2016年06月21日

どこまで出来る?徳島県鳴門の”渦潮”体験おすすめスポット
徳島県と聞いて真っ先に思い浮かぶのは"阿波踊りかもしれません。しかし二番目・三番目には"鳴門のおずしお"が出てくるのではないでしょうか?テレビや写真で見たことはあっても、実際にどれほどの迫力があるかは、なかなか知られていないのではないでしょうか。徳島県の東北部と兵庫県の淡路島南西部の間にある鳴門海峡には、日本で最も速い潮流が流れています。その"鳴門の渦潮"の迫力を高速観潮船や橋の上から体感できるスポットがありますので、これからご紹介していきます。
世界的にも珍しい現象の渦潮。その渦潮ができる条件は次の3つがあるそうです。①流れが狭いところから急に広いところへ出る②浅い場所から急に深くなる③速さの違う流れがすれ違う。こういった条件が揃う鳴門海峡は世界でも珍しいエリアなので、"鳴門の渦潮"は外国人の方からも人気のあるスポットとなっています。
潮の満ち干きの関係から、一ヶ月に二回、満月と新月の時には大きな渦潮が見られます。特に三月下旬から四月上旬にかけては一番大きく渦潮が見られるベストシーズン!自然現象のため、いつ行っても見られるわけではありません。鳴門市うずしお観光協会が潮見表を公開していますので、事前の確認が必要です。
あなたはどこまで耐えられる?渦潮の大迫力を体験しよう
ここまで寄れる!高速観潮船でうずしお観測
徳島県鳴門から出ている観潮船では船に乗って間近にうずしおを見ることができます。鳴門市鳴門公園亀浦漁港の大塚国際美術館裏口から出ている「うずしお汽船」と、鳴門観光港にある「うずしお観潮船」の2社から出ています。大迫力の渦潮体験にぜひ挑戦してみてください。水面下1mの様子が見られる水中展望室のついている船も運航しているそう。船の上からとは一味違うスリルが体験できますよ。
ガラス床から見下ろせ!徳島県立渦の道
鳴門海峡に架かる大鳴門橋の橋桁内を歩ける海上遊歩道の「渦の道」。海上45mのガラス床から覗き込むので渦潮が見つけやすく、迫力も満天!450mの遊歩道の終点にある展望室に行くまでにもガラス床がはめ込まれ、両側が金網のフェンスになっていますのでスリルも味わえちゃいます。
遊歩道の上は車道になっているので少し揺れるそう。高いところが苦手な人には厳しいスポットかもしれません。
渦潮の上に立てるのはここ「渦の道」だけ!大画面モニターで渦潮のライブ映像も見れたりと、渦潮体験のマストスポットとなっています。
もう少しライトなものを、という方へ。大鳴門橋架橋記念館エディ
大鳴門橋の手前、陸から渦潮や大鳴門橋のメカニズムについて分かりやすく紹介してくれる施設です。春の大潮の際の渦潮の映像が270インチの大画面で見られたり、アドベンチャーシミュレーター「うず丸」で映像に合わせて上下左右に動くバーチャル体験ができたりと、大人から子どもまで楽しめるスポットです。
鳴門で獲れる魚の名前や生態を楽しく学べる釣りゲームです。マダイ・スズキ・カサゴ・アジ・イワシなど、鳴門グルメを食べる前に釣りの名所として知られている鳴門の魚の勉強をしませんか?
大鳴門橋を自転車で渡るバーチャル体験が出来ます。漕ぐスピードによって景色が変化していくので、実際に橋を渡っているような気分を味わえます。
ダイナミックな自然を体験しに出かけましょう!
いかがでしたか?写真や映像で見るだけでも大迫力の渦潮。是非一度、ダイナミックな渦潮のパワーを間近で体感してみてはいかがでしょうか?