【甲信越】誰にも邪魔されない二人きりの時間を。カップルにおすすめ”離れ”の宿9選

働く女子は毎日忙しいですよね。あれもこれもと仕事に追われ、最近彼ともゆっくり過ごせていない…とお悩みなら、思い切って旅行に出かけてみませんか？関東圏から少し足を伸ばした甲信越地方は、富士山を望み、フルーツやワインの製造がさかんな「山梨県」、アルプス山脈の山並みが美しい「長野県」、日本海に面した米どころの「新潟県」の3県からなり、それぞれ違った見どころがあります。そしてせっかくの機会、二人の時間をめいっぱい楽しむために、お泊まりは”離れ”のある宿がおすすめです。

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”離れの宿”は、その名の通り旅館の母屋から離れた場所にあり、廊下やお庭を隔てて泊まる人のプライベート空間が守られているので、気兼ねなくゆったり過ごすことができます。二人であえて何も話さず、ぴったりとくっついてお互いの体温を感じたり、お部屋のお風呂にのんびりつかってくつろいだり。日頃のコミュニケーションも埋め合わせでき、帰るころにはもっと彼との仲も深まりますよ。次から甲信越地方の”離れの宿”を、県別のおすすめ観光スポットとともにご紹介していきます！

出典：雅ちゃんさんの投稿

山梨県は、誰もが知る日本一の山「富士山」があることが最大の特徴。他にも「八ヶ岳」や、「奥秩父山地」などの山々に囲まれ、内陸は甲府盆地をはじめとした盆地が広がっています。朝晩の寒暖差が激しいことからフルーツやワインの生産が盛んで、甲州ワインは世界でも有名です。武田信玄のお膝元としても知られ、「武田神社」「恵林寺」では信玄の歴史を感じることができます。富士山のふもとに広がる富士五湖の一つ、「河口湖」には絶景が楽しめるアトラクションが人気の「富士急ハイランド」もあります。湖巡りやワイナリー巡りがおすすめです。

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「笛吹川温泉　坐忘（ふえふきがわおんせん　ざぼう）」は、都心からもアクセスのいい中央線沿い、JR塩山駅より車で約15分のところにあります。”甲州の鎌倉”といわれる笛吹川の静かな環境と、pH9.5という高アルカリ性の温泉が自慢の宿です。

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本館から小路を抜けた先に佇む8室の別邸離れ。お部屋はそれぞれ趣が異なり、和室とツインベッドルームの和洋室となっています。どれも笛吹川の自然に囲まれ、落ち着いて過ごせるお部屋です。二人で川のせせらぎや木々の音に耳を澄ませば、なんだか癒されますね。

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お風呂は、全ての客室に専用の露天風呂がついています。pH9.5というアルカリ性が高い温泉は、美肌の湯といわれており、女子には見過ごせないですね。手触りの柔らかなお湯を身にまとわせれば、気持ちのいい湯上がりを実感できます。入った後はお肌がつるつるになるという声も多数。日頃そんなにスキンケアを気にしていない彼も、一緒に試してみて。

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お食事は、名産甲州ワインと山里の素朴な料理を合わせ、"山のごちそう"として調えられた懐石をいただくことができます。川魚や山菜、季節のお野菜を組み合わせたお料理とワインがまた合いますね。二人でゆっくり楽しんで。

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「糸柳別館　離れの邸　和穣苑（わじょうえん）」は、山梨では有名な温泉、石和温泉の宿です。アクセスはJR石和温泉駅より送迎車で約5分。石和温泉の閑静な街並みに佇み、高級料亭のような外観の落ち着いた大人の宿です。

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全5室ある離れのお部屋は、広縁つきの和室とベッドルームで広さも十分あり、ゆったりとくつろげる空間となっています。昔ながらの日本家屋の造りは、ほっと心がなごみますね。

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離れの全室についている専用露天風呂は、お部屋ごとに趣が異なります。どれも二人で入るには広めなので、ゆったり手足を伸ばせそう。木漏れ日を浴びながら、石和温泉を堪能しましょう。

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お食事は月替わりの創作料理となっています。季節感を大事にした彩り鮮やかな日本料理の数々は、盛り付けもきれいで食べるのがもったいないほどです。料理長の心づくしのおもてなしを目と舌で楽しみましょう。

