2022年04月23日

【佐賀】嬉野温泉で大人の癒し旅。音楽や読書も楽しめる「旅館大村屋」

ゆったりとした時間を過ごす大人の休日旅、憧れますよね。佐賀県の嬉野にある「旅館大村屋」は創業が天保元年の老舗旅館。歴史を紡いできた旅館はロマンあふれる雰囲気があり、文人にも愛され、唯一無二の風格を感じます。日本三大美肌の湯と言われる嬉野温泉に浸かり、地元の旬の食材を使った会席料理が味わえるのも魅力。また、滞在中は湯けむりラウンジでアナログレコードに酔いしれて優雅なひと時が楽しめますよ。

shirokuma

心と身体を休める大人の休日旅へ出かけませんか？

毎日、同じことの繰り返しでちょっぴり気持ちが疲れてしまった時は、いったん、日常の暮らしから離れてみるのがおすすめ。たまには、自然を感じる非日常の環境で、ゆったりした大人の休日旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。体を休めてリラックスすれば、心も自然とリフレッシュできますよ。

嬉野の温泉と美食、おもてなしに癒されゆったりと過ごす

佐賀県・嬉野温泉は、「日本三大美肌の湯」としても知られる、九州でも有数の温泉地です。歴史も古く、名湯として愛されてきました。嬉野川の清流と豊かな自然に恵まれ、落ち着いた雰囲気の嬉野温泉は大人の癒し旅にはぴったりの場所。美肌効果が期待できる温泉、そして佐賀の美食、丁寧なおもてなしに大満足できること間違いなしです。

天保元年創業の満たされる宿「旅館大村屋」

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JR佐世保線「武雄温泉駅」からバスで約30分。最寄りの「嬉野バスセンター」からは徒歩10分ほどの距離にある旅館大村屋。江戸時代、長崎奉行や諸大名が宿泊するときは、脇本陣としても利用されたと言われ、嬉野温泉の中で最も古い歴史を持つ旅館なんです。日本地図を作る途中の伊能忠敬の記録(文化10年、1813年)にも残っているそう。創業が天保元年(1830)ですから、なんと190年以上もの歴史があるんですね。

歴史ロマンあふれる文人に愛された落ち着きある佇まい

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嬉野温泉の中心部にある旅館大村屋。公衆浴場「シーボルトの湯」や本陣跡、そして温泉街の近くにありながら、川沿いならではの静かな落ち着きも感じられる贅沢な立地です。

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旅館大村屋は、佐賀県出身の書生・中村梧竹の定宿としても知られており、ロビーには味わいのある書が飾られています。歌人・斎藤茂吉は療養のために訪れた際、この書を見て、「嬉野の旅のやどりに中林梧竹翁の手ふるひし書よ」という歌を詠んだそう。体と心をゆったりと休められる雰囲気に満ちた旅館大村屋は、多くの文人たちに愛された宿としても有名なんですよ。様々な人を癒してきた歴史にロマンを感じます。

大村屋で一番広い贅沢なお部屋「半露天風呂付き和洋室～浜木綿～」

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こちらは最上階のスイートルーム。2018年にリニューアルしたお部屋は、隣の部屋をつなげたコネクティングルームで最大6名まで宿泊できます。2世帯が一緒にお部屋で食事を取ることができる大きなダイニングテーブルが完備されています。

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佐賀のメーカー・bookMt.オリジナルのダイニングテーブルは、小上がりを利用したベンチとオリジナルチェアを備え、モダンな雰囲気もたっぷりです。車椅子でも使えるように考えられているそう。お部屋で食事をいただけば、他の人に気を遣うこともなく、家族や友人だけで団らんの時間を心ゆくまで楽しめます。食事のための移動がないのはストレスフリーですよね。

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電動リクライニング式のシモンズ社製ベッドはふかふかで寝心地も抜群！畳敷きの小上がりには4組の布団を敷くことができます。機能的に作られたお部屋は広々していて、ゆったりした気持ちに。窓から川を見下ろして、何もしないを楽しむのも素敵です。

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嬉野温泉の源泉を楽しめる半露天のお風呂はバリアフリー仕様で、細かな部分にも配慮がたっぷり。アメニティは基本アイテムのほか、温泉化粧水なども用意されています。浴衣のサイズはキッズ用から特大までサイズ展開も豊富なので、ぜひ、湯上りには浴衣を着てみて。温泉旅館らしいひと時を過ごせますよ。

温泉と音楽で極上の時を楽しめる「露天風呂付き和洋室～菖蒲～」

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菖蒲は、露天風呂付きの和洋室です。佐賀の素材を贅沢に使って仕上げた室内は、有明海の貝殻と嬉野茶を配合した漆喰仕上げの壁や吉野ヶ里産のい草で作った畳などこだわりが満載。家具はbookMt.のオリジナルです。シモンズ社製のダブルベッドに横たわって、大きな窓から見える緑の木々に目をやれば、安らぎの時間が訪れます。

