2021年02月13日

【島根】松江城観光の際に立ち寄りたい♪周辺のおすすめ観光&グルメ8選

【島根】松江城観光の際に立ち寄りたい♪周辺のおすすめ観光&グルメ8選

島根県の県庁所在地である松江市では、威風堂々とした国宝「松江城」の周りに当時の面影を残す城下町が広がっています。都会の喧騒から離れてのんびりと観光できるエリアで、外国人観光客にも人気があります。せっかく旅しに行くのだから、松江城だけ見て終わりというのはもったいないですよね。というわけで今回は、松江城周辺のおすすめ観光&グルメスポットをご紹介します!松江へ旅してみようかな~と考えている方は、ぜひこの記事も参考にしてみてくださいね♪

のんびりとした時が流れる城下町、松江への旅

松江武家屋敷

宍道湖や日本海を結ぶ中海を擁し、市内に堀川が流れる「水の都」とも言われる城下町の松江市。国宝である「松江城」の周辺は、特に城下町の風情が強く残っているエリアです。松江観光で松江城は欠かせないスポットですが、お城だけ見て終わり…というのはもったいないですよね。今回は松江城を訪れる際についでに行きたい周辺のおすすめの観光やグルメスポットについてご紹介します。これから松江観光に向かうという方は、ぜひこの記事を参考にして、プランを立ててみてくださいね。

ちょっとその前に、「松江城」についておさらい♪

ちょっとその前に、「松江城」についておさらい♪2342805

出典:ksbococさんの投稿

松江市のシンボルとも言える「松江城」。その天守は、全国に12城しか残っていない現存天守の1つです。2015年には国宝に指定されました。江戸時代の1611年(慶長16年)に完成し、彦根城や姫路城と並んで近世城郭最盛期を代表する存在です。別名、「千鳥城(ちどりじょう)」と呼ばれることもあります。

松江城地階

天守の入口部分になっている場所は、実は「附櫓(つけやぐら)」と言って天守本体ではありません。敵の侵入を防ぐためのものでした。入ってすぐの地階の奥にある井戸も見どころ。天守内で現存している井戸は松江城にしかありません。その傍には、国宝指定の決定打となった祈祷札のレプリカが飾られています。この祈祷札のお陰で、天守の完成年代が特定されたそうですよ。

島根県松江市 松江城天守から見る松江の街並み

「天狗の間」と呼ばれる天守最上階からは、城下町を360度展望できるようになっています。壁も窓もないので、爽やかな風を感じることもできますよ。天気のいい日を狙って、松江の景色を一望してみてくださいね♪

松江城の詳細情報

松江城

住所
島根県松江市殿町1-5
アクセス
松江駅 バス 10分
料金
【料金】 大人:680円、小人(小中学生):290円

松江城をおさらいしたところで、周辺のおすすめ観光&グルメスポットをご紹介していきます♪

1. 興雲閣

写真映えする明治建築の洋館

島根県松江市 松江城 興雲閣

「興雲閣(こううんかく)」は、松江城山公園内に佇む真っ白な洋館です。元々は、松江市工芸品陳列所として明治36年に建てられました。明治天皇の巡幸も視野に入っていたため、装飾や彫刻など多く施し気品ある雰囲気に仕上げられています。現在では、建物そのものの歴史や魅力を味わってもらうために一般公開されています。無料なので気軽に立ち寄ってみましょう!

松江城 興雲閣

赤い絨毯にシャンデリアなど、内装も華やか。2階の大広間には机や椅子が置いてあり、ちょっとした休憩もできますよ。バルコニーに出て記念撮影してみるのもいいかも。

散策に疲れたら、「亀田山喫茶室」でひと休み

「亀田山喫茶室」 料理 140955161 [右手前]洋梨とシャインマスカットのショートケーキ@600円

出典:YamaNe79さんの投稿

「興雲閣」の1階の一画には、「亀田山喫茶室」というカフェがあります。松江城山の別名「亀田山」にちなんで名付けられたカフェは、しっとりと落ち着いた空間。松江城まで登って消費した体力を、ここで回復させてみてはいかがでしょうか?

「亀田山喫茶室」 料理 101929575 フレンチトースト

出典:ハゲちるどれんさんの投稿

ケーキやパフェといった甘いスイーツの他に、モーニングや軽食もいただけます。観光客の少ない朝から城山に登って、亀田山喫茶室で優雅なモーニング…♡というコースもおすすめですよ。

興雲閣の詳細情報

興雲閣

住所
島根県松江市殿町1-59
アクセス
松江駅 バス 10分、松江城(大手前) 徒歩 5分

亀田山喫茶室の詳細情報

亀田山喫茶室

松江しんじ湖温泉 / カフェ

住所
島根県松江市殿町1-59 興雲閣
営業時間
[月]  09:00 - 16:00 [火]  09:00 - 16:00 [水]  09:00 - 16:00 [木]  09:00 - 16:00 [金]  09:00 - 16:00 [土]  09:00 - 17:00(L.O. 16:30) [日]  09:00 - 17:00(L.O. 16:30) [祝日]  09:00 - 17:00(L.O. 16:30) ■ 営業時間 モーニング ~10:30/軽食 11:00~ ■ 定休日 無休
平均予算
  • ¥1,000~¥1,999

2. 松江歴史館

松江の歴史を知るならここがベスト!

