子連れで「知床」の大自然を遊ぼう！ファミリーにおすすめのホテル・旅館8選

出典：

2005年に世界遺産に登録された知床は北海道の最東端にあり、道内でも特に雄大な自然と生命の営みを強く感じられるエリア。知床を代表する景勝地「知床五湖」には野生動物が生息し、運がよければエゾシカの姿や、ヒグマの痕跡を見ることもできます。また、ダイナミックな景観を楽しみながら海の生物たちに出会えるクルーズも人気で、家族で訪れるにはぴったりですよ。

出典：

子どもと一緒の旅行は荷物が増えるし、食事やお風呂のことも心配ですよね。そこで今回は、知床の中でも子ども向けの施設やサービスが充実している「ファミリーにやさしいホテルや旅館」をピックアップしました。ベビーにも安心の和室のお部屋、子どもが遊べるキッズスペース、家族で楽しめる貸切風呂やビュッフェなどそれぞれの特徴をご紹介しているので、お宿選びの参考にしてくださいね。

出典：

知床半島の西岸、オホーツクを望む高台にある「KIKI（キキ）知床ナチュラルリゾート」。ミキハウス子育て総研の「ウェルカムベビーのお宿」で、こちらが認定客室の「ナチュラルグループルーム」。はいはいの赤ちゃんも安心して過ごせる、畳式の和洋室です。おむつ用ごみ箱や補助便座、ベッドガードなどのグッズがレンタルでき、子ども用浴衣やスリッパの用意もあるので、安心ですね。

出典：

さすが「ウェルカムベビーのお宿」だけあって、館内の設備も充実！ こちらは「ボーネルンド」監修のキッズスペース「あそびの森」です。子どもたちが目をキラキラさせるおもちゃがいっぱいで、ボールプールやウォールクライミングなど身体を使って遊べる遊具も大人気。館内のあちこちには動物の家具やハンモックもあり、遊んだり写真を撮ったり、心に残る時間が過ごせます。

出典：

食事はブッフェ&グリルレストラン「ツリーサイドブッフェ」で、好きなものを好きなだけどうぞ。夕食は鉄板焼きや燻製など、道産の食材を使った和洋中約60品。朝食は知床ウトロ温泉使用の料理やウトロ名物「あっぺ飯」など約50品が並びます。レストランでは子どもの椅子や子ども用の食器があり、持参した離乳食の温めはフロントでお願いできるのも助かりますね。

出典：

大浴場には大きな内湯や、自然に溶け込める庭園露天風呂があり、天然温泉100%かけ流しのお湯が楽しめます。また、大浴場の一角が水深の浅い「こども湯」になっているほか、大浴場にはベビーベッドや子ども用のバスチェア、湯おけも用意されていて、温泉デビューの赤ちゃんも安心！ 親子でゆったりお風呂を楽しんでくださいね。

出典：

壮大なオホーツク海の大パノラマを望む大型リゾートホテル「北こぶし知床 ホテル&リゾート」。冬はテラスや客室、大浴場から流氷を眺めることができ、そのほかの季節も時間とともに移り変わっていく海の表情を楽しむことができます。こちらのテラス、足下にはなんと足湯も！また、ロビーには1年を通して本物の流氷を展示。親子で知床の自然を満喫できるホテルです。

出典：

子ども連れにおすすめのお部屋はこちら、「温泉付モダン和室」。はいはいのベビーも、やんちゃ盛りのキッズも、こんな和室ならのびのび過ごせますね。お風呂は窓が開閉式になった天然温泉。周りに気兼ねせず、家族だけで、ちょうどいい湯加減に調整できます。ベビーベッドやベッドガード、補助便座、おむつ用ごみ箱などのレンタルのほか、子ども用浴衣やスリッパもあるのも助かりますね。

出典：

乗って遊べる動物のぬいぐるみやジャングルジム、ブロック、絵本などが並んだキッズ＆プレイコーナー「音々OTOTO（オトオト）。ご飯やお風呂の前にひと遊びしたり、おでかけまでのスキマ時間に遊んだりできますよ。また、大人も子どもも楽しめる卓球台（有料）も利用できるので、家族で対戦してみては？

出典：

夕食・朝食ともに、地元の食材を使ったお料理が満喫できるブッフェをどうぞ。和食や洋食というジャンルにとらわれない新しい食事スタイルで、約50品のメニューが並びます。石窯で焼いたピザや、パティシエが仕上げるスイーツキッチンも大人気。会場には子ども用の椅子や食器のほか、ぬりえの用意もありますよ。食べ終わった子どもがぬりえをしている間に、ママとパパはゆっくりお食事を。

出典：

オホーツク海を望む高台に佇む「知床第一ホテル」は、なごやかな空間、ほっとできる時間を大切にしており、子連れ旅行にはぴったりのお宿です。家族みんなで寛げるお部屋や北海道の旬の味覚、子どもたちの笑顔が広がるプールやサービス。旅の思い出が2倍、3倍にふくらむこと間違いなし！