出典：1koさんの投稿

”信州”という響きでも名高い長野県。本州の中では岩手、福島に次ぎ3番目に面積が大きいです。山梨県と同じ海なし県で、周りに接している県が8県と、全国で一番多い県でもあります。また飛騨山脈、木曽山脈、赤石山脈の3つの山脈を持つ「日本アルプス」があることで有名で、登山好きにはたまらない県です。「軽井沢」や「上高地」などの自然に加え、国宝「善光寺」や江戸時代に整備された中山道の宿場「妻籠宿（つまごじゅく）」など歴史的建造物も多いです。冬はたくさんのスキー場がオープンし、ウインタースポーツや温泉など自然の恵みを生かした遊びが楽しめる県です。

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「軽井沢ホテルブレストンコート」は、観光地や避暑地で有名な軽井沢にあります。アクセスはJR軽井沢駅よりシャトルバスで約20分。美しい緑に囲まれたコテージタイプの客室と上質なおもてなしが自慢の宿です。

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全39室のお部屋。全て独立したコテージで必要以上に他人と接することがないので、二人でのんびり、まったり過ごすのにぴったりです。「テラスヴィラ／ジャグジースイート」は、二人きりの時間を充実させるテラスとジャグジー付きの特別室。木々のざわめきと風を感じながら、テラスで語り合うのもいいいですね。

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飲み物片手に、浅間山を望むジャグジーで彼とまったりすれば、リゾート気分はMAX。濃密なプライベート時間も過ごすことができます。

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基本は朝食付きプランになるので、夕食はお好きなレストランで食べることができます。敷地内のフレンチレストラン「ユカワタン」は、フランス料理の技術を守りながら、日本人の舌に合わせたNippon French（ニッポンフレンチ）がいただけます。素材の味を十分に引き出したフランス料理を、二人で思う存分堪能しましょう。

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「上林ホテル仙壽閣（かんばやしホテルせんじゅかく）」は、長野電鉄湯田中駅（ゆだなかえき）より送迎車で約10分。9つもの温泉が点在する湯田中・渋温泉郷にある上林温泉の宿です。創業は昭和4年という老舗旅館で、数寄屋や寄せ棟などの日本建築に、アール・ヌーボーやアール・デコといった西洋の要素も組み込み和洋折衷の雰囲気。館内の至るところで大正ロマンを感じます。

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お風呂は、毎分720ℓも注がれているという、源泉かけ流しの上林温泉を共通の露天風呂と大浴場で楽しみましょう。ドバドバとあふれ出る新鮮なお湯は、温泉好きにはたまらないですね。よりプライベートを充実させたい人は、内湯と露天がついた貸切風呂もあります。

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お食事は、全てのお料理に歳時記の季語を添えた特製の懐石料理がいただけます。初物を楽しむ「走り」、今が美味しい「旬」、最後に楽しむ「名残り」という日本料理ならではの3つの楽しみ方を大切に、季節を感じられるお料理を提供しています。満足すること間違いなしです。

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「露天風呂のオーベルジュ　つつじとかえで」は、蓼科高原の山あいにひっそりと佇んでいます。アクセスはJR茅野駅より路線バスで約50分、「石臼台別荘地」バス停より徒歩約5分。オーナーこだわりの手作りフレンチとかけ流しの天然温泉が楽しめる宿です。

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本館と別館があります。本館は南欧テイストですが、別館の離れは和風テイストの落ち着いた内装。木の温もりを感じられる家具と小さな囲炉裏に思わずほっこりしちゃいそう。別館は渡り廊下を抜けた先にあるので、二人だけのプライベート空間が守られています。

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お風呂は、お部屋に展望露天風呂がついています。眼下に広がる蓼科の自然を楽しみながら入る温泉は、爽快感たっぷり。日頃の疲れも取れて、二人ともにっこり笑顔になれそう。

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お食事は、オーナーこだわりのフレンチのコース料理をどうぞ。石窯で焼いた、自慢のカリカリバゲットは、おかわりしたくなるおいしさ。お肉やお魚も、素材の味を生かした味付けとなっています。デザートまで全て手作り。オーナーのあたたかさが感じられるお料理は、身体も元気になれそうですね。

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「にし屋別荘」は、安曇野穂高にある古民家風の旅館です。北アルプスの美しい山並みの麓にあり、アクセスはJR穂高駅より車で約10分。全5室というこぢんまりとした佇まいですが、古民家の温もりに癒されます。一歩中に入れば、ほっと心がなごむ大人の隠れ家のような宿です。

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お部屋は一つ一つ違ったインテリアで、お気に入りのお部屋を選ぶのも楽しそう。離れ「伊万里」は、8畳の和室と10畳のベッドルームからなり、木目調の壁や柱が温かみのある空間を作り出しています。専用のテラスもあるので、二人で安曇野の空気をめいっぱい吸い込んでみて。リフレッシュできますよ。