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ベランダに設えられた露天風呂は、嬉野温泉の源泉かけ流し。露天風呂横には、特産品の嬉野茶の木が植えられています。吉田焼の灯篭や有田焼の椅子とテーブルなど、ひと品ひと品、いいものを吟味して、心地よい空間を作ろうとしているのがよく伝わってきます。嬉野川の爽やかな風を感じながら入る温泉は格別。美肌の湯でお肌もつやつやになるかも。

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ベッド横にはレコードが楽しめるターンテーブルが！アナログの音楽ならではの良さというのは、実物を聴いてみないと分からないものですよね。CDやBluetooth対応のTivoliAudio(チボリオーディオ)も用意されているので、いつも聴いているお気に入りの音楽を聴くこともできます。寝心地のいいベッドの上で極上の音楽を聴いていたら、あっという間に夢の中に誘われてしまいそう。素敵なレコードをお借りして、お部屋で聴くもよし。聴き慣れた好みの音楽で心を癒すもよし。音楽の心地よさをあらためて感じることができそうです。

ドーム型ベッドルームで雰囲気抜群「半露天風呂付き和洋室~牡丹～」

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半露天風呂付きの和洋室「牡丹」はドーム型のベッドルームを有する雰囲気のいいお部屋。左官職人さんの手による土壁など、味わい深いこだわりが詰まっています。bookMt.のモダンな印象の家具を配し、和と洋が見事に融合した空間に、心もすっと落ち着きますね。

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嬉野川を見下ろす位置に据えられたダイニングテーブル。お部屋でお食事をする際にも、眺めのいい特等席でいただけるんですね。川沿いの自然豊かな緑が目に入り、気分も清々しくなります。昼と夜、また違った風情のある清流の眺めをただじっと見つめて、過ごしてみたくなります。時間がなくて読めなかった本を持参してみてもいいですね。窓際のダイニングチェアや畳に設えられたソファーベッドで、少しずつ読み進めるのもおすすめ。居心地のいい空間では、読書もはかどりますよ。

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色とりどりのタイルが貼られた半露天風呂。源泉かけ流しの嬉野温泉がたっぷりと楽しめます。窓を開ければ、爽やかな風が通って、心も一段とリラックス。とろりとした美容液のような肌触りのお湯は、しっとりとお肌を潤わせてくれます。お部屋のお風呂は、好きな時間に何度でも入れるところが嬉しいポイント。人目を気にせず、美肌の湯をしっかり堪能しましょう。

美肌の湯をたっぷり堪能できる大浴場

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女湯「麗しの湯」に浸かり、旅の疲れをたっぷり癒しましょ。大きな窓から光が差し込み、清々しい気持ちになれるはず。まるで美容液のようなとろっとした肌触りで、カサカサ肌で悩んでる女性も嬉しい効果が期待できるかも♪ナトリウムを多く含む泉質なので、入浴後にはお肌がしっとりしているはずですよ。

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館内には4つの趣の異なる貸切風呂も(要予約)。嬉野の草花や風の香りを感じながら、プライベートな時間を満喫してくださいね。

創意工夫がこらされた会席料理

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旬の素材をたっぷりと使った料理は、毎月、創意工夫をこらし、献立を月替わりで提供されます。器にも凝った美しい料理に、目を奪われます。大切な人と料理についてお話ししながらいただけば、お食事の時間そのものが素晴らしい思い出のひとときになりますね。

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デザートは旅館大村屋特製の牛乳プリン。プリンのベースは嬉野産の「ナカシマファームの朝搾り生乳」を使っています。長崎県東彼杵町にある碾茶工場「FORTHEES(フォーティーズ)」で生まれた”うれしの抹茶”で作った濃厚で香り高い抹茶ソースがぴったり。極上の会席料理の締めに牛乳プリンが意外にもよく合うんですよ。

湯上りラウンジでアナログレコードに酔う

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「湯上りラウンジ」は、貸切風呂の湯上りスペース。お風呂上りのひとときを豊かな音楽と共に過ごせるスペースです。ヴィンテージオーディオから奏でられる音楽は、じんわりと心と体に染み入ってくるよう。スピーカーはJBLオリンパス、そして、アンプはマッキントッシュとオーナーのこだわりもしっかり感じられます。CDのほか、約3,000枚もあるというアナログレコードも聴くことができますよ。

大浴場の湯上りには、ライブラリースペース「湯上り文庫」があります。イラスレーター本秀康氏が手がけた旅館大村屋オリジナル「フクスケくん」がメインキャラクターの湯上り文庫マップも制作。本棚に並べられた本は、嬉野の地域の方や旅館に縁のある方々の協力を得て、選書を行ったそう。ハイエンドオーディオも並べられ、音楽と本の両方を楽しめる空間です。図書館や本屋さんとはひと味違った選書に、今まで知らなかった魅力的な本との出会いも期待できそうです。

公式詳細情報

嬉野温泉旅館大村屋

嬉野温泉 / 旅館