2016年04月03日

沖縄観光におすすめ「工場見学」「体験プラン」で沖縄の文化に触れる15選

沖縄観光におすすめ「工場見学」「体験プラン」で沖縄の文化に触れる15選

沖縄本島には伝統芸能体験や工場を見学できる観光スポットが沢山ありますので、どこに行こうか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか? 今回は沖縄本島の工場や見学施設や親子でも楽しめる沖縄の食文化、工芸、大人が楽しめる酒造見学など、カテゴリー別に紹介します!

琉球伝統工芸作りを体験♪

国際通りの牧志にある「那覇市伝統工芸館」

国際通りの牧志にある「那覇市伝統工芸館」11563

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那覇市内の国際通りにある「那覇市伝統工芸館」では、5つの体験コースに挑戦することができます。割高感は若干あるのですが、職人さんが一人一人丁寧に教えてくれるので、自分で作り上げる達成感がありますよ!体験コース終了後は直ぐに那覇市内の観光を楽しむこともできたり、ゆいレール牧志駅からも近いので、滞在時間が限られている方にはとてもオススメです。各体験コースは予約制になっていますので公式ホームページから予約することをお忘れなく!

国際通りの牧志にある「那覇市伝統工芸館」11565

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また館内には、沖縄の歴史を肌で感じることができる展示室もあります(入場は有料)。琉球王朝時代から受け継がれてきた伝統工芸品を手にとって沖縄独自の「色」や「形」を見て楽しみ、その作品の由来についても「知る」ことができますので、体験コースの前後に気軽に立ち寄ってみて、気に入ったものがあればそのままお土産品として購入することもできます♪

沖縄県内最大級のガラス工房「琉球ガラス村」

沖縄県内最大級のガラス工房「琉球ガラス村」11570

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「琉球ガラス村」は大人から子供まで楽しめるアトラクションが盛り沢山!ガラス村の入り口には天井の鮮やかなステンドグラスがとても印象的♪琉球ガラス村の敷地は広いのですが、工房内の室内気温は涼しいところでも40度以上だとか!工房内では職人さんが作る手作りガラス制作の様子も無料見学することができて、8つの体験コース(事前予約が必要な体験コースもあります)も用意されていますので、どれにしようか迷っちゃいますね!難しいかな〜と感じる人もいると思いますが、どのタイミングで吹いたらいいのか、吹きガラスを回すコツなどもマンツーマンで教えてくれるので安心です!さあ、自分だけのマイグラスを作ってみましょう!

沖縄県内最大級のガラス工房「琉球ガラス村」11572

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お酒好き必見!沖縄泡盛に三ッ星のオリオンビール♪

首里城からも近い「瑞泉酒造」

首里城からも近い「瑞泉酒造」11577

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首里の有名な蔵元と言えば、首里城から歩いてすぐのところにある「瑞泉酒造」。1887年(明治20年)に創業した老舗蔵元「瑞泉」の由来は、首里城内の瑞泉門へ登る石段途中に湧き出る泉からきたと言われています。その泡盛瑞泉を予約なしで泡盛試飲や泡盛の歴史をDVDで視聴することができます!少人数の場合は特に予約の必要はないのですが、稀に団体客と重なることもありますので、事前に電話で確認してみることをお勧めします。また店内には泡盛関連グッズも多数販売されていますので、お酒好きな人にとっては必須アイテムになるかも?!民家の中を少し入ったところにあるため、道は狭くなっているので運転には気をつけてください。

泡盛海人の「まさひろ酒造」

泡盛海人の「まさひろ酒造」11582

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那覇空港から南部へ向かう途中にある糸満市内の創業明治16年、泡盛酒造「泡盛まさひろギャラリー」は、1991年に100周年を記念して新築移転、同工場内に本社を移して併設されました。2015年3月に「(株)比嘉酒造」から「まさひろ酒造(株)」へ社名変更したギャラリーの内観はとても綺麗で2階はこのギャラリーでしか見られない泡盛や各種泡盛が展示されていて、また泡盛製造工程を見学することもできます。1階では種類豊富な泡盛が販売されています。泡盛を試飲しながらお気に入りの泡盛を探してみましょう!

