りを気にせずゆったりと食事が楽しめます。伊勢海老や紀州産の食材が使われた和洋創作料理は彩り豊かで、食欲がそそられる内容。食前酒や紀州の地酒と合わせて、土地の味を堪能できます。豊かな味わいで体の内側から元気になれますよ。

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「千山庵（せんざんあん）」は、醤油発祥の地といわれている湯浅町にあります。伝統的な建物が残る保存地区の一角で、築約100年の古民家を活用した風情ある佇まいが素敵。建物の趣を味わったり、ぶらりと周辺散策をしたりして、タイムスリップ気分を満喫できますよ。

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「千山庵」は1棟貸切型の宿で、エリアに3棟あります。「かじやまち 301」は明治初期に建てられたといわれている建物で、昭和50年頃まではかまぼこ店として製造販売が行われていたのだとか。今は土間や吹き抜け、天窓などの特徴的な部分はそのままに、快適に過ごせるようにリノベーションされています。

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ベッドルームは無垢のフローリングになっていて、ゆったりとくつろぐことができます。格子や柱などは当時のまま残されていて、重厚さと落ち着きの中で安心して眠りにつくことができるでしょう。どんな人が住んでいたんだろう、当時の町はどんな雰囲気だったんだろう…と妄想しながら、歴史ある町での旅を楽しんではいかがでしょうか。

湯浅町は「熊野古道」の宿場町として古くから栄えた場所で、醤油発祥の地ともいわれています。宿周辺には白壁の土蔵や虫籠窓など、醤油醸造の歴史を感じる建造物が並んでいて、風情を味わえますよ。昔ながらの醤油造りを見学したり、古民家カフェでひと休みしたり。気ままな旅を満喫してはいかがでしょうか。

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1日2組限定の「NIPPONIA HOTEL 高野山 参詣鉄道 Operated by KIRINJI」は、大正14年築の歴史ある駅舎をホテルにした、ユニークな宿泊施設です。南海電気鉄道高野線「高野下駅」駅の舎内に泊まれるなんて、ここだけの非日常体験！ 場所は古くから多くの人が信仰を寄せる霊場「高野山」のふもとで、背筋が伸びるような、心が洗われるような気持ちで過ごせますよ。

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2つのお部屋はそれぞれ特徴があり、どちらに泊まろうか選ぶ楽しさもあります。「高野」のお部屋は乗務員さんの宿直室などがあったスペース。柱や扉は当時のまま残され、モダンな中にも風情を感じるおしゃれな空間になっています。駅舎というより洋館みたい！優雅な気分で過ごせるでしょう。

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「天空」は乗務員さんの待機所をリフォームしたお部屋。17㎡のコンパクトな空間には、つり革や中吊り広告などのお馴染みの電車アイテムが詰まっていて、鉄道ファンでなくてもワクワクしますよ♪ 乗務員さんの気分を体験してはいかがでしょうか。

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歴史ある建物ですが、水回りなどはきちんとリフォームされていて現代的。おしゃれさと木造建築のぬくもりを兼ね備えていて、気持ちよく滞在を楽しめます。食事は付いていませんが、駅舎にはおにぎりスタンド「くど」があり、昔ながらのかまどで炊いたご飯を使ったおにぎりを味わえますよ。のどかな風景を眺めながら、素朴なおいしさにほっこり。心が満たされるはずです。

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和歌山県にある「1日10組」以下限定の宿をご紹介しました。ゆったりとした時間が流れる小さな宿で、土地のおいしいものや、美しい景色、昔から変わらない文化を楽しんでみませんか。慌ただしい日々の中で疲れた心がほっと癒されて、元気が湧いてくるはずですよ。