松江歴史館

「松江歴史館」は、松江城をぐるりと取り囲む堀川沿いに佇む武家屋敷風の博物館です。常設されている基本展示室では、城下町松江が形成されてきた歴史や、松江藩の歴史、松江で育った文化などが、映像や模型を使いながら紹介されていますよ。松江城の国宝指定の根拠になった祈祷札も、ここで見られます。

松江の歴史を知るならここがベスト!2346794

出典:いしはらやすひろさんの投稿

毎月第3日曜日には、松江城鉄砲隊と松江姉さま鉄砲隊によって、火縄銃の演武と日本刀の居合切りが披露されます。火縄銃による一斉射撃やつるべ打ち、わら束を見事に真っ二つにする居合切りを間近で見られます。その勇壮な姿をぜひ目に焼き付けてくださいね!

※悪天候の場合は中止になります。

和菓子で一服したくなったら「喫茶きはる」へ

「喫茶きはる」 料理 105082433

出典:absolute ekoさんの投稿

歴史館内には、「喫茶きはる」という創作上生菓子の菓子バーを備えた茶房があります。上生菓子と干菓子を楽しむセットメニューや、ぜんざいやパフェといった甘味、抹茶やコーヒーなどほっと一息つける飲み物も揃っていますよ。目の前の日本庭園やその向こうに佇む松江城を遠望しつつ、まったりと松江の味を堪能してくださいね。気に入った和菓子や、食べたかったけどお腹いっぱいで入らなかった和菓子があれば、お持ち帰りも検討してみて。

喫茶きはるの詳細情報

喫茶きはる

松江しんじ湖温泉、松江 / 和菓子、甘味処、喫茶店

住所
島根県松江市殿町279番地 松江歴史館内
営業時間
[月]  定休日 [火]  09:00 - 17:00(L.O. 16:30) [水]  09:00 - 17:00(L.O. 16:30) [木]  09:00 - 17:00(L.O. 16:30) [金]  09:00 - 17:00(L.O. 16:30) [土]  09:00 - 17:00(L.O. 16:30) [日]  09:00 - 17:00(L.O. 16:30) [祝日]  定休日 ■ 定休日 ※祝日の場合は翌日、年末年始
定休日
月曜日、祝日
平均予算
  • ~¥999

松江歴史館の詳細情報

松江歴史館

住所
島根県松江市殿町279

3. 小泉八雲旧居

「怪談」で知られる小泉八雲に思いを馳せて…

「怪談」で知られる小泉八雲に思いを馳せて…2342910

出典:tune☆さんの投稿

「小泉八雲旧居(こいずみやくもきゅうきょ)」は、「耳なし芳一」や「雪女」といった短編をまとめた「怪談」などの著作で知られる作家の小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が、松江で過ごしていた時に住んでいた家です。八雲は熊本、神戸、東京にも滞在していましたが、当時のままで保存されているのはこの松江の旧居のみ。セツ夫人と出会い、新婚生活を送った場所でもあります。

小泉八雲旧居(ヘルン旧居)の南の庭

「庭のある侍の屋敷に住みたい!」という小泉八雲の希望を叶えた旧居は、旧松江藩士の武家屋敷。小泉八雲の名作「知られぬ日本の面影」の第16章「日本の庭」では、この場所が舞台になっているそうです。縁側でお庭を眺めたり、彼が愛用していた机と椅子のレプリカに座ってみたり…。八雲の当時の生活に思いを馳せてみてはいかがでしょう。

小泉八雲旧居の詳細情報

小泉八雲旧居

住所
島根県松江市北堀町315
アクセス
JR松江駅 バス 16分
料金
【料金】 大人:310円、小・中学生:150円

4. 小泉八雲記念館

小泉八雲に関する収蔵品を展示した文学館

小泉八雲に関する収蔵品を展示した文学館2342909

出典:

「小泉八雲記念館(こいずみやくもきねんかん)」は、小泉八雲の著書や関係図書、資料、そして八雲本人やセツ夫人の遺品などが展示されている文学記念館です。小泉八雲旧居のお隣にあるので、ぜひセットで訪ねてみてくださいね。「再話」コーナーでは、八雲が再話した山陰地方の怪談も聞けちゃいます。これって八雲の作品だったんだ!という発見があるかも?