手作りの泡盛体験「くぅーすの杜 忠孝蔵」

手作りの泡盛体験「くぅーすの杜 忠孝蔵」11586

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創業昭和24年の「くぅーすの杜 忠孝蔵」は過去12回の最高賞受賞歴を誇る泡盛蔵元です。工場見学では泡盛の歴史や文化を学ぶための製造工程が見られるだけでなく、手作りの泡盛体験や結婚式を迎える新郎新婦が作った手作りの泡盛を引き出物にすることもできます。もちろん工場見学や体験コース以外に泡盛の試飲もできて、健康志向の方には「もろみ酢」も試飲できちゃうんです♪

名護の自然に囲まれた「泡盛ヘリオス酒造」

名護の自然に囲まれた「泡盛ヘリオス酒造」11591

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那覇空港から北部の名護市へ向けて沖縄自動車道の許田ICを降りたすぐのところにある泡盛酒造所「ヘリオス酒造」は、名護の水が美味しく流れている自然の中にあります。泡盛「くら」の銘柄で有名なヘリオス酒造で、ぜひ訪れてみたいのが工場見学です。レトロな建物が建っている酒造所内に敷き詰められた大きなオーク樽はまるでヨーロッパを思わせる壮観さで、樽に彫られたヘリオスのエンブレムは長年培ってきた名護泡盛の歴史を感じさせます。

名護の自然に囲まれた「泡盛ヘリオス酒造」11593

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泡盛製造無料見学では、若者に人気のある貯蔵庫の古酒「くら」の製造工程を見学して試写会も観た後は、思う存分試飲を楽しみましょう!(見学時間は大体1時間程度です)ヘリオスの歴史を紐解いてみると、ラム製造に始まりリキュール製造を開始した後に泡盛も製造し始めたという経緯があり、ヘリオス工場見学では泡盛だけでなくラムやリキュールも試飲可能です。

「ヘリオスパブ 国際通り店」ドリンク 11597 お試し5種

出典:まれれんさんの投稿

また那覇市内には直営レストラン「ヘリオスパブ 国際通り店」もありますので、ヘリオスビールも併せて飲んでみたいですね♪

ヘリオスパブ 国際通り店

閉業や休業等の理由により食べログに店舗情報が存在しないか、一時的な障害で店舗情報が取得できませんでした。

那覇空港 バス20分
市外線 松尾停留所 徒歩1分
ゆいレール 美栄橋駅 徒歩10分
美栄橋駅から423m

BEGINの歌詞でも使用された「オリオンビール」で乾杯♪

BEGINの歌詞でも使用された「オリオンビール」で乾杯♪11602

出典:ぐりーん先生さんの投稿

辛口ではないのに豚肉系の食事と相性が良い独特の喉越しといえば沖縄発の「オリオンビール」。沖縄県名護市にあるオリオンビールビール工場の見学時間は大体30分と思ったよりも短いです。工場内部は1階と2階に分かれていて、1階受付にはビール製造するための釜のようなオブジェがお出迎え。エレベーターで2階へ上がると展示室になっていますので、展示物を見たり記念写真を撮ったりすることもできます。昭和の駄菓子屋を再現したお店、発酵の様子を映像で楽しむスペースなども設けられているのであっという間に時間が過ぎてしまいます。見学後はビール2杯分の試飲とおつまみもついてくるのでもうすでにほろ酔い気分♪工場が稼働していない日もあったり、見学時間も18時頃までとなっているので、旅行前に事前予約しておいたほうが良いかもしれません。

BEGINの歌詞でも使用された「オリオンビール」で乾杯♪11604

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沖縄を代表する特産品の工場見学をご紹介!