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お風呂は専用の檜風呂の他に、3つの内湯と露天風呂があります。全て家族風呂となっていて、彼とのんびりくつろげます。

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お食事は、囲炉裏のあるお部屋で季節の高級素材と地元産のお野菜を使ったお料理がいただけます。器にもこだわっているので、そちらにも注目してみると楽しいですよ。ゆったりとした空間の中で、お料理と会話を楽しんで。

出典：トッシータマさんの投稿

日本海に面し、南北に長い新潟県。上越、中越、下越、佐渡地方の4つに分かれており、県内全体が豪雪地帯となっています。長野県と並んでスキー場が多いことでも知られていて、冬場はたくさんのスキー客が訪れにぎわいを見せています。米作が盛んで、代表的なお米「コシヒカリ」の収穫量が日本一。「魚沼産」というトップブランドを持ち、米どころとしても有名です。お米に関連して日本酒や柿の種などの製造も盛ん。日本海の恵みを生かした鮮魚市場が多く、温泉も豊富に沸いているので、お酒好き、お魚好きの人や雪見の温泉を楽しみたい人におすすめの県です。

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1室のみの「露天風呂付蔵ツイン　離れ」は、レセプション棟や客室棟から切り離された場所にあるので、周囲を気にせずのんびりと過ごすことができます。里山の中なのに、まるでデザイナーズマンションのお部屋のような快適さ。彼との新生活が想像できそうですね。

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離れには、他のお部屋よりも広めの露天風呂が備え付けられています。プライベート重視で囲いがついていますが、里山のおいしい空気を感じられる湯あみは爽快感たっぷりです。景色を楽しみたい人は、ぜひ眺め抜群の共通の露天風呂も堪能して。

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お食事は、こちらも古民家をリノベーションしたレストラン「早苗饗～SANABURI～（さなぶり）」で。他の旅館とは違い、高級なお肉などを使わないお野菜料理が中心となっています。生産者の想いが詰まった野菜や山菜で、大地の恵みや食材の力を感じてもらうことをコンセプトに提供されています。その気持ちが沁み込んだお料理は、ヘルシーなものでも満足できそうです。

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「風雅の里　長生館」は、日本でも数少ない”ラジウム温泉”が湧く村杉温泉の宿です。ラジウム温泉は、お湯に含まれる微量の放射線が血流を良くし細胞を活性化させるという効能があるといわれています。JR新潟駅より無料送迎バスで約45分のところにあり、五頭（ごず）の自然を映し出す美しい庭園に囲まれた宿です。

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お部屋は、数寄屋造りの離れ「五頭緑水庵」へ。落ち着いた日本家屋の造りで、間取りは12.5畳の本間と12畳の次の間でできています。目の前には池と緑が。濡れ縁に腰かけて彼とおしゃべりしながら、鳥の声に耳を澄ませてみるのも癒されそう。

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檜風呂の内湯と、陶器製の専用露天風呂もあり、お部屋でもラジウム温泉を堪能できます。お庭に見える季節の移ろいを感じながら、ゆったりとつかってくつろぎましょう。

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お食事は、地元の朝採れ有機野菜や厳選した食材を使い、つくりたてにこだわったお料理。温かいものは温かいうちに、冷たいものは冷たいうちに食べられるよう工夫されています。また、庭園に湧く五頭山の伏流水を使い、お料理やお米を炊いているので、より美味しくなっています。素材の味を引き立たせる清水はまさにこの宿の恵み。感謝していただきましょう。

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「著莪の里　ゆめや（しゃがのさと　ゆめや）」は、岩室温泉にある旅館で、アクセスはJR燕三条駅（つばめさんじょうえき）より無料シャトルバスで約30分。大女将が鉄筋造りの旅館とは別に、あたたかみのある小さな宿をつくりたいという思いからできた宿です。都会の喧騒を離れ、自然の中でゆっくりくつろげるように、女性が一人でも安らげるように、と考えられた心づかいが嬉しいです。

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お食事は個室食事処「ゆめ」で。一汁七菜のコースを基本として季節限定料理を加えたプランも選べます。ボリュームも調整できるので、小食な女子も嬉しいですね。オープンキッチンで板前さんが調理する様子を見ながら、山海の恵みを使った季節のお料理を楽しみましょう。

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甲信越地方の”離れ”のある宿をご紹介してきました。離れのお部屋で彼と二人、心身ともにリラックスして過ごせばストレスも解消されて、スッキリ笑顔になることができそうです。そしてお互いを思う気持ちも再確認でき、もっとラブラブになれるはず。大切な人との時間を満喫したくなったら、”離れの宿”へお出掛けしてみてくださいね。