出典：

こちらは広々とした西館和洋室Dタイプのファミリールーム。2ベッドの寝室があり、小さな階段を下りたら和室とリビングがあります。靴を脱いでゆったり寛ぐことができ、はいはいの赤ちゃんにも安心。三世代のお泊りにもおすすめです。バス・トイレ付きで、子ども用の浴衣やスリッパも用意してくれますよ。

出典：

「知床第一ホテル」の自慢は、とことんバイキングが楽しめる巨大レストラン「マルスコイ」。夕食も朝食も約80種類、オホーツクの海の幸と地元の畑や牧場からの山の幸が味わえます。キッズコーナーにはハンバーグやポテトなど子どもに人気のメニューがずらり。スイーツコーナーには、その場で作ってくれるわたあめやかき氷があり、そのままお部屋に持ち帰ってもOKです。

出典：

こちらはお天気を気にせず遊べる室内施設、アクアランド「ソンテ」（対象年齡は3歳以上）。プールの深さは最大1mで、すべり台などの遊具もあるので、子どもも大喜び！水着や浮き輪は売店でレンタルもOK。また、オホーツク海を眺めながら湯浴みができる大浴場には内湯や露天風呂、ジャグジーのほか、子ども用のぬるめの浴槽もあり、男性・女性それぞれの脱衣所にベビーベッドも完備されています。家族だけでゆっくり入りたいなら、貸切風呂（要予約・有料）もどうぞ。

出典：

ウトロ温泉郷の高台、ペレケ川の上流にある「世界自然遺産の宿 しれとこ村」。エゾシカやキタキツネも遊びに来る、山あいの静かな環境が自慢です。子どもたちと自然の中で思いきり遊んだ後は、天然温泉で疲れを癒やし、美味しいお料理でお腹いっぱいに。とびきり楽しい休日がお待ちかねです。

出典：

こちらは家族みんなでゆったりと過ごせる12畳の和室。フラットなフロアで、はいはいの赤ちゃんでも安心して過ごせます。荷物を置いたら、畳の上にごろり。わが家と同じように寛げる空間です。浴衣は幼児用と小学生用の2種類があり、コインランドリーもあるので子どもの洗濯物が増えても大丈夫ですよ。

出典：

夕食は毛ガニやタラバガニ、サケ、イクラなど、ウトロ港で水揚げされた魚介や、地元の山の幸が食べられる会席料理を。子ども用にも魚介や野菜、果物を盛り付けたプレート料理が用意され、自分専用の豪華なメニューに子どもも大喜び！また、朝食は温泉湯豆腐、知床産焼き魚などのヘルシーな和食膳が食べられます。

出典：

お風呂は源泉かけ流し。広々とした大浴場もありますが、小さな子どもが一緒なら、家族水入らずで利用できる貸し切りの家族風呂（チェックイン後予約・有料）がおすすめ。こちらは天然檜の浴槽で、外の景色を眺められる「家族（ウカラ）の湯」。源泉の温もりと檜の香りが、子育てや旅の疲れを癒やしてくれます。

出典：

ウトロ地域一番の高台に建つ「ホテル知床」。客室数も地域最大の271室を数える大型ホテルです。ロビーに入ると吹き抜けの空間が広がり、清々しい気持ちに。館内の通路は知床の動物の写真を展示したギャラリーになっており、移動しながら子どもたちとおしゃべりがはずみます。ほかにも、 オホーツクの夕焼けが眺められるラウンジやゲームコーナーなども。
※ホテルは4月〜10月の期間限定オープン

出典：

271の客室は6つの館で構成されており、「ヒグマの杜館」や「アザラシの海遊館」など、知床の動物にちなんだ名前が付けられているんですよ。ルームキーは、動物や魚をあしらった木彫りのストラップ付き。こちらのお部屋は「シャチの海遊館」の和洋室で、ロビーやお風呂、レストランに一番近い館です。全室バス・トイレ付きで、子ども用の浴衣もあります。

出典：

食事は夕食・朝食ともに、北海道の味覚が堪能できるバイキング。夕食はオープンキッチンで焼きたてのステーキをはじめ、魚介の網焼きなど日替わりメニューが楽しめるほか、揚げものやサラダなど約50品がずらりと並びます。魚介で好きな丼を作る屋台コーナーや、子どもたちが大好きなデザートも豊富！ 朝食は知床B級グルメの「あっぺ飯」など、和洋約40品からお好きなものを召しあがれ。

出典：

「美人の湯」とも称されるウトロの湯の源泉かけ流しのお風呂は、心身の疲れを癒やしてくれるお湯です。オホーツク海と知床の山々、原生林を一望できる露天風呂が格別で、昼間は風景を楽しみ、夜は満天の星の下でリラックス。女性の脱衣所にはベビーベッドがあるので、湯上がりもゆっくり身支度ができます。

出典：

道の駅「うとろ・シリエトク」の目の前にある「知床ノーブルホテル」。クルーザー観光の乗り場も徒歩約5分と近く、知床観光に便利な立地です。7階には自家源泉の温泉があり、内湯からも露天風呂からも知床の大自然を一望。夕日の美しさも圧巻です。サウナやマッサージ機のあるリラクゼーションスペースもあるので、ママとパパ交替でリフレッシュしてくださいね。