沖縄県の食卓には欠かすことのできない「オキハム」

沖縄県の食卓には欠かすことのできない「オキハム」11609

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沖縄県内ではお中元やお歳暮と言えば、必ず挙げられるのが沖縄ブランドの「オキハム」。沖縄県の人たちが幼い頃からいつも食べている沖縄食品の会社ですが、工場見学も楽しめるという情報までは知らない人が多いようです。読谷村へ向けて国道58号線で車を走らせていると大きなピンク豚と子豚の家族オブジェ(?)が見えてきますので、ここがオキハム工場の目印になります。

沖縄県の食卓には欠かすことのできない「オキハム」11611

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内部ではガラス張りにハム製造工程をみることができますが、工場内での撮影は禁止されています。工場見学には事前に電話で予約をする必要がありますが、お中元やお歳暮の時期にあたる前後1ヶ月は見学不可なので、そんな時は隣接されている土産品店を覗いてみてもよいかもしれませんね♪

オキハム敷地内にある製糖所「沖縄黒糖」

オキハム敷地内にある製糖所「沖縄黒糖」11616

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オキハム(沖縄ハム)敷地内にある「沖縄黒糖」ではサトウキビから黒糖ができるまでの工程を見学することができます。製糖工場内部から溢れ出ているさとうきび汁のほわ〜んとした甘い香りは黒糖好きにはたまらない空間です。特に予約不要ですが、稼働していない日もありますので、念のため電話確認をしておいたほうが無難です。なお、黒糖作り有料体験は事前予約が必要です。

オキハム敷地内にある製糖所「沖縄黒糖」11618

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隣接しているショッピングコーナーでは黒糖の試食や沖縄ハムの商品を購入することができます。沖縄の黒糖は強い日差しをいっぱい浴びたさとうきびから作られているので、県外で作られている黒糖よりも本当に濃厚で、少し食べただけでお腹いっぱいになってしまいますが、口元が寂しくなったときにはついつい食べてしまう、本場黒糖の試食を楽しみましょう♪

宮城島が育んだ命の塩「ぬちまーす」

宮城島が育んだ命の塩「ぬちまーす」11622

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商品名にもなっている「ぬちまーす」は沖縄の方言で" 命(ぬち)の塩(まーす)という意味です。ミネラル成分を多く含むというこの「ぬちまーす」は13カ国で特許を取得した世界初の製法「常温瞬間空中結晶製塩法」で作られ、まるで南国に降った真っ白な雪♪沖縄では見ることのできない雪ですが、「ぬちまーす製塩工場」では一般客向けに開放している無料見学で降り積もった「塩雪」を見ることができます。この工場ではガイドが案内してくれるので、製法を観たり、塩の試食をしたりして、塩っぱさのない甘みのある「むちまーす」は観光客のお土産品として人気があります。行き方としては、与那城町の海中道路から宮城島へ向けて行くと工場が見えてきますが、一般道を走っている車は少ないので、できればレンタカーなどを利用して行きたいですね♪

宮城島が育んだ命の塩「ぬちまーす」11624

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塩見学ができる体感スペース「Gala青い海」

塩見学ができる体感スペース「Gala青い海」11628

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那覇空港から北部へ車を走らせた読谷村にある「Gala青い海」は目の前に青い海が広がる開放感溢れる体験型ギャラリースペースです。ここでは、塩製造の工場見学に無料で参加することができます。沖縄の海水を凝縮した塩の製塩工程を見ることができて、塩作り体験(有料)もできます♪他にも琉球ガラス体験や陶芸体験、アート体験をすることができますが、各コース共に体験時間が長いため、時間に余裕を持ってできれば予約もしておきたいところですね!

