【全国】カップルで海の中をのんびりデート♪グラスボートのあるスポット8選

何かに追われるように過ごしている間に、1日が終わってしまう。ざわざわした街の喧騒を抜けてやっと家に帰っても、家電の音やパソコン、携帯電話の音で気持ちが休まらないと感じていませんか。そんなときには、日々の生活から離れて、彼と一緒に海へ出かけてみましょう。波の音や風の音。自然がおりなす優しい音が耳に届いて、それだけでも心癒されますが、もっと心地いい時間を過ごしたいなら、海の中を覗けるグラスボートがおすすめです。

グラスボートは船底がガラスになっていて、海の中を観察することができる船。船の中に地下フロアがあり、海中にある窓から海の中が覗ける半潜水式のグラスボートも増えています。船の移動中に海中を楽しめたり、魚が多い場所に停泊している間に観察できたり、スポットによって楽しみ方もいろいろ。ロマンチックな非日常体験を共有できるということで、特にカップルには人気なんですよ。そこで今回は、彼とふたりで楽しめるグラスボートスポットと、船を下りた後に立ち寄りたいお店をご紹介します。

東京湾の入口、南房総館山で楽しめるのが館山海中観光船「たてやま号」です。白とピンクのツートンカラーがかわいい「たてやま号」は、定員52名。穴場的なダイビングスポットとしても人気の沖ノ島周辺のビューポイントでは、たくさんの魚やサンゴを見ることができます。彼とふたりで、さあ、海の旅へ！

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「たてやま号」は、半潜水式の海中観光船。海中展望室は冷暖房完備なので、1年中快適に海中散歩が楽しめます。所要時間は、約50分。普段は見ることのできない海の中の風景を見ているうち、彼と一緒にダイビングをしているような気分になれますよ。

カジメやナガモ、ホンダワラなどがつくりだす海藻のジャングルの中を泳ぐのは、鮮やかなブルーが美しいソラスズメダイや、映画の「ファインディング・ニモ」のモデルにもなったカクレクマノミ。ツノダシやクロダイの姿も見ることができます。特に魚が多いのは8〜12月。また、冬から早春にかけては海中の透明度がアップするので、その時期を狙って訪れるのもおすすめです。

出典：jumbo0317さんの投稿

グラスボートを楽しんだ後は、「みなとオアシス”渚の駅"たてやま」内にある「館山なぎさ食堂」でランチはいかが？ 朝に水揚げされた魚を使ったお料理がメインの、カフェのようなおしゃれな食堂です。地引網漁からはじまり、宿泊・飲食などを手掛ける「ろくやリゾート」が手掛けるお店なので、鮮度と味は間違いなし。窓際のテーブル席なら、海が一望できて気分も爽快！ メニューが豊富なので、彼と違うものをオーダーしてシェアしてもいいですね。

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神奈川・三浦の「三崎フィッシャリーナ・ウォーク うらり」前の三崎港を出発して、城ヶ島大橋や宮川湾をぐるりと巡る水中観光船「にじいろさかな号」。定員は60名、所要時間は約40分です。彼とふたりでデッキに並び、潮風に吹かれながらビューポイントへと移動。ポイントに到着したら、地下フロアから海の中を見ることができます。

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地下の展望室は、まるで宇宙船のよう。左右それぞれの窓から海の中を覗くことができます。観光シーズンは人も多くなりますが、混雑時をちょっと外せばゆったりと見ることができますよ。肩を寄せて海の中を覗きこめば、もうふたりだけの世界！

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展望室の大きな窓からは、季節によって様々な魚に出会うことができます。窓に顔を近づければ、一緒に海の中を泳いでいるような気分になれますよ。船上では無料の餌付け体験もできるので、ぜひ2人でトライを！

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海のお散歩が終われば、お腹もすくころ。ちょっと足をのばして港町宮川漁港へ。ここ「まるよし食堂」は名物の「海かけ丼」や「カマトロ漬け丼」など、新鮮なまぐろを使った丼ものが人気のお店です。昔ながらの素朴な食堂という雰囲気ですが、芸能人のサインが所狭しと飾られている、知る人ぞ知る名店。彼とふたり、のどかな風景を眺めながらの休憩タイムに、お腹も心もいっぱいに満たされますよ。

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千葉県南端の南房総市にある「野島崎公園」では、底の一部がガラスになっていて、海の中をのぞくことができる野島崎海底透視船「かもめ丸」を楽しむことができます。この船はペットのワンちゃんも無料で一緒に乗船できるので、ふたりの愛犬を連れて行ってもOK！ 船長のワンちゃんが乗船するときもありますよ。