出典：

こちらはベッドルームと6畳の和室を備えた山側の和洋室。緑豊かな景観が魅力で、和の落ち着きと洋の機能性を兼ね備えたお部屋です。また、露天風呂や簡易キッチンが付いた特別室、8〜10畳の和室もおすすめ。ベビーベッドを借りることもできるので、ママとパパ、ベビーの3人ならツインルームもいいですね。

出典：

「知床ノーブルホテル」では、レンタルできるベビーグッズが充実。ベビーベッドやベビーバス、マットなどがあり、お部屋には子ども用の寝間着とスリッパが用意されています。湯沸かしポットもお部屋にあるので、ミルクやフリーズドライの離乳食が作れますよ。

出典：

お待ちかねの夕食は、海の見えるレストランにて。知床近海でとれる旬の魚介や、四季おりおりの食材をふんだんに盛り込んだ和洋食バイキングか、和食膳のセットメニューが選べます。一日遊んだ後はお腹がぺこぺこ。家族みんなでたっぷり食べて、明日のエネルギーにしましょう！

出典：

宿の目の前の海は世界遺産の海域。冬は流氷で埋め尽くされる絶景と、夕日の美しさが自慢で、家族で自然を体感できるお宿です。大きな丸い窓が印象的なロビーは、観光の前後やお風呂あがりにゆったり寛げるスペース。写真家・石川直樹さんが撮影した流氷の写真も展示されていて、幻想的な世界に誘ってくれますよ。

出典：

お部屋は海を一望できるオーシャンビューと、原生林に囲まれたフォレストビューの2タイプから選べます。こちらはオーシャンビューで、広縁が付いた8畳の和室。子ども用の浴衣は幼児用と小学生用の2種類があり、子ども用のスリッパも用意されています。館内にはコインランドリーもあるので、子どもの汚れ物が増えても安心。

出典：

夕食・朝食ともに宿泊する建物に隣接する「知床海岸食堂」が会場になります（冬場の夕食のみ、姉妹館の「しれとこ村 つくだ荘」での提供）。ガラス張りでテラス席もあるので、雄大な海を前に地産の恵みを堪能でき、大人も子どもも大満足。冬は流氷を眺めながら朝食が楽しめます。夕食は、こちらのような毛ガニ付きのプランや、知床の山海の幸を盛り込んだ炉端焼きプランなどからお選びを。

出典：

褐色のにごり湯が特徴的な知床温泉のお湯。ナトリウム塩化泉で、「美肌の湯」とも呼ばれています。内湯と露天風呂があり、清掃時間を除く24時間入浴が可能で、チェックアウト後も無料で入浴OK。ツアーやクルーズを終えた後、お風呂に入ってから気持ちよく帰途につくことができます。

出典：

知床の玄関口、百名山斜里岳山麓の雄大な景観にひっそりと佇むお宿「知床ヴィラ ホテル フリーズ」。1日6組限定で、客室は露天風呂付きのコテージです。食事は各コテージに運んでくれるので、滞在中は周りに気を使うことなく、家族だけで過ごせるのがうれしいですね。夜はデッキテラスでバーベキュー、朝はヴィラ前のお庭で朝食など、グランピング感覚で休日が過ごせます。

出典：

温もりが感じられる、ナチュラルなつくりのコテージ。こちらはAタイプの1階のリビングで、2階はベッドルームになっています。一般的なホテルの客室面積が20〜30㎡に対して、こちらのコテージは約70㎡の広さ。赤ちゃんは大人のベッド2台をぴったりくっつけて添い寝ができるようにしてくれますし、リビングにマットレス付きのお布団を用意することも可能（Aタイプのみ）。

出典：

客室はバス・トイレ付きですが、「川のせせらぎを楽しんでほしい」という思いから、さらにどのコテージにも露天風呂が用意されています。緑と渓流を眺めながら、マイナスイオンを浴びてリフレッシュ。プライベートな露天風呂は、なんとも贅沢な気分にさせてくれますよ。かわいいエゾリスが遊びに来てくれることもあるので、うれしい出会いに子どもたちは目を輝かせるでしょう。

出典：

食事は夕食・朝食ともにお部屋まで運んでくれるので、子どものペースに合わせてゆっくり食べることができます。夕食はデッキテラスでのバーベキューがおすすめ。炭火起こし代をはじめ、コンロレンタル料やルームサービス料も無料で、後片付けも必要ありません。オイルランタンの灯りのもと、新鮮な魚介や野菜をもりもり食べましょう！

出典：

子どもにとってはワクワク楽しい。ママとパパにとっては安心して快適に過ごせる。そんなホテルと旅館をご紹介しました。子連れの旅は大変…と思っていたのに、すぐにでも出かけてみたくなりませんか？ 雄大な大自然と、美味しい海の幸・山の幸、ゆかいな動物たちが待つ知床へ家族そろっておでかけください。