ほどよいウメの甘さがクセになる「スッパイマン」

ほどよいウメの甘さがクセになる「スッパイマン」11634

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沖縄土産の定番と言えば、あの乾燥梅干しの「スッパイマン」!2013年2月にできたばかりの新しい工場で工場見学を楽しむことができます。ガラス越しにスッパイマンの製造工程を見ることができたり、ガイドさんがスッパイマンの歴史を説明してくれます。工場見学後は有料で詰め放題もできますので、ちょっとしたお土産にはベスト!ただ一度に大量摂取しすぎると歯が痛くなってしまうのでくれぐれもご注意を。歯を立てないように食べるのがコツです。

ほどよいウメの甘さがクセになる「スッパイマン」11636

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少人数の場合は予約不要ですが、公式ホームページでも予約状況を確認できますので、日祝祭日を除く連休の混みやすい時期は事前予約することをオススメします!

これで貴方もゴーヤー博士?!「ゴーヤーパーク」

これで貴方もゴーヤー博士?!「ゴーヤーパーク」11641

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沖縄県北部の名護市内にある「ゴーヤーパーク」は年中、入場見学することができます。ゴーヤーハウスには土を使用せずに水と水溶性肥料だけで栽培されており、その栽培方法のおかげかふだんより一回りも大きく、そしていろいろなゴーヤーの実がハウス天井からぶら下がっています。ガラス越しにゴーヤー茶の製造工程を見学したり、ゴーヤー茶を試飲してみましょう♪

これで貴方もゴーヤー博士?!「ゴーヤーパーク」11643

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「ゴーヤーパーク」はパイナップルパークからも近いのですが、観光スポットというよりはゴーヤーを取り扱っている業者のハウスという感じなので、車で走りながら目で探したりしないと通り過ぎてしまうこともありますのでご注意ください!

ふっくら甘〜い沖縄菓子「紅いもタルト」

ふっくら甘〜い沖縄菓子「紅いもタルト」11647

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十数年前の沖縄土産菓子といえば「ちんすこう」が挙げられることが多かったのですが、この「紅いもタルト」は発売されて以来、観光客だけでなく沖縄地元民にとっても大好きな沖縄菓子の代名詞となりました。お土産品店にはいろいろなメーカーさんが「紅芋タルト」と謳って販売していますが、この「御菓子御殿」は本家ということもあり、お味も美味しく、そして入り口や建物がとても立派です。「紅いもタルト」の製造工程を読谷本店、恩納店、松尾店の3ヶ所でガラス越しに工場見学することができます。もちろん工場見学した後は「紅いもタルト」の試食をすることもできますよ〜♪

ふっくら甘〜い沖縄菓子「紅いもタルト」11649

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沖縄そば作りを体験♪「サンサンキッチン」

沖縄県南部にある糸満市に「サン食品」では沖縄そば作り体験や工場見学を行うことができます。このコースは週3回(火・木・土)の午前10時スタートで所要時間は約3時間となっています。持参したエプロンを腰に巻き、そして頭巾を頭に巻いてみんなでワイワイ沖縄そばを作りましょう!麺を寝かせている間はガラス越しに製造工程を見学することができて、沖縄そばの歴史や麺の種類についても学ぶことができます。見学後は自分で作った沖縄そばを食べられるのも楽しみのひとつですね♪ただし、最低催行人数は4名以上から、前々日の予約受付の時点で最低定員に満たない場合は催行されませんのでご注意ください。

沖縄県内の主な工場・工房見学を15件ご紹介!

いかがでしたでしょうか?国道58号線を走っていると、南部や中部では壺焼き窯の見学ができたり、北部へ行くと琉球ガラス工房も数多く点在していますので、場所に困ることはありません。また、琉球紅型展も那覇市内の各所で毎月行われていますので、工場見学だけでなく実際に出来上がった琉球紅型もみてみたい方は沖縄県が発信しているポータルサイトからイベント情報をチェックしてみるのも良いかもしれません。見学後はぜひ、琉球ガラスやシーサー作りを体験して、夏休みの課題として提出したり、沖縄での家族での思い出や新婚旅行の記念品を作って、最後は琉球村で琉球衣装で記念撮影したりしてみると沖縄での旅がよりグッと深まります♪

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