季節によって、また風向きや潮の流れによって船長が航路を決定。「野島崎灯台」周辺の磯の海底をゆっくりと遊覧してくれます。船上からは灯台前にあるハート型をした岩を見ることができるので、この岩をバックに彼とツーショット写真を！

船の中央にあるガラスの窓から、海の中を散策。メジナやクロダイ、アジなど、磯魚が泳ぐ様子が楽しめます。運がよければ、亀を見ることができるかも！ お天気のよい日は、伊豆大島や利島まで見渡せるので、船上からの眺めも海の中も存分に満喫してくださいね。

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グラスボートの余韻もそのままに、すぐ近くにある「見晴亭（みはらしてい）」でランチタイム。「野島崎灯台」と海を眺めながら、ゆったりと海の幸を堪能できる地魚料理のお店です。看板メニューは、「アジづくし定食」。お刺身や魚の煮付けなどもおすすめ。美味しいものを食べたら、ふたりの笑顏も増えること間違いなし！

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道の駅「伊東マリンタウン」から出港する、海賊船「グラスボート ゆーみんフック」。手石島まで、ゆっくりと約45分のクルージングが楽しめます。混雑時でなければ、ペット同伴（無料）もOK。地下フロアの展望窓から、海中の様子を観察できる半潜水式水中展望船です。走行中は魚がよく見えないので、ポイントに到着するまではデッキで過ごすのがおすすめです。

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デッキは1階と2階にありますが、見晴らしがいいのは2階のデッキ。360°の展望が楽しめる海の上の特等席です。水平線に浮かぶ伊豆諸島や、伊豆半島の海岸線を見ながらのクルージングが気持ちいい！ そしてこの船のお楽しみのひとつが、かもめへの餌付けです。船が出港すると、すぐにかもめたちがついてくるので、餌をあげながら間近で写真を撮ることもできますよ。彼と一緒に思い出に残るひとときを。

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地下の展望室からは、メジナやスズメダイ、イシダイ、アオリイカやハコフグ、ウツボなど様々な魚を見ることができます。出港前と出港後の浅瀬移動中が観察タイム。手に取れそうなほど近くを泳ぐ魚たちに、心が癒やされますよ。大好きな彼と一緒に、幻想的な時間を楽しんでください。

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「伊東マリンタウン」にはレストランやスイーツが食べられるお店がたくさんありますが、カップルへのイチオシは「伊豆高原ビール　伊東マリンタウン店」。潮風に吹かれながら食事ができるテラス席がおすすめです。まずは、すっきりした喉ごしのクラフトビール「伊豆高原ビール」で彼と乾杯！ ボリュームたっぷりの「漁師の漬け丼」など、ここでしか味わえない海鮮丼をどうぞ。

本州最北端、下北半島にある仏ヶ浦は、国の天然記念物・名勝に指定されています。「夢の海中号」は牛滝港から仏ヶ浦まで、約15分のクルーズが楽しめる定期観光船。船底のガラス窓から海の中が見えるグラスボートです。船に揺られながら、海の中もゆっくり散策。ふたりの素敵な思い出になりますよ。運航は4〜10月のみなのでご注意を。

出典：五郎　gorouさんの投稿

巨大な奇岩が並ぶ景観を眺めながらのクルージングは、ここが日本であることを忘れさせてくれるひととき。自然がつくりだした大迫力の造形美と、青い空、コバルトブルーの海のコントラストは、一度見たら忘れることができません。

出典：ramengasさんの投稿

終点の仏ヶ浦に到着したら、いざ、上陸！ 船上から眺めていた奇岩を間近に見ることができます。仏ヶ浦の原型がつくられたのは、約2000万年前。海底火山活動によってできたものと伝えられています。言い伝えを秘めた岩や、源義経の伝説にまつわる岩もあるのでお見逃しなく。「夢の海中号」に往復乗船する場合は、上陸時間は30分ほど。彼との記念写真もたくさん撮っておきたいですね。

出典：gusuk31さんの投稿

仏ヶ浦から車で10分ほど。ちょっと不便な場所ですが、全国各地からの観光客がこぞって訪れるお店が「ぬいどう食堂」です。ボリュームたっぷり、名物のうに丼は5月から8月ごろまでの限定。季節によって、イクラやイカ、アワビ、サーモンなどの海鮮丼も味わえますよ。こちらも船と同じく4〜10月のみの営業で、冬場はお休みです。

出典：Purpleさんの投稿

和歌山を代表する観光地のひとつ、白浜の海を楽しめるグラスボート。ボートの底がガラスになっていて、海の世界を覗くことができます。丸い窓がたくさん並ぶレトロなデザインがかわいいですよ。臨海の海岸から、円月島周辺を巡る約30分のクルージング。彼とふたり、ゆったりとした時間が過ごせます。