小泉八雲に関する収蔵品を展示した文学館2342912

出典:

こちらは記念館の前庭にある小泉八雲の「遺髪塔(いはつとう)」です。八雲の三男のアトリエから見つかった遺髪が遺族によって松江にもたらされ、こちらの塔に納められています。"八雲忌"とも言われる9月26日の命日には、この前に祭壇が設置されます。そっと手を合わせてから、記念館内に入りましょう。

小泉八雲記念館の詳細情報

小泉八雲記念館

住所
島根県松江市奥谷町322
アクセス
JR松江駅 バス 16分 (ぐるっと松江レイクラインバス) 「小泉八雲記念館前」バス停 徒歩 1分
料金
【料金】 大人:410円、小・中学生:200円

5. 武家屋敷

江戸時代のお屋敷の雰囲気をたっぷり味わおう

松江市 武家屋敷の町並み

堀川沿いに佇む「武家屋敷」は、主屋、長屋門、塀などからなっているお屋敷で、江戸時代初期から松江藩の500~1000石程度の中級、上級藩主が入れ替わりで住んでいた場所です。1733年の大火で焼失してしまい、その後再建されました。築山式の庭園も、松江藩主の心を感じさせる質実剛健な造り。

江戸時代のお屋敷の雰囲気をたっぷり味わおう2346802

出典:マスターさんの投稿

入口となる長屋門は武家屋敷の特徴の1つ。門番や中間(ちゅうげん)、いわゆる武家奉公人の住まいとしても使われていました。当主のお屋敷内にも入ることができ、座敷では人形が座布団を勧めてくれます。お屋敷の構造や、細かく配置されている小物にも注目してみてくださいね♪

武家屋敷の詳細情報

武家屋敷

住所
島根県松江市北堀町305
アクセス
JR松江駅 バス 16分
料金
【料金】 大人:310円、小人(小・中学生):150円

6. 松江護国神社

"大勝利祈願"の旗が目にも鮮やか

【島根県】松江護國神社

「松江護国神社」は、松江城山公園内にある神社です。こちらでは、明治維新後の国難に殉じることとなった旧出雲国と隠岐国出身の戦没者がお祀りされています。"大勝利祈願"と赤字で染め抜かれた旗の通り、大勝利したいことについて祈念してみてくださいね。

"大勝利祈願"の旗が目にも鮮やか2346905

出典:

いただける御朱印にはいくつかの種類があります。御朱印直書きの受付時間は、基本的に9:00〜9:50、10:50〜11:50、13:30〜17:00と決まっています。繁忙期や祭典の場合には休止されることもあるのでご注意ください。書き置きの御朱印も要チェックです。

松江護国神社の詳細情報

松江護国神社

住所
島根県松江市殿町1−15

7. 城山稲荷神社

1000体以上の狐が奉納されているお稲荷さん

【島根県】城山稲荷神社

「城山稲荷神社(じょうざんいなりじんじゃ)」は、護国神社と同じく松江城山公園の中にある稲荷神社です。元々は「若宮八幡宮」として、松江城が出来るより前からこの地に存在していました。お城の守り神として残されていましたが、松平家初代松江藩主の松平直政が稲荷神社を合祀し、現在のような形になっています。拝殿の額をよく見てみると、若宮八幡宮の文字がありますよ。

松江城跡に鎮座する城山稲荷神社の石狐

現在、境内には1000体余りの狐が奉納されています。小泉八雲はこの神社を気に入っていて、通勤途中にもよく立ち寄ったそう。八雲の特にお気に入りだったという「石狐」が、案内板と共に参拝客を出迎えてくれますよ。自分でもお気に入りの狐を見つけてみてくださいね。

城山稲荷神社の詳細情報

城山稲荷神社

住所
島根県松江市殿町477

8. 松江城堀川

城下町の風景を水辺から楽しんで

島根県松江市 松江城 ぐるっと松江 堀川めぐり 大手前広場乗船場

出典:tune☆さんの投稿

松江城を囲む堀川。城と堀が揃って当時の姿を残しているというのは全国的にも珍しいんです。こちらでは、「ぐるっと松江堀川めぐり」という堀川を約50分かけてゆっくり巡る遊覧船体験が人気です。船頭さんの話や歌を聞きながら、のんびりとした船旅を楽しめます。乗船場所は3か所。松江城に近いのは「大手前広場」の乗り場です。チケットは1日乗船券なので、次の観光場所まで船で移動するのもおすすめ♪

城下町の風景を水辺から楽しんで2346915

出典:スパイダーマッ!!さんの投稿

川の途中には水面からの距離が近く、船の通り抜けも難しそうな橋がいくつも登場します。そんな時は、実は船の屋根が下がる仕組み。屋根と一緒に姿勢を低くするのがなんとも楽しい体験です。夏には風鈴の音が心地よい「風鈴船」、冬にはぬくぬく暖かな「こたつ船」も登場しますよ。

ぐるっと松江堀川めぐりの詳細情報

ぐるっと松江堀川めぐり

住所
島根県松江市黒田町507-1
料金
【料金】 大人:1,600円、中人(中学・高校生):1,300円、小人(小学生):800円

日本の懐かしい風景を眺めながら、ゆったりと散策

日本の懐かしい風景を眺めながら、ゆったりと散策2346805

出典:ninjinさんの投稿

観光スポットのご紹介はいかがでしたか?松江城の周辺を散策して回るだけでも、あっという間に1日が過ぎてしまいそうですよね。城下町の雰囲気をゆったりとリラックスして楽しめるように、松江旅のプランを組んでみてくださいね。

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