グラスボートの内部は広々としていて、椅子に座ったまま海中の様子を観察することができます。ここでは美しい熱帯魚が泳ぐ姿を楽しめるほか、運がよければウミガメが見れるかも知れません。色とりどりのサンゴも多く、南の島を散歩するダイバー気分に！ 仕事で疲れた心もほっこり癒やされ、隣の彼との距離も縮まりますよ。

白浜のシンボルともいえる「円月島」に海上から接近できるところも、このグラスボートの魅力です。「円月島」の正式名は「高嶋」。臨海浦の南に浮かぶ島で、中央にぽっかりと穴が空いていることで「円月島」と呼ばれるようになりました。「日本の夕陽100選」にも選ばれている場所なので、夕方の乗船を狙ってもいいし、下船後に、円月島と夕陽をバックにツーショット写真を撮っても素敵！

出典：ぴょん子さんの投稿

「円月島」と海を眺めながら食事ができる「お食事処 さいかや 」。グラスボートの乗り場から近く、お土産も買うことができます。「名探偵コナン」のアニメに登場したお店ということでも人気です。こちらのお店の自慢は、伊勢えびをはじめとしたえび料理。お刺身やフライ、味噌汁など、様々なメニューが堪能できます。

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国内最大のシコロサンゴの群落地である、高知・竜串の海を周遊しているのが「竜串海域公園」のグラスボートです。竜串港を出港後、見残し海岸まで20分のクルージング。その間にテーブルサンゴやシコロサンゴなどを観察することができます。見残し海岸でしばらく散策を楽しんだ後、再び乗船して竜串港まで10分。乗船時間はトータルで約30分になります。船旅と海中散歩だけでなく、観光もたっぷり楽しめますよ。

ボートの底がガラス張りになっていて、そこから海中を覗くことができます。この海ならではのシコロサンゴはもちろん、テーブルサンゴが美しく、ゆったりと泳ぐ熱帯魚との出会いにも感動！ シコロサンゴは高知県の天然記念物にも指定されています。

出典：カイゼル髭さんの投稿

途中、上陸できる見残し海岸。その昔、弘法大師がこの地を見残したということで、この名が付けられたと伝えられています。「渦巻岩」や「愛情の岩」「人魚御殿」など見どころもたっぷり。自然がつくりだした景観に圧倒されますよ。旅の思い出に、彼と一緒にたくさんの写真を撮ってみては？

出典：labellelune425さんの投稿

竜串からちょっと足を伸ばして、国道321号線を足摺宇和海国立公園方向へ。この地でぜひ食べてほしいのが、土佐清水のサバを使ったご当地バーガー「さばぁーがー」です。この「さばぁーがー」を開発したのは、地元の主婦たち。土佐清水の良さを伝えたいという思いからこのバーガーが生まれ、「ポミエ」で販売されています。しょうがとにんにくが効いたオリジナルのたれと、カラッと揚がったサバフライ、地元産のトマトとの相性が最高！ 売り切れることも多いので、電話予約をしておくと安心ですよ。

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沖縄を旅するなら、名護市にある「ブセナ海中公園」のグラス底ボートがおすすめ。ユニークなクジラ型のボートは、底一面がガラス張りになっています。エメラルドグリーンの海にはたくさんの魚が泳いでいて、まるでシュノーケリングをしている気分に！

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ふと気がつけば、ボートの周りにも魚がいっぱい！ ガイドさんの説明を聞きながら、約20分間の海中散歩です。お天気がよければ餌やりも楽しめるので、彼と一緒にチャレンジしてみては？ （餌は有料です）

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ボートから見ることができるのは、ニモの映画でおなじみのカクレクマノミや、ブルーの色が美しいルリススメダイ、しましま模様のオヤビッチャ、カラフルなハナグロチョウチョウウオやヤマブキベラなど、南の海ならではの魚がたくさん。子どものころのように、夢中になれる時間になることでしょう。

出典：食べ歩き隊２号さんの投稿

ボートが出港するビーチのすぐ前の前に佇むホテル「ザ・テラスクラブ アット ブセナ」。ゆったりと休日を楽しめる、大人向けのリゾートホテルです。メインダイニングでは気軽なランチからコース料理まで味わえます。彼と一緒に、とろけるような贅沢なひとときを。

出典：GSWさんの投稿

普段は見ることのできない海の中を眺めているうち、目まぐるしい毎日も、何かに追われているような気持ちも忘れて、ゆったりとした気持ちに。彼との距離もぐんと近くなり、素敵なデートになりますよ。近場でのんびりするもよし、ホテルを予約して贅沢に楽しむもよし。グラスボートで、心に残る思い出づくりを！